1917 命をかけた伝令のレビュー・感想・評価
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そんなに良かった?
確かにどうやって撮ってるんだろうと思うところはあったけど、そんなに面白いかな?
ワンカットって聞いていたから、二時間の長回しなのかと思いきや、多分2回はカットしている。(それでも凄いけど)
1回目はウィルが撃たれて階段から落ちて気を失うところ
2回目はウィルが川に入ったところ
やっぱり二時間回し続けるのはリスクだし、映画の中で時間の経過が必要だから、無理なのでしょう。
以下、ストーリーを追っていく。
イギリス軍とドイツ軍が戦っている。お互い豪を掘って向かい合っている。その距離は140mほどだ。
イギリス軍の若い兵士のトムとウィルが将軍から撤退命令を遠くにいる仲間の部隊に伝えるように命じられる。
→向かいにいるドイツ軍は撤退していると聞くも、疑心暗鬼であり常に緊張感がある展開となった。
→事実、撤退していたんだけど、そこまでひたすら前に進む。塹壕が長くて、同じところ歩いたりしてるのかな?と思ったりした。
トムには兄がいて、都合よく伝達先にいる見方の部隊に所属している。伝令が伝わらないと味方部隊の危機なので、トムは勇敢にも前へと進んでいく。結果、反対側のドイツ軍の塹壕に敵の姿はなかった。
ドイツ軍の塹壕には大きな部屋(穴を掘って作ったような部屋で、かなり広い。)がありそこを調査すると、トラップがあり爆発する。2人はなんとか脱出する。
→まさか爆発するなんてね。ネズミが出てくるんだけど、あれはCGなのだろうか?
ドイツ軍の塹壕に敵がいないので、どんどん進む。一軒の家があり、その前には桜が咲いているが全て斬り倒されている。家の中には何もない。近くには牛がいてバケツにはミルクが一杯に搾乳されていた。
→桜が倒れてるけど、流石に作り物だよね。
→このミルクをウィルが飲むんだけど、ミルクの存在がいかにも怪しいから、きっと毒が入っていて死ぬのかなと思ったけど、全く問題なし。
すると戦闘機が空中戦を行う。ドイツ軍の戦闘機がトムとウィルのところに墜落する。パイロットのドイツ兵を救おうとするも、トムはこのドイツ兵にナイフで刺され死んでしまう。ウィルはすぐさまドイツ兵を射殺する。
→ここまでトムが主役だと思ってたから、死んだことに驚いた。
→飛行機の墜落はどうやって撮影してるんだろ?
→やっぱり戦争中は優しさを見せてはいけないな。
ウィルのところへ見方の部隊が後を追ってやって来た。ドイツ兵がいなくて安全であることは、とっくに信号弾で伝えている。見方部隊の車に乗りどんどん進む。途中タイヤがぬかるみに嵌まるも進む。やがて橋が落ちているので進めずウィルは降車し徒歩で進む。
→時間稼ぎですね。どんな映画でもスムーズには進まない。
降車したウィルは目の前の崩落した橋の手すりを歩いて渡ろうとする。すると向かいの家から射撃される。銃撃戦となり、敵のいる部屋へと進む。
→あぁなんてところを渡るんだとドキドキする。橋の手すりは平均台位の細さしかない。バランスを崩したらやり直し?役者の気持ちを考えてしまった。
→銃撃戦が始まるがとにかく下手くそ。どこに向かって撃ってるのか。
二階の部屋に入るとドイツ兵とウィルは向かい合う形となりお互いに発砲する。ウィルは吹き飛び階段から落ちて気を失ってしまう。
→ここでカットが入った。残念。気を失って画面が真っ暗になった。ストーリーとしてはここで時間経過し夜になる。
ウィルは気が付くと、回りは暗くなっている。相手のドイツ兵は死んでいる。更にウィルは前へと進む。すると何処からか狙撃されるも前へと逃げる。広場に出ると、建物が凄い勢いで燃えている。そこに男が立っていて近付いてくる。ドイツ兵だ。ウィルが逃げるとドイツ兵は何発か撃ちながら追いかけてくるが転んでしまい、その空きに道の脇の家に入り込み、やり過ごす。
→どうやら連射出来ないようだから、相手が撃った瞬間、振り返って撃てば良いのでは?と思った。
家の中には女とその赤子がいる。少し休憩すると、またウィルは前へと進む。またドイツ兵に遭遇し、ウィルはドイツ兵を絞殺する。
そしてウィルは近くにいたドイツ兵を突飛ばし、逃げていく。
→まぁ撃たれても当たりません。不思議。
逃げていくと激流の川がありウィルは飛び込む。
→画面が水で一杯になりここで多分カットしてる。
川の激流で、岩に体がぶつかり、その直後、滝壺へと落下する。
→どうやって撮ったんだろ?水面から浮かんでくるところを空撮している。
流されていくと、突き当たりに出る。そこには川から流れてきた大量の死体がある。川から出ると歌声が聴こえてくる。周囲にはそれを多くの兵士が座ってそれを聴いている。
→誰もウィルの方を見ない。敵かもしれないのに、そう考えないのはなぜ?
