ソウルフル・ワールドのレビュー・感想・評価
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娘のオススメやっと見ました
ジャスピアニストになるために生まれて来たと言うジョー。やっと掴んだチャンス目前で死んじゃう?歩きスマホするからだよ。と言いたくなる。
そんな誰もが人生のきらめきを持ってる訳じゃない。空の青さ、ピザの美味しさ、生きてるだけでまるもうけみたい話かな
でジョーはこの後どうするんだろ?
誰の声だろと思いながら見てたけど、ハマケンさんだったんだ。歌ってほしかったな。
美しい‼️
映像、音楽、物語、全てが美しい❗️😌
死後の世界の描き方が、あまり今まで見た事ないような世界観になっていて、素晴らしかった😊
日常の「ただの生活」の中にこそ、煌めきや幸せはあるのだと改めて思いました😌
役所広司のパーフェクトデイズを観た時にも同じような感覚になりました😊
あと、ソウル達が可愛い😆
自分がいる世界はどんな場所か
現状への不満は、なぜ生じるのか。
もし自分が生まれたばかりのソウルだとしたら、自分のいる環境を不満に思うだろうか。
つまり、自分がいる環境に慣れて、その良さに気づけなくなっているのではないか、ということ。
自分が持っていないものが良いものに思えて、迷子の怪物のようになり、手に入れるとそれが幻想であったことに気づく。
自分のいる環境にあるきらめきを、探して生きたい。
導入が・・・
2024年劇場鑑賞90本目。
吹替強制パンフレットなしでマイナス1.0。
ただこれも7割寝ちゃったのでディズニーチャンネルで家に数年前から録画してあるの観て改めてレビューはしますが・・・。
亡くなったばかりの魂が繰り広げる冒険という感じなのですが、死に方がギャグすぎて全然同情できないなと思いました。
すいません、本当にほぼ記憶がないので連休中に必ず観ます・・・。
一芸に秀でよ、さもなければ人であらむ。そんな風潮に一石を投じる
「きっと何者にもなれないお前たちに告げる。」
とあるアニメに印象的で有名なセリフがある。主人公やその周囲が何者にもなれないことを憂うところから物語が始まることは多い。そして、何かきっかけを経て、何者かになるまでの物語を私たちは楽しむ。
ソウルフル・ワールドも主人公が夢半ばで魂(ソウル)の世界に行き、そこで人生のきらめきが見つからず、どんな自分になるかを決められない22番という魂に出会うことで物語が始まる。
主人公は試行錯誤するも22番の「人生のきらめき」が見つからない。紆余曲折の末、主人公が辿り着いた答えに心がスッとした。
何者かにならなくては、と生きることに意義を探す私たち。呼吸して、青い空を見上げる、本当はそれだけで輝いて生きているってことを忘れてしまいがちな現代人にぴったりのデトックス映画。心洗われて劇場から出てきた。
今回は吹替版を劇場で鑑賞。
22番ちゃんの声を演じる川栄李奈の演技もあって、22番の切実な感情がすごく伝わってきた。本職声優じゃないんだけど、違和感なかった。先日の舞台版『千と千尋の神隠し』での演技もすごかったし、実力派として今後も様々な分野での活躍を期待。
才能を活かせず、妥協を繰り返しただ無難にやり過ごす毎日。無意味な人...
