劇場公開日 2020年2月28日

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ラスト・ディール 美術商と名前を失くした肖像のレビュー・感想・評価

全50件中、21~40件目を表示

4.0フィンランドの縮図のような

2021年11月2日
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カツベン二郎

3.5現実に翻弄される今日この頃・・・。せめて、映画の世界はハッピーエン...

2021年10月3日
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現実に翻弄される今日この頃・・・。せめて、映画の世界はハッピーエンドで終わって欲しい。ハッピーといえば、ハッピーな終わりかたか・・・。

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J417

4.0しみる

2021年9月26日
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ジャーニー

2.0うん、まあまあ、

2021年9月19日
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内容はわかる、でも俺は「そこまでいい」とも思えず。

家族の関係、葛藤、いろいろ、そして最後のハッピー?エンドもわかる、でも、んー、「そこまで」かなあ、と。

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けい

3.5しみじみ系のいい映画

2021年9月12日
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ゆう

4.0老画商。

2021年9月5日
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老画商オラヴィの生きてる様が興味深い。絵画は博打の様な所もあってお金を工面するのが大変。職場体験をしに孫のオットーと一緒に仕事する。彼の良さがわかる。仕事一筋で生きてきたオラヴィにとって画商の仕事はしあわせな人生だったと思う。家族に迷惑をかけてきたが本人は生きたい人生。だった
将来オットーはお爺ちゃんの様になっているかも。

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しろくろぱんだ

3.5不良と呼ばれた孫、大活躍!

2021年9月2日
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一枚の絵と出会った老画商。サインもないその絵を有名画家の絵と信じてオークションに挑む話。
職業体験で画廊にやってきた孫が、書類の上にコーラ置くし、画廊中触って回るし気が気じゃないのよ。
でも、その孫がおじいちゃん画商に絵の素晴らしさを習っていくうちに、どんどん頼りになる存在に。
地味な話だけど、いい映画です。

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キブン

1.5う〜ん、、

2021年5月30日
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KEI

3.0画商の仕事って

2021年5月23日
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kd

3.0老画商と孫

2021年3月25日
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odeonza

3.5最後に一花咲かせたい

2021年3月6日
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ヘルシンキで画商を営む主人公は老境に入り、もう一花咲かせたいと思っていた。
ある展示場で名画だけど署名のない絵を見つける。
疎遠な一人娘の息子と調べ始めたところ・・・。
気持はよく分かる。

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いやよセブン

4.0【”生涯を掛けた仕事は、必ずや報われる・・。”フィンランドの老画商が見出した画と、人生の真実を描いた作品。】

2021年3月3日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

悲しい

知的

幸せ

◆イリヤ・レーピン 近代ロシアの偉大な画家・・。知らなかった・・。

ー 物語は、フィンランドの老画商、オラヴィが、或る画展で”男の肖像画”を見つけるところから、始まる。長年、画を見てきた彼は、その画がレーピンの作であると確信するが、画にはサインがなかった・・。 -

■感想
 ・オラヴィと、ヤンチャな孫のオットーとの関係性が描かれる前半。オットーは、”ある事をしたために”オラヴィの店番を嫌々ながらする。
  ある日、オットーは1250ユーロの画を1650ユーロで売り、オラヴィには1500ユーロで売れた・・、と嘘を付く・・。
 - このシーンが、後半の出来事を暗示している・・。-

 ・オラヴィが、”男の肖像画”を手に入れるために、金策に走り、競りで10000ユーロで手に入れるが・・。オットーの貯金、娘レアにまで借金を頼む姿。
 - 昔から、オラヴィが家庭を顧みず、画に没頭してきたため、娘との関係が悪化していた事が分かるシーン。 -

 ・腹黒い画商にヤラレタ、オラヴィは店を畳むことに・・。そこにかかって来た、”男の肖像画”の真贋査定を依頼していた美術館からの電話。
 ”聖画なので、レーピンは誇示より、謙遜を重んじ、サインしなかったものと思われます・・”

<オラヴィ亡き後、”男の肖像画”の裏に隠されていた、レアへの謝罪の手紙。
 そして、
 ”キリストの絵は、オットーに譲る・・”
 と言う言葉。
 静謐で、品のあるフィンランド映画の佳品である。>

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NOBU

4.0仕事早退、劇場へ。二本立て一本目。 老美術商、最後の賭け。この主人...

2020年10月14日
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仕事早退、劇場へ。二本立て一本目。

老美術商、最後の賭け。この主人公、なかなかのクズっぷり(笑)そしてアシスタントの孫もこれまたクズ。しかし頭のいいクズ。余計にアカンか(笑)セリの場面、本当に名画なのか?なかなかドキドキします。もう1人のウルトラクズも出てきます。

ここから微妙なネタバレあり、注意。
しかし納得いかんのは、なんで証拠まであるのに…ってところ。もっとアピールすればいいだけやん。全体的にトーン暗め。スカッとできる要素はあるが、敢えてそうしなかった感じ。個人的にはスカッとの方がいい。

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はむひろみ

3.5曇り空

2020年9月12日
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知的

グレーの曇り空の日が多いフィンランド。フィルムは、そんなフィンランドの気候を上手く表現していました。日本人としては、ムーミンやIKEAの様な鮮やかな色彩なイメージの方が強いですかね。