ウィルは兵士に訪ねると、この部隊が目的の部隊であることがわかった。大佐の居場所を聞くと先頭の方だ。兵士が沢山いるから大分遠い。
塹壕に入っていくと道は細く、前の方に行くのが大変。最後、ショートカットするため塹壕から出て走り抜ける。この時、敵からの攻撃を受けているので命がけだ。同時に見方の第一陣も塹壕から抜け出し攻めにいく。
→これは映画のCMで良くみるシーン。ここに来てって感じだが、良いシーンだ。
ウィルはショートカットに成功し大佐に会い、伝令を伝えた。大佐は初めは話を聞かないが、手紙に目を通すと即座に攻撃命令を取り下げた。
ウィルはトムの兄の居場所を聞くと、兄を探しに向かう。兄にトムが死んだことを伝えると、映画は終わる。
→むしろこのタイミングまで出番待ちだったトムの兄が、トムの死を聞いて即座に泣くなんて、大変な演技に感じ、助演男優賞ものだなと思った。
最初は映画を止めるなの企画パクリ映画かと思ったけど、やっぱりスケールがデカく、映画を止めるなを上回ってしまいました😃
斬新な映像です。命令を遂行する二人にハラハラ・ドキドキ
本当に、“ワンカット”なのかな?物語が終盤に入る頃、スコフィールドが、暗闇でドイツ兵と打ち合うシーンがあるんだけど、あそこでカットしてない?なので、全編で2カットと言う事だと思うんだけど?
まぁ、それでも中々、あれだけの長回しはできないかも。中々面白いです。昔、三谷幸喜が、空港を舞台にしたドラマで『大空港2013』と言う作品をワンカットで撮った事がありますが、あれは一つの建物の中でしたが、これは外ですからね。
そういう意味では、見終わって冷静に考えてみると、1シーン、1シーンしっかりと撮っている訳では無いので、実際のところはあまり細かい演技は無いのかも。この作品は、流れで一気に見切る作品ですね。
残酷。残忍。成し遂げたとしても虚無。得てして戦争とはこういうものな...
残酷。残忍。成し遂げたとしても虚無。得てして戦争とはこういうものなのだろう。友人の意思を継ぎ必死に脱輪した車を押す姿。
ワンカットの先入観バリバリで鑑賞
観る前になるべくレビュー読まない主義なので…ワンカットの先入観バリバリで鑑賞しました。
ブラックアウトのところで、そう来たか、仕方ないなぁと。
しかし、皆さん書いておられる様にお話しは単純だけど、面白く引き込まれるので、ズルしたななんて思いませんょ。
ただ、これどうやって撮影したの?というシーンが幾つもあって、少しだけ気が削がれた(((^_^;)特に予告編でも使われている終盤のスコフィールド上等兵の回りに爆弾が落ちまくるところ。余程入念にリハーサルしたのかな?
それと、メイクさんを筆頭にスタッフはめちゃめちゃ大変たったろうなぁと。
以下はネタバレになるので鑑賞した方のみ読んで下さいねm(__)m
ブレイク上等兵が墜落した敵のパイロットに刺される場面で、スコフィールド上等兵が水を汲みに行ってる間に、急にキョンシーのように白い顔になっていて、あ~死ぬのだなと判ってしまった(((^_^;)
穿った見方をせずに、もう一度観てみたい、いい作品です。
1917は何の情報も得ずにポスター見て映画館へ突入。
二人若いのイギリス兵士がある任務を命じられ塹壕から敵の陣地へ調査に向かう。しかし大した事は起こらず退屈なので、カメラが回しっぱなしで撮影されている事に私は気づきました。しかしその効果がよくわかりません。それはともかく、一人は死に、敵兵との多少の銃撃戦や格闘はあっても、敵兵はダイレクトに登場しません。本作品のリアルさはドンパチではなく、ドンパチ後の死骸などにより、上品な戦争絵画のように恐怖を描いて行く。私はいくつかの非現実的なシーンで興ざめしました。下痢の起こらないミルク。破壊された街の女性と赤子。慰めの兵士の歌。任務達成のために時間がないのに、主人公がいろいろ関わるため、映画的な流れとしては中途半端でした。そのせいか、精神的に追い詰められる主人公の感情が伝わって来ません。それが事実を忠実に意図したものであれば鑑賞者は諦めるほかないといえます。
映画にとって構成とカット割りは命だと思った。
本作は全編をワンカットで撮影されている戦争映画と聞き、鑑賞することをとても期待していた。何故なら物凄い没入感を得られると思ったからだ。でもその期待は見事に裏切られてしまった。
まず本作は時間的に大きく二分されており、完全なワンカット撮影ではない。それは観た方なら誰でも分かるだろう。ワンカットと思われるシーンも俳優の背中や障害物などを上手く使い、ワンカットのように見せている。勿論その繋ぎの部分は実に自然で、それを成す為に大変な演出と画像処理を行っていることは想像に難しくない。
