ファーストラヴのレビュー・感想・評価
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「人」と「自分」と向き合い、共に成長することの大切さを学べる映画です。
「表面的な人との関わりではなく、本当に人を良く見て、人とつながる」
そのことの大切さを体感する映画です。
大人の都合を子供に押し付けていないか?
人権とは何か?を考えさせられるとともに、
理不尽さを受け入れて生きていくリアルに触れた気がします。
人は皆、何かしら課題を抱えているかもしれませんが、
互いに尊重しながら乗り越えて、真の人間関係を育むことの大切さを学ぶことが出来る映画です。
主題歌とのマッチ
悪い意味で嘘くさい
最初から最後まで全く感情が動きませんでした。
おそらく意図的に、抑えたトーンにしたのでしょうが
私にはそれはマイナスでした。
窪塚洋介と中村倫也は監督の意図通り(?)
抑え気味で良かったのですが、
逆にそれが全体からリズムを奪ってしまいました。
北川景子はそれほど演技が上手ではない
のですが頑張って演技してました。
しかし、それが全体のトーンと合ってなくて
浮いた感じで違和感しかありませんでした。
芳根京子は刑務所の中で虚言壁の感じが、
やっぱり浮いてました。
法廷シーンは良かったですね。
板尾創路が一番良かったです。
芸術家と紙一重のサイコパスっぷりが。
全体が抑えたトーンで、板尾だけサイコだったら
より際立って面白かったかもしれませんね。
セリフ回しが全部ダメでした。
全部小説の台詞っぽいんですよ。
普通、こんな風に会話しません。
なので、セリフが全然刺さりませんでした。
BGMもダメでした。
全編通じてストリングスとピアノの
マイナー調の楽曲。
テーマに合ってるっちゃ合ってるんですが・・・ねぇ。
ラストシーン。
弟を初めて笑わせたのが・・・
くすぐるって!そんなベタな!
あ!そうか!
これは、サスペンスをベタにつくるとこうなります。
というお手本の映画だったのか!
ちょっとくらい映画多く見てるからって
今までの映画にない展開を期待してはダメなんだ!
そんな期待をしたオレが悪かったです。
ん?オレが悪いのか?
目線
北川景子がちょっと微妙だったけど、芳根京子はすごかった。 窪塚洋介...
予想以上に見応えがある
視線のレイプ
2021年。監督:堤幸彦。原作:島本理生(直木賞受賞作)
重苦しい内容の人間の性のタブーに挑んだ作品でした。
画家の父親を包丁で刺し殺した容疑で、娘の聖山環菜(芳根京子)が逮捕された。
「動機はそちらで見つけてください」
と、意味深な事を言って煙に巻く。
公認心理師の真壁由紀(北川景子)は環菜と何回も面会して、本当の動機を探って行く・・・
そう言う内容です。
すると環菜は幼い頃から画家の父親(板尾創路)から精神的な虐待を受けていたことが分かります。
環菜は絵画のモデルを幼い頃から、やらされていて、それを苦にしていました。
男子美大生多数のモデルとして、裸身ではなかったが、同時に横に立つモデルが全裸の
若い男の子だったのです。
私事ですが、通っていた学校が美術科もあり、長い3階の渡り廊下に200号の大作の習作が20点位飾られていました。
それを眺めるのが楽しみだったのですが、ある日の展示絵画は裸婦像でした。
その絵画は全裸のモデルが立膝をして脚を開いていたのです。
驚きました。モデルは実際にこんな卑猥なポーズをとったのでしょうか!
決して美しいとも思えないポーズ。
学校は当時は女子大でしたので、生徒は女性でも教師は男性です。
教師はどんな視線で若い女の生徒を眺めていたのだろう?
環菜が全裸の男子学生の隣で、男子美大生の視線を浴びる気持ちは少し分かる気がします。
環菜は父親から間接的なセクハラを長期間受けて心が病んだのでしょうね。
家庭という名の憩いの場所。
そこが苦痛の空間だったなら・・
保健所に勤務する友人から聞いた話しに、母親と息子が性的な関係を持つ。
そういう事例が年間5件くらいあるそうなのです。
人間は踏み外してはならない境界を乗り越えるものなのです。
本当に環菜に殺意はなかったのか?
錯乱を演じているのではないのか?
北川景子の公認心理師の経験した苦痛と環菜の虐待とは、少し種類が違うのではと
思いました。
全体に不自然さを否めない映画でした。
総合力で魅せる佳作である
みんな芳根京子に食われちゃったな
芳根さんと窪塚さんが印象的だった
父親殺しの被告人の法廷モノをメインにすればもっとおもしろかったかも...
皆んな演技上手かったなぁ
面白かった。 ただ主人公の抱えてるトラウマの部分が時勢のせいなのか...
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