ナイル殺人事件のレビュー・感想・評価
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オシャレな雰囲気を楽しむ映画
前作のオリエント急行殺人事件もそうですが、このシリーズは上流階級の贅を凝らした優雅な生活を楽しむ映画です。
今では感じられない、アンティークな優雅さ。
ファッションから舞台道具まで、古くも華やかな雰囲気を楽しむものです。
素材が豪華なのに料理が雑
船がかっこよかった。乗りたい。ジャクリーンの銃も綺麗。欲しい。あと、ポワロが7つ出てきたデザートを1つ返して6つをピラミッド形に並べるところと、遺体の脚をまっすぐに直すところが好き。同じ大きさの卵二つの朝ごはんとかも。逆に、この辺りに注目して、ポワロが決して強く正しい捜査官ではなく、心に病的なものや問題を抱えた私立探偵なんだと理解して見ないと、尋問のヒステリックなテンションとかに到底ついていけない。
映画としては、ストーリーの昇華の仕方がいまひとつ。ただのフーダニットのサスペンスじゃなくて人間ドラマとしての面白みを持たせるかとか、犯人が不自然な行動を取る理由、それを周りが疑問に思わない理由をこじつけでもいいから提示するとか、そういう脚本の努力が十分に尽くされていないように感じる。
サイモン(アーミー・ハマー)のいいところが「精力絶倫」以外、特に見当たらないのも辛い。ハマーの性的暴行疑惑で本作の公開が遅れたりしたので、なんか皮肉だ。ボワーズ(ドーン・フレンチ)も、もうちょっと魅力が伝わるように描いてほしかった。ソフィー・オコネドーの歌手役はかっこよかったけど、恋愛っぽさ出してこなくていいのに。
エマ・マッケイはあの瞳に吸い込まれそう。作家エミリー・ブロンテを題材にした映画『エミリー』に主演しているそうなので、そっちを楽しみにしたい。フランシス・オコナーの初監督作でもあるんだよね。日本公開いつかな。
ガル・ガドットさんの出演
いやあ大好きな「ワンダーウーマン」の美しい主演女優さんが出演されておられて、申し訳ないけど作品に集中出来ませんでした。冒頭の戦争シーンでポアロが負傷するシーンの必要性はどうなのか?などこの映画の本筋ではないところが、気になってしまいました。
う〜むʕ•ᴥ•ʔ
何か良くわからん映画でした。
私の理解力不足かな。
ナイル川クルーズ船のセットや、風景などの映像が楽しめるものなら、救われたのだが、この辺が、とても、安っぽい感じが、ダメ押しです( ; ; )
愛という名のもとに
「愛」とは実に厄介極まりないもの。すべからく人は「愛」に翻弄されて悲喜交交の混沌へと堕ちていく。そんな感じがもう少し欲しかったかなぁ。
原作も読んだし昔の映画も視たけれども、ニュアンス位しか覚えてないので新鮮な気持ちで楽しめました。が、「オリエント〜」に比べると何となく無理矢理感が否めないし、ポアロはただの穿りたがりにしか見えなかったのが残念。それでも後半の後半は込み上げるものもあって、気持ち良くエンドロールを迎える事が出来ました。
登場シーンの妙な仰々しさ(ほぼポアロのせいw)は置いておいて、ブークが居なかったらもっと残念だったでしょうね。
やっぱアガサクリスティ
サスペンスとして、やはりアガサクリスティは面白い。
あんまりサスペンスは見ないけど、情報を入れずにみた。
いつ殺人がおきるかハラハラしながら見て、最後ドンデン返しは面白かった。
おすすめします。
美しい景色、女優、雰囲気を楽しむ映画
正直、ミステリ慣れしてるしてると
トリックとか考えるとほどではないかなと。
原作は未読なので、恐縮ですが。
ただ、美しい景色
華やかな女優たち
豪華客船(ディズニーランドの蒸気船マークトゥエイン号みたい!)を愛でるには
とてもよき作品でした。これぞ、映画!って。
知ってる人いないかもだけど、ファミコンのゲームに
昔「ミシシッピ連続殺人事件」と言うのがあるんです。
デリンジャー22口径あたりで
そればっかり思い出しました笑笑
ナイルに流れるブルース! で勝負あった
コロナで公開が2年以上も遅れたがそれもさもありなん劇場で観なければ魅力が半減する映画である。「007」もそうだが半端ない制作費を投入しているだけに中途半端には公開に踏み切れないのであろう。面白かった。原作をすごくうまいこと脚色して2時間にまとめ上げている手腕に脱帽。冒頭は意外にもベルギー人のポアロが第一次世界大戦に従軍しているシーンから始まり彼の「恋バナ」口髭の由来も描かれる。「愛」がテーマなのだ。それから20年後のエジプト。ナイル川からカメラが水上に出てピラミッドを捉えるシーンでもう心をぐっと持っていかれた。そして流れるのは黒人女性シンガーの渋いどブルース!ナイルでブルースというこのマッチングがすごい。そして男女が惹かれあう様を余計な説明を省いてダンスシーンだけで見せ切った。脚本のマイケル・グリーンも見事だが主演・監督のケネス・ブラナーに拍手!