才能を活かせず、妥協を繰り返しただ無難にやり過ごす毎日。無意味な人生をやり直すことが出来たなら…。誰もが一度は想像し、自分自身と重ね合わせて感情移入できる永遠のテーマだろう。この一連の作品をコロナ禍を理由に映画館で上映しなかったディズニーの判断は間違っていたと思う。
大人だからこそ刺さる物語
コロナ禍で浸透したものの1つに動画のサブスクサービスがあげられる。オリジナル映画・ドラマの存在も大きかったが、コロナ禍で必要性が増した事が大きかった。映画館で観てればいいって時代ではなくなった。本作はそんなコロナ禍で劇場公開が見送られた映画の1つ。とても楽しみにしていたが、(理由はないけど)Disney+に入りたくなくて泣く泣くスルーしていた映画だ。だから今回の劇場公開は嬉しかった。ただ正直に言えば字幕版で観たかった。
本作は、プロのミュージシャンを目指すジョーが、憧れのカルテットに参加してライブすることができるチャンスをつかんだその日に命を落とし、迷い込んだ世界で出会ったソウル(22番)と現世に戻ろうとする話。ジョーが魅せられた音楽がジャズであること、死後の世界を描いていること、夢を追い求めることの意味を問いかける。内容を考えると完全に大人向けの映画に見える。実際、問いかけられるメッセージは大人にこそ響くような気がしてしまう。
生きることの意味、人生の目的、命をつなぐことを伝えてくる映画だが、結局生きてるってだけで素晴らしいし、世界は美しいってことにつながるんだと思う。それはこの先の人生が長い若者よりも人生を折り返した大人の方が刺さってしまう。
22番のソウルとのやりとりも奥深い。大人の価値観でこうに決まってるって決めつけられた子どもの気持ちが描かれていることにハッとさせられた。子どもの可能性を大人が狭めていいはずがない。大人の皆さん、こんなことしてませんよね?と問いかけられた感じがする。ピクサーっぽいなー。
なにげに、ソウルの世界を管理するジェリーたちとテリーの存在も印象的だ。線だけで描かれるピカソの作品のようなキャラクターは、神とは違うが妙な怖さを感じてしまう。ディズニーアニメとしてはかなり異色だと思う。あんなキャラクターよく考えついたな。
ジョーの身勝手さもわかるし、22番の命に向き合ったところも共感する。もう次につなごうと考えてしまう年頃なんだよな(ジョーが何歳なのかはわからなかったけど)。それでもジョーの最後のセリフに泣かされてしまうんだから困ってしまう。いや、この年だからこそ最後のセリフに流されてしまうのかも。
ピクサーの懐の深さには驚かされるばかりだ。よくこんな映画を作ろうと思ったな!
ディズニー流人生の哲学
序盤は先日観た映画と同様に眠くなってしまい、黒人社会と独特の世界観でなかなか映画に入り込めませんでしたが、ジョーと22番が一緒に人間の世界に入っていく場面から徐々に楽しい道中に惹き付けられました。
人生の一瞬一瞬を大切にするディズニー流の哲学が盛り込まれており、感動を呼ぶ展開になっていきました。
奥が深くメッセージ性の高いドラマに改めて日々日常の大切さを噛みしめる映画でした。
もう既に、海と同じ水の中
友人にオススメされてずっと観たいと思ってて、でも配信系で見ようと思っても2500円くらいで購入しないといけないし、って感じで見れてなかった。そんな時に上映!めっちゃラッキー!映画館で見れるなんて!
PIXAR作品を映画館で見るのは久しぶりで、映像の綺麗さ・リアルさに驚いた。え?実写?ってなる部分多々。人の動きとかも細かいね〜〜色使いも。
前情報として「結構スピリチュアル」みたいなのは聞いてて。
そこが気になっていた。「PIXAR、ディズニーが描くスピリチュアルってどんなだ?」
魂の行き場、生まれる場、みたいな世界。
アーティストがゾーンに入った瞬間、瞑想してゾーンに入る瞬間、
そういう魂が、あちらの世界に入っていってる、って描き方もおもしろかった。
「ゾーンに入る」とか、世間でなんとなく表現されてることをイメージとして見せてくれた感じで興味深かった。
もともとは生き生きしてた魂が、義務感やプレッシャーで押しつぶされそうになってる状況、それをあの世界では砂漠を彷徨ってるモンスターになってるのも、うんうん、と納得だった。
一番印象的だったシーンはやはり、主人公が長年の夢だったステージを終えた後のシーン。全ての夢が叶った瞬間。
