花束みたいな恋をしたのレビュー・感想・評価
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恋愛の綺麗なとこだけ束ねられたら
こんな感じで別れられるのかもね。
初期の距離が縮まっていく過程は恋愛した人誰もが懐かしく感じるとこだと思う。
主人公の2人が穏やかな性格なんで、泥沼にもならずに淡々と距離が遠ざかっていく。
個人的には先輩が死んだ時の2人の感情の違いに共感が出来た。
サブカルあるあるのてんこ盛りに胃もたれしたけど、そうそう!って思える自分もいた…笑
そこまで同じ趣味思考の人いるかよ!って思ってたけど、これも恋愛あるあるで当時は好きなフリしてたというのがリアルで良かった。
ほころびが速い!!
坂元裕二が現在にアップデートされて、ミーハーな饒舌っぷりが健在でした。出会った頃の「~ですね」口調が好きです。一般的な東宝の恋愛映画よりレベルが高いですが、別れる事が決まっているので、中盤からのほころびは出だしに比べて繊細な描写では無かったと思います。また麦が男らしくなく、お前しかいないという思いを感じませんでした。終盤で語る結婚観もまさに広告会社のそれにすっかり毒されていて、がっかりしました。絹も血迷って正社員から派遣に切り替え、直接的な描写は無いですが浮気をする等素敵には見えなくなりました。最後はしょんぼりするので、その後の気取った台詞も鼻につき、何か好きかもで始まった映画も、観終わったら二人が嫌になりました。現実の、ラストダンス殺人事件(1983)の方が切ないです。
やっぱりそうだよなと思ってしまう
知人に勧められて今更ながら鑑賞。
出会ってから偶然に偶然が重なり、二人は付き合った。
こんな風に好きなものが悉く同じなことなんて現実にはないだろうなと思ってしまう
一部は現実と比較して、一部はこんな風になりたかったな、と願望をのせて観ていた
付き合い初めは写真に映えるようなキラキラとした瞬間の連続
楽しかった思い出がフィルムのようにどんどんと残されていく
二人が好きなものを一つずつ持ち寄って、花の束を作っていくように二人の世界ができて、二人の生活が続いていく
二人は二人の生活を続けるために、人生の分岐点で選択をした
絹は趣味を楽しみながら、自分ができることで暮らしていくこと、
麦は生活のためにお金を稼ぎ、責任を持ち、社会に同調して生きること、
をそれぞれに選んだように見えた
当然のことだが、学生から社会に出ることで生活は一変し、ずれが生まれた
二人の生活を楽しむ時間と体力、仕事にかかる責任、スケジュールの調整、所属するコミュニティの違い、これらの差にぶつかり合うことは必然であり、映画の中の二人もそうだった
わかっていた展開だが、なんとはなくこうなってほしくなかった
作品中は実名、作品名がかなり登場する
"素敵な二人の物語"ではなく
きっと"どこにでもいる、誰かの物語"
でもあるのかというくらいリアリティに富んでいた
数年一緒にいることでマンネリズムも避けては通れない
家族のようになれることに良い面と悪い面があり、麦はそれを肯定的に捉え結婚という選択肢を提示したが、絹はそうではなかった
この作品は、綺麗な思い出の描写の方が多い。
すれ違い、何度も何度も耐え忍び、別れる決断に至るまで
どれほどの葛藤と悩みがあったかは計り知れず
それらを想像することで胸が苦しくなった
男女の考え方の違い、現代の恋愛観もよく表されていて、同じような世代を過ごした自分にとってはかなり共感できる部分があった
最後のファミレスのシーンでは、絹の主張が少ない。
前のシーンまでのセリフで心情を考えるしかなかった。
あの頃は良かったなぁ、は誰でも思うことであり、もう少し言葉を聞きたかった、
物語の中で何を思っているか、よりも
何を伝えたかを見たかった
