タイトル、拒絶のレビュー・感想・評価
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フィクションじゃなくただのウソ
とにかくディテールがウソすぎてついていけない
脚本も芝居も演出も雑な嘘にまみれて見るに耐えない
性風俗を物語をつくるアイテムのひとつにしか考えてない製作陣には失望する
リアルかは分からないがリアルだと思う
最初は伊藤沙莉の「私たちは辛い、女は辛い」みたいな語り、主張が続いたのでキツイかなと思ってましたがその後は普通に楽しめました
自分は風俗に行ったことがないので分からないので想像でしかないのですが、こんな世界もあるんだなぁと感じました
最後らへんに出てきたちょっとアレ系な女の子が本当にいそうだと思いました
舞台のいい所を描ききれてないのだろうか
個人評価:2.0
伊藤沙莉の演技と特徴ある声はとても良いが、舞台の方が心に届くかもしれない。他の登場人物の描写はとても薄味で深みのない演技で、訴えかけるモノは無い。片岡礼子も使いきれておらず、勿体ない演出。
舞台のいい所を描ききれてないのだろうか。
誰もがタイトルが付くような人生ではない。内容は好きだが、脇の役者と演出に響くものは無かった。
【”哀しきウサギたちと、女性としての自信がないタヌキ”そして、ウサギ達の生き様とウサギを取り巻く愚かしくも滑稽な男達の生きる姿を描いた作品。” 無駄な人生など一つもない!】
ー ファーストシーンのカノウ(伊藤紗莉)の黒いブラジャーを付けて、線路脇に立ち、喋るシーンのインパクトが凄い。そして、観る側は、この物語に一気に引き込まれて行くのである。ー
■感想
・人生の歯車がどこかで狂い、デリヘル嬢として生きるウサギたち。
一番の売れっ子のマヒル(恒松裕里)にも哀しき過去があり、妹(モトローラ世理奈)に時折どこかのビルの屋上でお金を渡し、よしなしごとを二人で語る日々・・。
・彼女達の周囲にいるマネージャーらしき男(般若)や、運転手の良太は、表面上彼女達を見下しながらも、実はキャバ嬢たちと関係を持ったりしている。
そして、それに伴うトラブルも起きる。
ー アツコを演じた佐津川愛美の姿が、キンキン声が耳障りでありながらも生命力を感じ、一番年上と思われる女性(片岡礼子)は、達観したような虚ろな表情で、哀しきウサギたちを見つめる。ー
・そんな彼女たちの面倒を見るカノウ。一度はキャバ嬢にトライをしたが、”仕事”が出来なかった過去を持つ。そして、そのことにコンプレックスを持ちつつ、不毛な日々を過ごす。
<愚かしくも滑稽なクズな男達の”処理”をするキャバ嬢たち。だが、彼女達も日々、必死に生きているのだ。ラスト近くで流れるカノウのモノローグが心に響く。
”それでも、私は、進む、進む。進む。足は止まらない・・。”
無駄な人生など、一つもない事に改めて気づかされる作品である。>
ゴミって元々はゴミじゃなかった。
女性監督なのに
それを武器にしていなく
風俗の描き方が、
男も女もしょせん、金と性欲だろがっ!!
というキーワードが
一度も消えない描き方はお見事。
まーここで“女性監督なのに”って
言ってる事が偏見なのかもね。
役者が全て良い。
ちゃんと心の糞が描けてる。
ちゃんとした人が1人もいねーよ!
って思いながら
じゃ、観てる俺ってちゃんとしてんのかよって
思わせる演出も良い意味で心地悪い。
良い作品です。
デリヘルの待合室
大学出たけど就活に失敗し、デリヘルに体験入社したが、最初の客のキスを拒絶し逃げ、雑用係として働いてる伊藤沙莉他、デリヘル待合室での男女のグチャグチャした揉め事の話。
なんともコメントしにくい作品だった。
伊藤沙莉の良さが全く出てなくて、こんな役なら誰でも良いように感じた。
恒松祐里は人気NO1で家庭事情から妹役のモトーラ世理奈にお金を無心されてる役。彼女は良かった。
佐津川愛美のキレまくる女、森田想の尽くす女などそれなりに見所有った。
円井わん、行平あい佳、野崎智子は誰が誰かよくわからなかった。
片岡礼子も出てたが、相変わらず綺麗だった。
こんな裏舞台が有るんだろうなって思える。
画面暗いし、題の意味もイマイチ、各々の問題の深堀りもなくバラバラな感じの作品でした。
拒絶
タイトルまんまの映画でした。
拒絶されたり、拒絶したり。
風俗嬢の待機場ってこんな感じなんだろうかぁ
女とは、
さっきまで、仲良かったのに、あるきっかけで険悪になる。
うーん。
そうゆうところあるかもしれない。
伊藤沙莉ちゃん田中俊介さん目当てでみた映画🎬
山下、本当に死んで欲しい笑
傑作ではないけど、次回作に期待します!
