お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方のレビュー・感想・評価
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期待してなかったんだが、予想外に良かった。
正直言って全く期待してなかった。
無料配信だし、テレビドラマのような撮り方だし、
パッとしない映画だろうことを予想していた。
予想外にほっこりできる良い内容だった。
中だるみしそうな「式」のシーンも意外と良い内容だったし、
昭和のフォークソングの歌詞の力もあったと感じた。
ウィットの効いた にくい演出も良いスパイスでした。
やられた。
ただ、途中「夢」だったというオチの部分が
どこからが夢だったのか、ちょっと分かり難かった。
娘の電話で分かりはしたが。
忘れかけてた感情
なるほど。そうだよなぁ。
共感しながら自分に置き換えて観進める作品。
あの頃の忘れていた感情が込み上げる。毎日一緒にいるとどうしても薄れる感情。
リセットして今後も大切な時間を過ごしていきたいと思う。よって準備しなければ。
松下由樹がまた丸くなっていた。パンを食べ過ぎたのだろう。 西村まさ彦の主人公の父親役がとてもよかった。続編、 「お終活 再春!人生ラプソディ」が2024年5月31日から公開中である。
動画配信で映画「お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方」を見た。
2021年製作/113分/G/日本
配給:イオンエンターテイメント
劇場公開日:2021年5月21日
水野勝
剛力彩芽
松下由樹
藤吉久美子
大島さと子
増子倭文江
袴田吉彦
佐々木みゆ
小林綾子
螢雪次朗
大和田伸也
石丸謙二郎
金田明夫
西村まさ彦
石橋蓮司
高畑淳子
橋爪功
個人的には、パッとしないタイトルの映画だなと思うが、
名優が他数出演しているので見ようと思った。
大原真一(橋爪功)、千賀子(高畑淳子)夫婦は結婚50周年を迎えるが、
お互いへの思いやりや気遣いを忘れてしまっていて日々ケンカが絶えない。
娘の亜矢(剛力彩芽)はキッチンカーで仕事をしている。
30才になったが結婚はしていない。
父親が見合い話を持ってくるがまったく乗ってこない。
亜矢がチラシをもらってきた
終活フェアに行ってみた千賀子は
メモリアル動画に興味を持つ。
真一は葬式のことを考えるなんて縁起でもないと
また大喧嘩になってしまう。
そんな矢先、千賀子は脳梗塞で倒れてしまう。
失意の真一はこれがきっかけで終活に少し興味がわいてくる。
長く夫婦をやっているといろいろあると思うが、
この映画を見ると「あるある」と終始つっこむことになるだろう。
登場人物同様、視聴者もいろいろ考えさせられる映画だと思う。
子役(佐々木みゆ)に見覚えがあったが、誰だか思い出せなかった。
万引き家族に出ていた子だった。
松下由樹がまた丸くなっていた。
パンを食べ過ぎたのだろう。
西村まさ彦の主人公(水野勝)の父親役がとてもよかったと思う。
この作品の続編、
「お終活 再春!人生ラプソディ」が2024年5月31日から公開中である。
満足度は5点満点で4点☆☆☆☆です。
人生100年時代をどこの熟年夫婦にありそうな問題をコミカルに描いて...
人生100年時代をどこの熟年夫婦にありそうな問題をコミカルに描いている。脚本・監督は香月秀之さんでCastingが完璧だ。橋爪功・高畑淳子の夫婦は息もピッタリ、登場人物も皆実力派BY PLAYER揃いだ。ストーリーは誰もがあるあると共感できる日常的な内容だが、思わず笑ってしまうシーンが随所に出て来る。思い出のシーンには自身の人生と重ね合わせて涙を流すことも・・・。時代を反映して以前はタブーとされた家族葬のTVのCMが多くなったと思う。その終活を考えることはその人の人生の在り様を考えることだ。縁あって結ばれた2人、中には離婚する人も30%はいると言われている今日において2人揃って結婚50年を迎えることは実にすばらしいことと思う。この映画を見て悔いなき人生を共に幸せに歩んでこれたか?そして人生100年時代、これから先の長い人生を大いに楽しんでいきたいと思った。ところで映画のクレジットの最初に主役が出るが、一番に菅野涼太役の水野勝さんが出た。でも真の主役は大原夫婦、橋爪功・高畑淳子さんではないのか?違和感を感じた。この作品が上映された時はコロナ禍の真っ最中で観客動員が期待できない中、高い評価を受け、yahoo映画サイトでも1位の評価を得ていることは納得できる。尚、お就活Ⅱが今年2024年5月31日から全国公開される。この映画はコロナ禍で映画館には足を運べなかった。Ⅱには大いに期待しているし、映画館で観ることを楽しみにしている。