美術商という仕事に人生を賭けてきた主人公は、それはそれで羨ましい人生だと思います。娘さんは迷惑でしょうが、本人はこんなに情熱を入れるものがあるので、満たされた感じを受けました。私はサラリーを受け取って毎日あくせく働いているので、自分のお店で好きなものに囲まれて過ごしているのが、とても羨ましく思いました。

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ミカ

3.5お宝探偵少年物語り

2020年7月18日
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幸せ

登場人物に緊迫感無しでダレダレの空気感。老人主役でスロー過ぎる画面。のんびりした北欧の街並み。ひなびた画商のアトリエ。昨日からら、この「のんびり感」が心地良いんですけど。コロナ疲れかねぇ…イヤ、大雨疲れかねぇ…何にしても、今の俺の精神状態にはピッタリの映画でした。

掘り出し物の名作で一山当てる。零細個人画廊の夢は実に細やかだけど。実の一人娘とは、ほぼ絶縁状態で一人寂しく暮らしている。

オットーの現代っ子っぽい行儀悪さと行動力がイケメンです。機転はきくし、甘えは無いし、大胆だし。我が社にスカウトしたくなる人材やん! 絵画を高値で売る為とは言え、目的意識を持った時の能力の高さが、かっこええですw

孤独な老人が途切れた縁を繋ぎ直し、10万ユーロの資産価値の絵画と共に孫に残したのは、祖父の仕事の意義。絵画の価値を「金額」にしてしまう事を残念に思うのは一般人の感覚。価値が分かるからこそ、目敏く掘り出し物を求める。

爺ちゃんと孫のチョットしたバディものは95分の小品。動く金額も庶民的で、大仰じゃ無い所が良かったです。

結構好き。

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bloodtrail

4.0静かな秀作だと思います…

2020年4月16日
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泣ける

知的

1年の大半が曇天というフィンランドの
気候を重ねながら、人生のラストを
迎えた一人の老美術商を描いています。

大好きだった絵画がいつしか
売買目的としての生業となり、
絵画を手に入れる為には手段さえ
選ばず、家庭さえ省みなかったオラヴィ。
美術が持つ本当の意味を忘れていた
オラヴィが、孫のオットーと共に、
最後に巡り合えたキリストが描かれた
絵画によって、大切な事に気づかされ、
無邪気な子供のよに
軽やかに天に召す場面には涙が溢れました。

映画や美術品は、奥深く、
感動を人に与え、心豊かに導き、
救ってくれるものだと思います。
そこに家族の思いを絡ませ、
何が人にとって大切なのかを、
静かに伝えてくれた秀作だと思います。

よく長い時を経て、高名な作者の
名作が、こんな所から?と
見つかるニュースなど見ると
不思議でたまりませんでしたが、
なるほど、もしかしてこういう数奇な
運命を辿ったからかな?と
教えてもらえた気がしました。

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shokoten

3.5悪くはないが、肝心な点がどうも・・・

2020年4月1日
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りゃんひさ

3.5サイン欠如の理由ですが実は私たちも不思議に思ってました。

2020年3月28日
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レーピンのキリスト、か。それがどれほどすごいのか正直わからないが、老人がそれまでの見識眼で惚れ込み、全てを賭けてもいいと思えるくらいの代物だということは伝わる。
不勉強ながら、ユーロの貨幣価値がぴんと来ないので後で調べた。1ユーロ=120.52円だった。つまり落札額1万ユーロは120万円。富豪に売りつけようとした希望売価12万ユーロは1440万円か。美術商なんて博打うちのようなものだな。
丁々発止のゲーム。それは、真っ当な商売なのか、詐欺なのかわからなくなってくる。最後老人は去り際、我が娘に「彼によろしく」と言う。孫を「彼」と呼ぶところには、突き放した感よりも一人の男として認めた気持ちを感じた。

そうそう、僕も疑問に思っていた「サイン欠如」の訳。その答えは終わり間近に明かされる。というか、推察される。その理由が腑に落ちた。信仰へのリスペクト、さもありなん。(もちろんここでは書きませんが)

ヨーロッパの映画はいいなあ。東欧もいいが、北欧ものの冷淡さの中にある人間臭さは、まるでその風土を反映しているように思えた。

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栗太郎

4.0これは心にじんわりと染み入る逸品

2020年3月25日
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老いた美術商の人生最後の大勝負。ロシアの画家イリヤ・レーピンが描いたと思われる『キリスト』を借金してまで買おうとする。贋作かもしれないのに。

静かな作品なのに終始心がざわついた。

この爺さん、基本ダメ人間なんでどうしても自分と重ねてしまう。娘や孫には関心を持たず『絵いのち』で生きてきたのだろうが、最後に深く知ることに。遅すぎるんだよ。俺も。

そう、ある意味悲劇、ある意味ハッピーエンド。そんなもんだろう人生は。

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エロくそチキン

3.5導き

2020年3月24日
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知的

神様はお金はくれなかったけど、一番大事なものをくれた。って感じ?
主人公は芸術は理解出来るが、商売が下手だった。
その孫は主人公の不足を埋めてくれた。
華やかさはないが、出てくる美術作品が素晴らしく、それだけでも見ごたえあり。
孫が素直に祖父を信じることが幸せを感じる。

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ふわり