弥生、三月 君を愛した30年のレビュー・感想・評価
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映画らしい映画だと思いました。
振り返ると4月、5月は映画館に1回も来てなかった。
久しぶりの映画。うれしくてうれしくて、はじめは物語より、そのことでワクワクが止まらなかったです。
作品自体は他の方が言う通り、それほど感があったけど、でも
成田凌は、これがあの「スマホを・・・」の犯人と同じ役者かと思うほどうまいし、波瑠は波瑠で美人だし上手だし。
この二人を観ているだけで、映画っていいなあと思いました。
後、あのエンディング。ああいう終わり方嫌いじゃありません。本当、映画っぽくて。
あの終わり方を観てもまた、映画っていいなあと思ってしまいました。
映画を観ることが出来なかった2か月、退屈でした。
この文化をなくしてほしくない。
「映画はやっぱり映画館で」を実感しました。
三太かと思った。
折角の劇場鑑賞の機会だし、他にみても良いかなと思う作品なかったし、消極的選択で鑑賞。
1986年、高校生の頃に出会った男女の2020年までの出来事を、様々な年の3月のエピソードで繋いでいく話。
出会い、交流し、友人サクラを亡くし、高校を卒業し、あれよあれよと2011年。
ここまで良すぎる程のテンポで進んで来たけれど、2011年3月の宮城県ですよ…。
ここから過去のエピソードがチラホラ差し込まれたけれど、これいりますか?と感じるものばかりだし、そこからの流れもご都合主義というか白々しいというか…。
話自体はつまらないとは言わないけれど、恋愛要素がメインである必要を感じないのは自分だけ?
特に感動もしないしハマるものもないし、ふ~ん…という感じで、どうやら恋愛映画が好みじゃないのに観たのが間違いだったらしい。
切なくも温かい。新鮮な感動を呼ぶ「3月」の物語。
【賛否両論チェック】
賛:2人の激動の30年を「3月」だけで描くという手法が、新鮮かつ感動的。2人がそれぞれの人生に思い悩みながらも、それでも切れずに心のどこかで繋がっている姿が、切なくも温かい。
否:時間軸はどうしても少し分かりにくい感がある。展開も結構予定調和なほか、ラブシーンもあり。
どこまでも真っ直ぐなヒロイン・弥生と、底抜けに明るくてどこか脆い太郎。そんな2人の激動の30年を、果たして「3月」だけでどう描いていくのか、最初は少し不安でしたが、全くの杞憂でした。
お互いに淡い恋心を抱きながらも、“親友の死”という十字架を背負い、別々の道を選んだ弥生と太郎。2人が時には絶望のどん底へ突き落とされ、時にはお互いを励まし合いながら、不思議と切れることなくどこかで繋がっている様子は、運命の儚さと同時に、愛おしさすら感じさせてくれるようです。夜行バスのシーンなんかは、現実にはなかなかあり得ないと分かってはいても、それでも切なすぎて胸が痛くなります。逆に結婚式のシーンなんかは、太郎の優しさがにじみ出ているようで、こちらもあり得ないと分かってはいてもグッと来ます。
ラブシーンもあるので、デートで観るのには少し難があるかも知れませんが、一風変わったテイストの感動の物語ですので、是非ご覧になってみて下さい。
「弥生、三月」を五月に観る。
30年間の三月を描いた中でも、序盤の教室が最高のシーン! 波瑠ちゃんの演技に呑まれました。そして、3人とも高校生としての演技が光ってましたね!
