花束みたいな恋をしたのレビュー・感想・評価
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彼氏と別れた気分になる映画
恋愛映画によくあるツッコみたくなるような設定が少なく、現実的でそのへんにいそうなカップルの話というのがよかったです。完全に同じ経験をしているわけではないのに、自分の恋愛に重ねられる。
「学生時代の恋愛と結婚は違う」という言葉が映画の中にありましたが、まさにそんな話でしたね。麦と絹が出会った時と同じ大学4年生で就活中の私は希望が持てなくなりました笑
前半はあんなに幸せそうなカップルだったのに、後半のケンカやすれ違いはリアルで痛々しく、最後のファミレスのシーンは号泣でした。演技力が素晴らしいです。脳にこびりつく余韻。
恋愛感情はいつかなくなってしまうという問題の答えは何なのか、麦くんと絹ちゃんはどうすれば別れなかったのか、考えてもわからずモヤモヤします。
なのに、リピートしたくなる素敵な作品でした。2回目も観たし、ノベライズ本とフォトブックも買いました。
ただ、レビューを観ていると恋愛経験や恋愛観によって評価が分かれるのかなと思いました。あと、デート向きではないです。
有村架純ちゃんがかわいかったです。
現実と理想のギャップが辛い
子どもと大人の中間の学生2人が社会に出て、現実と理想のギャップや、お互いの価値観の男女のズレがとてもリアルだった。一生で忘れられない人と結婚する相手は違うというのはよくあり得ることだろうなと映画を見て改めて感じた。
学生から社会人を経験している大人が見ると、客観的に男女の思考の変化に共感ができ、観終わった後に色々と昔の思い描いた未来と現実を見つめ直すきっかけになったような話だった。これを踏まえて自分を大切にしつつも相手の気持ちも理解して大切にしようという気持ちを持てるのではないかなと思う。
オススメできるがカップルで見るには重いので友だちか1人で見たほうがいいと思う。
あの日、チケットで手に入れた5年にわたる2人の時間
はじまりは押井守だった。
絹と麦の良くも悪くも成長の物語でした。
はじまりはおわりのはじまり。
あの終電から2人のカウントダウンは始まっていた。
出会ってすぐの多幸感、からの見てられないほどのイチャイチャ、それだからこその2人の冷め方の落差。
若い頃の恋愛と結婚は違う。
序盤のサブカルの応酬は、サブカル割といける自分からしても流石に疲れたけれど、2人を繋いでいたサブカルが、麦の諦め「じゃあ」に変わっていくのは本当に観ていて辛かった。
モロにわかるんだもん。2人の間の見えない壁が。
恋愛経験少ない自分でもしっかりわかる、街中に転がってそうなある意味普通の、リアルな恋愛でした。
別れる
この言葉を使わずに別れた結婚式の夜のファミレス。
未練がましい麦とここできっぱりと終わらせたい絹。
まさに男と女。
清原細田カップルに自分たちを重ねるところは印象的でしたが、自分は泣けるようになるまでにもう少しかかりそう。
ただ、それまで重苦しかった空気が、別れた途端に解放されたように吹っ切れて、付き合い始めた頃の多幸感が戻ってきたのが唯一の救いになりました。
前述の通り、サブカルの畳み掛けは疲れますが、途中からこの作品のサブカル要素の重要性に気付きます。
5年の間、2人の愛の形、関係は変わっていった。
その年の経過を感じさせるのは、2人の演技による微妙な違いはもちろんのこと、周りの人たちの変化や時代によって流行りの変わるサブカルたち。
特にACCの歴史が絹麦とともにあった。
もちろんPORINさんも。
内容に注目しがちだけど、忘れてはいけないのが、豪華キャストの絶妙な無駄遣い。
あの人からあの人まで、チョイ役でいっぱい出てくるので、サブカルや固有名詞とともにどこに誰が出てくるか、ワクワクしながら観れました。
言葉選びが秀逸で、比喩や例えも気持ち良い溢れ出る坂元裕二ワールド。
とにかく良くできた映画です。
好きになる人もならない人もいると思います。
流石の脚本に、復習にはもってこいのエンドクレジット、遊び心満載なパンフレットも。
2人の幸せな未来を祈って、色々な意味で何度も観たくなるような映画です。
都合良すぎ
前半の二人の出会いですが、二人の趣味が完全に一致してすぐ仲良くなる過程が出来すぎていてご都合主義だなと思い反吐が出ました。それでもう自分はダレてしまったのでそこからは完全に惰性で観ていました。
最後の方のファミレスで話し合うシーンでも昔の自分たちと同じようなカップルを見て二人は涙していましたが正直ふーん、これもご都合だなと思ったし変に長いので早く終われと思ってしまいました。
ただ二人が疎遠になっていくのは妙なリアリティがあり良い意味で気分が悪くなりました。
ご都合主義というより何でもかんでもわかりやすく提示しすぎているのかも?