コミュニケーションツールが違うだけで恋愛の仕方は古風だなと思った
小説や音楽や映画などは昔から共通の趣味として恋愛のきっかけになることが多いのでこの恋愛の仕方が今風という印象はあまり感じなかった。むしろ、アラサーの私たちが学生の頃にしていた恋愛に近いのでどちらかと言えば懐かしい恋愛の仕方という気もした。
この作品で印象的なシーンの一つがイヤホンの話。
「LとRで鳴ってる音は違う、片方ずつ聴いたらそれは別の曲なんだ」というニュアンスのセリフ。
作品のメッセージ性を考えるのならこの説教は正しい。二人で同じ方向を向いていたつもりだったけど、実は違う方向を向いていたというこの作品の結末への収束としてはあってる。
ただ、恋愛している立場からするならば、作り手への敬意や聴いている音楽がどうとかよりも、好きな人とイヤホンで繋がっているという状況そのものが幸せでそれどころではない。
初めの頃は距離があるから引っ張って相手のイヤホン抜けないかなという気遣いをする。だんだんと距離が縮まって、肩を寄せ合いながら心臓の鼓動聞こえてないかななんて考えていることが幸せだった。
まったく同じ音楽を聴くことにそこまで意味はなく、○○という曲をイヤホンを分けて心臓の鼓動を気にしながら聴いたみたいなのが甘酸っぱくていいんだよなと思う。
この曲あいつ(元カレ、元カノ、片思いの相手)と聞いたなって人なんてごまんといると思う。
冒頭の注意しに行くシーンは他人の恋愛に水差すなよとはちょっと思った。
今はもう完全ワイヤレスのAir Podsなどがあるのでケーブルを気にすることも少ないだろうと思うと少し寂しい気もする。
個人的にこの作品で一番すごいと思ったのは作中の挿入歌。
カラオケのシーンで1回目はキノコ帝国さんの「クロノスタシス」と2回目はフレンズさんの「NIGHT TOWN」が使用されている。
これは私の妄想に過ぎないかもしれないが、付き合う前の1回目のカラオケで歌っていた「クロノスタシス」のPVでは冒頭画面中央に女性が夜の街を一人で歩いているシーンから始まる。別れる前の2回目のカラオケで歌っている「NIGHT TOWN」のPVでは同じように夜のシーンを男女が歩いている所から始まる。こんなシャレたことをしているのかとびっくりした。
本作で共感してしまったところが、終盤に向けて二人が大喧嘩をするシーン。
「麦の言葉で就活をあきらめて好きなことをして生きていきたい絹」と「絹と暮らすために就職して社会性や協調性を身に着けてしまった麦」。
絹からすれば「あんたが就職しなくていいって言ったんじゃん」になるし、麦からすれば「社会人、大人になるっていうことは社会性や協調性持つこと、俺は甘く見てた」ということだと思う。
正直仕事を辞めたいと思っている私にとってはどちらも強く胸に刺さってしまった。
「仕事をするために生まれてきて人生の大半を仕事に捧げて死んでいく人生でいいのかという自分」と「生活していくためには金が要る、嫌でやりたくない仕事でも生きていくためにはやらなければならないという自分」の葛藤。
麦は好きなことを仕事にできずに就職をしたが、私は好きなことを仕事にしたがだんだん好きじゃなくなってきた。
人生なんてそんなもの。好きなことを仕事にしても楽しくもなく楽でもない。大半の大人は社会性や協調性をもってやりたくもない仕事をこなしているだけでまともに働いていると思い込んでいる。
絹のように甘い考えでも最低限生きていける環境があるのならそれが人生一番楽しいかもしれない。
作中で気になっていたことは、ミイラ展とガスタンク。
"あれもこれも同じものが好きなんて運命みたい"な感じだったが、ミイラ展とガスタンクだけはお互いに微妙な空気が流れていた。それでもお互い初めの方は興味ある風を装っていたが結局お互い興味なかったということが終盤に明かされていた。