しかし、だんだん尻すぼみの感が否めない…。人生の困難にぶつかっていく話だから、仕方ないのかなぁ。(成田くん波瑠ちゃん、がんばってたけど40〜50代には見えなかった…)
そして、作品中、説得力の無さと不自然さはどんどん増していくのだ。
「サッカーしない?」と、一度だけしか会ったことない女性に憧れて教職に就く息子。(憧れても、教師というところじゃないのでは)
30年後の教室のシーンだが…担任の父親が向かう不可解さ(サッカー教室の子から聞いたの?)、
生徒や保護者の前で担任吊し上げ(あゆむセンセイから訴訟起こされたら学校は勝てない)、
いきなり「辞めろ」コールの生徒(何があったのだ⁉︎ 担任の正否はともかく、あんな行為する子ら見て親も教師も引かないの??)、
何より、あゆむセンセイの演技力は…。他キャストの演技が素晴らしいので演技力公開処刑になってしまっている。唯一のキャストミスと言えるのではないか。
そして、重要なさくらのカセットテープ。…なぜ、さくら父は30年後に発送したり届けに来たりしたのだろう。予告編でも触れられている最大の仕掛けなのに、疑問が残るようでは…。
一番の問題点は最後の歌…必要だろうか。赤ちゃんのときからの縁があるってのも、手垢がつき過ぎてるネタ。これで終わらせるのはちょっと弱いのではないだろうか。
あと、細かいこと言うと、日本では4G回線は2012年からなんだよね。震災の年にはまだ無かったはず。
私も皺々のお婆ちゃんになりたかったよ
2020年映画館鑑賞33作品目
自粛解除久々の映画館鑑賞
もう5月
不要不急の外出自粛しろ県の外に出るな
インフルエンザよりエイズより怖いらしい新型コロナだから仕方がないがそれなら永遠に自宅に引きこもってブルブル震えてろ
貴重な休日に玉川徹とか坂上忍の説教なんて聞いてられっか馬鹿
テレビもSNSもクソだ
思ったよりも良かった
感動作です
さすが遊川和彦
十代の頃から彼の脚本のドラマを夢中になって観ていた世代です
ただ残念なのは場面が変わるごとに幕みたいなものが垂れ下がることです
意味不明
山太こと山田太郎役の成田凌がかわいい
特に高校でサッカーをしているときが
波瑠や杉咲花よりかわいい
彼女らは可愛いというより美人なタイプだが
成田凌は演じる世代の違いで演じ分けているように感じた
そんな成田凌はカメレオン俳優という言葉が嫌いらしい
その理由は詳しくは知らないが僕も嫌いだ
どうもネット民のネーミングセンスは全てにおいて好きになれない
そんな発言をした成田凌を叩く連中がいる
陰湿ブスとネットオカマの巣窟だ
成田凌のようなかわいいかわいいイケメンを侮辱されて涙が出るほど立腹した
二度とあんな掃き溜め観ることはない
弥生が熱過ぎる
そんな人いねーよ
正義超人かよ
友情のシェイクハンドしてるし
ああいう卒業式は嫌だな
左翼教師がわがままやり放題でめちゃくちゃにするのも嫌だが
個人の自由だ国は強制するなと主張していた左翼が今では手のひら返しをしている不思議
杉咲花の遺影を見てると加トちゃんの忘年会のコント思い出して吐き出してしまう
バスを追いかける天丼多し
今度はお前が隠れるのかよ
とことんすれ違う2人だったがなぜか偶然にもちょくちょく「見上げてごらん夜の星よ」が流れる
古本屋で山太が奇跡の人を手に取ったら弥生の顔が見えるなんてできすぎ
サクラの霊がおこした奇跡と思う人もいるだろう
山太と山太の息子と弥生とサッカーボールを返してほしい少年の四者四様のやりとりが面白い
エイズと放射能の件は悲しい
かつては広島長崎の被爆者も
進歩しないんだな
大東亜戦争末期のようなコロナ全体主義
何世代にもわたって永遠に繰り返される負の連鎖
呪われた血筋
反吐が出る
ああいう差別は隣県の宮城じゃなくて首都圏の方だろ
宮城県のイメージを悪くさせるな
それにしてもいつまで続ける東日本大震災ネタ
原爆みたいに50年100年と映像作品が制作されるていくのだろうか
偶然にも映画鑑賞中に地震はあったしちょっと焦る
最後はハッピーエンド
エンドクレジットも最高
おまけもファンタスティック
要素がたくさん
いろんな要素がたくさんあって、よくわからなくなります。震災を絡めて作品作る意味あったのかなーと。
不倫して旦那亡くなった後悔が震災って…
震災当時、仙台に居た私は、あんまりいい気持ちしなかったなって思いました。
でも巡り合いとか、そういった視点では素敵な作品だったと思います。
御伽話みたいなラブストーリー
良作でした。
これも映画館が閉められる前日にセーフで見ました。
話の筋や展開は捻りが無くて王道ですけど、
三月だけで話が進む、しかも日付が携帯やスマホの画面、カレンダーで判る設定が凝ってますね。
坂本九の歌の使い方がちょっとアザとい感じはしますが、、
最近、成田凌さんは注目の俳優さんなので、
思春期から壮年期迄それぞれのステージでの
演技を堪能出来て楽しかった。
高校生の飴を加えて病室に入る姿が
「スマホを」のあの役とダブりました。
ダラダラしたような
ヤル気の無さそうな感じを出す為かな?