共感できた
ごく平凡で幸せな恋が緻密に描かれていて、世代と形が違えども、自分にもこんな時期があったなぁと思いました。
ただ、ラストシーンで別れるときは、26歳にしては老けすぎではないかと思いました。
「恋」で始まり「愛」で終わる物語
生まれて初めて恋愛映画で泣いた。それくらい心を揺さぶられ、作品に引き込まれた。登場人物の年代と自分の年代がぴったり一致していたのもあり、あーこの頃あれしてたなぁと余計フィクションである事を忘れる作品だった。あと友達にどんな内容だったか聞かれた時に「運命的な出会いをした2人が5年付き合って円満に別れる映画」と説明した。そこで思ったのは特にどんでん返しや衝撃のラストがあるわけでもなく、内容は至ってシンプル、予告編がほぼダイジェストになっていたのに何故こんなにも見応えがあって心を揺さぶられたのだろうという疑問だった。言葉での説明は最小限に、かつそれに含まれる意味は最大限にしようとしている。これは個人的な解釈だが絹があえてマリーゴールドの名前を教えないようにしたが2人の思い出が「花」となり皮肉にもお互いが思い出すきっかけとなっていた。その花が積み重なった花束がしおれていく切なさが心に一番響いた。「恋をした」と過去形にする事により互いの道を歩みながらもその「花束」の美しさは変わらなかった様に思えた。
人生。
色々考えさせられる映画だった。恋愛とは、結婚とは、就職・仕事とは何かを見つめ直そうと思った。
これは、賛否が分かれる映画かなって思ってる。自分は映画の話し方、流れ、終わり方もこれでいいと思ったけど、これ以上の終わり方もあるんではと思った。そこが映画というより、現実味があって良くもあり、映画ならではの終わり方を期待してた自分もいた。
恋愛って難しいね。
見たくて見たくてやっとみた
予告見て絶対好きな系統だ!と思ったし、好評のようだったので楽しみにしてたけど、なんか違った。残念すぎる。言葉選び?キャラ設定?が好みじゃなかっただけなのかもしれませんが、映像とか淡々と時間が流れる感じは好きだっただけに残念です。
なんか好みがまったく一緒とか別れ話のシーンで主人公達が出会ったころとまったく同じシュチュエーションの男女がいたりと、そんなわけないじゃん、と興醒めしてしまいました。有村架純ちゃんの泣きの演技はすごくよかったのでちゃっかりもらい泣きはしましたが。涙腺ゆるゆるの私としてはまったく泣けなかった、物足りなかった、という感想です。読書好き、映画好き、とかゆるっと趣味が一緒なだけで充分です。系統、作家まで一緒はお腹いっぱいすぎます。白のスニーカー綺麗すぎるなぁ、猫いるのに部屋綺麗すぎるなぁ、ベランダ数年たったらもっと廃れるよ、とかもっともっとリアルな生活、も見せてほしかった。キラキラしすぎていた。
ただカラオケのシーンはよかった!前半と後半のカラオケシーン、どちらも2人の関係性が表れててよかった!!菅田くん有村架純ちゃん、素晴らしい俳優さんだなと思いました!映画見終わったあと、曲検索して聞きました!