「これから僕はどうなるの?」
「また明日も、同じことをするのよ」
「...夢が叶ったら、もっと違う感情になるのかと思ってた」
みたいな会話。ここもすごく納得した。
夢・目標は、すっごく素晴らしいしパワーをくれるのだけど、「点」なのだ。実は、その「点」に至るまでの過程・渦中の時間=「帯」も含めて、
もう夢の時間を味わってるのと同じこと、だったりするのだ、ということ。
(言葉にするのむずいけど、感覚的にすごく納得したのだ)
その後の会話。
ある魚は言った
「どうしても海に行きたいんだ」
「でも今も水の中にいる。海も同じだ」
「海じゃなきゃダメなんだ」
この映画全体を通してのメッセージ、それは「今、生きてること、とは」
生きていると、
生きてることに意味を見出そうとするし、
目標のために頑張ってないといけないような気がするし、
目標を達成すこと・夢を叶えることこそ、生きてる意味だ(叶えていない今は、意味がない)などと、
無意識のうちに、そんなことに縛られて生きていて。
主人公が、念願の夢が叶った後、おそらく虚しさ?を感じていた。
自分が今までずっと頑張っていたのは、ここに達成するためだったんだよな...嬉しいけど、そこまで、幸せ!!!!!!!!!!ってわけじゃないんだな。みたいな。
夢・目標はもちろん大事だけど、過程が「苦しくて辛いだけ」だと、叶った時虚しくなる、んだと思う。
夢を叶えるには努力が必要だ。でも勘違いしてはいけない。
「楽しいからしんどいことも頑張れる」と
「楽しい気持ちになるために、今はしんどいことも耐えて頑張る」は
違うということ。
後者だと、
主人公がそうだったように、夢が叶ったとき「あの辛さに対してこれぐらいの喜びか」って虚しさを感じるのと、
次の目標を掲げようとするときに「ああ、また辛い努力の日々をやらなきゃいけないのか」って、しんどくなってしまう。続かない。
人間、苦しいことからは自然と足が遠のいてしまう生き物だ。
逆に、楽しいこと、心地いいことには無意識にやってる。
だからきっと、それで良いのだと思う。
現状に満足しろ!今に感謝して生きろ!とか、そういう綺麗事を言いたいわけではなく。
主人公、最後のセリフ
「今を、精一杯生きる」
これは「今度は、どんなときも、過程を楽しんで生きてみるよ」っていうふうに私には聞こえた。
目標・夢ができた瞬間に、それはもう、夢が叶っていることが始まっている、というか。スタート地点からゴール地点までのパック売り、なんだ。
ゴール地点だけ食べて「美味しい」ではなく。
スタート地点の味も含めた、ひとつの「夢」
だから「今」は、どんな今であれ、夢の最中。
もう海と同じ、水の中にいるのだ。
煌めきって…何
ジョーは
ピアニストになるために
生まれてきたと…豪語する
ジョーはジャズのピアニストになって
一流のライブに出たい
これが最大の…夢
だから周りの人のことは
興味もないし話も聞かない
ママの言うことも聞きたくない
音楽の事と自分のことだけ
そんなジョーに災難が~
ソウルの世界は可愛い
アニメで描かれる
イロイロあってライブに参加できて
大成功で終わった
終わったあとの高揚感はあったけど
終わった瞬間
何かが違う。違った
興味が無くなった
…きらめき…が無くなった
あのきらめきは何処に行ったの
ソウルの世界で出会った22番の彼女
と巡ったあの時のことが楽しかったこと
ママが言っていた普通のくらし
周りの人との関わりが嬉しかったこと
が思い出される
何気ない日常のくらし
煌めきはあらゆるところにある
何気ない日常に。
ポジティブなジョーが楽しかったし
22番との関わりがとてもよかった
ジョーは自分を見直すきっかけになった
私も何気なく毎日を過ごしているけど
…ちょっと見方を変えて(興味をもって)
楽しく暮らせたらいいですね
中々難しいですが。
リアルな立体的なアニメと
従来のアニメがコラボされて
観ていて楽しかった
なかなか深い
ニューヨークで音楽教師をしているジョー・ガードナーは、憧れのジャズクラブで演奏するチャンスを得たのだが、その直後にマンホールに落下してしまい、ソウルの世界に迷い込んでしまった。そこは人間として現世に生まれる前にどんな性格や興味を持つかを決める場所だった。ソウルの姿になってしまったジョーは、22番と呼ばれるソウルと出会ったのだが、22番は人間の世界が大嫌いで、何百年もソウルの姿のままだった。生きる目的を見つけられない22番と、夢をかなえるために元の世界に戻りたいジョーの2人は、ジョーの身体に22番のソウルが、ネコにジョーのソウルが入ってしまい・・・さてどうなる、という話。
