劇場公開日 2021年1月29日

  • 予告編を見る

花束みたいな恋をしたのレビュー・感想・評価

全806件中、81~100件目を表示

4.0花束ね、、

2023年8月23日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 4件)
ami

4.0素敵な映画だったがラ・ラ・ランドと似たような結末だった。

2023年8月13日
iPhoneアプリから投稿

素敵な映画だったがラ・ラ・ランドと似たような結末だった。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
たま

3.5やっぱ台本

2023年8月4日
PCから投稿

有能なクリエイターがつくっていることが解るできだった。やっぱり映画ってまぐれや気合いでいいものができたりしない。技術習得や台詞推敲の積み重なりだと思った。

現場で研鑽をつむのでテレビからきた人のほうが映画も巧い。近年いいと思える映画はテレビ系の人がつくっている。が、テレビ出身の映画監督はもちあげられない──という現象が日本映画界にはある。

すなわち本作の土井裕泰や福澤克雄や鈴木雅之や西谷弘や君塚良一(などのテレビ出身監督)のほうが、マスコミによって頻繁にもちあげられるあの人やあの人やあの人よりもずっと映画づくりが巧いのに、なんで下手なほうがもちあげられるのかが謎。──と個人的には毎度ながら思っている。

それでも最近になって新たな潮流を感じることがある。
カンヌ映画祭脚本賞で坂元裕二が国際的に裏付けられたのは痛快なできごとだった。まぐれや気合いで映画をつくってきた日本映画界の恐竜たちが行き場を失うような事態がつぎつぎに起こればいいと思う。
(坂元裕二が脚本で国際的な賞をとるのは合理だと思う。よって感じ入るのは脚本賞をとったことよりもカンヌがちゃんと映画を見てくれていることについてだった。けっきょく坂元裕二の受賞やドライブマイカーやベイビーブローカーのように海外での確かな実績が顕現することによって、たとえば今まで日本映画のセールスでさんざん使われてきた「海外で大絶賛」という存在しない海外をだしにした謳いが形骸化し、その手の謳いに頼っていた偽物が衰退するだろう。そうした事態が重なることで、それまでは勢いで生きてこれていた昭和勢や肉食獣が滅んでいけば日本映画界も多少は健全になれるのではなかろうかと思う。)

手堅い土井裕泰と坂元裕二が組んでいるから花束みたいな恋をしたができたわけで、やっぱり映画ってまぐれや気合いでいいものができたりしない。──ということが率直に解る映画だった。

見始めの段階では甘甘でさくっとつくってある感じのふつうな恋愛映画だった。が、台詞ごとに刺さり、いちいち唸るほどユニークだった。

急峻に盛り上がって冷めていく男女の話。
意気投合するひとに会い、朝まで街を低回し、趣味や理想を語り合い、つきあったら寝食忘れてヤって、そういう初動のいちばん楽しいところをだァーっと駆け登るかんじで描いて、そこからお互いの現実に向き合って崩壊していく。

どこにでもある話で大なり小なりじぶんと重ねられることに加え同時代性がちりばめられ麦と絹の趣味に寄り添って楽しむこともできる。
いうなればポップカルチャーなモテキあたりを見ているつもりでいたら泥沼の愁嘆迷宮へ潜っていきけっこうズーンとした感銘へ落とされ、そこからスルっと挽回してなんか爽やかな後味にして終わる。さすが坂元裕二、土井裕泰だった。

同時に菅田将暉と有村架純の空気感もよかった。ウィキペディアの「製作の経緯」が興味深く、そこに『恋人同士の5年間を演じた菅田と有村は撮影中、遠慮せずに距離を縮めた。』と書いてあり、ふたりで協力しながら雰囲気をもっていったことが書かれていた。また──

『作中に登場するカルチャーについて坂元は、友達の友達に関する又聞きの具体的な2名を対象にした趣味嗜好や発言を軸に、あまりよく知らない人のインスタと、その同世代である何人かの人たちに共通していた価値観を組み合わせて人物像とストーリーを構築しており、そのため主人公二人の麦と絹は「友達の友達ぐらいにいそうな人たち」という距離感で描かれている。』(ウィキペディア、花束みたいな恋をしたより)

──と書いてありリアリティの敷衍になっていた。あるある値を上手に共感へつなげているわけで、居そうだし有りそうだし、なんならじぶんにも似たような体験がある。そのさじ加減を『あまりよく知らない人のインスタ』から持ってくるという──やっぱり天才な坂元裕二だった。発想が鮮やかで引き出しが膨大で、なんかすごい事件を描いているわけじゃなく、ぜんぶスクリプトでもっていくのがすごかった。