予告で死別の悲恋?と思い違いしたので、
ハッピーエンドで良かった。
映画ありがとう。
早く、又、劇場で色んな作品に触れられますように。
ストーリーはいいのに
ストーリーはいいのに、なんだか日本のドラマっぽい。
物語の途中からこんなことばかり思ってしまって没入できなかった。
と、いうのも一つ一つのコマが短すぎる。
同じ30年を追った作品でも、ワンデイなんかはもっと上手くやってるんだけど。
ストーリーとしては泣ける要素がいっぱいあるはずなのに、どうも泣けない。
映画が終わって監督を調べて納得、普段はドラマシリーズを作られている方なのね。
映画専門の監督が同じ作品を脚本したらもっと違う印象を受けると思う。
波留のキャラクター設定には少し無理があって感情移入しにくかったが、いい演技だったとは思う。
あれだけのキャストとストーリーを持って、どうも泣けないのが残念、監督って大切なんだなと思わされた。
杉咲花
登場するのは序盤だけだが、物語を語るうえでの重要なエッセンスとなっている。
彼女は喋り方こそ幼ささえ感じさせる可愛らしいものだが、それでいて芯の通ったしっかりしたセリフ回しの出来る実力派。
主演が演技力に定評のある波瑠と成田凌とはいえ、二人を上手く引き立てているのは間違いなく彼女の存在。
役者さんの価値というのは、出番の数に関係なくいかに観ている側に印象付けられるかどうか、だということを教えてくれている。
朝ドラのヒロインに選ばれたのも納得。
ただ、この作品の残念なところは脚本。
遊川和彦は映画よりドラマ向きの脚本家なのかなと感じた。映画の2時間では忙しなくて、ストーリーを上手くまとめ切れていない印象。ベタなラブストーリーだからというより何となく全体的に軽い。1クール10話くらいの方が地に足の付いた構成が出来るのだと思う。
それと、この手の話に震災を絡めるのもどうかと思う。と言うより、むしろ当初から震災ネタを交えるというのが念頭にあって、そこから枝葉を広げていくうちに3月を題材にしたストーリーが出来上がったという感さえする。何となく安直というか安っぽい。
故に一つ一つのエピソードが薄っぺらく、後から取ってつけたような印象を抱いてしまった。
すれ違いが切ない。。。
切なくもどかしい二人のすれ違いの物語に震災を絡めています。
地震が起こるとどうしても思ったとおりの展開になってしまうのと、震災直後はなんでもかんでも震災に託つけてちょっと辟易としていたのですが、9年経った今は風化させないためにも絶対必要だと感じました!!
公開初日か試写観た知り合いが“絶対泣ける!”と勧めてきたから公開2日目に観ましたが、序盤の高校生役の印象が強く泣けませんでした。。。でもとてもいい映画だと思いました!
