「作品を作るということ」ミッドナイトスワン りかさんの映画レビュー(感想・評価)
作品を作るということ
樹咲さん演ずる一果のバレエ、綺麗ですね。小顔で手足が長くバレエの為に生まれて来たような容姿。
多分、一果とは真逆の生活環境で育っているのでしょう。
この作品でLGBTの苦悩の入り口を少し覗いた気になってレビューしましたが削除して改めて投稿しています。
他の方のレビューで知り得たのですが、凪沙の手術による身体の不調は稀であるという事。
私にとっては二度と目にしたくないぐらいの衝撃を受けストーリー的にも主人公が一人いなくなるかもという大きな出来事です。
であるのに殆どの事例は健やかに過ごせている筈だとか。
つまり凪沙さんの術後の不調はあり得ない事らしいのです。
凪沙を死なせず一果と仲良く親子のハッピーエンドだと印象が弱まるからでしょうか。
草なぎさんの熱演が勿体なく思えました。
鑑賞する多くの方があまり知らない世界の事。
ストーリー的に受けるからと事実とかけ離れた内容では感動できないです。
コメントと共感ありがとうございます。
今Wikipediaの
「トランスジェンダー描写に対する批判と見解」
読みました。(前にも読んだ記憶があります)
そして内田監督の考えも読みました。
そうですねー。
それだけトランスジェンダーに対する無知そして表現することの難しさを
感じますね。
オーバーなのと、観客受けとか、も確かに感じますね。
今晩は
共感ありがとうございます。
私も、観た時、手術の失敗、ちょっと疑問に思いました。
でもフィクションの盛り上がり、オムツをしてる凪沙・・・
このシーン、衝撃的でドラマティックですねー。
これがないと、「人魚姫」が「人魚姫」出なくなるように、
「ミッドナイトスワン」が違う映画になってしまいますね。
「嘘」は分かっていても、私は許しますね。
泥棒や殺人より、まだ良いんじゃないですか?
失敗は少ないだろうなぁ、でも何%かは失敗する手術もあるんじゃない?
作品として成功しているから、良いと思います。
僕も術後の描き方に違和感を覚えた一人です。(レビューは上げていません)タイで性適合手術を受けたのは世界最高レベルの手術が受けられるからでしょう?撮影に協力した病院はこんな酷い描き方をされると分かっていたら協力しなかったと思います。役者さんがどれだけ良い演技をしていても、脚本や演出が悪いと作品の評価は下げざるを得ません。