ラーヤと龍の王国のレビュー・感想・評価
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東南アジアの魅力詰め
オンデマンドでレンタルし視聴。
アジア系の骨格からラーヤの悲しみ、怒りの表情まで、ディズニーアニメーションには人種の垣根を超えた事細かな表情描写に驚かされる。
パスカル的ポジションのトゥクトゥク、スーパーベイビーとおさるのモチモチたちといった、毎回と言ってもいいほどディズニー映画に出現するちびキャラたちに悶絶した。
文化や料理、あらゆるデザインまでアジアンティックさを感じられ、まるで旅行に出かけた様な気分だった。
中国共産党のプロパガンダ映画?
ストーリーは面白かったし、キャラクターもなかなか。
感動もした。
ファングの女王がアンミカに見えたりもしたけどw
一つの平和な国だったが、全てを飲み込む悪の存在が現れ世界はバラバラに。龍と互いを信じ合う心を取り戻し、もとの平和な一つ国を取り戻そう!って話。
ん?
まてよ?これってウイグルやチベット、台湾を一つにして強大な中華人民共和国を作ろうって話じゃ。。。
いやいや、武力で奪ってるだけやろうに。でも世界にこの話のように思わせたら侵略を正当化できるのでは。
考えすぎであることを願いたい。
『アーヤ』殺しの『ラーヤ』
劇場は見逃したのでDisney+ に加入して視聴しようと思ったら、日本のDisney+はドルビーアトモスに対応していない。高かったけどAppleでドルビーアトモス対応版を購入して鑑賞。これは、正解だった。今まで見てきたディズニー・アニメーション・スタジオ作品の中で一番いい。
トゥクトゥクやシスーなどの幻獣が、アニメの特性を生かして表情がバラエティに富んでいるし、質感もファンタジー的な雰囲気を壊さないリアルさがある。アニメの完成度加えて、そつがない物語が用意されていて、これはハマるね。
理想を掲げるハート国の首長(ラーヤの父)が、クマンドラの復興を夢見て各国の首長を自国に招待して融和を訴えるが、トップの座を虎視眈々と狙っていたファング国に裏切られてしまう。その結果、ドルーンは復活し人々は、ラーヤの父は石にされてしまう。
ラーヤは、ハート国再興のため散ってしまった「龍の石」を求めて、トゥクトゥクと旅にでる。旅の途中で出会う新しい仲間、そしてその仲間との旅を通してラーヤは成長していく。教科書どおりの冒険譚だが、赤ちゃん盗賊などおもしろいキャラクターが出てくるし、それぞれの国の風土や文化が特徴的で、一緒に冒険している気分になれる。
吹き替え、字幕の順番で鑑賞したが、どちらもそれぞれの良さがあって、映像主体で見るなら吹き替えかな。ドルビーアトモスは、AirPods Proの空間オーディオでの再現なんだけど、カフェで映画を楽しむ分には、最高の没入感に浸れる。空間オーディオのありなしでは、かなり違う。Netflixもアマプラも早く対応してくれないかな。
『クルエラ』といい『ラーヤと龍の王国』といい、こんな完成度が高い作品が配信主体になってしまうなんて、なんか寂しい。それはそうと、このクォリティを見てしまったあと『アーヤと魔女』なんか見れるのかな。予告編を見る限り、勝ち目がないように思うが。
信じ続ければ奇跡は起きる
最近配信ばかりで、しかもディズニープラスに入会しないと見れなくなったディズニー作品。『ムーラン』も『ソウルフル・ワールド』も見たかった…。
こちら今春に久々に劇場公開!…と思ったら、
我が地元の映画館では公開せず…。ディズニーアニメなのに…。嗚呼…。
しかし!U-NEXTで発見! 早速見たね。
にしても、ディズニープラス以外で見れる/見れないの違いって…?