役者さん皆さん良かったです。
女王蜂が主題歌で嬉しかったし、マッチしてました!
世の中、夢も希望もありゃしない。
大好きな伊藤沙莉ちゃん主演で、山田佳奈監督と来たもんだから、楽しみにしてました。待ち遠しかったw
もう初っ端から、全開の伊藤沙莉ちゃんです。黒ブラで街頭演説。立ち止まりますよ、ガン見しますよ、街中でこんなん見かけたらw
物語りは山田佳奈さんらしく、綺麗事じゃ無いリアルな女性視点のッドッロドロワールド。派遣型風俗店に集まる男女が繰り広げる、って言うほど広がらないけど、クズとクズを受け止める女神様方の日常。めちゃくちゃ好き。ドロドロに弱いよねー、俺w
伊藤沙莉の一人勝ちシナリオなんかに、山田佳奈さんがする訳もなく。いつの間にお立ち台は、恒松祐里ちゃんがかっさらっていきます。森田想ちゃんもゴリゴリに押し込みます。
思えば、ついこの前まで、spottedでキラキラキャハキャハしてた女の子達が、今はこんな芝居が出来る女子に成長しちゃうんですよ。
森田想ちゃんなんか、この前は「朝が来る」で続けて本作。スゲーなぁ。力を付けてますよのぉ。っていきなり広島弁?
ちなみに森田想ちゃんは、ブスではありません。ブス言うな!
恒松祐里さんはアイネクライネナハトムジークで明確に開花した感が有ります。なんか、きっかけになるものがあったんですかね?もう、可愛いだけの女の子じゃ無い。
出口の無い迷路でもがく女の子達に、易い救いを与える事なく、熱血化するでも無く、それでも夢(ってほど大それたもんじゃないけど)は捨てずに、まだまだ「名もなき人生」でもがくぞお!なラストも、山田佳奈さんらしくて好き。
良かった。とっても。
感動も涙も無いけどw
読みヒト知らずの主題の所以
別の演目ですが山田佳奈さんの手掛けた
「□字ック」の舞台をひとつだけですが観劇しました。
山田さんの戯曲は
男女が感情むき出しで激しくぶつかり合う群像劇を
信条としている印象を持ちました。
そこで、
戯曲ならではの物語とは何なのかを考えてみました。
舞台上で実際 “ 生なま ” で観るヒトに
直接投げかけ胸に迫る物語が
その胸の内に打ち寄せた “ざわめき” を
観るヒト自身に所以を問うことが
戯曲の多くが信条としていることだと思うので
舞台の作劇そのままに映画化となると
どうしても物語の仕組みが難度を
増してしまうのだろうと思いました。
しがない演劇ファン、映画ファンのわたしですが
映画的なカット割りがもたらす情景よりも
演劇的な書き割りのような空虚さを
醸し出していた印象を強く受けましたし
観るヒトに〈 深度 〉を求められる
難しい映画だとも思いました。
それでも、スクリーン越しで観ていても
演じられていた女優陣の熱演は
胸に迫るものがありました。
この胸のざわめきに
わたしはタイトルが思い浮かばずに
あえて今は保留にしておきます。
もしタイトルを思い浮かぶとしたら
それは人生のたそがれどきなような気がするから...