22番がジョーの身体で行動するうちに、だんだんと人間に興味を持ってきて、生きようとする姿に感動した。
生きるという事を考えさせられるなかなか深い話で面白かった。
22番の声優役の川栄李奈も良かった。
重いテーマを見事にエンタメにしてしまうピクサーの脚本力
生きる意味を見出す主人公二人に共感し、自分のことも重ね合わせて考えさせられた。特に、ラスト近くでジョーが両親から愛情を受けていたことなどを回想して涙を流すシーンは泣けた。PERFECT DAYSのエンディングの役所宏司の涙を連想した。
生きる意味を感じる瞬間は、日常の生活の中にあるというのはその通りだと思った。「成功するという夢」が実現した瞬間も良いけど、振り返ってじわりと心が温かくなるような体験も確かに良い。
もう一人の22番がだんだんと「生きるってうれしいことかも」と感じていくのも説得力がある。おいしい食べ物で人生観が変わる体験なども、顔の表情でうまく表現されていて共感した。やさぐれた22番をジョーが助けに行く場面も感動的だった。
ジョーのお母さんがついにジョーの夢を理解してくれるところや、22番が床屋でキャンディーをもらう無垢な行動とか、床屋さんがかつての夢を語りつつ現実の満足を話すシーンとか、他にもいろいろ良い場面があって共感した。そして、自分のことも考えさせられた。
天国に向かうエスカレーターに対して地球にダイブしていくソウルたちとか、つらいことをこじらせたソウルが暴れることとか、現実とあの世との出入にゾーンに入った人が介在することなど、設定がうまく不自然さがない。重いテーマをエンタメにしてしまうピクサーの脚本力はすごい。
たくさんのソウルが天国に向かうエスカレーターは、コロナで多くの死者が出る時期に当たってしまっては見るに堪えないだろう。良い映画なのに不運だったと思う。
生きる意味などの、深いテーマの映画は好みなので評価は高くなったけど、全編で生きる意味を訴えているので説教臭いのはダメという人には薦められないかも。
「生まれる意味」すらも考えさせる、テーマの射程の広い一作
年齢を重ねること、生きる意義について問い直すこと。ピクサーの作品は個々人の目線でこうした普遍的かつ成熟したテーマを扱うことが少なくありませんが、本作はそうした方向性の作品の、集大成的な作品となっています。
不慮の事故により「死後の世界」に足を踏み入れかけたガードナー(ジェイミー・フォックス)は、ジャズミュージシャンとしてステージに立つという夢をかなえるため、何とか人間の世界に戻る(生き返る)べく奮闘します。
ガードナーと、人間に生まれる前の魂であるソウルの一人、「22番」(ティナ・フェイ)との二人三脚の旅は、ある時はそれぞれの思惑の行き違いから困難を招き寄せてしまい、また別の時は協力と機転で危機を乗り越えていきます。
いわゆる「バディもの」の定番的展開として、面白いんだけど特に独創性を感じないかな、と思ったのは序盤まで。ガードナーが執着する「生きる目的」それ自体の意味を問い直す場面から、物語は大きく転換していきます。誰がガードナーにどのような言葉を投げかけるのか、一連のやり取りにはぜひとも注目してもらいたいところ。
そして手と手を取り合い続けてきたガードナーと22番が終盤に下す一つの決断は、展開自体は予想できるものの、やはり心動かされるものがありました。
生まれる前の魂が集う場所がある、という設定に、『君たちはどう生きるか』との共通性があるという点も興味深いです!
劇場鑑賞出来てよかった
公開予定だったのが配信のみに変わってしまって残念に思っていた作品。
予告編の印象とはかなり違うと感じたけどいい意味でね
自分の生きる意味とか誰でも一度は考えたり絶望したりしてると思う。
でも些細な日常にこそ命の煌めきはあるんだって気づかせてくれた。
ラストシーン後に涙がぶわーって溢れてきました。
キャラクター達がみんな可愛らしくて愛おしい。
エンドロール後にもクスッとさせてくれるとことか流石です!
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