本作品では小説や映画に関しては作者の名前とか作品名とかなどの薄っぺらい情報のみで意気投合しており、逆にガスタンクやミイラといった本人たちがより興味を持っていることにはお互い興味がなかったので実は大して運命的な出会いでもなかった。
ほんとに細かい所まで表現しているなと思ったのが、ミイラ展の感想を話し合っているシーンの後の足元が映っているシーン。
絹の足は閉じて麦の方をしっかり向いているのに対して、麦の足は八の字開いている。
男性の足は大体そんなものと言えばそうかもしれないが、このシーンを敢えて描画しているのであれば心理的描写なんだろうなと思う。
ひざやつま先がそっぽを向いていると興味がないということを表現していたのだと思う。
総評としては面白い作品でちょっと懐かしくもあり楽しめた。
こうゆう恋もあるよねという目線で見ても面白かったし、大人になるというのは人生から楽しさや華やかさが失われていくもんだよなというのも再実感した。
「クロノスタシス」と「NIGHT TOWN」といういい曲にも出会えた。
ハッピーエンドではない
動画サイトで切り抜きで上がったのを見て気になり視聴しました。
評価のタイトル通りハッピーエンドとは言えないです。
私は今でも仲の良い元彼氏と一緒に見ました
途中まではこんなにうまく趣味が合うわけないと思って見ていましたが、1時間ほどすると、カップルのすれ違いが始まります。
そこからは私と全く同じように、同棲を始めてから猫を保護し、仕事を始め、すれ違い、友人の結婚式を通して話し合うところなど、自分たちを見ているようでした。
次住む場所が決まらず、別れた彼氏と同棲をしている家で一緒に住んでいるというシーンがあります。
私は今その状況です。
恋愛映画としては、今までにないパターン、むしろとても現実的で、自分たちの過去の思い出を振り返りながら見ることが出来ました。
恋愛映画はどうしても現実から、少し離れたような映画で、それが良くて見る方もいらっしゃるとは思いますが、リアルなこの映画。
現実的だけど、恋愛の盲目になってしまう部分、そこから長年一緒にいてすれ違ってしまうところが再現されている映画は初めて見ました。
とてもよかったです。
上手くいかない恋愛で困っている方はぜひ見て欲しいです。
なるほど
映画公開中、話題になってたのできになっていました。
ここまで息があってしまうと、恋人というよりは家族なのかなあって思いました。
結婚してもうまくいくとは思うけど、恋とは違うんだろうなあっと思いました。
あと、あっさり恋におちた感がしました。だからからか、二人が別れるってなってもそんなに悲しくなかったのかも。
パンフレット購入済。
人生における恋愛経験次第で評価が分かれる!?
妻と家で見ました。
見終わった後に感想を言い合って2人の評価が2.5点でした。
演技・・・満足
映像・・・やや満足 特に部屋のインテリアや東京の表現が良し
音楽・・・普通
脚本・・・不満
といったところです。
意見が分かれたのは最終場面、ファミレスで若いカップルと遭遇し、二人の会話に号泣するシーン。
私は『幸せだった頃を思い出して、(恋愛感情がないことを正当化しようとしていた)今の2人の状況に絶望した。』ことで泣いたと思いました、
妻は『私たちカップルは特別(運命)じゃなかった』ことを知ったことで泣いたと感じたようです。
正解はないでしょうけど、見た方の意見が聞いてみたいところでした。
脚本については、男性の急激な変化と、女性の頑なに変わらないところに違和感があり、感情移入ができなかったのと、最後にもうひとひねりが欲しかったと思いました。
例えば、ラ・ラ・ランドになっちゃうんだけど、10年後くらいに有村架純が子連れで、菅田将暉がイラストレーターに舞い戻っていて、どこかで活躍している場面に出くわして、「もしあのまま別れなかったら」と「別れたからこそイラストレーターに舞い戻れた」の葛藤でしめても、話に奥行きが出たのかなと思いました。
