花束みたいな恋をしたのレビュー・感想・評価
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人生における恋愛経験次第で評価が分かれる!?
妻と家で見ました。
見終わった後に感想を言い合って2人の評価が2.5点でした。
演技・・・満足
映像・・・やや満足 特に部屋のインテリアや東京の表現が良し
音楽・・・普通
脚本・・・不満
といったところです。
意見が分かれたのは最終場面、ファミレスで若いカップルと遭遇し、二人の会話に号泣するシーン。
私は『幸せだった頃を思い出して、(恋愛感情がないことを正当化しようとしていた)今の2人の状況に絶望した。』ことで泣いたと思いました、
妻は『私たちカップルは特別(運命)じゃなかった』ことを知ったことで泣いたと感じたようです。
正解はないでしょうけど、見た方の意見が聞いてみたいところでした。
脚本については、男性の急激な変化と、女性の頑なに変わらないところに違和感があり、感情移入ができなかったのと、最後にもうひとひねりが欲しかったと思いました。
例えば、ラ・ラ・ランドになっちゃうんだけど、10年後くらいに有村架純が子連れで、菅田将暉がイラストレーターに舞い戻っていて、どこかで活躍している場面に出くわして、「もしあのまま別れなかったら」と「別れたからこそイラストレーターに舞い戻れた」の葛藤でしめても、話に奥行きが出たのかなと思いました。
リアルすぎて、色々考えさせられる
去年、ちょうど今日と同じゴールデンウィーク最終日に中学の時好きだった初恋の人を誘ってこの映画を見に行った。
「この映画を見たカップル別れちゃうこと多いらしいよ」と言った彼女に、笑いながら「俺ら付き合ってなくてよかったねーw」と答えてしまった。彼女は「そりゃそうだよ」と答えた。
今思うと、「めちゃくちゃデリカシーなかったな」と自分の発言を少し後悔している。
その後、夜ご飯も食べることなく普通に帰った。結果としては、「もう自分はこの子のこと好きじゃないんだな。」とやっと分かったデートだった。
前ぶりが長かったが、そんなことはどうでもよくて、映画の話をしよう。
麦君の就職を機会に、二人は大いにすれ違っていくことになる。絹ちゃんは好きなことは好きなまま仕事する一方で、麦君はどんどん社会化していき、二人が大好きだったサブカルチャーから離れていった。そんな二人の対比が中盤から描かれている。
正直自分は、絹ちゃん側だ。麦君酷い!と思ってしまう。仕事をしていても趣味は楽しむべきだろ、二人の時間をもっと大切にしろよと思ってしまった。
しかし、この感想は若さからくるものであって、麦君が言ったように大学生的な考えなのかもしれない。現実的ではないのかもしれない。自分が大学を卒業して就職したら、麦君のような大人になってしまうのだろうか。今はそうはなりたくないと思っているが、未来の自分の考えが大変気になる。
この映画は、大変リアルに描かれている。
ところどころ無理あるだろうと思ってしまう場面があるが、誰もが体験しそうな、現実的な、いたって普通な恋愛が描かれているのだ。
そのように考えるとなぜヒットしたのだろうと思ってしまうが、それは事細かな心情描写を描いた脚本家と、それを表現する監督と演者の力によるものだろう。
この映画の主人公は麦君と絹ちゃんの二人だ。出来事が起こるたびに二人の心の内を、如実に描いていた。そして菅田将暉と有村架純の演技が素晴らしすぎる。俳優としての二人を全く感じさせない。私たちは、本当に「麦君と絹ちゃんのストーリー」を見せられていた。
だから多くの人に共感を呼び、大ヒットしたのだろう。
去年大学の授業でこの映画を制作した土井裕泰監督が来てくださり、この作品についても話が効けてとても面白かった。その中で監督は「この映画を見た観客と話をすると、面白いことに、誰も聞いていないのにみんな自分の過去の恋愛話をした。」とおっしゃっていた。大変興味深かった。事実私もこのレビューの冒頭に、自分の恋愛話をしてしまっている。
それほど、この映画には観客に考えさせる力があるのだろう。ただ面白いと思わせるだけ、消費させるだけじゃなく、作品を通して、何かを考えさせる映画はとても素晴らしいものだと思う。
「女の子に花の名前を教えられると、その花を見るたびに教えてくれた子を思い出すようになる」という言葉が、タイトルの意味を考えるうえで大切なキーワードだ。自分はその先が分からなかったため、考察サイトを開いたが脱帽した。分からない人はぜひ調べてほしい。
自分もそのような考察ができるような、文化的に読み解くことができる、作者の意図を理解することができる読み手になりたい。
社会人になってから、またこの映画を見てみようと思う。とりあえず今は仕事など考えずに済むため、思いっきり楽しみたい。そのためにも早く彼女作らなきゃ。
本当に花束のような映画でした
最初のシーンの出会って
上の空になってるときの表情の演技が
めっちゃうまいな菅田将暉って思いました。
こんな趣味が合って意気投合したら
お互い惹かれ合うよなぁと!!