しかし観客を追体験させる為にワンカットで撮影させる意味はあったのだろうか? 同じ戦争映画である”プライベート・ライアン”の例を出すまでもなく、緻密な構成やカット割りで、より現実感を出すことは充分可能だ。
逆に本作はワンカットに拘る余り、ストーリー性を犠牲にしているような気がする。他の方も書かれていたのだが、主人公達の経歴がほとんど描かれない為に物語に感情移入出来ないのだ。彼らの過去は僅かな台詞の中にしかなく、この程度では彼等がどうして命を掛けて戦っているのかが分からない。
また本作は見せ場が少ない。見せ場といえば予告編で描かれているシーンぐらいで、後は主人公が逃げ惑う場面に終始している。そしてそれらの出来事は唐突に始まり、唐突に終わるのだ。実際現実とはそういう物だろうが、でもこれは映画だ。何かが始まる前には、そのような雰囲気や演出が欲しい。そういう部分が本作にはほとんどない。
エイゼンシュタインの時代から映画人はモンタジュー合成などのカット割りを研究し、それを長年追求してきた。長回しは観客に強烈な印象を与える手法だ。通常そういうシーンは映画の中で印象的な場面にのみ用いられる。同じ第一次世界大戦を描いたキューブリックの”突撃”の白兵戦の長回しのシーンは物凄いし、”史上最大の作戦”の市街地戦のシーンも凄まじい。最近では”トゥモローワールド”の戦場のシーンがとても心象的だった。皮肉だが本作を見て構成とカットは映画にとって命だと改めて思った。
否定的なことばかり書いてしまったが、近年の映画界においてこのようなシリアスな大作映画が作られたことは奇跡的だと思う。この企画を通す為に大変な苦労があったはずだ。アカデミー賞受賞監督であり、007を大ヒットさせたサム・メンジスでなければまず実現出来なかっただろう。そういった意味では本作が作られた意義はとても大きいと感じる。
驚異の長回しが驚異の緊迫感を生み出す作品です。
今年のアカデミー作品賞にノミネートされ、大本命の1つとして注目されたが、惜しくも作品賞を逃しはしても話題の作品である事は間違いなく、謳い文句の全編ワンカットがどんな物かも気になり、鑑賞しました。
で、感想はと言うと、凄い作品。
緊迫感が凄くて、全編息を飲む感じの緊張感。
自分が戦場にいる様な感じでグイグイ引き込まれて、臨場感がハンパないです。
鑑賞中に飲み物を飲むのを躊躇うぐらいで、観終わったらなんか疲れる。
それくらい観る側にも緊張感が強いられる感じです。
ネタバレになりますが、正確には全編ワンカットでは無く、中盤でスコフィールドが意識を失った時に一旦ブラックアウトするので、ツーカットになりますw
またブラックアウトを除けば、ワンカットな訳ですから、リアルタイムで物語が進んでるので、作戦実行から通達までは上映時間通り、約2時間で通達されなければならないんだけど、そこはリアルタイムで無いのはツッコミ所ではあるけど、ご愛嬌w
と余計なチャチャを入れてしまってますが、観ている時から“全編ワンカットとの事でどれ程のもんか?”と目を皿にして編集の繋ぎ的なのを探して観てしまうのは良くない訳でも、やっぱり目を皿にして探してしまうんですがw、正直繋ぎが無い訳では無いんですが、それでも「全編ワンカット」の謳い文句を事前に知ってなければ、ビックリ仰天する程の長回しと編集技術。
それが観ている側に戦場に居るかの様な錯覚を覚えさせる様な臨場感を醸し出しています。
ストーリーは作戦中止の伝達を前線に伝える兵士の話しで、シンプルと言えばシンプル。
正直エンターテイメント感は薄いですが、それが戦争の悲惨さや無情感。リアリティーを醸し出しています。
とにかくカメラワークが凄すぎて、撮影スタッフや撮影現場はどうなっていたの?と観ている最中にも考えてしまいます。
邦画では「カメラを止めるな!」の30分ワンカットが話題になり、最近日本でも公開され、長時間の上映時間の割にやたらと長い長回しで約7時間を150カットで収めた「サタンタンゴ」が話題になりましたが、それらのもっと凄い版ですw
とにかく遮蔽物の無い所ややたらと狭い所ではどうやって撮影したかが不思議なくらい。
こういったのは割りと考えついても実際に出来るかどうかは別問題で、またそこに情熱を注ぎ過ぎると他の部分が疎かになりがちになるんですが、長回しにする事でストーリーをシンプルにして、戦争の緊迫感が相乗効果になって、上手くマッチングしていると思います。
出てくる登場人物は主人公のスコフィールドと相棒のブレイク。
ブレイクが主人公かと思いきや、中盤前で早々に戦線離脱。