家族揃って観たい作品。
キャスティングがハマってる。
娘役の剛力彩芽いい味を出している。
夫の定年後、一緒にいる時間が増えたことで喧嘩が絶えなくなり、共に自分の友達に相手の悪口を言う険悪な状態に陥る。ある日、娘の勧めで葬儀社が主催する「終活フェア」を訪れ、終活に対して興味を持ち始める。妻の脳梗塞で倒れたことをきっかけに反対していた夫が前向きに…
実に終活の参考になる作品だと思う。
半世紀は反省期
タイトルがお終活だから陰気な重い話かと危惧したが、妙にリアリティのある老夫婦コメディ、人情ドラマでした。
映画「20センチュリー・ウーマン」でも同じことを言っていましたが、男脳と女脳の違い、男は何か問題があると解決策に腐心するが女性は共感を求めるもので、男はただ、寄り添うことが苦手という劇中話も実に的を得た指摘ですね。
結婚50年もう半世紀かと言う橋爪さんに、友人役の石橋蓮司さんが半世紀は反省期と指摘するくだりも勉強になりました。
暗くなりそうなテーマを、面白くて為になる、元気回復の作品に仕上げる監督は寅さんの山田洋次監督くらいと思っていましたが新たな発見、意外な掘り出し物でした。
葬儀社が出てくるから、メモリアル映像は葬式の場面でと誰もが思うでしょう、まさか金婚式で上映なんて意外な展開、隠し子登場なんてドッキリまで仕込んで脚本・監督の香月秀之さんの才能には脱帽です。
『君の父親は君のやっている事知っているの?』アレレ?なんで?
終活で一番大事な事は簡単に死ねない事だと思います。
・借金なんかしないで早く死んで貰いたい。
要は『金』が重要なんだと思います!
そう思われたくなくば、今の若者は子供なんか作らなければ良いわけですね。
さて
こんな終活のグループに入会して、年会費取られるくらいなら、
毎晩家でVODKA飲んで脳溢血で病院へ担ぎ込まれ、運良くば死ねます。運が悪くとも、病院に入院出来るのです。寝たきりになったら、毎日看護師♥さん相手に『バカ話』が出来るかもしれません。目を盗んでチョビチョビ酒でも飲んでりゃ、その内死ねます。
なんて、出来れば良いですが。
出来る訳が無いでさ。
『残されし者の事を考えろ?』どうしたらそんな発想になるのか理解出来ません。
今の若者には言いたいですね。。100歳まで生きられるのは『団塊の世代』くらいまでで、今後、大和民族の平均年齢は絶対に減って行く。安心されたし。
『PLAN75』なんて必要なくなりますから。
それでも平均年齢が増えるようなら、
国は戦争でも始めんじゃないでしょうか?
そのくらいの事しないと国家財政はひっ迫している訳なのでしょうから。
とんだ妄想を語っているようですが、
『ニューディール政策』のベースになる考え方は一緒です。
この映画のキャストの方々は、御自分の御子息の幸せを考えて、こう言った素晴らしい演技をしているのだ。と納得しました。
葬儀の計画は生前に自分で?
映画作品としての内容は、評論子も単なるホームドラマの域を超えないと思うので、高く評価することはできないのですが。
ただ、遺族に負担をかけないという観点からは、自分の葬儀については、生前に自分で考えておくというのは、悪いことではなさそうです。
当たり前の話ですが、闘病中であったとしても死期を正確に予定?することはできませんし、遺族としても、まだ死んでもいないうちから葬儀の準備を始めるというのも、心理的には大変なことでしょう。
(雪深い地域では、お墓の位置が分からなくならないように、見越して積雪前に竹竿を立てておくことがあると聞いたことはありますが)。
ややもすると、遺族としては(多くは訃報を聞いて遠くから駆けつけて)すぐに葬儀の内容を判断して、葬祭業者と葬儀の打ち合わせを進めなければならないわけですから、大変です。
葬儀業者との間で「言った、言わない」「頼んだ、頼んでいなぃ」のトラブルが起こることも無理ないことと思います。
それで故人(まだ生きてますが)の出番となるんじゃあないでしょうか。