『ムーラン』や『ソウルフル・ワールド』は配信のみ。
以前見た『2分の1の魔法』や本作は劇場公開。
という事は、今配信されている『あの夏のルカ』は見れそうにないけど、『クルエラ』はいずれU-NEXTでも配信されて見れるかも…?(『クルエラ』もこちらでは公開されておりません(>_<))
いつもながら前置きが長くなってしまいましたが、感想を。
遥か昔、“クマンドラ”と呼ばれた国。
魔法の力を持った龍に護られ、人と龍が調和を保ち、人と人が信頼し合いながら平和に暮らしていた。
が、飲み込んだものを石にしてしまう不気味な煙の怪物“ドルーン”が世界を襲い、崇高な龍シスーは自らを犠牲にして国や人々を救う。
しかし皮肉な事に一つだった国は5つに分断され、シスーが遺した“龍の石”を手に入れようといがみ合うように…。
それから500年。再びドルーンが復活。
“龍の石”を守るハート国の長ベンジャは、皆が信頼し協力し合う為に他の4国の長たちを招くが…、石を奪い合おうとし、その最中石が砕けてしまう。
ドルーンの力は増大。ベンジャは煙に飲まれ、それを目の前で見た娘ラーヤは…。
物語の立ち上がり方、入り方、ヒロインの目的も完璧。
神秘的な大昔のアジアの世界観。恐ろしい魔物と聖なる龍というのも個人的にツボ。
ディズニーアニメとしては少々大人向けのファンタジー・アドベンチャー。
でも勿論沢山の面白味、要素、メッセージ性が込められ、万人受け。
つまり、とっても面白かった! またまたお気に入りのディズニー作品が一本。
さて、何処から語ろうか迷うが、でもやっぱり魅了された本作の主人公から。
ラーヤ。
6年が経ち、成長。
ドルーンから荒廃した世界を救う為、父を元に戻す為、砕けた龍の石を探す孤独な旅を続けていた…。
武器は剣と、大胆不敵な勇気、不屈の精神。
とにかく、強い!凛々しい!カッコいい! おまけに、美人!
私はもう完全にヤられ、これまたお気に入りのディズニー・ヒロインに♪
サブキャラもユニーク。
旅のバディのトゥクトゥク。大きな大きなダンゴムシみたいな虫?動物?で、ラーヤを乗せて身体を丸めて高速で走る。仕草も表情も愛らしい。
そして旅の中で遂に探し出したのは、サブキャラ…というより、もう“一頭”の主人公。
ラーヤは最も崇高な龍シスーを蘇らせる事に成功。これで世界は…でも、あれ?
本当に崇高な龍…? 何と言うか、何と言うか…。
実は偉大な龍はシスーの兄弟姉妹で、シスーは最も平凡な龍。兄弟姉妹の力が集まった石を託され、その力で世界を救っただけ。自分の力じゃない。何で自分がそんな“大役”を…?
でもシスーは石を手にすると、兄弟姉妹の力を発揮出来る。
つまり、それらを合わせれば世界を救える。
ここからラーヤの旅に、シスーが加わり…。
“女ケンシロウ”みたいなラーヤの孤独な旅も悪くはないが、やはりディズニーアニメは楽しくないと。
ラーヤとシスーのやり取り、掛け合いが楽しい。
まるで、生真面目とフランクな女芸人コンビのよう。
あの悲劇の時ある人物に裏切られ、以来人を信じる事が出来なくなってしまったラーヤ。
明るい性格で、人を信じる事を疑わないシスー。
バディ・ムービーであり、二人の“女性”の信頼と友情のドラマでもある。
壮大なスケール、世界観。
荒廃したとは言え、国それぞれ特色あり。
テイル。砂漠の国。
ある因縁のライバルに追われていた時、港で出会ったのが、一隻のエビ獲りボートの船長兼シェフの少年、ブーン。陽気な性格で、彼も旅の仲間に加わる。
タロン。商業の国。
商売と共に盗みなども氾濫。人を信じるシスーは危うくピンチに! ラーヤも女の子赤ちゃん詐欺師とバディの3匹の猿に騙されるも、仲間に加わる。
スパイン。氷の国。
待ち受けていたのは、大男トング。しかし実は、国の唯一の生き残り…。
そこへ急襲する因縁のライバル。
彼を信頼し、仲間の逃げ道を託す…。
仲間が一人一人加わっていく。アドベンチャーの王道。
皆、ドルーンによって愛する人を失った。目的は同じ。
各国で石も順調に手に入れた。残るは後一つ。
が、その一つが最も“難国”。
ファング。
他国と関係を断ち、それ故国の中だけは平和。美しい自然にも囲まれている。
しかしそれは、他国に無関心で、自国の事だけ。
我が国の為なら厳しい決断をも下す長。
その娘ナマーリこそ、ラーヤの因縁のライバルであり、昔ラーヤを裏切ってラーヤが人を信じられなくなったきっかけを作った人物。
各国で執拗にラーヤを追い続けるナマーリ。彼女もまた龍の石を手に入れようとしている。
何度も何度も繰り広げられる、ラーヤvsナマーリ!