初めと終わり
初め良ければ、こと半ばなる。
主演2人の制服姿の是非はともかく、
高校卒業までの経緯は良かった。
特に、制服姿にも全く違和感のない杉咲花は、
可憐で儚げ、ひときわ輝いてさらりと消えた。
終わり良ければすべて良し。
杉咲花の残したビデオテープ、
その出し方にいささか唐突の観は否めない。
しかし、そこからのラストに向けての流れは心に染みた。
初め、終わり共に良かったのだから、素晴らしかった?
いや、中間が酷すぎる。
だらだらと2人の堕ちていく様子が描かれ、
暗くなるし、そのグダグダさに苛つく。
また、東日本大震災を持ち出すのも、余りに安易だ。
結局、杉咲花のいないシーンは退屈きわまりない。
遊川和彦にはこういう作品は無理があったのか?
予告編がピーク
色んなエピソードを散りばめ過ぎでなんかまとまりが無い作品だと感じてしまいました。また、ラストはミュージカルみたいで違和感を感じました。成田凌は「スマホを落としただけなのに」の怪演のイメージが強すぎて、どうしてもそっちを連想してしまいます。
歩み
アカン…これは見たらアカンやつや。
人生って辛いわぁ。
俺の記憶が確かなら、彼が最初に覗きこんだ新聞は昭和61年だった。西暦だと1986年、逆算すると…1969年前後の生まれになる。
俺は、彼や彼女と同じような時代を生きてきた。
後悔も懺悔も不必要だった人生なんてあるんだろうか?人生は選択の連続で、その選択が正解かどうかなど分かるはずもない。
選ばれなかった選択肢は、金輪際選べない可能性が高い。一方通行の迷路を僕らはずっと絶え間なく歩いてる。
そんな話だった。
同年代に近いからなのか感情移入が半端ない。自分達みたいで恐ろしいくらいだ。
まるで自分の人生を自分で傍観してるような…めちゃくちゃ居心地が悪い。色んなシーンが自分の人生とリンクする。
サンタがまたやらかすから…その都度、後悔をひきづっている自分に気づかされるようだ。
そんなこんなで「もうやめてくれ、分かってるから、そんなにバラさないで!」と土下座してしまいそうだ…。
迷いながらも懸命に歩いている全ての人へ向けた作品にも思う。
と、同時に残酷な時間の流れにも恐怖する。
迷おうが、立ち止まろうが、時間は冷酷に過ぎていく、老いは待ってはくれないのだ。
枯れていく花を見るのはしのびない。
波瑠さんは素晴らしかった。
あんな溌剌とした雰囲気の女性でも、あんなに影に覆われる事があるんだ、と。
人生って何が起こるか分かんない。
彼女の人生はホントに波乱万丈だったと思われる。サンタの人生も色々あったけど、お前はその都度流されてただけ…あぁぁぁっ、そんなとこも俺と被るようで、嫌だぁぁぁあ!
流されてく俺を…いやサンタを引き留め掬い上げるのは弥生だった。
彼女はサンタの前でだけ、生来の気質に戻るようだった。
余所見ばかりするサンタと、前だけ見て黙々と歩き続ける弥生。
形のないクッションのようなサンタと、堅固な岩のような弥生。
まるで正反対のようだけど、足して2で割ると丁度いいような2人。
彼らに幸せが訪れて良かった。
細やかな幸せなのかもしれないけれど、そこがスタート地点で少しずつ積もっていくものかもしれない。
物語は3月のみで語られるという大胆な構成だった。それがもたらすものは圧倒的なスピード感と絶対的な傍観者としとの立場だ。
介入できない。
自分の思考を挟む余地がない。
起こった事象だけを見せられる。
その時間の空白を埋める主演2人は見事であった。また、その空白などなかったように振る舞う関係性にも説得力があり、脚本の構成力に唸る。
エンドロールの後、彼らが産まれた3月のシーンがある。まるで赤い糸で結ばれていたようなシュチュエーションでもあり、随分と遠回りしたんだなぁとも思う。
黒木さんが演じる母親ってのは…まるで予言者のようであり、母性って計り知れない力みたいなのがあるだなぁとしみじみ。
ただ、まぁ、そんな運命の2人みたいな結末には若干モヤッともした。
いつかまた見る機会が訪れるのだろうか?その時に俺は彼らに顔向けできるような人生を歩んでいられるであろうか?
