ナイル殺人事件のレビュー・感想・評価
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きちんと楽しませてくれました
CGやドローンなど最新の映像技術を活用して古典ミステリを現代に語り直すケネス・ブラナーの二作目、すぐディズニープラスで配信されるだろうと考えて待ってしまいました。案の定配信されたものを楽しみに見ました。そして期待通りきっちり楽しませてくれました。
55点
映画評価:55点
普通に良作。
この手の作品の中でも
至極真っ当であり、面白い。
しっかりとした導入から入り、
容疑者の紹介と、その関係性かあり
全体的にわかりやすいし
オリエンタル急行からの流れで見ている人からすれば、ポアロの事やブークの事も元々知ってるという点もわかりやすい。
肝心のトリックやら、ネタも
納得いくものであり、
オチも綺麗だった。
(犯人当てゲームは完全正解)
総じて、
〝ナイルに死す〝を上手く取り入れ
しっかり作っていたと思う。
ポアロの過去も少し紐解けて良かった。
彼の価値観を理解しだすと更に面白くなるだろう。
1つ不満があるとすれば、
最初の出会いや、奪い愛、
そういった細かな部分を、
もっと丁寧に表現してもらいたかった。
踊っていたと思った矢先、
急にページが進み、婚約!?
自分の頭がおかしくなったのかと思った。
この作品は冒頭こそ大事に扱うべきだったのではないだろうか。
瓦礫落としとか、他の容疑者に目を向けさせる小芝居的なやり取りは品位を下げるだけだ。
3時間にするなら話しは別だけど。
演出や伏線の置き方には少し疑問もありますが、
私は楽しめたので次回作も期待したいです。
【2022.5.29観賞】
「裕福になって お気の毒です」
前作『オリエント急行殺人事件』が良かったので楽しみにしてましたが、
部屋で、じっくり推理しながら観たかったので配信で観ました。
前作より好きです。
キャストは前回の方がスゴかったですけどね。
推理しながら観たけど、犯人わからなかった(笑)
今回は、ポアロのヒゲの秘密も明かされます(笑)
『ベルファスト』観てから、ケネス・ブラナーのファンなのですが、
ケネスは、黒背景にカラシ色で字を出すのが好きなのね(笑)
面白かった♪
次回も楽しみです♪
しゃべりすぎ
この人が監督.主演のハムレットは良い映画ではあったけれど、最初から最後までのべつまくなしにしゃべりまくり、非常に疲れた。
ポワロも同じようにしゃべりまくるのは、ちょっと違うと思う。米で大ヒットしたので又
同じようなものを作るのか?誰も何も言わないのかな。どんなに酷くてもヒットした映画が良い映画という風潮は、どうにかならないのかな。
ケネス・ブラナーかっこいいです!
そして、ガル・ガドット素敵です!
ポワロの髭の始まりのエピソードが切なかったなぁ。
アガサ・クリスティのからくりは本当によく出来ていて、実に面白いです。
事件が起きるまで長いので、焦らずにゆったりとナイルの旅を楽しむように観ることをおすすめします。
映像美が素晴らしい!!
たまたま原作を読んだすぐ後だったので楽しく見ることができた
とにかくゴージャス! 映像の美しさ、広がりは目を見張るほど
特にカルナック号の外観、デザインは素晴らしい
今回、登場人物の数を凄く絞って少なくし、関係性も変えて
更には人種も変えたのは新しさの強調だったようで
それも又面白いと感じた
特にサロメ・オッタボーンをブルース歌手として登場させたところなど
興味深い演出 声は吹き替えのようだったが、、
キャスティングも新鮮味があって面白かった
ただポアロの昔の恋の話を冒頭に入れたのは蛇足の感じがした
ケネス・ブラナーのポアロは小説のイメージとは違うけど
それはそれで別の味があって良かっただけに、入れすぎないほうがよかった
長い
この映画自体にお金がかかっているのはわかる。
流石に景色も美しく映像美はピカイチ。
ただ原作と比べると大幅な変更点があり、本国デビッドスーシェ版にはあった犯人の大元の回想シーンもカット。初めから最後まで原作に忠実な演出が足りなくなっていて、2時間超ある長さからするとちょっと…。
キャラクタそれぞれの事情や想いも長さの割に掘り下げられてない気がしてデビッドスーシェ版の方が映像美では負けるものの初めから最後まで原作に忠実、ドラマティックだと感じました。
「人々は愛のために殺しを犯す」 「あなたは分かってない。 人は愛のために何でもする」
あゝ、愛…いつくもの愛(と事件)の秘密が絡み合う本作は、例えば前作ほど豪華キャスト的側面は押し出されていないかもしれないけど、間違いなく前作より面白くパワーアップしていた。愛は盲目とはよく言うけれど、動機含め今日まで通ずる愛の力あるいは怖さがある意味で普遍的(ヒモ?尽くす体質?)。
題材テーマ的にもエルキュール・ポアロの昔パートから始まるのも納得、あの特徴的なヒゲの謎。度重なる映像化であまりに有名な真相の前作が一種答え合わせだったのもあるかもしれないけど、それに対して今回は異なり純粋にその場に乗り合わせた一観客・乗客としてすこぶる楽しめたし、昔ながらのミステリーのロマンチックな雰囲気に充分酔いしれられた。ロン・ハワード監督にとってのラングドン教授シリーズ並みに、いや、もっと映画人ケネス・ブラナーの手によって続けていってほしいシリーズだ。
多少エンジンがかかり出すまで時間がかかっても豪華客船に乗り出せばフルスロットル。乗り合わせる乗客 = 容疑者たちのキャラ設定など少し本シリーズ映画的前作『オリエント急行』とも重なったけど、起こる事件数やその幅含め前作からの振り幅で余計に楽しめる。にしても後ろのスクリーンに実景乗せて同時撮影していたという前作の雪山と違って流石に、今回は始終CGだらけの世界だった気がする。カラコレなど映像の質感が少し気取りすぎて、たまにやらかしている気もしてくるほどだったけど、まぁ当時のエジプトとなると仕方ない。一乗客といえば、なんて後味の悪いクルーズ。『野性の呼び声』『ジャングルクルーズ』そして本作と、マイケル・グリーン脚本船旅3部作ここに完結か
"People kill for a love."