ちなみに映画内で麦や絹がほめていたピクニックを読んだ。どうなんかな。じぶんはわかるタイプじゃないかな。読んだ感想は、いったん話が枝へ逸れて、枝へ逸れたまま進む話という印象だった。というか最初から逸れている話が、さらに逸れていくという短編小説だった。ドブさらいはヘドロと向かい合わせなので不快で臭く大変であり、なんでそんなことが軽やかに描かれているのかわからない話だった。が、才気にあふれる小説だった。

ふたりとも趣味がよく麦のイラストはそれで生きていけそうなほどおしゃれだった。実在の著名人がでてくる同時代性によってシンパシーが深まることと、ぜんたいに都市であることが顕著だった。

ちょっと離れた視点だが田舎者ではなぜいけないのか──ということが都市生活をするとわかるし、この映画でもわかる。そういう映画になっていたと思う。

またこれも少し離れた視点だがこの映画を見て「なんか日本人の人生って気の毒だよな」と思った。いい映画だが身につまされて疲れる──それは仕事も恋愛も人間関係もせっつかれる感じでやってきたからなんだろう。好きになって同棲して生活費に腐心してだんだんやだくなって・・・社会システムががっちがちで誰がやっても似たような人生になるからこの映画にも共感できるわけであって、なんならこの映画のハイライトにしたって麦と絹が別れ話をしている隣席に、初対面時の麦と絹とまったく同値のふたりが座りまったく同値の会話を繰り広げる場面なのであって、われわれが夢のように感じていた恋愛の初動なんてじっさいには日本じゅうの誰もが経験したあるあるの中央値なのかもしれない。──という諦観を提供していて、なんか日本人てむしょうに気の毒だわ、と思ったのだった。

コメントする (0件)
共感した! 1件)
津次郎

4.0いつから対等じゃなくなった?

2023年7月30日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

楽しい

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
柚

3.5サブカル羅列映画、エモい〜ってやつです。

2023年7月22日
スマートフォンから投稿

楽しい

単純

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
タヌキ

4.0ほかほか

2023年7月11日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

胸糞悪い終わり方だと勘違いしてたから、ほかほかエンドで嬉しい気持ちになった。
2人の浸っているカルチャーにあんま馴染みなくて、内輪ノリが気持ち悪いなと思った。そのカルチャーを知らない人を疎外するようなかんじ、。でも好きな人と一緒にいる時ってそんな空気感が大切な気がする。独占できる領域を持つみたいな。ただ同じものが好きってだけで共通言語が生まれて絆強くなるの不思議だよなぁ。
2人の関係がギクシャクしていくところ、心がギュウとなるくらい、上手く関係を維持しようとして相手のことを思って取り繕ってるのが、むずむずした。
働く人間になることで、パズドラしかできなくなるのとか自己啓発本読んじゃうのとか、好きなことを忘れていくのとか、それが働く責任てことなのかなあ。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
nemo

4.0現代版リアル恋愛おとぎ話

2023年7月3日
iPhoneアプリから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
ポール

2.5ここまで同じ好みの人がいるのか!!

2023年7月3日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

幸せ

ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
見聞

1.5ご都合主義と永遠のナレーション

2023年6月20日
スマートフォンから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 3件)
たろう

3.0花束を渡すのは、、

2023年6月12日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

幸せ

別れのとき。
楽しかったね、忘れないよ、
ありがとう、の気持ちを込めて、
お幸せに!グッドラック!と前向きに。

「怪物」を見る前に2回目の視聴。

個人的にはやはり、
同棲したい=結婚しよう、がいいと思う。

LとRから聞こえる、それぞれの声
それぞれ違うから、メロディーになる。

社会に出ても、文化や芸術を享受できる
心の余裕や、豊かさがあれば、
ふたりの未来も変わっていたのかも、、

コメントする (0件)
共感した! 4件)
she'lly

4.0共通項

2023年6月8日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

楽しい

知的

幸せ

展開や雰囲気がものすごく好きな作品でした。
やっぱ付きあってる時、特に付きあいたてがものすごく楽しいんだなと思い出させてくれた感はあります。
あんだけ話が合ってもうまくいかなくなることがある思うと、何が正しくて何が悪いかを考える方がバカバカしく、それならいっそ前向きにだけ生きようと思いました。

