「映画館の対応に感謝」1917 命をかけた伝令 KNG_UDNKさんの映画レビュー(感想・評価)
映画館の対応に感謝
まず、映画本編ではないが映画館の対応に感謝したい。
本日(2月23日)、TOHOシネマズ上野でこの映画を鑑賞したのだが、私は間違えて24日のチケットをインターネットで予約していた。そうとは知らず発券し、入場する際に一日間違えていることが判明。その場で映画館のスタッフの方が、空いている席を確認し、予約済みの席をキャンセルして別の席を用意してくれた。おかげで予定通り映画を鑑賞することが出来た。
素早く親身に対応してくれたスタッフの方、ありがとうございます。
映画本編だが、戦争の悲惨さと家族への愛情、使命を全うしようとする主人公の苦闘を描写する良い映画であった。戦争映画であるため、割とリアルに死体が描かれていたり、爆発シーンがあったりと、ショッキングな部分があるので、そういうものが苦手な人は注意が必要だ。苦手な人はわざわざ戦争映画を観に行かないとは思うが。
全編ワンカットというのはまさに本当で、約2時間の映画がずっと同じカメラで捉えられていく。実際には当然カットを割っているのだろうが、それを感じさせないような編集とカット割りの技術が駆使されているのだろう。そのため、映画を観ている視聴者が主人公と同じように、第3の登場人物として一緒に行動しているような印象を受ける。それによって戦争の悲惨さ、主人公に課せられた使命の過酷さが、よりリアルに感じられるようになっている。
ところどころ主人公のいる場所が急に飛んでいるように感じられるところもあるものの、2時間に収めるためには仕方ない部分だろう。
全体としてはとても良い映画だと思う。