約束のネバーランドのレビュー・感想・評価
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思ったよりは良かった
思ったより、良い仕上がりでした。
もちろん、たった2時間に詰め込むから、いろいろなエピソードやそこにまつわる駆け引きは端折られてるけど。
うまいこと、核となる部分をギュッと詰め込んであります。
年齢的な問題も、ギリギリOKなのかな…
エマは大きすぎるし、エマ・ノーマンに対してレイが幼すぎるのは如何ともし難い。
でも、なんとか許容できる範囲の違和感です。
(レイ役の子は、2020年時点の体格なら良かったのにね)
演技の面では、北川景子と浜辺美波が素晴らしかった。
特に北川景子のママは、イメージそのもの。
慈愛に満ちたママの顔と、農園の監視役の顔の使い分けが絶妙。
また、ノーマン役の板垣李光人とクローネ役の渡辺直美も、思った以上に好演。
ノーマンの雰囲気を出すのは難しかっただろうと思うけど、しっかりとキャラクターが出てました。
全般的に満足いく仕上がりなのだけど、唯一、演出上の不満を挙げるなら…
エマの「もう、そういう線引きはしないでね」のシーン。
あそこは、エマが仲間に本気の怒りを見せる唯一のシーンだし、それがレイに「エマの本気」を刻み込む大事なポイントだと思うのだけど、映画のエマは怒っていなかった。
たぶん、その後のノーマン・レイがエマの怒りを話すシーンが映画には無いから「わざとそう演出した」のだと思うけど、やはり怒って欲しかった。
キャラクター設定として、エマの芯の強さが違ってくる。
ここだけは残して欲しかったな。
ああ、あと、松坂桃李が「実写版のだめカンタービレのミルヒー」みたいになっていたのは残念です w
似ています。
俳優さんたちがしっかりアニメのキャラクターに
似ていて素敵でした。
実写化するの嫌だなって思っていましたが
3人も、ママもすごく似ています。
渡辺直美さんのパンチが終始すごいです。
アニメも好きでしたが、映画も楽しく見られました。
素晴らしさと微妙さの狭間
イザベラママ役の北川景子、ネットでは演技力がないなどと言われているが、私は今作、素晴らしい演技だと思いました。
渡辺直美のクローネは、もう直美そのものみたいな面も含めて私的にはありでした。
原作未読なので、もっと深く描いて欲しかったのがミネルバさん。なんか惜しい描き方に感じました。
子役は浜辺美波については演技力は分かりませんが、エマの面倒くさくなるほど善人なところと彼女の雰囲気が合っていて、観ていて応援したくなるキャラに仕上がっていました。
ノーマン役の方は知りませんでしたが、ちょっと繊細で神経質そうな役とよくリンクしていて、とっても良かったです。
反して非常に残念だったのは、レイ役の城桧吏。
万引き家族のあの才能は幻だったのかと思うほどの棒読みで、いや、あの役には感情の起伏はあまりない方が良いから適任だったのかもしれないけれど、声が聞き取りにくいシーンもあって勿体ないと思いました。
レビューを読むと、変声期に入っちゃってたとか。
ちょっとタイミングも悪かったのかもしれません。
ラスボスみたいな配役に三田佳子が現れたとき、すごい似合ってない金髪のカツラをつけた松坂桃李が悪役で出てきたことには良い意味で裏切られ、夫婦で爆笑。
全体的には好きです。
でもやはりどうしても、私を離さないでとかぶりすぎな印象が拭えませんでした。
それと、人間の脳を喰らわないと鬼の知性が保てないという設定なのに、そこにつけ入らずに従い続けているのは無理があると思います。
脳を与えなきゃ知性を失い単なるケモノとなるのなら、その方が倒しやすくなるのでは?と考えるのが自然です。
そうすれば現実世界がそうであるように、食物連鎖の絶対的頂点みたいな勘違いをして偉そうに振る舞うだけの生き物になるわけで、まぁ面白くも何ともないですけど…
子供たちは偽りのネバーランドから自分たちのネバーランドへ旅立つ
今世は、第4次アニメブーム真っ只中。
その中心に居るのは言わずと知れた“悲しき鬼退治”だろうが、負けず劣らずの人気アニメが続々誕生。
本作も大ヒットコミック。アニメ化され、実写映画化。
そこは、グレイス=フィールドハウス。
美しい自然に囲まれた、楽園のような孤児院。
最年長16歳のエマ、ノーマン、レイ、その他様々な歳の多くの子供たち。
シスターである優しい“ママ”、イザベラの元で庇護と英才を受けながら、家族のように幸せに暮らしていた。
