タイトル、拒絶

劇場公開日:2020年11月13日

解説・あらすじ

それぞれ事情を抱えながらも力強く生きるセックスワーカーの女たちを描いた群像劇。劇団「□字ック」主宰の山田佳奈が、2013年初演の同名舞台を自らのメガホンで映画化した。雑居ビルにあるデリヘルの事務所で、華美な化粧と香水の匂いをさせながらしゃべる女たち。デリヘル嬢たちの世話係をするカノウは、様々な文句を突きつけてくる彼女たちへの対応に右往左往している。やがて、店で一番人気のマヒルが仕事を終えて戻って来る。何があっても楽しそうに笑う彼女がいると、部屋の空気は一変する。ある日、モデルのような体型の若い女が入店したことをきっかけに、店内での人間関係やそれぞれの人生背景が崩れはじめる。2019年・第32回東京国際映画祭「日本映画スプラッシュ」部門に出品され、主演の伊藤沙莉が東京ジェムストーン賞を受賞した。

2019年製作/98分/R15+/日本
配給:アークエンタテインメント
劇場公開日:2020年11月13日

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映画レビュー

3.5 山田佳奈の今後の飛躍を確信する

2020年10月24日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会
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大塚史貴

3.5 クレイジーな人

2025年11月26日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

悲しい

 カノウ(伊藤沙莉)がいるから観ていられる。
 マヒル(恒松祐里)の普通じゃない感じ好き。
 ヤヨイ(大川原歩)のキャラクターが笑える。
 他にも、デリヘル店“クレイジーバニー”で働いている女性の中に『ヒメアノ〜ル』(2016年)でヒロインのユカを演じた佐津川愛美さんもいた。
 オーナー(でんでん)が神棚に二拝二拍手一拝する場面はリアルで良い。

 登場人物たちを観ていて自己肯定感の低さを感じた。
 需要と供給で納得して取り引きするビジネスとして現在合法なら、もっと誇りを持っても良いと思う。嫌ならカノウのように逃げても良い。デリヘルに限ったことではなく、どんな仕事にも共通して言える。
 あとは、怒鳴る男どもは自分のカッコ悪さを知ったほうが良い。正当な理由のない恣意的な暴力は重大な人権侵害だ。

 誰が何を考え
 何の話をし
 何をしようとしているのか
 ほとんどわからない
 それが当たり前
 そういう演出の群集劇

 監督・脚本 が山田佳奈さんなだけあって、全体的に台詞に魅せられた。

 狂った世界にいながら狂わずにいられるほうが狂っているんだ、多分。
 カノウが泣いているシーンでさえ、観ていて笑えてしまうという私はクレイジーなのでしょう、きっと。

・●・●・●・●・●・●
 本作は根底に悲しさがあって愉快ではないけど、私には未知なる世界ということもあって興味深かったし、それぞれのキャラクターが面白くて、かなりずっと笑顔で鑑賞してしまいました。楽しそうに明るくしているマヒルの心境とリンクしたのかもしれません。

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Don-chan

未評価 ハズレ

2022年10月29日
iPhoneアプリから投稿

思ってたのと違ったしつまらんかった

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わんわん

2.0 こいつらの方がマトモで苦しくなる

2022年9月2日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

心に闇を抱えた人たちがたくさん登場するが
映画という空間で昇華されたり、作品に閉じ込めて
フィクション感が強まってしまって
いざ、自分に置き換えたら、完全にノンフィクションで自分の方が腐ってるので
こういうクズ映画はもっと楽しく描かないと
見てる方のクズは見終わった後さらに辛くなるので
やめてもらっていいですか?

般若さん良い感じでした。

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Nov