きみの瞳(め)が問いかけているのレビュー・感想・評価
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「あなたを許していないのは、あなただけ」
「きみの瞳が問いかけている 僕はそれに答えなければ」
シスターの言葉「あなたを許していないのは、あなただけ」
自分自身の過去をどうしても許せないでいる人は大勢いるように思う。
ルイもその一人
昔は、悪事ばかりをしていた。
しかし、償いきれない罪を犯したことにようやく気付いた。
半グレどもの勝手な掟 「裏切者には徹底的に打ちのめすまで」
リンチにかけた男が焼身自殺を図った。
人が燃え落ちていくのを運転席で見たアカリは、事故を起こし両親が死亡、自らの目もほぼ見えなくなった。
彼女が手術しないのはお金がないからではなく、事故の罪を自分の所為だとしているから。
ルイは彼女に連れられて行った墓参りでその事実に気づく。
「何も、償えていなかった」
衝撃の因果に茫然自失となったルイ
さて、
この作品はリメイクのようだ。
オリジナルは見ていないが、プロットに違和感はなくよくできている。
孤児院からルイ宛に届けられたオルゴールの中の音楽は、偶然あの曲だったのだろうか?
それとも、ルイがリクエストしたのだろうか?
この時間差という技も素晴らしい。
ただ、
ショップに帰ってきたアカリがルイに気づいたとき、なぜ犬を連れて行かなかったのだろう? ここだけが唯一指摘される点だった。
犬と一緒に探したにもかかわらず、ルイが姿を隠してしまう別の方法が欲しかった。
さて、
事故でも何でも人が死ねば償うことなどできない。
ルイは半グレとの中で追い詰めた男の焼身自殺そのものに対する償いをしたいと思って生きてきた。
受け入れてもらえない苦しさ。
これが彼を辛気臭くさせ、アカリには48歳、または36歳のおじさんに感じさせたのだろう。
もしかしたらこのようなことの積み重ねが人を老けさせる最大の原因かもしれない。
半グレともキックボクシングとも縁を切った。
自分の好きなことをやめることが、ルイができる最大の償いだと考えたのだろう。
自分に罰を与えることが必要だと思ったのだろう。
そんななか出会ったアカリ。
ルイは次第にアカリに恋をする。
アカリのためになりたいと考える。
この部分のプロットもいい。
会社の上司に襲われそうになったアカリの前に突然現れたルイ。
上司を殴り脅すが、「どうして私の言うことを聞いてくれないの? 仕事を探すのどんなに大変かわかる?」
「アカリを助けるから」
「それって、余計に私をみじめにしているのわかる?」
ご都合主義的なプロットではないことがわかる部分だ。
さて、
ルイはアカリの手術代等を稼ぐ必要性に迫られるが、半グレがどんな奴らか知っている。
アカリがアパートを出されたのも半グレが関係しているかもしれない。
彼はアカリとのすべての痕跡を消し、ジムの先輩に送金を依頼した。
地下格闘技のシーンもあれくらいでいいと思う。
そして奴らの標的はルイ一人に絞られる。
車ではねられ、ナイフで刺される。
目が見えるようになったアカリは、ルイが消えた喪失感に見舞われるものの、店を出すことまでできるようになった。
アカリが車に乗っているのは、自分自身を許したからだろう。
当然ルイに対するネガティブな感情など微塵もない。
そして、休みのときのボランティア
実際日本ではなかなか難しだろうが、ここは物語。
ルイの真実をシスターが伝えるというプロットもなかなか。
視聴者は俯瞰する。
本当に俯瞰すれば、「あなたを許していないのは、あなただけ」というのがよくわかるものだ。
「僕には資格がない」
多くの人がする言い訳。
そしてルイは「答えを出さなければならない」
それがあの海辺にいたルイを見つけ出したアカリの「瞳が問いかけている」
なかなかよくまとまったストーリー
面白かったし素晴らしかった。
もとキックボクサーの男性と視力を失った女性の純愛
匂いを感じさせてくれるので好き。
構図が良いので好き。