唯一のルールは、園の外に出てはいけない事。
唯一の悲しい事は、里親が決まり、皆との別れ…。
ある日、一人の幼女の里親が決まり、園を出る事に。その時、大事な人形を忘れていってしまう。
届けに行ったエマは衝撃の場と真相を知ってしまう。
幼女は殺され、“鬼”の食料に。
楽園と思っていたこの園は、実は“出荷場”。
自分たちは鬼の食用の為に育てられ、やがて食べられる運命にあった…。
人気作故タイトル名は知ってたけど、つい最近までほとんど内容は知らず。
でも、最近放送したばかりのアニメ特集の番組で内容を知ってしまい…。つまり、子供たちが鬼に食われる運命にあるという事を。別にネタバレではないんだろうけど、出来れば何も知らずに見たかったなぁ…。
まあ、それでも。原作/アニメファンからは相当叩かれてるみたいだけど(もし自分も原作漫画かアニメか見てたら叩いてたかもしれないけど)、そうでない者から見れば完璧な“フルスコア”ではないけれど、思いの外面白かった。
楽園のような孤児院で暮らす子供たちをやがて待ち受ける残酷な運命。まるで『わたしを離さないで』のよう。
外界と巨大な壁に遮られ、怪物に食われる。まるで『進撃の巨人』のよう。
見てたら、この2作品が真っ先に思い浮かんだ。
でも、まるで違う。
『わたしを離さないで』は小説は読んだ事ないが、映画は繊細な青春ラブストーリー。
『進撃の巨人』は激しいアクション。
本作は、ダーク・ファンタジー風のサスペンスとでも言うべきか。
Wikipediaによると、本作は原作の“GF脱走劇”に当たる。
園の秘密を知ってしまったエマとノーマン。他の子供たちも連れ、脱走計画を企てる。
それに感付くママ。
序盤のおままごとのような雰囲気から一転、スリリングな展開に。
と言うのも、エマ、ノーマン、レイはフルスコアの優等生。
対するママも隙ナシ、抜け目ナシの超手強い。
この子供たちvsママの知能戦、心理戦、舐めて掛かったらびっくりするほど、見応えあった。
まず、普段通りの生活を装いながら、下見。
が、ママは子供たちに発信器が埋め込まれている事をチラつかせ、宣戦布告。
途中仲間に加わったレイ。
するとママも、監視者のシスターを一人手配。
子供たちの中に、ママのスパイが。何とそれは…!
しかし、それを逆手に取って味方に。
が、全てママの手のひらの上。
大事な人物の出荷が決まる。立ち直れないほどのショック…。
ところが!
子供たちは諦めていなかった。
ママの裏をかいた脱走が遂に始まる…!
原作では12歳だった設定を16歳に引き上げた事はファンの間では集中砲火。また、学芸会みたいなヘアは如何ともし難い。
でも、浜辺美波の熱演。ノーマン役の板垣李光人はあるシーンで胸を打つ。
残念な事に、子供たちに演技力の差があり過ぎ。メイン人物の一人であるレイ役の城桧吏がドン引くほど下手…。とてもとても『万引き家族』で絶賛された子役とは思えない…。
主役は子供たちだけど、目を引くのは大人たち。
“ママ”北川景子の存在感が光る。
序盤は優しく。次第にミステリアス。鬼の配下で、子供たちの監視者。あるシーンでは自分も鬼のような冷酷さ。ラストはエマと対峙。自身の悲しい過去。抗うのを諦め、受け入れた運命。が、それを乗り越えた自分の子供たちに…。愛情も滲ませる。
よく演技力を問われる北川だが、初めてというくらい巧いと思った。
増員として派遣されてきたシスター、クローネ役の渡辺直美も場をさらう。コミカルさと恐ろしさ、実は虎視眈々とイザベラからママの座を狙う怪演。
子供たちの残酷な運命と対比するかのように、映像やロケーションが美しい。それがまた印象的に際立だせる。
屋外は長野県の牧場、ハウスの外観は我が福島県の猪苗代にある皇室も利用した重要文化財、天鏡閣で撮影されたという。
エマたちがイザベラの事を終始“ママ”と呼んでいたのが印象的。
幼い頃からずっとそう呼んでいたからかもしれないが、ママの中にある微かな愛情を信じて…。
だとすると、ラストのママの行動にも納得いく。
不条理、残酷、絶望…。
子供たちはいつだって大人たちの犠牲。
しかし、それでも決して諦めない。希望を捨てない。抗い続ける。
自分たちの勇気と知恵と友情を持って。
外に何があるか分からない。何も無いかもしれない。何も無ければ創ればいい。
自分たちの“ネバーランド”を。
子供たちの可能性は無限のフルスコア。
原作知らなくてみたら、なかなか面白いと感じました。こんな世界は残酷...