この作品の前にみたのがミッドナイトスワンだったので、ハードルがあがりすぎただけかもしれません。
感動しきれない
題名と内容はとてもあってると思う。映画らしい2人の共通点の一致とか、最後のファミレスで主人公とヒロインと全く同じ境遇の2人が出てきたり、するばめんなどはまさしく花束のように美しく可憐だったと思います。
あとは男女2人の心のすれ違いをわからせるのが上手いと感じた。例えばパン屋のシーン、ヒロインにとっては大切な思い出の場所。主人公にとってはどうでもいい場所。対比構造がわかりやすくて、自分が恋をしているようだった。自分が勘違いしていたらしく、勝手に感動ものだと思っていたのを少し反省。自分が主人公達とおんなじように真剣に恋をしていたら、もっと感情移入できたのかななんて思う。もっと濃い恋をしたらまたみてみたいなと思います。こんな恋してみたいなと思う作品でした。あと勿忘流れないんですね。
いつ流れるのかなってまっちゃいました。
考え方の違いによって作品の見方が変わる。私は結構好き
コメントを軽く読んでみたけど、リアリストの方には絶対共感はできない。批判ブログや批判コメントが多いのはそのせい。決して悪い作品ではない。
反対にイデアリスト(理想主義者)やロマンチストの方や似たような経験をしたことのある人、恋愛するときにこの映画と視点が似てる人はかなり心に来るものがあるのではないか。私はかなりのロマンチストなので胸が苦しくなる部分がかなり多かった。(いい意味で)
これまでの映画と比べて演出がかなりリアルで共感の嵐だった。これまでの映画のようなお涙頂戴ものや、納得のできないハッピーエンドではない。むしろかなり腑に落ちる。
ここからネタバレ
ーーシーンの感想ーー
小さな好きを積み重ねてお互いを好きになる描写はすごく共感。ただ2人とも趣味がサブカルちっくであまり中身に触れようとしない印象だったので、このジャンルが好きな俺たち!の世界観で生きてる人たちなんだなと認識して観ることにしました。
でもそれは長くは続かず、夢を見続ける学生のような恋愛から一変していく。
お揃いの靴から麦くんはビジネスシューズに。
お互いの環境が変わって現実主義になっていく麦くん。ずっと変わらない絹ちゃん。
絹ちゃんの両親は極めて【常識的な】方なので幼い頃から反発してきたであろう絹ちゃんは就職してからも変わるはずもなく。
「3ヶ月もセックスしてないのに結婚だなんてなにを考えてるんだろう」と精神的なつながりを求める絹ちゃん。
しかし、社会に揉まれて常識的な考えに変わってしまった麦くんは何年も付き合ってるのに将来を考えてないのかな…とただ常識的な形で責任を取ろうとするだけだった。
大体言葉が少し足りないだけ、歩み寄りが少し足りないだけで喧嘩に発展してしまうのもリアル。好きだからこそ本音を言うのは躊躇してしまう…でも本音が言えなくてすれ違ってだんだん嫌になっていくのが恋愛なんですよね。
最後のファミレスの自分達を回想シーン思わず涙しました。うわあこれは…こんなの見たらよりもどすよね…なんて考えてたら【こうして僕たちは別れた】
(少なくとも私の中の)普通ならファミレスで抱擁した後、あそこでまた交際スタートするでしょう…えぇ…と驚き。
最後の荷物の整理をしている時本当にお互い心底明るくて残念だった。もし、あの描写をもっとリアルにするなら、自分達はまだやり直せるんじゃないかと尾を引きながらも明るく振る舞うシーンだったな。少なくとも麦くんの方は最後にプロポーズした手前内心少し複雑だったろうに。そこは映画だな〜と思わされた。
答え合わせ。本当はあそこすごく引いた。とかミイラみて喜ぶ人だもんね!あれはちょっとなって思ってた。とか答え合わせしてくの楽しいよね〜!!とここも共感した。別れてやっと本音でぶつかり会えるってすごく皮肉だけどね。ここを乗り越えたら彼らは友達としてやっていけると思った。むしろ趣味が意気投合するなら友達で充分では?