これにはちょっと呆気に取られましたが、それでもストーリーは進んでいく。スコフィールドは親友の思いも背負い、淡々と前線に進んでいきます。
とにかく話が逸れないと言うかブレない。
スコフィールドがタッタカタッタカと前に前に進んで行きます。
途中でキーパーソンになりそうなキャラも出てきますが、メインストーリーには絡まず、とにかくスコフィールド無双w
途中途中の描写も凄くて、戦争の悲惨さが全開。
また、敵が何処に潜んでいるかが分からない緊迫感に、戦場でのだだっ広さが怖いんですよね。
一旦躊躇すると脚がすくんで、前に進めなくなる。
1600人の兵士の命を犠牲にする事の出来ない使命感があったとしても、恐怖感を麻痺させて、頑なに進んでいくスコフィールドが戦争の無情感を醸し出しています。
途中、もぬけの殻になった家で周囲に咲き、川に流された先にも咲いている桜が美しすぎて、そのコントラストが素晴らしい。
こういった演出にもサム・メンデス監督の拘りが感じられます。
マッケンジー大佐に作戦の中止を伝える事、そしてブレイクの死を兄の中佐に伝える事。
その2つが達成された後の達成感と虚無感。
大役を果たしたが、それは1つの作戦達成にしか過ぎず、戦争が終わる気配は感じられない。
スコフィールドが朝焼けの中、樹にもたれ掛かり、安堵とやるせなさと脱力感が切なくもあり、虚しくもあります。
戦争映画って、エンターテイメント感を前面に出したのと、リアルに無情感を出したのがあるかと思いますが、この作品は完全に後者。
それ以上にアカデミー賞で撮影賞、視覚効果賞を受賞しただけある驚異のワンカット映像は十分に驚愕して、楽しめます。
出来れば、大きなスクリーンの少し前ぐらいで、IMAXやドルビーシネマなんかの音響効果の凄い劇場で観るとより楽しめるかと思います。
話題の作品でもありますので、鑑賞する価値は十二分にあります。お薦めです♪
スコフィールドの伝えようとしたもの
僕が、このワンカットの映像で、より強く感じたのは、危険と隣り合わせの戦場を横断し、目的地に向かって突き進む伝令のリアリティもそうだが、意外にもスコフィールドの使命感に対する想い/表情が様々な危険や出会いを通じて徐々に変化する様だった。
休憩場所の木陰。
死屍累々の塹壕の戦場。
長閑な牧草地。
廃墟と化した街。
豊かで静寂な森。
移り変わる風景を見ると、本来は戦場であるべきではないところで、彼らは戦っていたことがわかる。
戦争での名誉にさほど興味のないスコフィールドは、友人ブレイクを亡くしたことによって、たった一人で使命を全うしようとするが、この短いと旅を通じて、その最も重要な目的は、1600名の兵士の撤退より、ブレイクの兄に、ブレイクの遺品を手渡し、メッセージを残すことに変化したように感じた。
最後にブレイクの兄と交わした握手で、スコフィールドの伝令は完了したのだ。
第一次世界大戦は、大量の弾薬の使用や、戦車、初期の戦闘機、毒ガスの使用、日米豪印ニュージーランドの参戦が大きな特徴として語られるが、最も悲劇に導いたのは、多くの志願兵を募り、民間人の協力も得た総力戦となり、民間人の死傷者も数百万人規模にのぼったなことだ。
スコフィールドもブレイクも志願兵のように見えるし、途中トラックで移動する場面ではインド人兵士も登場する。
トラックの荷台でインド人兵士が言うジョークはお国柄だし、他の仲間も明るい。
廃墟の半地下に隠れて過ごす女性と親を失った赤子を見たら、誰だって助けたいと思うに違いない。
そして、親しい人には生きていて欲しいと強く願うのも当たり前だ。
更に、そんな親しい人が戦死したのであれば。その生きた証を伝えたいと思うのも当然のように思う。
1600名もの兵士の命を救ったことは重要なこととして語り継がれる。
だが、人が何かのために生きようと考えるのであれば、そんなにも多くの人々というより、大切な人を思い浮かべるのではないか。
撤退命令を受け取ったマッケンジーが、スコフィールドに言う。
「また、来週には別の命令が下る」と。
今日生き残っても、明日の命は知れないのだ。
戦争は虚しい。
木の幹に腰を下ろしてスコフィールドが取り出したのは、家族なのだろうか、愛する人の写真だった。
スコフィールドは、生きて帰還すると心に誓ったのではないか。
そして、生きて帰ってこそ、実はこの伝令が完了することになるのではないのか。
今の時代、SNSであっという間にメッセージは拡散するが、実はそれ自体が目的化してないか。
本当の意思を伝えるとしたら、誰に、どんなメッセージを伝えたいのか。
実は、そんなことも考えさせられる秀作だった。
出発時の行きたくない感は異常!!