共通点多すぎて、こんな人と会っちゃったら
好きになるなぁって!
詐欺師は情報収取できたらこうやって人を騙せるなぁって変な角度からも見ちゃいました。笑
有村さんかわゆい。
そしてケンカシーンとか言い合いのシーンが
リアルすぎてさすが演技うまい2人です。
菅田将暉さんの顔の表情使いがすごいです。
人の恋が始まる瞬間から終わりまでをみる映画でした。
胸が締め付けられます。
本当に花束みたいな恋をしたって名前通りのステキな映画でした。
環境が変わると趣味も変わる、
その変化もすごく見えました。
変わらないけど進む有村さんと
2人のために変わることを選んだ菅田さん。
思い合っていてもやっぱり
すれ違いは生まれてきてしまうんですね。
喧嘩した後、離れずコーヒーを淹れてあげる有村さんとかの仲直りの仕方見習おって思いました。笑
最後結ばれはしなかったけど
笑顔で泣ける作品になっていました。
理想から現実へというような流れでした。
最後のファミレスのシーンは涙が止まらなかったです。
Googleマップの伏線も最高でした。
タイトルなし(ネタバレ)
最後のファミレスの別れのシーンは厳粛な気持ちになった。居合わせたカップルの清原伽耶の破壊力がすさまじかった。
全体的には良かったが、少し残念。
私が年寄りだからなのか、少しわからないところと、無駄に感じた部分があったのが少し残念。
社長(オダギリジョー)の膝枕シーンの必要性がわからなかった。「仕事が遊び、遊びが仕事」という価値観の男性が絹に影響したのなら、社長とのそういう会話やその時の絹の表情が欲しかったな。社長をチャラい感じにする必要も無かったかと。
友人の結婚式の時、絹が「麦と別れようと思っている」と語っているのは納得できる。でも逆はわからなかった。麦は「絹とはもうダメだと思う」くらいは語ったとしても、自ら絹と別れる覚悟を決めるほどのものは無いように感じた。
最後のファミレスのシーン。若いカップルのやりとりが麦と絹の出合いと同じ過ぎて嘘っぽいし長かった。好きな著者や映画などで意気投合している初々しいカップル…くらいの共通点で十分だった気がする。
あと、これは本当に私の個人的なことですが、
調布やあの辺りの多摩川、京王線に思い入れがあったので、もう少し多摩川河川敷のシーンを長くして欲しかった。特に焼きそばパンを食べているシーンはもっと長く、ゆっくり流して欲しかった。残念。
不満ばかり書きましたが、鑑賞後はなんとなく前向きになれる映画でした。大好きだった本やゲームを共有できた大好きな人との幸せな時間。それを想い出の箱から出して眺めているような感じでしょうか。
好きなものと大好きな人との鮮やかな幸せを束ねた=花束って感じられました。
だれもが経験しうる恋の話
後半、ふたりのすれ違うところがリアルでした
ただの平凡なひとつの恋愛の話なのに
こんなにヒットしたのは
自分と重ねる人が多かったから?
ファミレスの別れ話のシーンで
泣きながら抱きしめ合うところ、
お互いに大事なはずなのに
5年前の自分たちにはもう戻れないふたりが
悲しいやら切ないやら・・
こんな切なくさせといて、
ラストは軽くふわっと爽快に締めくくるの、すごい!
