ナイル殺人事件のレビュー・感想・評価
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すべてが完璧!文句のつけようのないミステリー作品。
欠点がないところが、欠点かもしれない。
映像、音楽、キャスト、すべてが完璧。何も言うことがない。
ストーリーも王道のミステリー。結末も面白くないほど完璧。
ナイルの風景は美しく、豪華客船も、モーターボートも、衣装も、すべてが美しい。
ミステリー作品は、事件の犯人探しをする訳で、題材はたいていの、場合、殺人事件になる。
殺人事件が面白いというのも変な話だが、誰が犯人か考えながら観ている訳で、感動作を期待している訳でもなく、このあたりの期待度も、観る側にとっては、ちょうどいいのかもしれない。
いつもより劇場に早めに行って、ぜひ、ゆったりとご覧ください。
スクリーンじゃないと意味ない。
オシャレな雰囲気を楽しむ映画
素材が豪華なのに料理が雑
船がかっこよかった。乗りたい。ジャクリーンの銃も綺麗。欲しい。あと、ポワロが7つ出てきたデザートを1つ返して6つをピラミッド形に並べるところと、遺体の脚をまっすぐに直すところが好き。同じ大きさの卵二つの朝ごはんとかも。逆に、この辺りに注目して、ポワロが決して強く正しい捜査官ではなく、心に病的なものや問題を抱えた私立探偵なんだと理解して見ないと、尋問のヒステリックなテンションとかに到底ついていけない。
映画としては、ストーリーの昇華の仕方がいまひとつ。ただのフーダニットのサスペンスじゃなくて人間ドラマとしての面白みを持たせるかとか、犯人が不自然な行動を取る理由、それを周りが疑問に思わない理由をこじつけでもいいから提示するとか、そういう脚本の努力が十分に尽くされていないように感じる。
サイモン(アーミー・ハマー)のいいところが「精力絶倫」以外、特に見当たらないのも辛い。ハマーの性的暴行疑惑で本作の公開が遅れたりしたので、なんか皮肉だ。ボワーズ(ドーン・フレンチ)も、もうちょっと魅力が伝わるように描いてほしかった。ソフィー・オコネドーの歌手役はかっこよかったけど、恋愛っぽさ出してこなくていいのに。
エマ・マッケイはあの瞳に吸い込まれそう。作家エミリー・ブロンテを題材にした映画『エミリー』に主演しているそうなので、そっちを楽しみにしたい。フランシス・オコナーの初監督作でもあるんだよね。日本公開いつかな。
ガル・ガドットさんの出演
愛という名のもとに
美しい景色、女優、雰囲気を楽しむ映画
ナイルに流れるブルース! で勝負あった
コロナで公開が2年以上も遅れたがそれもさもありなん劇場で観なければ魅力が半減する映画である。「007」もそうだが半端ない制作費を投入しているだけに中途半端には公開に踏み切れないのであろう。面白かった。原作をすごくうまいこと脚色して2時間にまとめ上げている手腕に脱帽。冒頭は意外にもベルギー人のポアロが第一次世界大戦に従軍しているシーンから始まり彼の「恋バナ」口髭の由来も描かれる。「愛」がテーマなのだ。それから20年後のエジプト。ナイル川からカメラが水上に出てピラミッドを捉えるシーンでもう心をぐっと持っていかれた。そして流れるのは黒人女性シンガーの渋いどブルース!ナイルでブルースというこのマッチングがすごい。そして男女が惹かれあう様を余計な説明を省いてダンスシーンだけで見せ切った。脚本のマイケル・グリーンも見事だが主演・監督のケネス・ブラナーに拍手!
78年版と比べちゃう。。
ミステリーの女王アガサ・クリスティの小説が好きで、小学生の頃は図書館で夢中になりましたよ。登場人物の全てに動機があると言うフレームに、ドキドキしたなぁ。
原作「ナイルに死す」は、ナイル川に浮かぶ資産家の豪華客船で起きた連続殺人に、名探偵が謎解きをしていくお話。#ナイル殺人事件 はかつて映画化もされているので、知る人ぞ知る名ギミックです。
だからこそキャスティングやアレンジで楽しませると言うハードルを、監督兼主役のケネスブラナーは超えられるのか?それを期待しました!
まず名探偵ポアロの頬の傷のエピソードは面白かった。資産家リネットにワンダーウーマンの美女、ガル・ガドットを当てたのも気品に溢れて良かった。けど彼女の存在感が凄すぎて、主役のポアロが弱くなってしまったかな(笑)
やっぱり78年版と比べてしまうと、余計な前段を入れたせいで尺がなくなり、ポアロの謎解きと尋問的なツメの描き方もちと雑だったかなと。前作はきめ細かな心理観察が描かれていて、推理戦が楽しめましたから。音楽もニニロッソで雰囲気も素晴らしかった。
まぁオチを知ってたし、前作が素晴らしすぎたせいかもしれない。。初見なら、豪華キャストに素晴らしいエジプトのロケーション、驚愕のラストと良作だと思います😊
謎解きか愛か、愛か謎解きか。
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