出だしは新しい洋ゲーを買った時のように緊張しました。出発時に視野が広く開けた時の行きたくない感が異常で、素晴らしかったです。二人が息を切らせて荒野を進むのに、カメラが揺れもせずスムーズなのは本当に凄いです。入らなくていい場所で罠に嵌まる、目の前に飛行機が落ちる、どの戦闘も2分位で回避等、イベントがどれもリアルというよりは取って付けたような印象で、長回しをしつつイベントを詰め込まなきゃという弊害のようなものを感じました。真面目な作りなのに、そこはリアル志向をやりつつも楽しませようとするエンタメ精神を感じました。友人を救う為に発砲して、近くに大勢いた味方に全く気付かれないのはがっかりしました。中隊の突撃は泣けましたが、急ぐ主人公との2つのベクトルを1画面で撮り、とても良い構図でした。世界史に突撃損は無数にあったと知りました。「バードマン」の長回し風、「レヴェナント」のサバイバル感とイニャリトゥが好みそうなダブル要素でアカデミー作品賞を狙いに行きましたが、「パラサイト」の激しいロビー活動の前に及ばず残念です。草原に座って始まり、草原に座って終わるのは詩的な表現を感じて痺れました。全体的に綺麗に収まり過ぎていて、何かの洋ゲー大作のような印象ですが、他の映画では味わえない身体感覚と緻密な構成が魅力だと思います。
全く意味のない映画
高評価してる人は本当に映画観てるんだろうか?
ネタバレします
ワンカットとか言ってますがハッキリ言ってそれが失敗です!
しかもワンシーンワンカットなので長い道のりのはずがちょっとコンビニ行くくらいの距離感にしか感じられない
距離感すっ飛ばしてるもんだからスピード感が全く無い! 敵の罠から救うために急いで行かなければいかないのにこの二点のために爽快感が無い
後半畳み掛ける意味不明なシーンの連続
いや前半から意味がわからんかったが
敵のトラップで吹っ飛ばされても無傷なのに腹一箇所刺されただけですぐ死亡
そもそも墜落して両足負傷して立てない奴から刺されるか?
逃げた先での赤ん坊のシーン?
女があなたにも子供いるの?とか言ってたけど
故郷に帰れないってとこでなんか見逃したかな?説明あった?全然登場人物に共感できない
川から上がって部隊のとこまで行くが歌聞いてる暇あんのか?
とにかく急げよ! 結局間に合ってねぇし
とにかく全てが中途半端
ドキドキハラハラも無いし
感動もできないし
ドラマも薄っぺらいし
撮影の技術をいう前にそれを生かした映画の作り方を考えて欲しい
これに関しては全く生かされてなかった
疲れた…。
観ているうちに、ワンカットかどうか、はいい意味でどうでもよくなっていた。そのくらいのめり込んだし、自分も戦場にいるかのような没入体験。
観る前はずーっと戦闘のシーンだったら辛すぎるな、最後まで見てられるかな、と心配だったけど、緩急があって、そこはエンタメだなあと思った。
戦闘のシーンはもちろん迫力があるけど、
静かなシーンの緊張感や、転がる死体、ハエやネズミなどのリアルさ、時折垣間見える兵士たちの生活の営み、桜の花や森の美しさ…などが印象に残った。さまざな角度から戦地のリアルが伝えられていた。
とにかく見ていてどっと疲れた。レイトショーで観て、一刻も早く家に帰りたくなったし、帰ったらすぐにベッドに入って落ち着きたいと思った。
This is the front line. メッチャ疲れた体験型ムービー!
きっとこの作品の企画は飲み会とかで「ワンカットっぽく戦争映画作ったらスゴくね?」「お、いーねー」みたいなノリで考えたんじゃないかと思っています。だってメチャメチャ大変だったと思いますよ、本作!まともな状態で考えたとは思えない。それほどスゴい作品でした。作ってる途中で2、3回は「こんな作るの大変なら余計なアイデア出さなきゃ良かった・・・」って後悔したのではないでしょうか?もう秒単位でどう動くか決まってそう。サム・メンデス監督どんだけ綿密に計算して映画作りしとんねん!
