劇場公開日 2020年2月14日

  • 予告編を見る

「戦争の映画はやはり重く辛い」1917 命をかけた伝令 アンディぴっとさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5戦争の映画はやはり重く辛い

2020年2月22日
iPhoneアプリから投稿

話題のロングカット撮影。スコフィールドとブレイクの後をまるでついていっている様なリアル感、クライマックスの爆撃と味方の兵士の間を全力で転んでも起き上がり走り抜けるシーンは本当に圧巻。IMAXで鑑賞して大正解❗️
ロングカット撮影は確かに凄いけれど、それに関係なくとても楽しめた。
ただ、どんな戦争映画を観ても、こういう時代に生きていなくて良かったと思ってしまう。とてもこんな体験はしたくない。
「1917」を観て思い出したのが、ハンガリー映画「サウルの息子」。アウシュビッツで強制労働を強いられる主人公の視界で話が進んでいく場面があってリアルだった。これも辛い映画だった。
もう一つはドイツ映画「ヴィクトリア」。これは現代の若者の話だけれど、140分全編ワンカット。

「パラサイト」がアカデミー賞を受賞したけれど、これも有力候補だったのは納得の映画だった。

アンディぴっと
Mさんのコメント
2023年4月11日

三谷幸喜さんの「大空港」もワンカットでおもしろかったですね。私はあれが初めてワンカット撮影の映画だったのですが、「すごいなあ」としみじみ思いました。
この「1917」は「彼らは生きていた」とセットで見ると、またいろいろ考えるところがあります。機会があればぜひ。

M
Bacchusさんのコメント
2020年2月22日

コメントありがとうございます!
ヴィクトリアは本当にワンカット撮影でしたが、場面転換の都合でやはりムダが間やアングルが多く勿体なかった記憶があります。

本作のワンカットで繋いだつくりは素晴らしい臨場感で、ワンカット撮影より余程良いと思いましたし衝撃でした。

Bacchus