リアルすぎて、色々考えさせられる
去年、ちょうど今日と同じゴールデンウィーク最終日に中学の時好きだった初恋の人を誘ってこの映画を見に行った。
「この映画を見たカップル別れちゃうこと多いらしいよ」と言った彼女に、笑いながら「俺ら付き合ってなくてよかったねーw」と答えてしまった。彼女は「そりゃそうだよ」と答えた。
今思うと、「めちゃくちゃデリカシーなかったな」と自分の発言を少し後悔している。
その後、夜ご飯も食べることなく普通に帰った。結果としては、「もう自分はこの子のこと好きじゃないんだな。」とやっと分かったデートだった。
前ぶりが長かったが、そんなことはどうでもよくて、映画の話をしよう。
麦君の就職を機会に、二人は大いにすれ違っていくことになる。絹ちゃんは好きなことは好きなまま仕事する一方で、麦君はどんどん社会化していき、二人が大好きだったサブカルチャーから離れていった。そんな二人の対比が中盤から描かれている。
正直自分は、絹ちゃん側だ。麦君酷い!と思ってしまう。仕事をしていても趣味は楽しむべきだろ、二人の時間をもっと大切にしろよと思ってしまった。
しかし、この感想は若さからくるものであって、麦君が言ったように大学生的な考えなのかもしれない。現実的ではないのかもしれない。自分が大学を卒業して就職したら、麦君のような大人になってしまうのだろうか。今はそうはなりたくないと思っているが、未来の自分の考えが大変気になる。
この映画は、大変リアルに描かれている。
ところどころ無理あるだろうと思ってしまう場面があるが、誰もが体験しそうな、現実的な、いたって普通な恋愛が描かれているのだ。
そのように考えるとなぜヒットしたのだろうと思ってしまうが、それは事細かな心情描写を描いた脚本家と、それを表現する監督と演者の力によるものだろう。
この映画の主人公は麦君と絹ちゃんの二人だ。出来事が起こるたびに二人の心の内を、如実に描いていた。そして菅田将暉と有村架純の演技が素晴らしすぎる。俳優としての二人を全く感じさせない。私たちは、本当に「麦君と絹ちゃんのストーリー」を見せられていた。
だから多くの人に共感を呼び、大ヒットしたのだろう。
去年大学の授業でこの映画を制作した土井裕泰監督が来てくださり、この作品についても話が効けてとても面白かった。その中で監督は「この映画を見た観客と話をすると、面白いことに、誰も聞いていないのにみんな自分の過去の恋愛話をした。」とおっしゃっていた。大変興味深かった。事実私もこのレビューの冒頭に、自分の恋愛話をしてしまっている。
それほど、この映画には観客に考えさせる力があるのだろう。ただ面白いと思わせるだけ、消費させるだけじゃなく、作品を通して、何かを考えさせる映画はとても素晴らしいものだと思う。
「女の子に花の名前を教えられると、その花を見るたびに教えてくれた子を思い出すようになる」という言葉が、タイトルの意味を考えるうえで大切なキーワードだ。自分はその先が分からなかったため、考察サイトを開いたが脱帽した。分からない人はぜひ調べてほしい。
自分もそのような考察ができるような、文化的に読み解くことができる、作者の意図を理解することができる読み手になりたい。
社会人になってから、またこの映画を見てみようと思う。とりあえず今は仕事など考えずに済むため、思いっきり楽しみたい。そのためにも早く彼女作らなきゃ。
本当に花束のような映画でした
最初のシーンの出会って
上の空になってるときの表情の演技が
めっちゃうまいな菅田将暉って思いました。
こんな趣味が合って意気投合したら
お互い惹かれ合うよなぁと!!
共通点多すぎて、こんな人と会っちゃったら
好きになるなぁって!
