花束みたいな恋をしたのレビュー・感想・評価
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コンバースのジャックパーセル♪ 好んで履いていたなぁ・・・。 ただ...
何時迄も輝いてる
終わったから何時迄も輝いて見える。
ずっと続いていたら、輝いていた過去すら
輝きを失うのかもしれない。
無くしてしまったからこそ、何時迄も心に残る。
ラブストーリーもたまには良いね。
キュンキュンしたよ。
花束ね、、
新鮮さが必要、ね。
ずっと、フレッシュな感じあったけどな。
お互いに気を遣って。
喧嘩にならないように思いやってて。
絹ちゃんはあんなに笑顔になれる相手はいないんじゃないの?自分も女だけど、女心は難しい、、
ストーリー的には少女漫画すぎ。有り得ないでしょ〜ってこと満載だったけど、(仕送り5万にワンカット1000円であんなに広い部屋、素敵すぎる家具。)
また数年後、麦くんも仕事落ち着いて、、
2人がやりたい事できるようになってから
またくっついててほしい。
羨ましさと、懐かしい雰囲気を感じれた、ゆったりみれる映画でした。
やっぱ台本
有能なクリエイターがつくっていることが解るできだった。やっぱり映画ってまぐれや気合いでいいものができたりしない。技術習得や台詞推敲の積み重なりだと思った。
現場で研鑽をつむのでテレビからきた人のほうが映画も巧い。近年いいと思える映画はテレビ系の人がつくっている。が、テレビ出身の映画監督はもちあげられない──という現象が日本映画界にはある。
すなわち本作の土井裕泰や福澤克雄や鈴木雅之や西谷弘や君塚良一(などのテレビ出身監督)のほうが、マスコミによって頻繁にもちあげられるあの人やあの人やあの人よりもずっと映画づくりが巧いのに、なんで下手なほうがもちあげられるのかが謎。──と個人的には毎度ながら思っている。
それでも最近になって新たな潮流を感じることがある。
カンヌ映画祭脚本賞で坂元裕二が国際的に裏付けられたのは痛快なできごとだった。まぐれや気合いで映画をつくってきた日本映画界の恐竜たちが行き場を失うような事態がつぎつぎに起こればいいと思う。
(坂元裕二が脚本で国際的な賞をとるのは合理だと思う。よって感じ入るのは脚本賞をとったことよりもカンヌがちゃんと映画を見てくれていることについてだった。けっきょく坂元裕二の受賞やドライブマイカーやベイビーブローカーのように海外での確かな実績が顕現することによって、たとえば今まで日本映画のセールスでさんざん使われてきた「海外で大絶賛」という存在しない海外をだしにした謳いが形骸化し、その手の謳いに頼っていた偽物が衰退するだろう。そうした事態が重なることで、それまでは勢いで生きてこれていた昭和勢や肉食獣が滅んでいけば日本映画界も多少は健全になれるのではなかろうかと思う。)
手堅い土井裕泰と坂元裕二が組んでいるから花束みたいな恋をしたができたわけで、やっぱり映画ってまぐれや気合いでいいものができたりしない。──ということが率直に解る映画だった。
見始めの段階では甘甘でさくっとつくってある感じのふつうな恋愛映画だった。が、台詞ごとに刺さり、いちいち唸るほどユニークだった。
急峻に盛り上がって冷めていく男女の話。
意気投合するひとに会い、朝まで街を低回し、趣味や理想を語り合い、つきあったら寝食忘れてヤって、そういう初動のいちばん楽しいところをだァーっと駆け登るかんじで描いて、そこからお互いの現実に向き合って崩壊していく。
どこにでもある話で大なり小なりじぶんと重ねられることに加え同時代性がちりばめられ麦と絹の趣味に寄り添って楽しむこともできる。
いうなればポップカルチャーなモテキあたりを見ているつもりでいたら泥沼の愁嘆迷宮へ潜っていきけっこうズーンとした感銘へ落とされ、そこからスルっと挽回してなんか爽やかな後味にして終わる。さすが坂元裕二、土井裕泰だった。
同時に菅田将暉と有村架純の空気感もよかった。ウィキペディアの「製作の経緯」が興味深く、そこに『恋人同士の5年間を演じた菅田と有村は撮影中、遠慮せずに距離を縮めた。』と書いてあり、ふたりで協力しながら雰囲気をもっていったことが書かれていた。また──