(自分の懐具合をいちばん良く知っているのも自分自身ですから)
そういう意味では、単なる(将来の)お客の囲い込みということだけでなく、葬祭業者の終活セミナーにも、意味があるのかも知れません。
そんなことを、ぼんやりと考えながら観終わった一本になりました。評論子には。
いちおう、良作としての評価としておきたいと思います。
(追記)
ここだけのお話ですけれども。
評論子の葬儀では、宮型の霊柩車を頼んではどうかと、実は密かに思案しています。
遺体を火葬場まで運ぶのは、今は遺族が乗るバスの荷室にお棺を収容して…というのが一般的なのは、承知はしているのですけれども。
しかし、その方法が一般的になって、宮型の霊柩車は、おそらく子どもたちも見たことがないことでしょうし、孫たちと言えば、なおさらでしょう。
案外ウケて、孫たちは競ってスマホを向けたりとか…。
そのとき、評論子は、棺の中で、そっとほくそ笑んでいることと思います。
思ったより一般受けする内容
元ネタは葬儀屋さんが作ったと聞いていた。
人の死はどうしてもネガティブなイメージがある。
身近な人が亡くなると…遺産の贈与や亡くなった方の銀行口座や携帯契約や保険契約、土地や建物の委譲など一生で何回もやらない作業をする
個人の知りたくもないリアルな事も出てきたりする…。
そう言った部分には極力触れず、見送る前に準備がどんな風に役に立つか?と言う部分をユーモアを交えて家族のドラマ仕立てている。
格言や各夫婦それぞれの夫婦のつきあい方が中々に面白い。
思い出の解釈も納得できる。
認知症になって70年の記憶が消えるなんてのは普通にある。
思い出動画を作って見せても全てを憶えてはないだろうが、部分部分くらいは思い出したりできると思う。ただこの部分は故人を悼む者だけの為に必要なものかとは思う。存命中に見るのは作中みたいな条件でないとダメかなぁ。
ちょっと家族で観てみたい楽しい映画です。
一言「タイトルそのまんま(長い)」
主人公は葬儀社に入社した青年・菅野なんですが。
橋爪功さん&高畑淳子さん夫婦って、面白くないわけがない!。
この2人ぴったりの役柄。
大抵の人が「エンディングノートなんてまだ早いし」かと。
菅野の先輩・桃井曰く「死は遠いところにしまっておきたいものなの」の言葉にうなづく。
準備できる今だからこそ、手をつけておかないといけないのにね。
この先輩・桃井を松下由樹さんが、ナイス(同世代)。
知らなかったのですが。
妻のコーラスグループ練習曲で、チューリップの曲が使われていて。
なんでやろ?と思っていたら。
終盤いいところで、「この曲泣いてしまうよ」な挿入がツボでした。
そんな仕事を通して、主人公も新しい一歩を進める。
思いがけず爽やかなエンディング。
私世代&親世代。機会があったら一緒にみてもいいかも。
一つのきっかけになれば。
⭐️今日のマーカーワード⭐️
「思い出は歳を取らない。
あっという間にその時代に連れ戻してくれる」
終活をする《家族はつらいよ》みたいな映画。
2021年。監督:脚本:香月英之。
主役が橋爪功だし、西村まさ彦も息子ではないけど出ている。
橋爪のキャラクターは山田洋次監督作の「家族はつらいよ」のまんま、です。
どこが違うかと言ったら、嫁(高畑淳子)と娘(剛力彩芽)と息子(袴田吉彦〕の、
配役が違う(笑)
もちろんそれだけでは、ありませんよ。
ホームコメディですが、なかなか面白かったです。
結婚して50年を迎える熟年(老年?)夫婦の真一(橋爪功)と千賀子(高畑淳子)は口喧嘩ばかり。
ある日、葬儀社主催の「終活プログラム」に千賀子が参加します。
アンケートに答えたら、なんと無料で「メモリアルビデオプレゼント」が当たったちゃったのです。
人生には「上り坂」と「下り坂」に、もう一つ「まさか」があると言いますね。
この映画にも「まさか」が2度、3度と有って飽きさせません。
この映画のもう一人の主役は葬儀会社の新入社員の菅野の役割です。
演じているのは(BOYS AND MENのリーダー水野勝)
菅野は10年前に母親を亡くし、その終末医療で父親と対立して家を出て、音信が途絶えているのです。
大原真一・千賀子夫妻の「お終活」を身近で目撃して大きな影響を受けるのです。
老年層には、身につまされるし、中年層には、来るべき両親のお見送りの参考になるし、
日本人にはこう言う映画がピッタリ来るんですね。
葬儀会社!
キッチンカー!
脳梗塞!