詐欺師は情報収取できたらこうやって人を騙せるなぁって変な角度からも見ちゃいました。笑
有村さんかわゆい。
そしてケンカシーンとか言い合いのシーンが
リアルすぎてさすが演技うまい2人です。
菅田将暉さんの顔の表情使いがすごいです。
人の恋が始まる瞬間から終わりまでをみる映画でした。
胸が締め付けられます。
本当に花束みたいな恋をしたって名前通りのステキな映画でした。
環境が変わると趣味も変わる、
その変化もすごく見えました。
変わらないけど進む有村さんと
2人のために変わることを選んだ菅田さん。
思い合っていてもやっぱり
すれ違いは生まれてきてしまうんですね。
喧嘩した後、離れずコーヒーを淹れてあげる有村さんとかの仲直りの仕方見習おって思いました。笑
最後結ばれはしなかったけど
笑顔で泣ける作品になっていました。
理想から現実へというような流れでした。
最後のファミレスのシーンは涙が止まらなかったです。
Googleマップの伏線も最高でした。
タイトルなし(ネタバレ)
最後のファミレスの別れのシーンは厳粛な気持ちになった。居合わせたカップルの清原伽耶の破壊力がすさまじかった。
全体的には良かったが、少し残念。
私が年寄りだからなのか、少しわからないところと、無駄に感じた部分があったのが少し残念。
社長(オダギリジョー)の膝枕シーンの必要性がわからなかった。「仕事が遊び、遊びが仕事」という価値観の男性が絹に影響したのなら、社長とのそういう会話やその時の絹の表情が欲しかったな。社長をチャラい感じにする必要も無かったかと。
友人の結婚式の時、絹が「麦と別れようと思っている」と語っているのは納得できる。でも逆はわからなかった。麦は「絹とはもうダメだと思う」くらいは語ったとしても、自ら絹と別れる覚悟を決めるほどのものは無いように感じた。
最後のファミレスのシーン。若いカップルのやりとりが麦と絹の出合いと同じ過ぎて嘘っぽいし長かった。好きな著者や映画などで意気投合している初々しいカップル…くらいの共通点で十分だった気がする。
あと、これは本当に私の個人的なことですが、
調布やあの辺りの多摩川、京王線に思い入れがあったので、もう少し多摩川河川敷のシーンを長くして欲しかった。特に焼きそばパンを食べているシーンはもっと長く、ゆっくり流して欲しかった。残念。
不満ばかり書きましたが、鑑賞後はなんとなく前向きになれる映画でした。大好きだった本やゲームを共有できた大好きな人との幸せな時間。それを想い出の箱から出して眺めているような感じでしょうか。
好きなものと大好きな人との鮮やかな幸せを束ねた=花束って感じられました。
だれもが経験しうる恋の話
後半、ふたりのすれ違うところがリアルでした
ただの平凡なひとつの恋愛の話なのに
こんなにヒットしたのは
自分と重ねる人が多かったから?
ファミレスの別れ話のシーンで
泣きながら抱きしめ合うところ、
お互いに大事なはずなのに
5年前の自分たちにはもう戻れないふたりが
悲しいやら切ないやら・・
こんな切なくさせといて、
ラストは軽くふわっと爽快に締めくくるの、すごい!