やー、ビビりな上に結構のめり込む体質な私はネズミボカンのシーンで一緒にハネ上がり(それまで「何かありそうで何もない」を繰り返してた所にいきなりネズミボカンはビビるって!)、何処からともなく撃たれてる中を走っているシーンではずっと拳を握り締めていました。パンッ、パンッて鳴るたびウワッてなってたので見終わった後は何だか一緒にやり遂げた気分でしたね。
相方のブレイクが呆気なく殺されたのにはビックリでした。いいやつだったのが完全に仇になりましたね。もちろん戦争は体験した事はないのですが、実際にあんな感じで呆気なく死んでいくんだろうなぁ。さっきまで笑いあってた仲間が次の瞬間にはいなくなる状態ってスコフィールドじゃなくっても呆然となりますよね、きっと。更に当時の戦争って今みたく長距離砲がなさそうなんで敵陣が意外と近い!姿は見えなくてもその辺にいそうな緊張感が半端ない!まだまだ人対人な感じでした。
映画がどんどん手軽に観れるようになってる昨今において、本作のように映画館でしか味わえない体験ができる作品って貴重だと思います。四方八方から銃声が鳴り響く音響ってなかなかお家では味わえないですし。まさしく前線に行ってみた感があります。ワンカットじゃなくっても、ちょっと主人公補正が強すぎても、映画館まで足を運んで観る価値のある作品だったと思います。
どこに重点を置いて観るか?
やはり全編ワンカットの謳い文句に惹かれて鑑賞
感想としては
悪くなかったです
実績のある制作陣でよくこんな野心作に
挑んだと思います
ただそこだけが強く印象に残りすぎて
果たして映画として観れたかどうかという感じです
終戦後即座に国際連盟を設立するに至るほどの
戦った同士いずれも予想だにしなかった
未曾有の犠牲者を出した第一次世界大戦を舞台に
伝令を任された兵士の決死の作戦を描きます
こうした撮影技法に凝った映画というのは
色々観る前に気になるであろう部分がありました
挙げてみると
①ワンカット撮影ばかり重視されストーリーのボリュームが不足しないか
②時間をどのように進めるのか
③CG合成等をどのくらいの割合で用いるのか
などです
①は撮影技法などに意識が行ってしまい映画としての完成度が
成り立つのかという点
簡単に言うと「ワンカット撮影にしなくても映画として面白いか」
伝令の主人公が先に兄がいる友を途中で失い
伝えるべき事が加わったという形のボリュームで
特別な技法無しだと少し足りない感じになります
ただ美術は非常に頑張っており臨場感や現場の他の兵士の
存在感は際立っていました
②時間の経過は当然リアルタイムでは無理ですから一昼夜
くらいの時間経過を上映時間内で経たせなければいけません
これをどうするかというところが一番気になっていました
その結果…あれ!?これワンカットじゃなくね?という部分
ありましたよね
あそこ暗転する前の撃たれて倒れたアングルのまま
明るくなってからスコに寄っていくなら個人的にはセーフに
するとこですが…
こうやってワンカット警察になっちゃうんですよね
残念ながらこの映画はワンカット「風」です
③はいくらワンカットとか言ってても多用し過ぎれば
撮影技法そのものの価値も揺らいでしまう重要ポイント
ここは可能な限り使用は抑えられていると思いました
川を流れていく様を水面を滑るように撮るシーンも力業
だったようでよーやるわという感じでした
美術はとにかくすごかった
水死体も水を吸って膨らんでいたり
馬の死体もリアルで戦地の悲惨さグチャグチャさを
イヤというほど感じ取れました
で結局のところどうだったかというと
苦労してよく撮ったなあと言う感想が一番強く残り
デキのいい映画を観たという余韻がさほど残りませんでした
実験映画観た後ってこんな感じなんでしょうか
ストーリーの質や泣けるかどうかによらない
映像体験としての映画の存在価値を観る側が考慮できるか
どうかで評価が分かれるのかなと思いました
先日のキャッツやマサラムービーのように
ビジュアルやミュージカルシーンを許容出来るか出来ないかで
変わってきますよね
とはいえこうした野心的な挑戦は今後も期待したいです
【走れ!スコフィールド 危険極まりない戦場を共に走りぬける感覚、半端ない臨場感に全身が包まれる作品。】
エリンモア将軍(コリン・ファース:ワンシーンだけの登場だが、”あの”声だけで存在感あり)から、撤退すると見せかけたドイツ軍の罠を最前線で戦うマッケンジー大佐(ベネディクト・カンバーバッチ)率いる第2大隊に伝えるべく選ばれた、スコフィールド上等兵(ジョージ・マッケイ:好きな若手俳優、主役に抜擢されて、とても嬉しい。)とブレイク上等兵(ディーン=チャールズ・チャップマン)。
当初、”スコ”は何故自分が?と躊躇っていた。
