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映画「お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方」 お終活 熟春!人生、百年時代の過ごし方 劇場公開日:2021年5月21日
解説 仕事や子育てが一段落した熟年夫婦の騒動をコミカルに描いたドラマ。結婚50年を迎える大原夫妻。定年退職した夫の真一が家にずっといることで、妻の千賀子は夫在宅ストレス症に陥っていた。相手への気遣いもまったくなくなり、真一は健康麻雀、千賀子は健康コーラスに通って趣味仲間にお互いの愚痴を言い合う2人は熟年離婚寸前となっていた。そんな中、葬儀社に転職したばかりの菅野と出会った娘の亜矢は終活フェアの存在を知る。亜矢から終活フェアへの参加を勧められた千賀子はフェアに足を運び、前向きに今後のことを考えようとするが、千賀子の終活への姿勢に、真一は「縁起でもない」と嫌がり、夫婦に新たな危機が生まれてしまう。葬儀社の菅野役を「BOYS AND MEN」のリーダー水野勝、真一と千賀子夫妻役を橋爪功、高畑淳子、娘の亜矢役を剛力彩芽がそれぞれ演じる。
2021年製作/113分/G/日本 配給:イオンエンターテイメント
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2022年12月3日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:映画館
元ネタは葬儀屋さんが作ったと聞いていた。 人の死はどうしてもネガティブなイメージがある。 身近な人が亡くなると…遺産の贈与や亡くなった方の銀行口座や携帯契約や保険契約、土地や建物の委譲など一生で何回もやらない作業をする 個人の知りたくもないリアルな事も出てきたりする…。 そう言った部分には極力触れず、見送る前に準備がどんな風に役に立つか?と言う部分をユーモアを交えて家族のドラマ仕立てている。 格言や各夫婦それぞれの夫婦のつきあい方が中々に面白い。 思い出の解釈も納得できる。 認知症になって70年の記憶が消えるなんてのは普通にある。 思い出動画を作って見せても全てを憶えてはないだろうが、部分部分くらいは思い出したりできると思う。ただこの部分は故人を悼む者だけの為に必要なものかとは思う。存命中に見るのは作中みたいな条件でないとダメかなぁ。 ちょっと家族で観てみたい楽しい映画です。
主人公は葬儀社に入社した青年・菅野なんですが。 橋爪功さん&高畑淳子さん夫婦って、面白くないわけがない!。 この2人ぴったりの役柄。 大抵の人が「エンディングノートなんてまだ早いし」かと。 菅野の先輩・桃井曰く「死は遠いところにしまっておきたいものなの」の言葉にうなづく。 準備できる今だからこそ、手をつけておかないといけないのにね。 この先輩・桃井を松下由樹さんが、ナイス(同世代)。 知らなかったのですが。 妻のコーラスグループ練習曲で、チューリップの曲が使われていて。 なんでやろ?と思っていたら。 終盤いいところで、「この曲泣いてしまうよ」な挿入がツボでした。 そんな仕事を通して、主人公も新しい一歩を進める。 思いがけず爽やかなエンディング。 私世代&親世代。機会があったら一緒にみてもいいかも。 一つのきっかけになれば。 ⭐️今日のマーカーワード⭐️ 「思い出は歳を取らない。 あっという間にその時代に連れ戻してくれる」
2022年7月7日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
2021年。監督:脚本:香月英之。 主役が橋爪功だし、西村まさ彦も息子ではないけど出ている。 橋爪のキャラクターは山田洋次監督作の「家族はつらいよ」のまんま、です。 どこが違うかと言ったら、嫁(高畑淳子)と娘(剛力彩芽)と息子(袴田吉彦〕の、 配役が違う(笑) もちろんそれだけでは、ありませんよ。 ホームコメディですが、なかなか面白かったです。 結婚して50年を迎える熟年(老年?)夫婦の真一(橋爪功)と千賀子(高畑淳子)は口喧嘩ばかり。 ある日、葬儀社主催の「終活プログラム」に千賀子が参加します。 アンケートに答えたら、なんと無料で「メモリアルビデオプレゼント」が当たったちゃったのです。 人生には「上り坂」と「下り坂」に、もう一つ「まさか」があると言いますね。 この映画にも「まさか」が2度、3度と有って飽きさせません。 この映画のもう一人の主役は葬儀会社の新入社員の菅野の役割です。 演じているのは(BOYS AND MENのリーダー水野勝) 菅野は10年前に母親を亡くし、その終末医療で父親と対立して家を出て、音信が途絶えているのです。 大原真一・千賀子夫妻の「お終活」を身近で目撃して大きな影響を受けるのです。 老年層には、身につまされるし、中年層には、来るべき両親のお見送りの参考になるし、 日本人にはこう言う映画がピッタリ来るんですね。 葬儀会社! キッチンカー! 脳梗塞! と流行のwordも効いてますね。 橋爪功と石橋蓮司が出演したら、日本映画は敵ナシですね。
2022年6月15日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル
主人公夫婦と娘の剛力さんとの中間世代ですが、色々考えさせられ、また家族に優しくなれる作品です。 観賞してよかった! 親世代におすすめの作品ですね。