ただ、前半のサブカル感はちょっとくどめ。
自分の恋愛と重ねて泣く
まさに同棲中の彼氏と私を当てはめて見たら
後半はボロボロに泣いてました。
元々菅田将暉と有村架純が好きで鑑賞。
2人の顔も良くて演技も良くて映像美!みたいな感じだった。今流行りのフィルムカメラ風の映像でエモかった。
この映画本当に大好きだけど、後半の出会った時の2人みたいなカップルが出てくるところは本当に上手くできすぎ!って思う笑
そんな全部同じなことある?みたいな
せめてなんか・・・本の交換とかじゃなくて・・・とか思っちゃったりした。
仕事で疲れすぎてもうパズドラしか出来ないの
とか ああ、ありそう・・・笑ってなったり、ほんとにリアルな恋愛映画だった。
そして勿忘は最後までかからなかった。期待してたのに。
・色々な意味で若さを感じる。
・前半は見ていて気恥ずかしい。後半は見るのが煩わしい。
・終盤は、破局を迎えたにも関わらず、どこかハッピーエンドっぽい雰囲気を醸し出していて好き。後味が非常に良い。
ありえない、でも王道のラブストーリー。
見るもの、聞くもの、考えるものがまったく同じ。
履くものまで、白のジャックパーセル。
そんな二人が偶然出会って、
な〜んていう
現実ではまず、ありえない二人のラブストーリー。
で、どんなに趣向がぴったりの二人でも、時が流れれば……
という王道ストーリーですね。
オーソドックスというか、私には直球すぎて
もう少し、ひねりというか、驚きが欲しかったです。
自分が好きなやつだった。
菅田将暉が好きで見た。
「多分ただのエンタメ映画なんだろうな。」
って思いながら見たらド肝を抜いた。
凄く好きな内容で、この感じどっかで体感したことがあると思ったら脚本が坂元裕二さんだった。誰が見ても損はしない。そんな心に残る
作品だった。
勿忘が流れなくて意外だった。
Awesome City Clubが本人役で出てて興奮した。このレビューも、作中の主人公たちの心の声に影響されているかもしれない。そのくらい見たあとの興奮が凄かった。ただのエンタメではなかった。泣いた。
時間が短く感じた
「押井守がいましたね❗」
と、思わず私も
「あ、押井守やん‼️‼️」と、心で叫んでた
あのサブカル感、笑えるし
けど、延々と語り合い、共感し合うとこ
わかる!!!
もっと押井守を語ってくれよー………と思ってしまった(笑)
押井守は、私にとっても神です\(^^)/
出あって、惹かれ合って、身体を重ねて
お互い必要として、一緒に暮らし始める
すれ違って、思いが食い違って、夢を語れなくなる
流れはよくある話だけど、脚本上手いからなんだろうか
一味も二味も違う恋愛映画だった
引き込まれた、やられた
最後のファミレスシーンは、胸に刺さった
清原伽耶が、ちょい出のくせに、存在感ありやがる(笑)
主演の二人は流石だね
表情だけでなく、モノローグで、見てる者だけに心情を語る
楽しいから一緒に居る から
共有出来なくなったから別れる に
変化を進行させて行く中で、モノローグが効果的だった
別れないでくれよ………と、涙か出そうになって
三本くらい、胸にナイフが刺さった
何度か繰り返し見ると思える映画であった
【フィクションと現実の間を切り取った映画】
肌寒い12月某日…YouTubeのレコメンドでこの映画のことを知った。映画の設定やセリフに久しぶりに胸が高鳴り、映画について調べまくった。そしたら、めっちゃ見るのが楽しみになった。冬の寒さを忘れるほど、興奮していた。
ということもあり、公開翌日に1人で映画館に足を運んだ(笑)
以下、感想というか備忘録
この映画は評価が難しい…
これが率直な感想だ。正直、分からなかった。頭では理解できるのだけれど、最後の方は全く感情移入出来なかった。いや、ほんと頭ではわかってるんよ(分かったふりをしてるだけかもしれない)。
最初は同じ趣味で意気投合して、好きになって、付き合って…
2人でこのまま幸せな日々が続くといいなって思ったこととか…
ただ、生きていくためにはお金が必要で、麦くんはイラストレーターとしての夢を一旦保留して、就職を決意…
絹ちゃんも資格勉強をして事務の仕事に…
お互い仕事をしながらの恋愛は、学生時代のように好きな気持ちだけではなかなか続かない…
時が経つにつれて、お互いの考えがどんどんずれていく…
最後には、2人で夜通し語り合ったファミレスで、大学生カップルの初々しさを見ながら、2人は別れを決意する。
なんというかここの場面の2人の感情がよく分からんのやけど、めっちゃ複雑だった。
いや、もう難しい!!めっちゃ難しい!!
素直に泣きたかった…泣けなかった〜
人生経験が足りないのかもしれん(泣)
総評
この映画を一言で表すなら、「フィクションと現実の間を切り取った映画」。
よくある邦画の恋愛映画という感じではない。映画のための脚本だけあって、しっかりとまとまっているし、なんといっても言葉選びのセンスが自分的に好き。
全263件中、41~60件目を表示