伊藤沙莉ちゃんがすべてを見届けた
劇団を主宰されている山田佳奈さんが同名の舞台を自ら映画化されたとのこと。
舞台はデリヘルの事務所。伊藤沙莉ちゃんのワンマンショーかと思いきや、デリヘル嬢や従業員たちの葛藤を描いた群像劇だった。
みな傷を負っていた。先が見えなかった。無様だった。『とにかく生きろ』と叫んだが、その声が届いたか定かではない。
入店し最初の客で逃げ出し裏方に回った沙莉ちゃん、そして暗い過去を誤魔化すかのように笑顔を振りまく恒松祐里ちゃんが特に印象に残った。
世界の縮図のようなデリヘル事務所
※本サイトでは女が三つでかしましいという漢字が使えない。その他にもミダラの漢字やインケイ、チツなどの漢字が使えない。仕方がないので漢字をカタカナにして投稿する。言葉狩りのようなシステムだが、何かの意図があるのだろう。読みづらい文章になってしまったが、ご理解されたい。
紳士淑女が決して表に出さない裏の顔がある。性衝動と暴力衝動だ。聖書にこう書かれている「『汝カンインするなかれ』と言われているが、私はあなた方に言う。情欲を抱いて女を見る者は、心の中で既にカンインしている」(マタイによる福音書第5章)。心の中で云々はともかく、聖書が書かれた紀元1~2世紀頃には既にカンインが罪だと考えられていたことがわかる。
聖書にはカンインについてもうひとつの興味深い記述がある。ヨハネによる福音書第8章には次のような一節がある。───イエスがオリブ山で話しているときにパリサイ人や律法学者が女を連れてきて「この女はカンインをした。モーゼの律法にはこういう女は石で打ち殺せと書かれてある。あなたはどう思うか」とイエスに聞くと、イエスは「あなた方の中で罪のない者がまずこの女に石を投げつけるがいい」と答えた。石を投げつける者はおらず、女を残してみんな去っていった。そしてイエスは女に「私もあなたを罰しない。家に帰りなさい」と言った。
カンインはインケイをチツに挿入する行為のことだから、本番NGのデリヘル嬢の商売は厳密に言えばカンインに当たらない。売春にも当たらない。従って売春防止法に抵触しないから罰せられることもない。雇っている側は本番NGを客も含めて厳格に周知することで違法スレスレの商売を成り立たせている。だから本作品の女の子たちもかろうじて捕まらずに済んでいるのだ。
紳士淑女の対極にある登場人物たちは、飾りを捨てて本音をぶつけ合う。彼らに共通する思いは、自分たちの仕事は社会から必要とされているが、世間の評価は最低だということである。中には最低の自分たちを買う客の容貌や振る舞いを嗤う者もいる。目くそ鼻くそを笑うという喩えみたいで見苦しいが、折れそうになる心をなんとか保つのに必死なのだ。中には恨みや妬みや憎悪や軽蔑をノートに書きつけることで精神的な立場を別の世界に置こうとする者もいる。歳だからと割り切って淡々と仕事をこなす者もいる。
そういう中に社会の底辺を経験していない平凡な女の子が入ったらどう変わるのか、きれいごとを排除して現実的に想定したのが、伊藤沙莉演じるカノウである。デリヘルの面接にリクルートスーツで来た場面は、本人と状況のギャップに笑える。
ぬるま湯の中で生きてきたカノウにとって、原始的な仕事で大金を稼ぐ彼女たちや脅しと暴力で管理する店長がとても怖いが、就職活動を悉く失敗した彼女には行き場所がない。取り敢えずはここにいるしかないのだ。そしてデリヘル嬢たちや店長の振る舞いを見る。異常な世界だが、これも現実だ。
ナンバーワンのマヒルを演じた恒松祐里がとてもいい。ずっと笑っている姿が逆にずっと泣いているように見えた。マヒルは泣くかわりに笑うのだ。誰も信じない。何も信じない。少しだけ信じられるものがあるとしたら、それはお金だ。
妹役のモトーラ世理奈との会話でマヒルの悲しみが分かる。クズの子供を妊娠。病院に行く。そして妹に会い、無心されるままにカネを渡す。実は私は人殺しでもう二人殺していると言ってみる。嘘だよとすぐに否定しながら笑う姿に、報われない女の哀しみがある。妹は姉に何が起きたかを悟るが、慰めたりはしない。「ご愁傷さま」と言って去っていく。
特殊な世界を描いた作品に見えるが、実はそんなことはない。紳士ヅラ、淑女ヅラしている人々も、一枚仮面を剥がしたら似たようなものだ。性欲があり物欲がある。欲望と打算しかないみたいな世界でも、純粋に男に惚れる女もいる。いいことも悪いこともひっくるめて、世界の縮図のようなデリヘル事務所。面白い作品だった。
女たちの強さ=女優たちのカッコ良さ
こんな風にセックスワーカーとして、現実で生きている人たちを、
リアルには私は知らないけれど、
それぞれにいろいろな思いがあるんですよね。
人間臭くて熱くて心に痛さも感じたけれど、
この作品へ関わっている人たちの情熱と潔さが伝わってきて、
とても心が揺さぶられました!
以前の職場で、般若さんのミュージシャンとしてのステージを拝見しまして、
その時もインパクト強くて、いろいろ印象に残っておりましたが…
今回の般若(山下)、ゲス過ぎて本気で腹立って、
カノウが反抗した時は気持ちがスカッとしたが、
完全にボコられて、マジむかつくぜ、や・ま・し・た(般若)!!