と流行のwordも効いてますね。
橋爪功と石橋蓮司が出演したら、日本映画は敵ナシですね。
山田洋次系ホームドラマ
初鑑賞
監督は『極道の妻neo』の香月秀之
脚本も
ためになってほっこりする終活コメディー
勤めていた外資系が倒産し葬儀屋に転職した菅野涼太に水野勝
葬儀屋の主任で菅野の上司・桃井梓に松下由樹
葬儀屋の桃井梓の上司・井上隆弘に螢雪次朗
キッチンカーで働く大原家の長女・大原亜矢に剛力彩芽
熊本出身でネジの設計士として40年勤め今では年金生活の頑固な大原家の主・大原真一に橋爪功
香川県出身でご婦人が集うコーラスグループにて歌うのが趣味の真一の妻・大原千賀子に高畑淳子
エチオピアでコンビナートを造る仕事をしている大原家の長男・大原英夫に袴田吉彦
英夫の妻・大原雅恵に小林綾子
千賀子の友人・咲江に藤吉久美子
千賀子の友人・和子に大島さと子
千賀子の友人・信子に増子倭文江
真一の雀荘仲間・坂口に石丸謙二郎
真一の雀荘仲間・鈴木に金田明夫
真一の雀荘仲間・佐藤教授に大和田伸也
涼太の父・菅野敬一に西村まさ彦
真一の旧友・山田一夫に石橋蓮司
葬儀屋が主催する大原老夫婦の金婚式パーティーが本格的だった
僕の地元では市のイベントで合同でやるのだが
大企業で長年勤めた老人はわりとリッチだ
なぜかコーラスグループが歌った曲はチューリップの『心の旅』
メモリアル映像が流れていたときのBGM『青春の影』を聞いていたらなぜか涙が溢れてきた
時代錯誤という意見もあるが必ずしもそれが悪いとは思わない
普遍的な一面もあり支持され続けるには理由がある
古いものにはそれなりの良さがある
逆に流行の最先端を突き進んでいる人がどれだけいるだろうか
流行り物は廃りものともいう
MDが出始めた頃は画期的だと感じたが今では絶滅寸前でむしろカセットテープが健在という皮肉
CDよりレコードの良さが見直される時代
ソテツだってイチョウだって生きている化石
高齢者にターゲットを絞り逆境を乗り越え興行的に成功した部類でヤフーでも高評価の作品
どうせ若い人に媚びを売っても高齢者に比べるとかなりのシブチンだし映画はネット動画で充分という始末
色々と考えさせられた
必ず死ぬんだから、それまでは
ケンカばかりしている老夫婦(橋爪功、高畑淳子)、ひょんなことから葬儀社の若者と知り合う。
死ぬ準備をしろということで、妻は納得、夫は縁起が悪いと逃げ出す。
描き方がありがちではあるが、達者な演技人のおかげで楽しませてもらった。
その上から目線が嫌い
無意識だと思いますが、特に上の世代の男性の女性に対する上から目線が嫌いです。そりゃあ、妻だって離婚したくもなりますよね。若いうちはすることがあるから一緒にいるだけで、することがなくなったら一緒にいる必要がないかなあ。離婚が当たり前の時代になって、もっとテクノロジーが進めば結婚制度自体が無くなりそう。あと、セレモニーもきっと無くなりますね。
80点
映画評価:80点
これは、めっけものでした!
B級映画っぽいですし、
雰囲気が地雷っぽいので
期待していなかったんですけど、
めちゃくちゃ笑って、
はちゃめちゃ泣きました
両親が亡くなった場合の経験値として
参考に観てみただけだったのですけど、
知識も得られました。
(若干、演技が説明気味なんですけど)
急に何があるかわからないので、
皆さんもまだ早いとか、自分だけは大丈夫と
変な自信は捨てて、しっかり準備と覚悟はしておいた方が良いと思います。
私も今のうちに親孝行をしたいと思います。
金婚式を祝ってあげたくなりました。
お金貯めて頑張ります!
《誇りとは愛、愛とは許すこと》
《男は解決を優先、女は共感を優先》
色々と名言もあり、
とても勉強になりました(笑)
主人公の性質については諸説ありますけど、
なんだかんだ良かった気もします。
高畑さん、松下さん、剛力さんは流石の演技力でした!
【2021.6.17鑑賞】
お金持ってんなー。
比べてはいけないのでしょうが…
山田洋次監督の「東京家族」や
「家族はつらいよ」あたりが浮かんでしまいまして…。
あちらの上品さを兼ね備えた喜劇が大好きでして…。
老年夫婦のゴタゴタからの家族の深まる絆を描きたかったのかしら?
熟春を描きたかったのかしら???
なんだか、軽かったです…。
にせ物の家族のドタバタ劇を見ている感じでした。
ならば、もっととことんやって、
新喜劇ぐらいのバタバタに最後泣かせるぐらいが良かったのでは?
あまり共感できないところに、この家族、めっちゃくちゃ裕福ですしね…。
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