ブレイクと塹壕を進む際も前線のレスリー中尉(アン・スコ:久しぶりである・・)から、余りの無謀さに、あきれられている。
募る不安・・・。
観ている側も、いつの間にか彼ら二人と塹壕を進む。
ドイツ軍が遺した地下に掘られた基地でネズミに遭遇したかと思ったら、トラップに引っ掛かる二人と椅子から飛び上がる、私・・・。
最前線の激戦地だったため、木々は殆どなくあちらこちらに砲弾の落ちた穴があり、そこに溜まった水の中には、腐乱した死骸が累々としている。
そんな中、”スコ”とブレイクは前へ進んでいく。
”そんな、隠れる場所も殆どないところを・・”と観ているこちらは、掌に汗を滲ませながら画面を食い入るように見つめる。銃弾が飛んでこないように・・と祈りながら・・。
そんな中、ブレイクは空中戦で撃ち落とされたドイツ兵を手当している最中に・・。
呆然とする、”スコ”。
が、ブレイクから託された言葉を胸に、偶々通りかかったスミス大尉(マーク・ストロング)率いる友軍に加わり、周囲から激励され再び一人で前進を始める。
ここから、映画のギアが一段上がる。
漸く、夜に目指す”エクースト”に到着したスコフィールド。
”エクースト”の建物は無残に崩壊し、炎を上げている。その風景は何か夢の中のシーンのように妖しく美しい。
言葉の通じない若い女性と親がいないという赤ん坊に出来るだけの食料を与えつつ(人柄が伝わる)、ドイツ軍の残兵の攻撃を交わしながら夜間更にひたすら駆けるスコフィールド。
川に落ち、濁流の中、木に掴まり流されながら辿り着いた地に流れる美しい歌声。聴き入る兵士達。
彼らはマッケンジー大佐(ベネディクト・カンバーバッチ)率いる第2大隊の最後尾の部隊であった。
スコフィールドはマッケンジー大佐に伝令を届けるために、更に走る、走る。殆ど寝ていないが走る。観ているこちらも心の中で一緒に走りながら、何故か涙が出て来る・・。
漸くマッケンジー大佐に伝令を届けた後、ブレイクの兄、ブレイク中尉(リチャード・マッケン)を探し当て、ブレイクの形見を兄に渡す場面も”ぐっと”くる。
そして、スコフィールドはブレイク中尉に尋ねる。”彼のお母さんに手紙を書いても良いですか?”と。そして、ブレイクがいかに良い男だったか、彼は私の命の恩人ですと伝えたいと。
一人、木の根元に座ったスコフィールドがそっと胸から出したモノ。そして、ソレに書かれていた言葉を読んだ時、涙が溢れてしまった。
ー 今作は、サム・メンデスが拘った撮影方法と、それに応えた撮影監督ディーキンスに話題が集中している感があるが(実際に、映像から伝わる臨場感が半端ないので、”スコフィールドと一緒に走っている”感覚になってしまった)、物語としても見応えがある。(たった一日の出来事を描いているので、複雑さはない。清々しい位シンプルである。が、面白い。)ー
第一次世界大戦だからこそあった”伝令”にスポットを当てた着想も秀逸である。
<今作は、サム・メンデスが実際に祖父から聞いた体験談が基だそうである。戦争の愚かさは時が過ぎても変わらない。
スコフィールドは我々に戦争の愚かしさを伝えるために、懸命に一昼夜走り続けたのかもしれないな、と思いながら劇場を後にした。>
予告編観ない方がいいよ。
予告で全編ワンカットを強く推してるから最初から最後までカメラ回しっぱなしなのかと思ってたけど、そうじゃありません。実際には何カットも撮ってワンカット風に繋いでいます。
そのせいか、汚れてたはずの主人公がいつの間にか綺麗になったり、すごく疲れてくたびれてたはずがいつの間にか元気そうでツヤツヤしてたり、というのが凄く気になります。ワンカット風なので余計それが違和感になってます。
場面の転換も、ワンカット撮影の都合か誰もいない廃墟の小屋かと思ったらすぐ脇に大人数の部隊が展開してたりして、なんで??って思ったりします。
確かにワンカット撮影風の撮り方は臨場感を増すのに貢献してるんですけど、臨場感があるが故に塹壕にみんな隠れてる場面で何故か上から撮影してて、カメラマン敵から丸見えじゃんみたいな"メタ的"勘違いをしてしまったりもして集中できません。
ストーリーも特筆すべき点もないのと、予告に映ってる場面がかなり後半の場面が多いこともあって、途中で展開読めてドキドキもしません。
メイキング映像は見てみたいかなとは思いました。
何のための伝令か?、何のための戦争か?
伝令の届け先である大佐は、攻撃中止を命じた後、
「来週は『夜明けに突撃せよ』という命令が下る」
旨の発言をする。
これが、この映画のメッセージだと思う。
主人公は(少し遅れたが)伝令を届け、何百人の命を救ったかもしれない。
でも、来週には別の命令が下り、この日、命拾いした兵士の多くが命を落とすかもしれない。
そうなれば、この伝令は何のためだったのだろうか?
そもそも、この第1次世界大戦、というこの戦争自体、何のためだったのだろうか?
