サーホーのレビュー・感想・評価
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「カーマ・スートラ」の国の映画
4月4日にシネスイッチ銀座で「ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしのつくり方」を鑑賞して以来、2ヶ月ぶりの映画館での映画鑑賞である。あまり重いテーマの映画はコロナ禍で沈む気分を更に暗くしてしまうかもしれないと思い、なるべく軽い感じの作品を選んだ結果、本作を鑑賞することになった。
インド映画は「バーフバリ 王の凱旋完全版」(2017年)で初めて観て感心し、その後「シークレット・スーパースター」(2017年)は主人公を演じた女の子(ザイラー・ワシーム)の歌のうまさもあって、とても楽しめた。
本作品は「バーフバリ・・」で主演したプラバースが現代劇の主人公を演じるとあって、「バーフバリ・・」と同じようにプラバースのかっこよさを前面に出して絶賛するという演出だったが、時代劇ならまだしも、価値観の相対的な現代にあっては、プラバースのかっこよさがいまひとつ滑っている感じが否めず、単なるカッコつけたヒゲおじさんになってしまっているのがなんとも情けないところであった。
伏線を散らしていないので、次はどうなるのかというワクワク感が感じられず、ただ出来事を並列的に並べているような感じで、ネタバラシにもさほど驚きはしない。観客を引きずりこむようなストーリーがあれば少しはマシな作品になったかもしれない。
ただ、インド映画らしくところどころに織り込まれた歌とダンスのシーンはそこはかとなくエロティックであり、さすが「カーマ・スートラ」の国の映画だと妙に感心した。
考えるアクション映画
VFXはダサいけど…
無条件に楽しめるジェットコースタームービー
さすがのインド映画
プラバースのための映画(いい意味で)
バーフバリで自分的に有名になったプラバース主演のアクション映画。
強盗事件を操作する警察の話と思いきや、犯罪組織の跡目争いも絡んでくる。でも、そこはインド映画。捜査よりも部下を口説いてるシーンの方が多い。さらに歌とダンス。こういうのが入るから長くなるんだなーと思いながら観ていた。
驚いたのは刑事だと思っていた主人公が強盗の犯人だったという展開。で、彼がサーホーだとわかったところで映画のタイトルがドーン!と。この時点で1時間半くらいたってたけど、ここでタイトルかよ!と笑ってしまった。こうなってくると殺されてしまった首領ロイの息子もサーホーなんじゃないの?と予想がつく。まぁ、その通りだったけど、実はそんなの関係ないんだろうな。
プラバースのかっこよさをとにかくアピールされる映画だった。過度な期待は禁物だが、それなりに面白かった。
意外な裏切りが痛快。ツッコみ無用の超ド級アクション!!
【賛否両論チェック】
賛:大事件を追いかける主人公達の活躍の中で描かれる、意外などんでん返しの連続は秀逸。アクションも規格外の迫力で、思わず圧倒される。
否:主人公が危ういところでいつも助かったりする辺り、展開は非常にご都合主義。インド映画特有の歌や踊りも入るほか、上映時間も長め。グロシーンもあり。
やはりインド映画なので、少な目ではありますが歌や踊りが入ります。また、上映時間も結構長い方です。まずはその辺で好みが分かれそうなところかと。
犯罪組織の跡目争いと、巧妙な連続強盗事件。一見関連が読めない2つの大事件に、覆面捜査官達がどう関わってどう挑んでいくのか、その辺のストーリーは要注目です。特に物語の中盤とラストに訪れるどんでん返しの連続は、かなり意外性があって衝撃的です。
ただし展開は“超”がつくほどのご都合主義。アクション映画によくあるような、主人公が危ういところを毎回ギリギリで助かったり、近未来の設定をイイことに、超ハイテクなメカがいきなり登場してきたりと、ツッコみどころも満載です。
そうした点を差し引いても、やはりアクションはド迫力で、観ていて圧倒されてしまいます。あまり深くは考えずに、そうしたアクションや前述のどんでん返しを堪能したい、そんな作品といえるかも知れません。
王様バンザイ
全体的にイマイチ
バーフバリと主演が同じと言っても製作陣は別なので、あまりバーフバリと比較するのも何なんですが…
とにかく今回は何もかもがカッコよくない。
バーフバリは時代モノでしたから、大仰な演出や演技もマッチしてました。
しかし現代を舞台に同じような大仰さでやられてしまうと、なんか古臭いというか、くどさばかり感じてしまいます。
アクションも場面場面ではカッコよく見える時はありますが、アクションシーン自体がかなり少ない上に動きもワンパターン。
主演のプラバースさんも、現代においてはその辺のおっさん感が拭えませんでした。
輪をかけてよろしくないのがストーリー。
あれやこれや色々詰め込み過ぎて、誰が何を目的に何しようとしてるのか全然分からない。
現代劇であるがゆえに、衣装や髪型が似通ってしまってるのも分かりにくさに拍車をかけてます。観てる間ずっと「これ誰だっけ?」と悩みっぱなし。笑
正直私は途中から話追うのを半ば諦めました…
そろそろ終わりかな?と時計を見てまだ1時間残ってた時の絶望感ったら。
カーアクションの派手さとか、見どころもなかったわけではないですが、人に勧めるかといったら勧めないですね…
「バーフバリ」を期待しちゃダメ!