ーーー全体を通しての考察と感想ーーーーーー
終始、絹ちゃんが割と自分勝手だったな〜と思った。変わってしまった恋人をもう愛することができないんだろうなと。麦くんは中身は絶対変わっていなくて、現実的に責任を取ろうとしてくれてる。
【キングダムも13巻で止まってるし、宝石の国なんてもう中身覚えてないよ(うろ覚え)…】と趣味が好きな気持ちはまだある。だが、中途採用で経歴もなにもない麦くんを受け入れてくれる営業会社なんてこのご時世ブラックしかない。ブラック企業に勤めながら学生の時みたいに趣味を追い続けるなんて無理なのでは?経験積んで転職して時間の余裕ができてから本番でしょうに。でも絹ちゃんにとっては今この時間に私といてくれない麦くんが全ての答えなんでしょうね。
彼女は多分、花束100本持って金もなにもない俺だけどお前を幸せにする!と多摩川でプロポーズされたいタイプなんだろうなと思った。
でもその身勝手さもすごくリアルで、学生時代から変わらん身勝手な彼女とブラック企業に入って忙しくて趣味の時間や自分の時間を奪われてしまった社会人。これに当てはまる人たくさん居るだろうな〜。
冒頭のシーンから重なる偶然の連発。
お互いの恋人を連れてカフェで同じ内容の談義。周りから見たらまたやり直せば?と言いたくなる2人の意気投合っぷり。
しかし、学生時代からの恋愛だと所属するコミュニティーが一変してそこに所属する時間が長くなるから価値観が変わるのは当然と言えば当然。
社会に出てある意味成長させられた麦くんと、ずっと変わらない絹ちゃん。
現実主義の方は、麦くんを精神的に成長した。と言うだろうし、ロマンチストの方は麦くんが変わってしまった。と言うだろうなと。見る視点が違うと思った。ここが作品の評価の最大のポイントだと思う。
どっちが悪いわけでもなく、時の流れが彼らを変えた。どんなに最初に運命だと思おうが、意気投合しようがこうやって終わる恋愛もあるよね。と私にとってはひたすら共感を呼ぶ作品だった。
頭の悪い男女の浅いラブストーリー
観た感想としては、共感できない、です。
タイトルにも書いた通りこの2人は頭悪いんじゃないかと思います。明大前駅で出会っていますが、就職をほっぽりだすところを見ても明大の学生ではないでしょう。普通の学生なら将来のために就活は欠かさないと思います。以上の理由により2人は脳みそツルツルなのでわたしはこの映画を通してあまり2人の言動が理解できませんでした。
あと、2人の人間性が浅いです。菅田将暉が本屋でビジネス書を手に取っていた時とかドン引きしました。お前みたいな推定fラン卒がそんな本読んで何になる、あるいはそういう本を手にする人って…という感じです。あとは最初に出会った場面で好きな小説家をズラズラ並べていましたが、マイナーな小説家が好きな自分に酔っているとしか…この人いいよねと言うだけで具体的な小説の感想を述べ合うわけでもない。2人のサブカル好きは本当にすごかったですね。特に先輩とかほんとろくでもないからああいう人とは付き合いを持ちたくありませんね。なんか絹ちゃんに怪しい仕事を急に勧めたりするのも脈絡がなくてよく分かりませんでした。サブカル好きな人を否定するわけでも、サブカル好きな人が出てくる映画を否定するわけでもありませんが、誰にでも起こりうるラブストーリー的な予告しといて、視聴者を置いてけぼりにするサブカル発言は何なんだ…と困惑しました。なんかもうちょっと一般的な話題なかったの?と思います。
あとモノローグでお話が進んでいったので、意外と淡々としてるんだなと思いました。もっと濃密なラブストーリーを想像していたのでハッキリ言ってどちらかの説明で話が進んでしまうのは残念でした。