俺も頑張ってたぞと、胸を張りたい。
だからさ…さくらのお墓の前とかで、話しかけたいけれど、こんな自分を見られたくないって気持ちが痛い程分かんだよおおぉぉ。
まぁ、それでも彼ら同様、俺の人生は俺だけのものなので胸を張らざるを得ないのだけれどね。
そんな映画。
「人間50年」って織田信長が本能寺で舞うのだけれど、これは所謂、寿命としての50年なわけだけども…この映画に当てはめるなら、幸せを追い求める50歳までと、その幸せを堪能する50歳から、と。
50で人間、一区切り。
なんて事を言われてるような気にもなった。
なんか、きっと見る年代によって全く違う感想が飛び出てくる作品なんだろうなぁ。
悪くはなかったのですが…
予告を見て気になっていたこちらの作品。
コロナの影響でしょう、100人くらいの席を貸し切り鑑賞。胸が痛いです…
人生って、こんなにも生きにくいものなんでしょうか…。
幸せになるのって、こんなにも難しい?
こんなにもすれ違う?っていうくらいに、すれ違う…。
お互いの手を取るチャンスは何度もあったはずなのに、2人ともそのチャンスを通り抜けて生きていってしまう…。
人生はタイミング、つくづく思い知らされますね。
個人的に、ページをめくるようにして時が頻繁に切り替わる演出が、あまり好きではなかったです。時系列も急に過去になったり、3年後だったり…。感情移入しづらかった。
波瑠さんと成田凌くんの演技は良かったのですが、弥生というキャラクター性も、あまり好きではなかったです。
少年からボールを奪い、初対面であろうサンタの息子に、すごい形相で「サッカーをしろ」と言うシーン…。うーん、あれは違和感…。
息子さんからしたら弥生は赤の他人、とてもびっくりしたでしょう。
あと、終盤で弥生がバスを走って追いかけるシーン…。あの時もう、50歳ですよね…。
それであの脚力…うーん、違和感…。
助演では、杉咲花ちゃんと黒木瞳さんがとても良かったです。
杉咲花ちゃん、すごい存在感…。
30年後に聞いたカセットテープは、流石に泣いてしまいました…。声だけだけど、グッと来るものがありました。
あと、波瑠さんと成田凌くんが同級生なのは分かるんですが、杉咲花ちゃんだけずっと年下に見えてしまいました。
前半は気にならないけど、波瑠さんと成田凌くん、50歳には流石に見えなかったな…。
ずーっと思い合っていたのに、50歳まで結ばれないというのは、なんとも世知辛いですね…。
もっと早く一緒になれたら良かったのに、と思わずにはいられなかったです…。
色々と脈絡なく書きましたが、悪い作品では無かったです。
壮大なラブストーリーであり成長物語
幼馴染の2人の16歳から(0歳から?)50歳までの壮大なストーリー。
さすが遊川和彦さん、一筋縄にはいかない超ハードモードな人生を通じて、それでも想い合いすれ違う2人の感情と成長(というには苦いが)を描き切る、全体としては非常に見応えのあるラブストーリーでした。
杉咲花さん演じるさくらの存在感が凄かった。本人が登場していたのは序盤の2年くらいにも関わらず、2人の人生に影響を与え続け、切れそうな2人の関係性を墓参りとカセットテープを通じてなんとか繋ぎ切った。
人生はままならず歯痒く苦しい。でも幸せを実感できることもある。そんなことを繰り返し感じさせてくれる壮大なストーリーで、2時間映画では限界がありました。場面転換のチープさが残念でしたが、時間を考えるとあのような分かり易い切り替わりも仕方ないかなと思ってしまう。連ドラなら白夜行のような名作になったのでは?