実際の排泄シーンがなくても、「ちょっとトイレに行ってくる」等のセリフがあるので好き。
主人公が美男美女で好き。
塁(横浜流星)が『るろうに剣心』の剣心のような強さと雰囲気で格好良かった。
塁と明香里(吉高由里子)の二人のやりとりを見るのが楽しい。
挿入歌の『Your eyes tell』(BTS)が流れたとき鳥肌が立った。
エンディングテーマも同じ曲のフルバージョン・・・あ・・・まあ、この曲は好きだから嬉しい。
『ロミオとジュリエット』に出てくるセリフが映画のタイトルになっている素敵な作品。
リアルに見えるキックボクシングの試合の場面で、今更ながらBGMが映像を繋げる役割も果たしているということに氣が付いた。
終盤にヒロインが走る・・・あ・・・まあ、吉高由里子さんの走る姿を見れて嬉しい。
面白いが非現実的
演技演出さすがの一言。台無しにする辻と褄の合いすぎ
リメイク元となった韓国作品はどうだったんだろ。
吉高由里子の演技が素晴らしいのは見る前からわかっているけど横浜流星の立場的に"後に引けない"力の入った演技も吉高由里子に負けていないと思った。
ちょい難癖つけるなら町田啓太も好きな俳優だけど人の良さ感は隠せなかったところ。この声質ならば瑛太の方がヤバさを出せる(笑
酷いのはその場限りの辻褄の為の仕掛けが目立ちすぎて(はいはい、そうなるでしょうね)と白けさせたこと。
その場限りと書いたのは物語の始まりからして唐突すぎる。もっと突っ込んで言うならこの物語のために失踪させられた(笑)おじいさんの行方の方が気になるというもの。
リアル感のある物語というのは当たり前の存在が当たり前でなくなることなのに仕掛けが全てはじめから当たり前でない存在だった。
そんな真剣に見る映画ではないのかもしれないけど、横浜流星が頑張っていただけに実にもったいないな〜と。
ラスト15分、2人の演技に感動しちゃった
ずっと観たいと思っていた作品
最近の流星くんの演技で「流浪の月」を観て
それ以来とても気になっている存在
結果…今年の報知映画賞で主演男優賞とってる
この作品では影のある演技の中にも
透明感があって引き込まれました。
ボクサー役…結構、彼のハマり役ですね!
吉高ちゃんは難ある役を見事に演じていて
素敵な俳優さん
そして、やべきょうすけさんは
あの様なアニキ的な役柄が合いますねぇ👏👏
クローズZEROを思い出しちゃった
重ためな印象の中、観進めていたら
だいぶベタな恋愛映画に映ったんけど
ラスト15分の話の展開には
久しぶりに映画で号泣しちゃいました。
ラストの流星くん
死んじゃうの?
ここで終わっちゃう??…って思いながら
観進めていたけど…
光の差し込む感じや風景も良かったし
大好きな横浜の風景が出てくるだけでも良き良き👍⭐️
ハッピーエンドに終わるあたりは
安心感に包まれホッとするし
観て良かったなぁと思えた😊
韓国リメイク
この作品だけ観たらいいなぁと思うのだろう。
しかし、wowowでやっと観られて喜んだのも束の間、駐車場入り口のやりとりで、すぐソ•ジソブとハン•ヒョジュの作品が思い浮かんだ。
乱暴な言い方をすると、日本の国で日本人俳優が日本語で韓国ドラマを演じた印象。
リメイクというともう少し設定やシーンを変えているのを見かけるが、ほぼ同じ。
風呂場、古そうなアパートなのに洗濯機の横に扉なしで洋式トイレ。外人向き?
長い階段を上ってのアパート、これには意味があるんだ、必要性があるんだ、最後まで観ても無かった。
上司に襲われた時、なぜ流星がうまい具合に入って来る?映画でないので、カットされていたのだろうか?
お墓?なぜわざわざ洋風?
塁あての荷物、勝手に開けていいのか?
目が治ってからの吉高由里子、活躍しすぎ。たった2年で駅前にあんな大きなお店、持てる?
韓国版は、もっとこじんまり。
韓国版でも思ったが、入院する時、偽名なんか使えるの?
闇の賭博試合なんて、日本にもあるの?
違うのは、海辺の風力発電のところ。意味あったかな。シーグラスの話の為?