78年版と比べちゃう。。
ミステリーの女王アガサ・クリスティの小説が好きで、小学生の頃は図書館で夢中になりましたよ。登場人物の全てに動機があると言うフレームに、ドキドキしたなぁ。
原作「ナイルに死す」は、ナイル川に浮かぶ資産家の豪華客船で起きた連続殺人に、名探偵が謎解きをしていくお話。#ナイル殺人事件 はかつて映画化もされているので、知る人ぞ知る名ギミックです。
だからこそキャスティングやアレンジで楽しませると言うハードルを、監督兼主役のケネスブラナーは超えられるのか?それを期待しました!
まず名探偵ポアロの頬の傷のエピソードは面白かった。資産家リネットにワンダーウーマンの美女、ガル・ガドットを当てたのも気品に溢れて良かった。けど彼女の存在感が凄すぎて、主役のポアロが弱くなってしまったかな(笑)
やっぱり78年版と比べてしまうと、余計な前段を入れたせいで尺がなくなり、ポアロの謎解きと尋問的なツメの描き方もちと雑だったかなと。前作はきめ細かな心理観察が描かれていて、推理戦が楽しめましたから。音楽もニニロッソで雰囲気も素晴らしかった。
まぁオチを知ってたし、前作が素晴らしすぎたせいかもしれない。。初見なら、豪華キャストに素晴らしいエジプトのロケーション、驚愕のラストと良作だと思います😊
謎解きか愛か、愛か謎解きか。
舞台っぽいみせ方が気になりましたが広大なエジプトとナイル川を大スクリーンでみれたのは良かったです。
原作は既読なので印象はクリスティの謎解きというよりケネスの愛の舞台という感じ。ここに至る時間の長さを感じるひとりひとりのストーリーは丁寧に描かれていたけど謎解きに尺が足りなくって急ぎ足になってしまっていたように感じました。
現代っぽい愛のミステリに改変されてましたけど、いつになっても、何度でも、どこでも、いろんな視点で映像化できてどれも楽しめるのがクリスティ小説の愛される秘密だとあらためて思いました。
観て良かった、次作も観たいです。
1978年の映画
あの映画を見て出だしでいきなり犯人と動機がわかってしまいました。
犯人を知ってる上で見てきましたが映像が綺麗だなあとかポワロがイケオジだなあとか思いつつ‥
あと今回はオリエント急行と違って俳優さんが地味目だなあと思いました。
原作既読にて
手に入らないモノなどない。
そうゆう人生って幸せなんだろうか?
友人が「結婚するの、彼ナシでは生きていけないの」
その相手を略奪する。
(^^;いや~最高に嫌な女性の役なんだけど~ガル・ガドットだと何だか納得したりする笑。
☆ ☆ ☆
自由に旅行が出来なくなり早3年目。
美しいエジプトに癒される~。
対比する人々の思惑。
隠された秘密。
人の心の中の複雑さ。
暴くポワロ。
爽快とはならない事件の解決。
原作既読だけれど名演技の数々に最後まで飽きずに鑑賞☆彡
王道の探偵モノね☆彡
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