ただ、前半のサブカル感はちょっとくどめ。
自分の恋愛と重ねて泣く
まさに同棲中の彼氏と私を当てはめて見たら
後半はボロボロに泣いてました。
元々菅田将暉と有村架純が好きで鑑賞。
2人の顔も良くて演技も良くて映像美!みたいな感じだった。今流行りのフィルムカメラ風の映像でエモかった。
この映画本当に大好きだけど、後半の出会った時の2人みたいなカップルが出てくるところは本当に上手くできすぎ!って思う笑
そんな全部同じなことある?みたいな
せめてなんか・・・本の交換とかじゃなくて・・・とか思っちゃったりした。
仕事で疲れすぎてもうパズドラしか出来ないの
とか ああ、ありそう・・・笑ってなったり、ほんとにリアルな恋愛映画だった。
そして勿忘は最後までかからなかった。期待してたのに。
・色々な意味で若さを感じる。
・前半は見ていて気恥ずかしい。後半は見るのが煩わしい。
・終盤は、破局を迎えたにも関わらず、どこかハッピーエンドっぽい雰囲気を醸し出していて好き。後味が非常に良い。
ありえない、でも王道のラブストーリー。
見るもの、聞くもの、考えるものがまったく同じ。
履くものまで、白のジャックパーセル。
そんな二人が偶然出会って、
な〜んていう
現実ではまず、ありえない二人のラブストーリー。
で、どんなに趣向がぴったりの二人でも、時が流れれば……
という王道ストーリーですね。
オーソドックスというか、私には直球すぎて
もう少し、ひねりというか、驚きが欲しかったです。
自分が好きなやつだった。
菅田将暉が好きで見た。
「多分ただのエンタメ映画なんだろうな。」
って思いながら見たらド肝を抜いた。
凄く好きな内容で、この感じどっかで体感したことがあると思ったら脚本が坂元裕二さんだった。誰が見ても損はしない。そんな心に残る
作品だった。
勿忘が流れなくて意外だった。
Awesome City Clubが本人役で出てて興奮した。このレビューも、作中の主人公たちの心の声に影響されているかもしれない。そのくらい見たあとの興奮が凄かった。ただのエンタメではなかった。泣いた。
時間が短く感じた
「押井守がいましたね❗」
と、思わず私も
「あ、押井守やん‼️‼️」と、心で叫んでた
あのサブカル感、笑えるし
けど、延々と語り合い、共感し合うとこ
わかる!!!
もっと押井守を語ってくれよー………と思ってしまった(笑)
押井守は、私にとっても神です\(^^)/
出あって、惹かれ合って、身体を重ねて
お互い必要として、一緒に暮らし始める
すれ違って、思いが食い違って、夢を語れなくなる
流れはよくある話だけど、脚本上手いからなんだろうか
一味も二味も違う恋愛映画だった
引き込まれた、やられた
最後のファミレスシーンは、胸に刺さった
清原伽耶が、ちょい出のくせに、存在感ありやがる(笑)
主演の二人は流石だね
表情だけでなく、モノローグで、見てる者だけに心情を語る
楽しいから一緒に居る から
共有出来なくなったから別れる に
変化を進行させて行く中で、モノローグが効果的だった
別れないでくれよ………と、涙か出そうになって
三本くらい、胸にナイフが刺さった
何度か繰り返し見ると思える映画であった
【フィクションと現実の間を切り取った映画】
肌寒い12月某日…YouTubeのレコメンドでこの映画のことを知った。映画の設定やセリフに久しぶりに胸が高鳴り、映画について調べまくった。そしたら、めっちゃ見るのが楽しみになった。冬の寒さを忘れるほど、興奮していた。
ということもあり、公開翌日に1人で映画館に足を運んだ(笑)
以下、感想というか備忘録
この映画は評価が難しい…
これが率直な感想だ。正直、分からなかった。頭では理解できるのだけれど、最後の方は全く感情移入出来なかった。いや、ほんと頭ではわかってるんよ(分かったふりをしてるだけかもしれない)。
最初は同じ趣味で意気投合して、好きになって、付き合って…
2人でこのまま幸せな日々が続くといいなって思ったこととか…
ただ、生きていくためにはお金が必要で、麦くんはイラストレーターとしての夢を一旦保留して、就職を決意…
絹ちゃんも資格勉強をして事務の仕事に…
お互い仕事をしながらの恋愛は、学生時代のように好きな気持ちだけではなかなか続かない…
時が経つにつれて、お互いの考えがどんどんずれていく…
最後には、2人で夜通し語り合ったファミレスで、大学生カップルの初々しさを見ながら、2人は別れを決意する。
なんというかここの場面の2人の感情がよく分からんのやけど、めっちゃ複雑だった。
いや、もう難しい!!めっちゃ難しい!!
