劇場公開日 2020年6月5日

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「奴隷制、人種差別反対!」ハリエット クララさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0奴隷制、人種差別反対!

2020年6月6日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

奴隷解放運動家ハリエット・タブマンの激動の人生を、実話をもとに映画化した作品。
1849年、メリーランド州(南)の農園が舞台。
まだ黒人奴隷が当たり前で、ペットならまだまし、家畜(馬豚牛)同然に働かせ、人身売買し、自由は全く無く、子孫も生涯奴隷。
そんな中ミンティ(ハリエット)は脱走を決意し、奴隷制が廃止されたペンシルベニア州(北)にやっとの思いでたどり着く。
彼女の願いは、いつか自由の身となって家族と一緒に人間らしい生活を送ること。
勇敢で逞しく、どんな困難にも打ち勝ち、立ち向かえるハリエット。性別は関係ない。これこそが真のリーダーと言える。
ミンティ(ハリエット)をミュージカル女優シンシア・エリボが熱演し、主題歌も担当。
「スタンド アップ」は声量があり力強い歌声が胸に刺さる。
アフリカ系アメリカ人女性として初めて新20ドル紙幣に採用されるらしい・・・無事に発行されることを願いたい。
さて、久々の映画館。
待ちに待った映画鑑賞ヽ(*´▽)ノ♪。
席はひとつ飛び。以前は左右隣に人がいなくて、できれば前後にもいない席を探したが、もう気にせずゆったり観賞できたことに感謝。やっぱり家じゃだめだ(*_*)

クララ