『作中に登場するカルチャーについて坂元は、友達の友達に関する又聞きの具体的な2名を対象にした趣味嗜好や発言を軸に、あまりよく知らない人のインスタと、その同世代である何人かの人たちに共通していた価値観を組み合わせて人物像とストーリーを構築しており、そのため主人公二人の麦と絹は「友達の友達ぐらいにいそうな人たち」という距離感で描かれている。』(ウィキペディア、花束みたいな恋をしたより)
──と書いてありリアリティの敷衍になっていた。あるある値を上手に共感へつなげているわけで、居そうだし有りそうだし、なんならじぶんにも似たような体験がある。そのさじ加減を『あまりよく知らない人のインスタ』から持ってくるという──やっぱり天才な坂元裕二だった。発想が鮮やかで引き出しが膨大で、なんかすごい事件を描いているわけじゃなく、ぜんぶスクリプトでもっていくのがすごかった。
ちなみに映画内で麦や絹がほめていたピクニックを読んだ。どうなんかな。じぶんはわかるタイプじゃないかな。読んだ感想は、いったん話が枝へ逸れて、枝へ逸れたまま進む話という印象だった。というか最初から逸れている話が、さらに逸れていくという短編小説だった。ドブさらいはヘドロと向かい合わせなので不快で臭く大変であり、なんでそんなことが軽やかに描かれているのかわからない話だった。が、才気にあふれる小説だった。
ふたりとも趣味がよく麦のイラストはそれで生きていけそうなほどおしゃれだった。実在の著名人がでてくる同時代性によってシンパシーが深まることと、ぜんたいに都市であることが顕著だった。
ちょっと離れた視点だが田舎者ではなぜいけないのか──ということが都市生活をするとわかるし、この映画でもわかる。そういう映画になっていたと思う。
またこれも少し離れた視点だがこの映画を見て「なんか日本人の人生って気の毒だよな」と思った。いい映画だが身につまされて疲れる──それは仕事も恋愛も人間関係もせっつかれる感じでやってきたからなんだろう。好きになって同棲して生活費に腐心してだんだんやだくなって・・・社会システムががっちがちで誰がやっても似たような人生になるからこの映画にも共感できるわけであって、なんならこの映画のハイライトにしたって麦と絹が別れ話をしている隣席に、初対面時の麦と絹とまったく同値のふたりが座りまったく同値の会話を繰り広げる場面なのであって、われわれが夢のように感じていた恋愛の初動なんてじっさいには日本じゅうの誰もが経験したあるあるの中央値なのかもしれない。──という諦観を提供していて、なんか日本人てむしょうに気の毒だわ、と思ったのだった。
いつから対等じゃなくなった?
今更見た。
好みがはっきり分かれる映画だと思う。若い人たちには刺さる。私もその一人。
私は女性なので、どうしても絹ちゃんの方に感情移入してしまう。麦くんの「映画とか、他にして欲しいこととかある?」が一番キツかった。出会った頃ふたりでいるのが何より楽しかったのに、今ではこちらからの要求でしかないんだ。一番すれ違いを感じた。圧倒的にフェアじゃないと思った。下に見られている感じがした。喧嘩して、なんでかわからないけど自然に仲直りして、それを繰り返していたはずなのに喧嘩すらできなくなってしまった。こういう恥ずかしい映画で泣ける感性でよかったと思った。
あと有村架純がかわいいです
サブカル羅列映画、エモい〜ってやつです。
本棚にはAKIRAが並び、大友克洋なら読んじゃうぜ❕童夢だってあるんだぜという本棚に主張の激しさが激モリモリ。
個人的にエンタメとして最強〜!これぞ脳内無にしてこそ楽しむエンタメってやつです。
それにしたって、猫はどう考えても捨て猫感ないでしょ!!!血統証付きと雑種のMIXです!なんて言われたら、もう私は何も言えませんが!昨今の映画は雑種猫を明らか雑種にしない仕様がいただけませんね!笑
ちょっとふざけて書いてみましたが、もうね、お腹いっぱいです。サブカルどうぞ。はいって出されたみたいな感じです。
コレが当時泣ける!!最高の映画!!って言われてたのが謎で世間の人の流行はこんな感じだったん??というわけでわからんもんだぜってなりやした。
ご都合主義なのは確かです、出会いから何から!!