素直に泣きたかった…泣けなかった〜
人生経験が足りないのかもしれん(泣)
総評
この映画を一言で表すなら、「フィクションと現実の間を切り取った映画」。
よくある邦画の恋愛映画という感じではない。映画のための脚本だけあって、しっかりとまとまっているし、なんといっても言葉選びのセンスが自分的に好き。
自分と重なる
いま、まさに大学時代から社会人になって……付き合って同棲して6年目が経った私。
日々のお悩みを相談していた幼なじみからこれを勧められました。
何年かに1度訪れる「もう無理だ別れよう」という感情の湧き上がりのたびに、「やっぱりこのままでもいいか」という繰り返しがまさに劇中にも出てくる"解約時の引き止め"みたい。
大学の頃は、何もかもが楽しかった。
社会人になって共働きになると、家事もしないし思いやりもない彼氏に何度も苛立った。
でもそれでも別れられない私がいる。
そう思えば、別れを選んだふたりは一歩踏み出せたのかなと。
楽しかった思い出は、楽しいままにしておきたい。という絹の思いは強いものだったんだなぁと感じました。
私も踏み出せたらなぁ。その先に何が待つのかな。
そんな色んなことを自分と重ねながら観ていたら、観終わったあとの余韻が凄すぎた。
どうするのが正しいのかは誰にも分からないけど、一歩踏み出すのもありなのかな。
この時期にこの映画を勧めてきた幼なじみは何を思って勧めてきたんだろう。笑
でも私も、いま付き合っている人と「別れようかな」と思っている方には特に観て欲しいなと思います。
私みたいに堂々めぐりにならないように!笑
温度を感じる作品。
恋だけに生きられた時代。
会えない時間に、相手が何をしているかなって考えて、会いたくなって、会えれば嬉しくて、それが生活の全てで。ああ、恋ってこんなものだったなあと主演の2人のリアルな恋人感に、思わず遠い昔を思い出してしまった。
あまりにも共通点が多くて、設定としてはやりすぎだろ!って冷静に見れば思うけど、恋の始まりって、相手との共通点を無理やりにでも探して、2人の世界を作ろうとしていた気がする。
そうやってどっぷり恋愛だけの世界に生きていた2人が、社会に出ることで俗っぽくいえば、「擦れて」いく。
2人の目線で世界を見るテンポで進んでいたストーリーが、途中から、自分たちの恋愛を客観視するような視線になる。作品の持つ温度が、途中から急に冷たくなったような感覚。
別れたことで成長したような、成長したから別れたような、そんな別れなんだろうけど、わたしのいる世界に入ってきてしまった2人が悲しくて、その境界線の向こうの世界に戻してあげたい気持ちになった。
見終わった後の余韻がいつまでもじわーっと続く、久しぶりにいい作品に出会った気がします。
クスリと笑える
映画を見た友達からは、カップルに一番ありがちな別れ方をするからカップルで見てはいけないとか、色々な噂的なことを沢山聞いていたからどんなのか見てみたかったのと、たまたま他に見たい作品があってU-NEXTに入ったので無料期間のうちにと観た。
最初からクスリと笑えるシーンが多かった。初っ端、イヤフォンを片方ずつ聴くカップルを見て同じことを思って立ち上がるシーンなど、現実ではあり得なそうで、王道ラブストーリーになりきらないほどには現実味のあるシーンばかりが繰り返されていた。友人と一緒に見ていたから余計にツッコミながら観れたのかもしれないが、楽しい気分で見ることができた。
さまざまな生き方があるように、ずっと同じものを好きでいられないこともある。それが外的な要因であれ自分自身の変化であれ、変化をそのまま受け入れたりちゃんと気づいていかなければすれ違いが生まれるのは当たり前だし、人間関係の中で一番生じるズレが二人の間に出来てしまったのはもう仕方のないことなのだろうな。と思った。二人が同時に趣味よりも仕事優先の人間になっていたらすれ違いどころか全く違う方向を見てそれぞれが歩んでいくことになるし、逆に好きなことを2人ともあのまま進んでいたら食べては行けなくなっていたかもしれない。いずれにせよそのままにしておいたら、生活が苦しくなるなり、子供ができるなり、周りとの疎外感を感じるなり、なんらかの原因によって片方でも就職しようという考えに至るのは時間の問題だったのではないかな。