あと、2人は精神年齢も低い。だから人間性が浅くてサブカル好きな自分に酔った厨二病みたいな性格してるんでしょうけどとにかく幼いです。菅田将暉は自分の絵が3カット1000円でしか売れなかったくせに女の方のやりたい仕事とか馬鹿にしてて、大してあんたと給料違わないでしょと思った。2人は今の恋人にもイヤホンを別々で聴くのがどーのとか昔会ったよく分からんファミレスのおっさんの価値観押し付けてて、変わってないんだなと思った。そんなんだから恋愛失敗するんでしょ。
日本のラブストーリーは人が死ぬかハッピーエンドに落ち着くかで、この映画のようなちゃんとしたラブストーリーは初めてだとか言われてたけどこの映画も大概浅いと思います。
わたしの予想では2人ともまだまだサブカルナルシストなので新しい恋人ともうまくやっていけなくて結局ヨリ戻すんじゃないかな〜って思いますね。
予定調和でハッピーエンドの方がいいけど、それじゃあ映画にならないのが残念
公開から2ヶ月程経過し、各劇場でも一日一回程の上映回数に
邦画の恋愛ものはどちらかというと敬遠気味なのだが、主演がお気に入りの有村架純さんというのと、前評判の高さから気にはなっていた。
今日アト6の別冊ポッドキャスト、ネタバレ座談会を聴いてやはりスクリーンで観ねば、ということで急遽鑑賞
夜の回にもかかわらず結構お客さんあり
大半は若い女性の二入組、カップルもちらほら
おっさんは私だけ
学生時代の、まあなんて気の合う二人の楽しい日々が続き、こんな相手と出会えること、一緒の時間を過ごせることはなんて幸せなのだろう
けれども、いつまでも経済的に支援を受ける学生ではいられず、社会に出て「生活費」を確保する必要が出てくることで
現実や他者とどう折り合いを付けていくか
自分の、パートナーの時間と社会との時間や優先順位をどう付けていくかという全ての恋人たち、特にクリエーターとしての夢を持つ二人が、いつかは対峙しなければならない永遠のテーマに直面していく。
第三者的にみれば、突っ込みどころ満載の不仲展開も、当事者にとっては岡目八目、自分がその局面になったら同じ轍を踏んでしまうのだろうが、
なんとも素敵な始まりの二人、ファミレスで昔の自分たちの姿を見て忘れていた感覚を思い出す二人にはハッピーエンドでいて欲しかったとは思ってしまう。
ただ、この脚本家は単純な予定調和の幸せを描く人ではなく、また、何も起きなければそれは映画ではないのだろうからやはりこのような展開になるのだろう
タイムラインが現代に戻り、それぞれの生活をする二人。お互いを覚えているけど、吹っ切れている(ように見える)姿は、「今の若者ってこういう感じなのかな?」と残念に感じてしまう
そんなシーンも、それぞれの観客が自らの過去の恋愛に対するスタンスとの対比で、これまたいろいろ考えさせ、議論を呼ぶ、それがまさにこの映画の狙いなのだろう。
一番きれいな瞬間を集めた花束が、いつまでも生き生きとしていることはなく、花瓶に挿して元気がなくなったら割り切ってお別れするのか、ドライフラワーにするのか、押し花にするのか、写真を撮っておくのか
いろんな考えや行動があるから人間は楽しいのだろう。
恋愛ファンタジー
有村架純かわいーー💌最初の喫茶店のシーンとかマジ天使。麦くんも素直で好印象!でもガスタンクはひくけど…
信号のシーンは笑ったw他にも漫画読むシーンとか海辺のシーンとか、あまりにも完璧な恋愛シーンの連続で恋愛ファンタジーに思えるほど。後半は辛い展開だが、全体的にドロドロしたシーンはあまりなく、出てくる人皆善人でさっぱりしていてよかった。ラストはちょっとうるっときた。
キャストに救われた映画
良かった点
•菅田将暉の演技力の高さに見入った
•有村架純が可愛い
•「こういうカップルいるよね」感が巧く表現されていた
悪かった点
•演出がくどい