良い映画だっただけに幾つか残念なところに目がいってしまいました。
他の方も挙げていますが、ラストの歌唱パートは蛇足でしたね。出だしを2人がつい口ずさむくらいなら自然でしたが、デュエットで最後まで歌うのは唐突なミュージカル調で興醒めでした。
エンドロール後のシーンも要らない。弥生の母親にはあまり良いイメージがなかったし、さくらの存在感を否定しかねないという点でも余計なシーンでした。過ぎたるは足らざるが如しです。
それにラストシーン、2人の結婚式で流して欲しいとまで言われて渡されたテープを結婚の約束もないのにあっさり聞いてしまうなんて。自分だったら居ても立っても居られなくなって相手を探し出してプロポーズしてしまう!ありきたりでも良いから2人の結婚式を観たかった、そう思う自分はまだ若いのでしょうか?50歳同士のこじんまりとした結婚式でも、あのテープが流れたら、非常に感動的なシーンになったと思うんだけどなぁ。
あっさり手繋ぎシーンで終わるとは、遊川和彦監督の作品は想像の斜め上を行きます。
良かった
とても良いと思いますが、脚本か?演出か?が微妙の様な気もします
1人でも強い人いるけれど、ドン底や挫折にあった時、他人に八つ当たりしたり、自分を責めたり
やっぱり人って弱いもので…
先に人生挫折してボロボロになって弥生に助けられた太郎が、後に弥生を支えてあげられる存在になる
人は人に寄り添い合って強くなる
寄り添ったり助けてもらったり支えてもらう事は、決して弱いからではない
最後はそう教えてくれた物語
まぁ〜成田凌のダメ男っぷりや、波留の崩れっぷりが、人間の弱さをイイ感じで表現してて良かったなぁ〜と
「弥生がサクラに遠慮して太郎に好きって言えない」なんて、昭和だよな〜。
現代でそんな事してたら、「早くサクラが太郎にフラれる様に仕込んでる」としか思われなくもないし…
成田凌が童顔過ぎて、岡田君と親子って設定が少し強引じゃね?って…(笑)
改めて波留さんはとても可愛かったです
とても良かった!
最初から最後まで涙しかない
このご時世なので、映画館3人しかいませんでした💦
しかも一番前、真ん中、一番後ろと見事に離れていました。
もう…しょっぱなから涙が止まりませんでした。
波瑠さんの弥生、カッコよすぎ!
あんな風に友達のために勇気出して発言するとか…女でも惚れる。
あんな友達、本当にいいなと思った。
さくらも守ってあげたくなるくらい可愛い。
大人になるにつれて、いろんなことを抱えて、すれ違って、我慢して…そして関東大震災。
あの時のニュースまで思い出して辛くなりました。
ありえない偶然の再会、しかも本屋のベタなシーンも好きです。
そしてこれまたうまいことかかる音楽。
あんな風にいつも心のどこかに、思う人がいるっていいですね。
サンタ(成田凌)の息子が窮地に立たされているときにも、颯爽と高校のときのように発言をするところが、また心が震えました。男前すぎる。
最後のさくらの残したカセットテープにも号泣。
これで終わりと思ったら、さらにラストシーンに、ウワーッとなんとも言えない感情が。
とにかくハンカチ手放せずに見ていました。
日めくりカレンダーのような、アルバムをめくるような、そんな演出もいいなあと思いました。
見終わった後に、買い物にいってお会計してたときに、店員さんがなんか見覚えあるなーと思ったら、なんと高校の同級生でびっくり‼️
しかも兵庫に住んでいて、たまたま応援で入っていたんだとか。こんな偶然もあるんですね。
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