主役二人の年齢の逆転。主役が皆上手く演じられていてどちらも有り。
吉高由里子が、手術前後で極端なぐらい人が変わって違和感があった。
ここが、ハンヒョジュ、自然なのです。
もう少し違う展開を観たかったです。
最高のペアです。大好き。
もう何を言おう、横浜流星と吉高由里子が最高っていう話。横浜流星にハマりつつあったから見てみただけで、、全く期待してなかったけど、ほんっっっとに最高だった。見てよかったなと心から思えた。やっぱ横浜流星イケメンすぎるし、感情すらなくなってた横浜流星がだんだん恋して柔らかくなっていく感じもよかった。でもやっぱり格闘技やってる鬼強な流星も最高、、、。そしてなんといっても由里子さんね。演技っていうより素のキャラあれだよね、って思わされた。いやあキャストが良かったわ。それに話も1本の映画とは思えないくらい色んなことがあってめちゃくちゃ感動できて、しっかりハッピーエンドだからほんとになんかもう最高って感じでした。
目が見えなくても心の気配で貴男を感じてる! 2人の運命が交差する純愛を貫くストーリー♥
横浜流星さん演じる塁が、過去の過ち
闇の世界で孤独を抱えながら生きる青年を
見守りたい気持ちで見ました。
亜香里演じる吉高由里子さん、目が不自由で
闇を見ている2人が共存しているように感じました。
亜香里が失明して家族を失っても、日々の生活に小さな喜びを見つけて、塁と初めて出会った日も2人が出会うべくして出会った
運命!特別な糸、意図をイメージしました。
あの日の悲しい事故に、大事な人を巻き込んでしまった!
キックボクサーとして試合に出場した塁は
自分を犠牲にしても、愛する人の身代わりに
なろうとする熱い戦いが見られました。
時が経て、2人がまた会えることを強く願う
気持ちで登場人物に感情移入しながら
見てました。
ラストシーンは海の砂浜、テトラポット
陽のあたる場所で生きてほしい!
自分の居場所があることを教えてくれたストーリーでした。
もっと深く観たい!!
女の子向けと思って侮っていました
目が見えなくなった女性と挫折を経験したボクサーの話。
目が見えなくなった事で自分にとって感じるものが多くなった。
障害を持った女性を演じる吉高由里子さんの演技は、すばしかったです。
目が見えなくてもそれでも誰とも変わりなく生活していくの自分にとっては、想像もつかない部分でもありました。
ボクサーを演じる横浜流星さんもスポーツを元々していたのもあって、地下格闘技のシーンはなかなか見応えのある部分だなと感じた。
目が見えなくなくてもお互いに見えているものがあることがある。
ストーリーとしては、純愛のものでとてもかっこいい人間像で描かれてるなと思いました。
ストーリーも俳優も良かった
所々目を伏せました
塁が対マンからの刺されるシーンが残酷的で、少し早送りしてしまった。
かねてから吉高由里子さんのファンで、映画館で観ようとしていたけど、こういう痛々しいシーンがあることを見越して劇場に見に行くのはやめました。
結果早送りしてしまったので、その選択は正解でした。
(町田啓太さんのボスっぷりは、東京リベンジャーズを見てる気分になりました笑。そちらに彼は出てないけど笑)
そんなシーンを含みながらも、
あかりが目が見えるようになったシーン、すくが塁に気付いて呼び叫ぶシーン、
彼が塁だと気付いて探しに外に出るあかりのシーンは映像がとってもきれいで三木監督だな〜って、らしさが全面に表現されていました。
迎えにきたあかりと再会し「おかえり」と声をかけられた時の塁の柔らかい表情は横浜流星さんだからこその、少年のような健気な表現ができたのだと思う。そこではつい涙が、、
そして全てをかっさらっていくBTSの楽曲は本当に素晴らしい。
コメント欄で誰かが書いてましたが、事故に遭ってICUに入るまでの重傷を負った彼女(吉高由里子さん)だからこそ、この役が出来たんじゃないかと思う。
事故に遭った人にしかわからない"時の経過"や"感情"が繊細に表現されていたように見え、とても感動しました。
涙なしでは見られない感動的ラブストーリー
見つめあう二人の瞳が…美しい
吉高由里子(明香里)の微笑む顔
そして明るい声
横浜流星(塁)の無口な男の眼差し
と優しさを醸し出している
ふたりには出会う前に接点が合った
彼女の目が見えなくなった原因が…
彼と関係していた
…脚本が上手~く出来ている
彼女の目を治すため危険な仕事に
挑戦して殺されたと思ったが…
終盤にかけてBTS の音楽と共に
感情が高まり盛り上がる
……ふたりが会えますように
と願いつつ。。
すれ違いが切ない
戻る場所があってよかった
…横浜流星の闘う姿は力強くて
カッコいい
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