•主人公と自分自身が同年代だからこそ、二人の考えが甘く思え、同情も感動もできなかった
他の方も書いていらっしゃるように、見る人によってかなり評価が分かれるのでは?と思いました。
世代や積んできた人生経験によって見方が変わり様々な感想があるので、その意味ではとても良い恋愛映画だと思います。
私は23歳での主人公達と同世代ですが、正直、<演出>と<ストーリー>に関して厳しい感想を得ざる終えません。
演出に関して唯一許容できたのは「出会った時お揃いの白いスニーカーだった」の一点のみです。
運命的な出会いを表現する演出がかなりくどく、うざかったです。
たとえば「初デートで上着が青、グレーのロゴ入りトップス、そして白いスニーカーが一緒」お腹いっぱいです。
このような演出が特に序盤に多数散りばめられ、「ドラマくさい」という作り物の印象を強く抱き、主人公達に感情移入しきれませんでした。
ただ、あの演出が「恋に盲目になりすべてを運命だと感じる若者」を表現するためのものだとしたら、アリなのかなと思います。
ストーリーについては、麦と絹ともに突っ込みどころがたくさんです。
(右矢印→は私の愚痴です。気にしないでください)
麦について
• 安易に新卒カードを捨て、「イラストの方でちょっとうまくいっているから」と大した覚悟もなくフリーランスに。
•地方の親から仕送り5万を貰いながら都内で彼女と悠々自適な同棲生活。
→自分の親、彼女両親から色々言われるのは当たり前
•覚悟の無さ、自信の無さからイラスト単価の値下げに応じる。
→自分の意思は曲げるな貫け。自分の価値を自ら下げる人に未来はない
•仕送りカットされやむなく既卒で就活するもブラック企業へ。
→当たり前
•仕送りがあった時の優雅な生活から一変息抜きも惜しいほどの忙しさから余裕を失い、彼女に向き合わなくなる。
•たった数年しか社会人していないのに社会をわかった気になって彼女の転職先に口出し
→よく考えてからものを言え
•プロポーズのタイミングが最悪
→どんなに長くお付き合いしていても一般的な女の子はロマンチックを望みます
絹について
•全体を通して「学生時代の心に余裕があった頃の二人の生活」に憧れすぎ
→心に余裕があるときにうまくいくのは当たり前。現実と向き合え
•前と違い仕事ばかりの彼氏とすれ違い、共に人生を歩むことに疑問を感じ冷め始める
→あるあるですよね。考えられる解決策は、「あと何年仕事に専念し続けるつもりか?」彼氏に聴取。こちらの許容年数ならその間だけ彼氏を支てあげる良きパートナーにモードチェンジ、許容外なら即刻さようならでいいと思いました。
•彼氏が息抜きの時間も惜しんで仕事に向き合ってる中ゲーム
→うるせえよイヤホンしろよ
•先輩の膝で寝る
→酒は飲んでも呑まれるな
•彼氏に相談せず転職、からの事後報告
→決断が早いんじゃぁ(ノブ)
評価が高かったため、久しぶりにわくわくして恋愛映画を見に行きましたが、期待に反した結果になったのでここに吐き出しました。
上から目線ですみません。
あと不快に思われたらすみません。
ちなみに架純は大好きです。
最後まで読んでくださってありがとうございました。
後味スッキリ、でも脳にこびりつく感じ
なんとなくあらすじを友人に聞いてから視聴しました。大恋愛をする漫画のような話ではなかったのですが、波がきて引いていくような海みたいな映画だな、と感じました。
淡々とした映画だったので、見た後は激辛を食べてストレス発散というよりはお風呂に入ってさっぱりしました、という感覚でした。ですが、帰り道に、お風呂に入っているときに、寝る前に何度も何度も菅田将暉さん、有村架純さんの2人で一緒に歩いていたシーンやすれ違うシーン、最後の別れのシーンが頭の中で繰り返されていました。