舞台作品の映画化って難しいよね
この作品に限らず、生の人間が制約の中で演じている光と、比較的自由のきくスクリーンに投射された影、的な。
映画で見ると(といっても舞台は見てません)、なんか、大声出し合うだけのそんな、うるさいだけの映画だった。
伊藤沙莉のお色気路線に需要はあるか
2020年映画館鑑賞128作品目
舞台の映画化
山田佳奈監督初長編映画
脚本を読んだら面白いのかもしれないがそれを映像にするとそうでもないできになってしまったのか
比較的若い女性が描く風俗映画はどうしてもこうなる典型
面白いかどうかは別として男が監督ならこうはならないだろう
山田監督はまだ若い
これからだ
R指定だがそれほどエロくない
女性のヌードがない
片岡礼子でさえやはり脱がない
R15の『うろつき童子』や『そうかもしんない』を思えば刺激的とはいえない
それは大川原歩や片岡礼子に年が近いおじさんの感覚であって小中学生からすればあの会話のやりとりやテンガだけでじゅうぶんR指定かも
まともな親が子供に観ても良いと判断するような内容ではない
100%伊藤沙莉目的で鑑賞
今年だけで映画出演6本らしい
観る側の好みが分かれるだろうがゴリ押しでもなんでもなく現場から愛されて求められているんだろう
一応主役だが群像劇
元々デリヘル嬢として入店したが仕事内容が無理でスタッフに転向した女の子を演じる
大学は出たものの資格はとったものの都会ではまともなところになかなか就職できない女子の厳しい現実
下っ端感が半端ない
デリヘル初仕事で上半身黒ブラ姿で客から逃げるシーンが面白かった
デリバリーヘルス『クレイジーバニー』で働くデリヘル嬢たちとスタッフたちの群像劇
予告編観ていたら面白そうだったが本編見たらそうでもなかった
つまらないかといえばそうでも無い
なんだか理屈っぽい映画だ
共感を何よりも重要視するような人には向いていない作品だし職業に貴賎なく風俗業にプライドを持っている人にも向いていない
悪質なポン引きと書かれた看板の前で上半身黒ブラの伊藤沙莉の主張が印象的
伊藤沙莉以外の若い女優さんのセリフがいまひとつピンと来なかった
台詞の多さのわりに感銘を受けることなく難しいことを言っていようで薄っぺらくでもそこがリアルなんだろう
フジテレビ系で日曜朝7時から放送されている『僕らの時代』で女子アナ3人だったときのやりとりよりは面白い
気取ることなくクズがクズなりに思いを曝け出しているからだろう
クズな人ほど人を見下すものである
この映画に出るキャラたちは「わかるーあるあるー」なんてノリはあまりない
笑う恒松とキレる佐津川
二人の芝居が特に良かった
主演とこの二人の熱演が観れただけで1200円払った価値がある
あとモトーラがバットを持った野球帽の男に追跡されるシーンはいらない
あともう一つ
結局火はつかなかったボヤがちょっとわかりにくい
プチ吉原炎上?
みんな役者がハマリ役なのに。
全く感情移入出来なかった。舞台を映画化の残念な例。
主人公がブサイクでもハンディもないのに身体を売らない立場はなえる展開。なぜか描かないと成立いない。
キャラクターは凄く合っていて観ごたえはあるのに。脚本と演出が残念なのでは。伊藤沙莉が最後泣くならちゃんと感情の伏線張っとかないと。狸の話が伏線なら弱いし、逆に強すぎて白ける。佐津川愛美は流石の演技。合いすぎて引くぐらい。あのメンバー中では伊藤沙莉の演技が下手なのがバレバレ。あの演技しか出来ないのであれば今後の伸びはないかも。
ラストも良くわからないのが残念。音楽で上手くごまかした感じがいなめない。
もうちょい掘り下げれば良い作品。
デリバリーヘルス店に勤務する人たちの群像劇的な感じの映画だった。
その中で、女性を馬鹿にしたような店長がいたり、
はたまたデリヘル嬢が男性を軽蔑したりする表現があったり、
人が人を見下し憎んだいたりする中でも、
何かに縋り付いているような人間臭い様が見受けられた。
だが、いかんせん掘り方が浅いような気がした。
会話量のわりに、『で、どうした?』と思うようなシーンも数々。
例えば、マヒルのライターがつかないというシーンは何回か出てきたが、
奥深いメタファーが含まれているのかな、と思ったが、
特にそこから何かをくみ取ることができなかった。
後で知ったが、もともと舞台作品だったようで。
だからあのデリヘルの事務所のシーンが中心だったのか。
うーん、どうもどの人物のどの心情もあまり入り込むことできなかったかなあ。
あの眼鏡をかけて父が亡くなったと言っていた彼女が一番好き。
あと恒松祐里さん、前に観た作品が『凪待ち』だったので、180°違う役柄だったが、
相変わらず良かった。
伊藤沙莉さんは、本当主演として完成されていた。これからも主演増えそう。
全80件中、21~40件目を表示