もし自分がパートナーとこの映画のようにすれ違い始めたらどうしたら別れずにいられるのだろうか。とても難しいことだと思う。自分の中の優先順位が変われば同時に価値観も変わっていくだろうから。今までの価値観で合っていた片方の価値観がずれてしまったら、片方がそれを理解することはもちろんだし、価値観が変わった当人もそれに気がついて、お互いに押し付けないことが望まれるだろうけれど、それが恋人同士や将来のパートナーだと思うとその関係性ではかなり寂しい。うーん、すれ違ったら別れない道はないのだろうか。でも、そこで諦めたら結婚していた場合には離婚だろうし、すれ違いが3.4年続いたけれど外的な要因で元に戻った夫婦を知っているからちょっと粘ってみるのもありなのかなって思う。そういった時に外的要因になるのは大体、子供や身内の病気など、なんとなく想像がついてしまうけれど、あ、まあそれも寂しいな。人間って難しい。
なんて、偉そうな文章だな。こんなんでわかるくらいなら関係に苦労したりしない。現実は厳しい。わかっていてもできないことや分からないことが沢山ある。きっと2人の運命だとか、そういうこと言ったら簡単だけれど、まあ、この経験があったからこそ2人がその後幸せになれる。とまあ、それで片付けても簡単だ。とにかくそれぞれが幸せになれればいいか。
なんて面倒くさいレビューなんだ…もはやレビューではない。というかその感覚で書いていないからそうか。個人的に書いております。寝て起きて読み返したらきっと消したくなるだろう。もしもここまで読んでくれた方がいらっしゃったら心の底から感謝申し上げます。お付き合いありがとうございました。
2回目です。
1回目より2回目の方が面白かった。
出会いから、終わりまで、
特別なことはあまりないけど、
日常あるある出来事満載で、
自分の過去に重ねて観たりしたら、
楽しい時間や切ない場面、そして
色々なセリフが心に刺さった。
別れのシーンは
付き合い初めのカップルに、
もし会わなければ、2人は
続いていたのかな?なんて考えたけど
最後を観たら、これで良かったんだと
思えた。
運命と現実
すごく良い印象が残る作品でした。
恐らく見る人の価値観、その時の精神状態とかで
寂しく悲しいものに思える場合もあれば
明るくあたたかみを感じる場合もあるんじゃないかなあ〜と。
今のわたしにとっては後者でした。
作品の序盤、次々に訪れる'運命'にまず目がいきます。
それはそれはベタベタな少女漫画か!ってツッコミたくなるほど。
ここは多分なんだこれと思う人が多くてもおかしくないだろってレベルで次々にしつこい程現れます。
'運命的に'惹かれ合い、付き合う2人。
そこからは理想のカップルみたいなシーンが山ほど。
楽しく幸せな日々が流れますが、2人は大学生と社会人の狭間に突入し
そこから今と未来への考え方の違いが広がっていきます。
ここからどんどんこの作品は現実味を帯びます。
序盤の少女漫画を思わせる展開からの落差で、観客側も一気に引き込まれると思います。
2人の思いが離れていく様も、ここでは大学生と社会人を起点にされていますが
観客側は、こんなことであの人と喧嘩したな、と自分の体験に置き換えるのが恐らく容易なほどリアルに描かれていたと思います。
最終的にはお別れしてしまう2人ですが
それも多くの人が経験していることですよね。
あれだけ固く結ばれた運命のような2人でさえ、もしかしたら一時的な考え方のすれ違いによって別れてしまうんです。
とりあえず京王線ユーザーとか、その周辺在住の人達にとって興奮ものであることは間違いないですね!
素敵な作品でした!もう一回みます!
全259件中、41~60件目を表示