インド映画「バーフバリ」のマサラ上映の大ヒットが
音楽映画やアニメ等の応援上映のきっかけとなりましたね。
「バーフバリ」の主演俳優プラバースの新作なので
あの時、王を讃えまくったマヒシュマティ国民は
思わずまた王を讃えに行きたくなる今作。
でもね、今回の「王」は「現代」の王なので
車にバイクにハイテク機器を駆使して
巨悪?に立ち向かっております。
「バーフバリ」を知らない人なら
、
ダンスシーンは休憩タイム!と思って、
飲み物取りに行ったりトイレに行けば
それなりに面白く観られます。
まあ、コロナウイルスで陰鬱な状態なので
ド派手で問答無用、荒唐無稽、とにかく
今の状況を忘れたい方にはお勧めです(笑)
(個人的には「バーフバリ」二部作の方がオススメっす!)
で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしては
プラバースさんがどうのと言うのではなく
多分、編集が下手な気がするな〜〜
「バーフバリ」では絶対無理だった
カーアクションやバイクアクションなど
見応えのあるシーンも多いのですが
なんかちょっと、トッ散らかった印象が拭えない。
で、何より今作は悪役に魅力が無い!!
「バーフバリ」の良かった点は王もカッコ良かったけど
悪役のバラーラデーバ様のイケメンぶりと
痛すぎる毒親の影響という
ちょっと同情しちゃう点も大きかったのよね。
で、今作は悪役がどうもイマイチでつまんない〜
なのに画面上では中途半端に「バーフバリ」感を出そうと
これ、いらなくね?ってシーンがあるので逆に
カタルシスが弱くて何だかな〜みたいな〜
もう一つ大事な要素として
「バーフバリ」にどハマりしたファンの中には
バーフバリがとても女性を尊重していることに
共感した方が多かったはず。
なのに今回は最初から最後まで
女性を男目線で扱い過ぎな気がする。
ヒロインが「バーフバリ」の女性陣の様に凛としてなくて
何これコメディー?と突っ込みたく様な
おバカなシーンがあり、
その上、男に惚れてからはデレデレ過ぎてカッコ良くない!
そういうのって一番女性が共感できない部分よね〜
「バーフバリ」で王を讃えまくったマヒシュマティ国民は
「王」を期待してはダメですよ〜
ハードルを「バーフバリ」の5割引で観てください。
どなたかが「プラバースのPV」みたい!と
レビューに書いてましたが
本当にその通りだと思ったわ!
@お勧めの鑑賞方法は?
大画面映えするシーンが多いので
通常なら映画館がお勧めなんですけどね〜〜
この内容で3時間上映は長過ぎたかも。
前半の状況説明が駆け足気味で、それを把握する事は自分的にはかなり難解でした。
一方、上映約一時間後からのエンタメ度は凄く楽しめた印象。
この映画は上映一時間後から始まる!
みたいなサブタイトルでも良いかも(笑)
「インド映画」と言うカテゴリに括るのは好きではないけど、今まで観たそのカテゴリでは残念ながら満足度は低め。
そんな中、中盤からのアクションシーンはかなり凝っていて楽しめました。
主役のプラバースさん。
相変わらずのイケメン。
周りの女優陣も綺麗な人ばかり。
キャストの皆さん全てが適役な感じ。
お約束の踊りは多目。必要以上だった感じは否めません。
平日夜の観賞でしたが集客は3人。
映画館の踏ん張りどころ!
頑張れ映画館( ´∀`)
グラウンドゼロ
予告含め3時間の長尺、そして普段なかなか触れることのないインド映画。アベンジャーズやIT THE ENDはDVDで見たので、映画館で3時間は初体験でした。
この映画は長尺がどうしても欠点になってしまいます。似たような展開が序盤から中盤の間繰り広げられるので、早いうちに飽きが一回きてしまいます。インドのお国柄なのか王の息子の物語として作られているので、パターンに捻りはなく一方通行なストーリーです。
タイトルロゴを中間に出しできたので、マイヘアかよ!って思わず突っ込んでしまいました笑
アクションの質はかなり高かったと思います。超不利的状況下の中から機転を利かしたアクションや銃撃戦・空中戦、カーアクションと見たいものがギッシリと詰まって大満足です。プラバースもとてもダンディでカッコよかったです。
運頼りな場面が多かったのが多少不満ではありますが、3時間耐えれる人は普通に観れる映画と思います。
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