"We can be strong."
裕福になってお気の毒です
「愛憎」
「愛狂」なのかな。
一作目「オリエント急行殺人事件」がかなり面白かったので、二作目も楽しみにしていた。
感想としては、オチに衝撃性や意外性はあまりなかったものの、前作よりも「愛」について色濃く描かれていて、終始胸が苦しかった。
また、エジプトの描き方、外輪船の描写が美しくて、エジプトへ船旅に出たくなってしまった。笑
いやーやっぱりポアロは面白い!
容疑者達の化けの皮が剥がれていく様を見ているのがとてもゾクゾクする。
ポアロの過去ってそんな感じだったのか。
だから髭がね、、、
ただ、やっぱり前作と比較すると、一作目の方が好きだったかなー。
でも面白かったです。
まとまりのない印象
前作「オリエント急行殺人事件」が好みに合い過ぎていたのか、本作は期待外れ。
原作は未読ですが、おそらく映画側の問題ではなく、原作のせいでしょう。
閉鎖環境下での密室殺人事件というポイントは同じなのですが、どうも展開がダラダラして、何となく流れで解決してしまったように見えました。
さらには、虚飾にまみれたお金持ちたちのダンスパーティーシーンが多く、こういったきらびやかなシーンが好きな人には良いのでしょうが、私は登場人物への感情移入が困難でした。
映像は美しく、ちょっとしたエジプト・ミステリーツアーの味わいは楽しめましたが。
ケネス・ブラナーのポアロ役、好きなんですが、本作では事件に追われているような印象で、あまり落ち着きが感じられないのが残念。
次回作があるなら、リベンジを期待したいです。
リメイクした新鮮さは少ない
本格ミステリーのリメイクなので楽しみに見たが、特に新鮮さを感じなかった…
原作が優れているだけに話を変えるのは困難であろう想像はつくが、もう少し演出を考えてほしかった…
ガル・ガドットの美しさは相変わらずであったが、ディズニーチャンネルの作品紹介にガル・ガドットの名前が無いのが気になりました。準主役なのに…
エママッキーを最後までマーゴットロビーだと思ってた…
ガルガドットとマーゴットロビーがメインか、DC映画色が強いんだなーと思っていたら、マーゴットロビーではなくエママッキーというNetflix「セックスエデュケーション」でブレイクした女優さんと知ってびっくり。意外と話題にしている人が少ないので無知な自分がお恥ずかしい。。
内容ですがオリエンタル急行殺人事件も今作にしても、個人的にはポアロが事件を解決してもなんだかスッキリしませんでした。一番の理由は犯人が割と早めに犯行を自供してしまうからだと思っています。殺人事件に入るまでの導入が長すぎて犯行から解決までが早足すぎる気がします。
その時間配分ですが、ミステリー映画に馴染みがない人にとってはプラス要素かもしれません。豪勢な服装、インテリアで目を楽しませてくれますし、エジプトの綺麗な景色も脇役ではなくメインとして引きのシーンでたくさん見させてくれます。ミステリー映画として身構えるのではなく娯楽映画としてみれば好きな作品でした。
ポワロの成長
原作は未読で、
犯人はだいぶ初期から判ってしまいましたが、
それでも、ポワロがどうやって解決していくんだろうという
謎解きの楽しさと
エジプトの壮大な景色と、船上の豪華さと諸々の華やかさで、
娯楽ミステリーとして充分楽しめました!
ラストの髭を落としたポワロがステキだったな。
彼が新しい人生を歩むようで、少し嬉しくなって涙出てしまった。
でも、もう、次回はないのかなぁ…。
心臓の傷は、一発の銃弾で治るかも……
1978年のピーター・ユスティノフの『ナイル殺人事件』も当時、劇場で観た。
つい最近、DVDで久しぶりに観て、よくできた映画だったんだなぁ、超娯楽大作だったんだなぁと再度実感した。ミア・ファローはやっぱ素敵で魅力的だったし。
だったので、本作もすんなりと鑑賞できた。
(落石事件のあった)「アブ・シンベル神殿」は雄大で壮観だったし、ナイル川に浮かぶ船、カルナック号の明かりが夜の川面に映るシーン等々、また、優雅でゴージャスなナイル川クルーズに連れていってくれました。ありがとう。
ワンダーウーマンのガル・ガドットも元カノのエマ・マッキーも、どちらも貫禄の美しさだった。
ポワロは皆から嫌われますね。きっと。
もめる原因は
男女の関係、友人関係、金、地位、肉親との関係が多いかな?と思います。映画のなかで、いろいろと渦巻いています。犯人はまさかのあの人が⁉️びっくりだわ。愛=お金や地位は必ずしも=イコールではないのですね。いかなる時もタフじゃないと生きていけない。映像的にはきれいで、ちょっとした旅気分にひたれます。ぜひ、映画館で観ていただきたいと思います。テレビだとちょっとスケール小さく感じるかも?です。
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