テイルの荒野での逃走&追跡。
スパインでの肉弾戦。
実力はほぼ互角であったり、時々一方が勝ったり。
文字通りの“ライバル”。
アクションもスピーディーで、迫力充分。
ヒロイン・アクション・アニメでもある。
ファングで…
ナマーリがある悲劇が起こし、ラーヤは怒りと憎しみをぶつける。
アクションも作風もエンタメだったが、このシーンは悲しいものを感じた。
これも全て、人の憎悪が生み出したドルーンのせいなのか…?
人は憎しみを持つ。怒りを持つ。
人を信じられなくなってしまう。
人と人の関わりを断とうとしてしまう。
作品はファンタジー世界だが、現実世界は今も尚こんなご時世。まだ国と国で自由に行き来出来ず、人と人の距離は離れたまま。
ディズニーの巧い所は、時代背景の汲み取りや置き換え。女性を主人公にし、多様性。争い。ドルーンは言うなればコロナなのかもしれない。
しかし、人は希望を捨てない。
敵対していたナマーリ。彼女もまた本当は、龍の力を信じていた。
信じる。
これこそ、本作のテーマ。
何もそれは龍の力を信じるという事ではない。
人が人の心や絆を信じる。
それを信じた時、奇跡は起きる。奇跡は現実に。
人も、龍も、この世界も。
私たちの中に、クマンドラはある。
信じることはまず自分から、第一歩
ずっと見たかった!
念願の鑑賞。
内容自体は、なんか教育テレビ見せられてる感覚になったけど、やっぱりグッときてしまった。
あとは、もう水の表現とか諸々が綺麗ね本当に。
アナ雪2でも凄かったけど、年々進化してる。
アニメーションなのに、現実的って本当にすごいよね。
信じるってことの大切さに終始したさくひんだった!
78/100
テンポが個人的には完璧
飽きる事なく、あっという間に2時間経ってしまった。他の街へ行った時にでてくる名前がエンドゲームを思い出させてくれた。
仲間のキャラクターのよさ。みんなの個性が面白くて好き。
特にベイビーが可愛すぎる。
正直、最後はかなり感動した。
全くもって期待してなかったが、覆された。
これはみんな観るべき映画だと思う。
色んな人に教えたい一本になりました!
裏切られた経験があると、信じることは意外と難しい
悪い人は平気で嘘をついたり騙してくる。そして裏切られて絶望を味わう。憎しみがうまれる。裏切られて、それでも信じられるか。心を一つに、世界を一つに出来るか。
信じる心、誰かを救いたいと思う気持ち、平和なより良い世界を求める心が世界を救う。
人間は目的のために嘘をつく
疫病と分断・・・まるでコロナ禍で人々の心が荒み、分断された感じのする昨今。人を信じなければ何も解決できないといったテーマが胸を打つ。キャラクターも東南アジアテイストで日本人にも溶け込みそうだ。また、疫病とまで言われたドルーンを倒すには敵対関係をなくして一致団結するしかない!って、やはりコロナウィルスだな。
ハートの国のラーヤは聖なる石を守護する一族の娘。500年前に封印されたはずの魔物ドルーンが再び襲い掛かり、5つに分断された国の人々も敵対心により他民族を信頼しない。しかし、多くの民が石化され、父を石化されたラーヤは孤独な旅へと出るのだった。大好きな最後の龍シスーを求めて・・・
動物キャラのトゥクトゥク。タイのタクシーの名前を持つ彼は回転しながらラーヤを運ぶ。ダンゴムシ?王蟲?といった風貌だが、顔は可愛い。ラーヤ以外のキャラも皆ユニーク。特に丹下のおっさん似のトングや赤ん坊詐欺師のノイが素敵キャラ。
いまいち好きになれないのは龍の顔かな。『ネバーエンディング・ストーリー』のファルコンや『ヒックとドラゴン』といった愛嬌のある顔立ちのドラゴン。日本のアニメに登場するドラゴンもほとんどが可愛い顔をしてるけど、これが主流なのか・・・もうちょい聖なるイメージが欲しかったところだ。