コメントする (0件)
共感した! 3件)
たけお

5.0それぞれの花束

2023年6月6日
iPhoneアプリから投稿

花束みたいな恋でした。この作品を観た人はそれぞれ「花束」の意味をどう考えるんだろうか。
パーソナルな部分をクローズアップする事で普遍性を獲得しているタイプの作品だから、出てくる固有名詞が分からなくても抽象化して鑑賞できるから大丈夫。

出てくる固有名詞を知ってる事で作品の楽しさが左右されるつくりにするのは割と簡単で安直だけどそうじゃない作りにしてるは偉い。
花束みたいな恋が現在進行中の人、終わってしまった人、何周かしてる人、まだの人、次の段階に行ってる人、それぞれどう受け止めたのか話してみたくなる作品でした。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
omoro

4.5ジョナサン頻出

2023年6月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
だいず

4.0ネトフリから観ました!

2023年5月29日
iPhoneアプリから投稿

YouTubeやTikTokではない、芸術という古典的な趣味を大切にしている2人のお話。
個人的に、誰にでも起こりうるすれ違いが上手く描かれていて、プラスして映画ならではのファンタジー要素というか夢要素が上手く組み込まれてて良かった。
見始めは羞恥心を感じてしまってまともに見れなかったけど、忙しいながらも趣味を大切にしている人と、忙しいから趣味は後回しの人の違いが見れて面白かった。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ぬ

3.5万人が経験してそうでしてなくて憧れちゃうみたいな恋愛を一本の映画に...

oさん
2023年5月12日
iPhoneアプリから投稿

万人が経験してそうでしてなくて憧れちゃうみたいな恋愛を一本の映画にできちゃう坂元裕二すごすぎないか。

彼女とよく聴いてたきのこ帝国。彼女はきのこ帝国のこと元彼から教えてもらったという事実が映画中に発覚してちょっと喧嘩したからこの映画ちょっと嫌いになった。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
o

2.0菅田将暉の鼻が高い

2023年4月23日
スマートフォンから投稿

どこにでもある恋愛を美男美女が演じるだけでエモくなるのなんなん。私たちはもっと汚いぞ

コメントする (0件)
共感した! 3件)
わか

3.0ラブストーリー苦手な人も大丈夫

2023年4月17日
スマートフォンから投稿

いままで何となく避けて見てなかったけど、想像よりも見やすかった
誰もが経験のあるような、あぁ、分かる。。ってシーンが多くて、胸キュンラブストーリーが苦手な人でも見れると思う
しんどいって思うか、しみじみするか分かれそう

コメントする (0件)
共感した! 2件)
ぶんた

2.5普通の恋愛の話

2023年4月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

きれいに描かれたから「花束みたいな恋」とタイトルにしたのか?結局、現実社会に馴染みたくない、好きなことだけしたい、将来設計まだしたくない、ときめきがなくなった、倦怠期を越えられない等々の理由で別れを選んだ男女。同世代には刺さる映画だと思う。

コメントする (0件)
共感した! 2件)
olivia

5.0良い意味で裏切られた

2023年4月15日
スマートフォンから投稿
ネタバレ! クリックして本文を読む
コメントする (0件)
共感した! 2件)
ぬおーん

4.0坂元さんが描く若者のリアルな恋愛

2023年4月4日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

趣味がぴったりな男女がたまたま会って
恋愛に発展する話。

いやあやっぱり坂元さんの脚本はいいですね。
リアルなセリフ回し、
固有名詞の連続による共感度の高さ、
サブカルコンテンツの豊富さ、
くすりとくる笑いどころなどなど
観てて心地よいんですよねえ。

描くのは男女のすれ違いなので、
カップルにはおすすめできないです。
すれ違いというか、
思いやりがないというか、
時間の経過だから仕方ないというか
誰が悪いわけでもない感じ。
とにかくリアルな描写が続くので、
「あ、確かにこういうときあるかも、、」
と相手に思い、観終わるころには別れてるかも!

終盤のファミレスのシーンはよかったですねえ
ちょっとやりすぎなくらいの演出でしたが。
あの頃の2人はとても綺麗だった、
でもあの頃の2人には戻れない。
咲いたあとは枯れていくだけの花のようですね
タイトルがそれを指してるかは、知らんけど。

個人的には「じゃあ」に関するシーンが
グサっと来ました。よく言ってるかもなあ、、

コメントする (0件)
共感した! 2件)
マスノブ
PR U-NEXTで本編を観る