劇場公開日 2020年2月14日

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「グランドシネマサンシャイン池袋のIMAXで観るか迷ったけど、上...」1917 命をかけた伝令 ワイルドとみまるさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0グランドシネマサンシャイン池袋のIMAXで観るか迷ったけど、上...

2020年2月19日
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鑑賞方法:映画館

グランドシネマサンシャイン池袋のIMAXで観るか迷ったけど、上映時間の都合とGCSのIMAXもフルサイズではなさそうってことで新宿TOHOのIMAXレーザーで

これは映画館でないと味わえない映像体験。
最初から最後までワンカット風に
見せてしまう撮影技術には感服。
暗闇になってからの光と影を使ったシーンは圧倒的で泣きそうになった。

ブレイク役のディーンチャールズ・チャップマンの顔が綺麗過ぎて、レイチェル・ワイズにしか見えなかったんだけど、彼の顔が蒼白になってゆくところは辛かったし、
スコフィールド役のジョージ・マッケイ、頼りなさそうにみえていた彼が、
あの状況の中で使命を果たそうと全力で走り続ける姿は凄かった。

暗闇の街のなかの相手との場面。
あの状況の選択肢は1つしかないし、
戦争を描いた作品だから当然かもしれないけど、結局は人殺しでしかないんだよね。
陳腐な言い方しか出来ないけど、
戦争は人を殺人者にしてしまうんだと
思ったらいたたまれなくなった。

長回しのシーンのある作品は好きだし、
本作の長回しカットを繋ぐ技術は本当に
素晴らしいと感じた。
ただ、話しがシンプルなこともあってか
長回しのシーンが逆に単調に感じられ
中盤以降少しだれてしまった。
そして、あるシーンが、現実から離れて
いった感じを受けてしまい、
その感情のままだったので森のシーンも
なんだか入り込めず。
ジョージ・マッケイの激走と共に力尽きてしまったのかも……(-_-;)

ただ、この臨場感はもう一度感じたいと
思っているので新宿TOHOより小さめのIMAXでおかわりしようかなぁ。
ドルビーシアターで観たいけど
何故か丸の内ピカデリー上映してないし…

とみまる