ディズニー渾身のメッセージ
戦争・紛争のメカニズムがシンプルに描かれ、今日の世界情勢に対してクリエイターからの力強いメッセージを感じました。
ドルーンは伝染病のようで、これ以上ないほど、嫌味のないお説教のように思えた。
これが中国を思わせるような舞台設定というのも意味深に感じた。
このレベルのインパクトを90分くらいの作品にできるのは恐ろしい。
必要なのは信じる事
大切な事は分断じゃなく信じる事。
現在の状況に対してのディズニーらしいテーマの作品だな
と思いました。
ただすごい面白かったかと言うとそうでもなく、
ディズニープラスで観て丁度良かったという作品でした。
個人的には。
色んな種族が出て来て、
その街の特色なんかも目に楽しかったけど
ストーリーはもうどこかで観たような印象を受けたし、
玉のかけらも案外簡単に手に入ったなと言う印象。
僕の見落としかも分からないけど、
500年前に石を作ったのは良しとして、
シスーを信じて他の龍が犠牲になった意味が
よく分からなかった。
なんとなく、今の時代の流れに配慮し過ぎて
窮屈になってるような気もしてて、
肝心のストーリーに目新しさがないのが残念に思いました。
映画としては名作。商業的には失敗。
ディズニーアニメとしてはキャラ立ちが弱く、アナ雪ほど話題にならず、観られないかもと思うともったいない。
ディズニーアニメの性善説感がすごくよくハマった映画でいい意味でピクサーの影響も受けているように感じる。
大人も子供も楽しめるいい映画だと思う。
なにかもったいない。
タイトルなし
信じる気持ち、信じ合う心。ディズニーのさらなる進化を感じさせる生き生きとべらぼうに美しい絵から一歩たりとも目が離せない!王子のいらない世界で、例えば『モアナと伝説の海』なども彷彿とさせる3Dアニメを最大限活かした上で、男の子も楽しめるアクション/アドベンチャー!! と、もちろん胸アツ展開。ケリー・マリー・トラン × 人々のオークワフィナ(今回も最高)。もはやキャラクターがボイスキャストに見えてくる、特にオークワフィナ、主にオークワフィナ。ツケにして。監督二人も納得。実写版『ムーラン』というよりは他社だけど『クボ』とか。マンゴー大好き!全員の心を一つにするハッピーエンド。
ぬるめのファイヤーエムブレム風花雪月
最後まで面白くみさせてくれるけど、
なんだか安全圏から偉そうな事言われてる感が最後まで抜けなかった。
あの鞭になる剣とか、大陸の中心に聖域を置いて周辺諸国の対立を描くところとか、ほとんどファイヤーエムブレム風花雪月なので、ディズニースタッフはプレイしてもうちょっと勉強するといいよ。
しなくてもいいけど。
かっこいいヒロイン。
かつては龍に守られていた王国があったが、突然悪魔が現れ、人々を石に変えてしまったが龍たちが自分を犠牲にして、悪魔から人々を守った歴史があった。
平和を取り戻したが、今度は龍の石を巡り人々が争いだした。その争いの最中、龍の石が割れまた悪魔が現れてしまい、人間を石に変えていった。父親を石にされてしまった主人公のラーヤはちらばった龍の石を集めて平和ん取り戻そうと旅に出る。
ラーヤが乗ってる相棒のトゥクトゥクはかわいいのでグッズ化間違いなしだし、運河を船で渡るシーンは、もうディズニーランドのアトラクションができそうな映像美だったのでなんかとても商業的に考えてしまった。笑
ラーヤも龍のシスーもなんかいまいち人気が出なそう(アナとかに比べると、気がつよかったり、変人すぎる?)なんだけど世界観とかはよかったと思います。
でも戦う女の子はとってもかっこいい。
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