脳みそを空っぽにしてみる、そんな映画です。そりゃ仕事して疲れてたら漫画読む気もなくなるんだよ分かってくれって気持ちにもなるのもわかります。
オダギリジョーのサブカル野郎の胡散臭さが滲み出ててよかったです!
総じて普通におもろいでした!
ほかほか
胸糞悪い終わり方だと勘違いしてたから、ほかほかエンドで嬉しい気持ちになった。
2人の浸っているカルチャーにあんま馴染みなくて、内輪ノリが気持ち悪いなと思った。そのカルチャーを知らない人を疎外するようなかんじ、。でも好きな人と一緒にいる時ってそんな空気感が大切な気がする。独占できる領域を持つみたいな。ただ同じものが好きってだけで共通言語が生まれて絆強くなるの不思議だよなぁ。
2人の関係がギクシャクしていくところ、心がギュウとなるくらい、上手く関係を維持しようとして相手のことを思って取り繕ってるのが、むずむずした。
働く人間になることで、パズドラしかできなくなるのとか自己啓発本読んじゃうのとか、好きなことを忘れていくのとか、それが働く責任てことなのかなあ。
現代版リアル恋愛おとぎ話
日本らしい恋愛、すれ違いを絶妙にまとめた作品
実在する音楽や映画や漫画にゲームが観る側のエモさを与えてくれる
大人になると現実を生きて日々の忙しさから趣味や好きだったものを同じように好きでいることは難しい
まだ好きでいられる人をまだそこにいれるのかと羨ましくも思い、いつまで遊んでいるんだと苛立ちとともに傍観する
殻を破って世界を広げると視野も思考回路も変わってそれを会話にすると噛み合わなくなる
ファミレスで最後に涙で抱き合うシーンは愛のかたちが変わってしまった熟年夫婦のよう
とにかくはじまりがお伽話のよう
キラキラのピークがすぎる
麦くんの先輩の死に寄り添えず先に寝る絹ちゃん
さわやかのステーキを先に食べてたのに
なんの罪悪感も抱いていない絹ちゃん
ゲームしたらイヤホンされてゲーム消す絹ちゃん
麦くんの理想の将来を聞いてピンとこない絹ちゃん
なんか悲しいけど分かってしまう
2人は別々の人生を歩んで幸せになってほしい
美しい思い出は綺麗にしまっておいてください
ここまで同じ好みの人がいるのか!!
こんな思考や好みが一緒の人がいたら、本当に凄いと思う。でも似過ぎてパートナーとしてはどうなのだろうと思う。デコボコがかえって上手くいくと思える。
付き合い初めから終わりまで、若い頃を思い出して胸キュン映画ですね。
有村架純さんの作品を初めて観ました。髪の毛をアップにすると別人かと思いました。髪型でこんなに顔のイメージが変わるのだとビックリ。
ご都合主義と永遠のナレーション
2人の趣味が合いすぎる。なにそれ?とかそゆ会話くらいして欲しい。ナレーションシステムにより最後の最後まで全て懇切丁寧な説明がある。目をつぶってても話がわかる。
出会いのシーンが致命的にご都合主義。前半だけで対象年齢が10-15歳かな?と感じる。
演出されたいやーな親の像。初対面娘と彼の家で飯食うのすらおかしいのにそこで説教とかありえん。全てなんというか、都合よく組まれたキャラクターとセリフ。説明多すぎてスマホ触りながらでもわかる解説のせいで飽きる。
てか、簿記2級を武器に就活したのにクリニックの受付してるのがちょっと意味わからん。まぁリアルではあるけど
共通項
それぞれの花束
ネトフリから観ました!
万人が経験してそうでしてなくて憧れちゃうみたいな恋愛を一本の映画に...
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