歴史の授業では、「オーストリアの皇太子が暗殺されたこと」がキッカケだと習った。
でも、当事者(オーストリア王家と、暗殺者)にとっては大事(オオゴト)でも、他人にとってはどーでも良い。正直、別に好かれ、尊敬を集めてた人物ってワケでもないらしいし。
でも、そんな人物の死をめぐり、ヨーロッパ全土を巻き込む戦争となってしまう。
何のための戦争だったのだろうか?
これは、この戦争に限らず、いろんな戦争にも言える。
分かりやすい例としては、イラク戦争。
元々は「大量破壊兵器を持ってる」として始めたけど、イカサマだと分かっていた。ホント、何のための戦争だったのだろうか?
多数の死者を出し、その後のISISを生むキッカケともなった。
アフガン戦争は?
ベトナム戦争は?
日本でも、日中戦争は何のための戦争だったのだろうか?
何の意味があったのだろうか?
まあ、始めた当人にとっては「意味」があったのかもしれない。
本作の主人公2人は自らの命をかけて、伝令をした。
でも、前述したような戦争を始めた連中は、自らの命はかけていない。決して。
戦争を始める連中は、
他人のカネでギャンブルをやる輩と同じ。
最高‼️
MASTERPIECE
感動もの
美術最高
アイマックス最高
観れて良かった‼️
久々の戦争ものの当たり🎯
監督最高
芸術作品
音楽良質
歩いて歩いて少し溺れて走った❗
おっさんの観賞率高かった
ぜひ映画館で
伝令を届けるために戦場を駆け抜ける、ただそれだけの話です。
でもこの映画、すごいです。
主人公と一緒に戦争を体感出来るというか、主人公に同行して歩いたり走ったり隠れたりしている…ような感覚になります。
約2時間、一緒に戦場を駆け抜けました。
ここまで入り込める映画にするには役者・スタッフ全員が息を合わせる必要があり、それが本当によく出来ていたのでこのようないい映画になったのだと思います。
道中、主役のスコフィールドに相方のブレイクが面白い話をしてくれてそれが笑えるのですが、終盤でブレイクの兄に弟の訃報を伝えた際「彼はいい奴だった、いつも面白い話をしてくれた」と言う場面があって、あぁ…この二人はいつもあんな風に話をしてたんだな、と思ってホロリとしました。
戦争で亡くなるのはいつだってこういった普通の人たちなんですよね。
…それにしても瀕死のブレイクの顔がだんだん青白くなっていったところ、おしろいとか何もしてないってほんと?
どうなってるの?すごくないですか?
2020年ベストムービー!⭐️✨
とても感動的な物語でした。
"全編ワンカット"という、まるで観客を煽るような宣伝文句が先んじていますが、そんな言葉は不要でしょう…(だいたいワンカットでも無いし、予告編自体が映画の見せ所となっているのは、ネタバレではないのか?と思います)。
主人公をはじめ、前線で戦う兵士たちの心理描写に優れており、心震える物語でした。
オススメです!(笑)
目的は果たしたが…
作品内に引き込まれる映画でとても楽しく集中して鑑賞することができあっという間の時間を過ごす事ができた。
戦争映画だが、主人公は敵を必要以上に殺すことなく、味方の他の部隊に攻撃中止命令を伝えに行く任務を任されその一点に集中して主人公はゴールまで走り抜くわけだ。
とにかく臨場感が凄い。まるで自分が戦場にいて主人公のスコフィールドの視線で作品を楽しむことができる。
時折敵が仕掛けた罠や、敵が攻撃してくるシーンがあるのだが、こちらもその罠や攻撃を受けたかのように驚かされる。
またそういう場面に出くわす前はこちらも緊張感が走り、とてもスリリングな気持ちにさせてくれる。
ストーリー性は決して複雑な内容ではない為、ストーリー展開になにかハラハラドキドキさせられる事はなかったが、戦場において一つの指令を全うする事がどれほど大変で緊張感あるものなのか、他の作品では味わえないスリリングな気持ちにさせてくれる。
最後はカンバーバッチ演じるマッケンジー大尉に中止命令を伝え任務を果たして終わる。
彼が任務を果たした事で数百人の命が救われたのだが同時にマッケンジー大尉が語ったように、来週になればまた指令内容は変わり攻撃指令が出るかもしれないといった言葉がとても重く聞こえた。
スコフィールドは命を賭けて果たした目的だが、終わりの見えない戦いはまだまだ続き、またこの後も命を賭けた戦いは続く。それらの事を思うと目的を果たしたスコフィールドだが、彼の表情をみると達成感というものを感じることなく既に明日の戦いを見つめてる表情にみえた…
映画にはストーリー性を十分に楽しんで満足感を味わう作品もあれば、今作のような体験型、作品に没入できる事で楽しみ満足感を得られる作品と色んな楽しみ方がある。
今作を見るのであればまさに後者であり、そのタイプの作品では完成度がとても高いと思う。
是非興味がある人はIMAXで作品に没入して存分に楽しんで見て欲しいと思う。
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