オチや映像が私が見てきた従来のつまらない恋愛映画とは違った新鮮さがあったからなのかもしれませんが、なんとなくクセになる感じでした。
巷ではカップルで見たら別れる、と言われている映画ですが、私は見た方がいいと感じました。とてもいい作品だったと思います。
タイトルが全て
私は恋愛映画は恥ずかしくて
正直見れませんが、
最後のシーンが何より素晴らしいときき、
珍しく見に行きました。
「私はやりたくないことはしたくない」
「ちゃんと楽しく生きたいよ」
このセリフがすごい
甘っちょろいなと思う一方で、
そこを妥協して生きるのが正しいのかって
考えさせられた
病気とか、記憶喪失とか
タイムリープとか
何も新しいことはないのに面白い
菅田将暉さんと有村架純さんの
演技力の高さにただただ圧巻しました。
恋愛映画を見ない人こそ見に行って欲しいな
長く付き合って別れを経験した人は共感できる…
内容はなんとなく知った上で映画館に観に行きましたが恋の始まりからすれ違い、別れまでがリアルで自分と重ねてしまいました。
長く付き合い、好きかどうかもわからなくなる気持ち。日々のすれ違いがどんどん積み重なり別れを選択させてしまう。
別れを考えるけど理由がない、嫌いじゃないけどこれはもう恋ではない。
いざ別れを切り出そうとすると、いい思い出ばかり思い出して踏み出せない気持ち。
絹の「またハードル下げるの?」という言葉に昔の自分と重ね、グサっときました。
いつもそばにいる存在がいなくなってしまうことは悲しいけれど、決断しなければならないんだなと思います。
誰にでもありそうな価値観のずれ。恋愛って難しいなと考えさせられました。
春の風を待つ
Awesome City Clubが好きで、映画にも興味が湧いたため、観にいきました。
もしも「勿忘」がエンディング曲だったら鑑賞後の印象は全く変わっただろうなと、まず思いました。
個人的には、エンディング曲が軽快な曲であったり、別れた後の描写を入れてくれたことに救われました。ふたりはその恋愛を消化しきれたのだろうなと。晴々とした喪失感というか、そのような感情が浮かびました。
感情も環境も変わっていき、いつか終わる。そのなかで、自分自身と、そして大切な人と、どのように向き合うべきか。そんなことを考えるきっかけとなる映画でした。
ヲタクだって恋したってよ。
俺の知ってるサブカルと違う。
小説、書籍からマンガ、TVからカルト映画、天竺鼠トークライブ、舞台演劇、あそこまで広範囲に趣味を網羅出来ているサブカルヲタクなんて存在するのだろうか。あとミイラとガスタンクも。
吉田豪でも怪しいと思う。
麦くん、本棚にAKIRAと猫村さんは有っても、トドのつもりは無いんですよね、押井守なのに。 本好きが本もタテに積んでないし。
切って貼ったようなサブカル像に違和感を感じたんですよ。
そうですよ、あの民族が「替え玉無料です。」なんて気を利かせた挨拶する? ストロングゼロじゃ無くてスーパードライ買う?
とりあえず文句をつけよう、虚構だ、フェイクだ!と重箱の隅を調べよう。
アイツらはニワカだ、サブカルワナビーだ!
こうでもしないと帰って来れない。
半分は嘘かも知れないけども、残りの半分は真実を描いてた。
しかもこっちが本質だし。
田島貴男の曲が好きな女の子が居て、ベッソンの映画に2回誘って、誕生日に初号機のフィギア貰って、4年後に「部屋のカギ返すね」って言った女の子が居たんですよ。
重箱の隅でもつつかないと成仏出来ない。
帰って来れない。
今日もエヴァンゲリオンの事を考え、スニーカー情報を調べ、ラジコで東京ポッド許可局を聴き、丸屋九兵衛のYouTubeを楽しみにして、ぱいぱいでか美と絵恋ちゃんを応援するのですよ、俺は。
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