原作知らなくてみたら、なかなか面白いと感じました。こんな世界は残酷ですが頭脳で立ち向かう子供たち。犠牲になったこたち、残された子たち、逃げ出した子どもたちの未来が気になりますね。原作かアニメで見たくなります。映画でもなかなか面白かったので原作はきっと面白いんでしょうね。
酷評な作品なのであえて見に行った。
やはり子供役として、だいぶ年上の役者を人選してしまったのが、
最大の過ち。エマ役の渡辺美波は、子供ぶっているので、頭がか
わいそうな子に見えるし、レイ役の城桧吏は周りがベテランなので
未熟さが目立ってしまう。ノーマンが一番まともだったが、子供とは
思えない容姿のため、残酷な運命の子供たちという感じはなかった。
原作再現はおめでとう!ほぼフルスコアよ!
連載1話から原作を見ていた者ですが、世界観やキャラクターの再現が素晴らしかった!
なんと言っても北川景子。
この脱獄編はイザベラから漂う「ラスボス感」が魅力の大部分を占めているのだが、実写でもあの怖さがしっかりと表現できてる!
「優しさの中に隠れた狂気」
「怖さの中に潜んだ慈愛」
それらを表情の作り方や声色等で見事に表現してみせた、圧巻の演技力でした!
クローネ役の渡辺直美に関してはキャスティングの時点で成功だと思っていましたが、やはり期待通りの働きでした。
感情豊かでコミカルな人気キャラをそのまま演じてくれていて、中盤まで原作通りに盛り上げてくれました。
笑顔溢れるエマを演じた浜辺美波も勿論良かったですし、それ以上に良かったのはノーマン役の子。
顔も似てますし、常に冷静で落ち着いた声色も、優しさやここぞという時の頑固さも全て自然な演技で、本当にノーマンに見えましたよ。
脱獄編は裏主人公的にノーマンが活躍するからこそ、このノーマンの演技力がそのまま映画の価値に直結すると言っても過言ではありません。
映画の完成度を高めた見事な演技だったと思います。
以上のようにキャストが本当に素晴らしかったので、他のレビューでもある通りレイ役が悪目立ちしてしまったのは否めません。
それでもお釣りが来るぐらい皆の演技力が良かったです。
ストーリーも本当に原作に忠実で、台詞や演出も原作流用ばかりだったのが好印象でした。
脱獄編は元々完成度の高い話ですし、細かい台詞にキャラの魅力が詰まってたりするので、原作通りに使ってくれたのは嬉しかったです。
終盤ホントに一点だけ、個人的に凄く残念だった改変がありました。
脱獄成功を見届けるイザベラのシーンです。
原作ではイザベラは脱獄する子供達の後ろ姿しか見ることができず、言葉を交わさず別れます。
イザベラの子供達に対する愛情は本物、でも子供達にとってそれは生贄を前提とした歪んだ形。
その双方の隔たりがあるからこそ、無言で別れる儚さが良いわけです。
そしてそれでも愛情は本物だからこそイザベラは過去の自分と決着をつけ、エマ達のために脱獄の痕跡を隠し、フィルにエマの成功を教え、子守唄を歌いながら無事を願うわけです。
このイザベラの過去と愛情について描かれる一連のシーンは、私が原作の中で一番好きなシーンです。
映画では最後エマがイザベラを説き伏せるシーンがありましたが、他人に説き伏せられるようではイザベラの過去の決意とか愛の深さとかが全部薄まっちゃうように思うんですよね。
あのシーンは無言で別れ、イザベラが自分で自分の過去とケリをつけるからこその名シーンだと思っています。
この改変は残念でした。
ただノーマンの出荷時、ラートリーとの追加改変シーンは良かったですね。
脱獄編では語りきれない部分を上手く補完した内容になっていて、映画1本で完結させるために必要な良いシーンだったと思います。
全体を通して原作再現度が高く、「いやー、やっぱり脱獄編は面白いなぁ!」と改めて感じられた良い実写映画化でした。
キャスティングのミスでしょう
これは原作の手柄なのかも知れないけれど、食べられる側だったというのは面白い。が、食べられる側と判明してからがダラダラ。ああでもないこうでもない、盛り上がりがまるで無い。サスペンス映画のはずなのにドキドキ感無し。どうでも良いことだけど、日本人には金髪が似合わないねぇ。それと、図書館みたいな所で普通の大きさの声で作戦を話してて大丈夫かぁ。ストーリーに乗れず、この2つばっかり気になってた。
しかも、ここのレビューに書かれているように、レイ役の子が・・・。ほぼ全てのセリフをタメ口で叫んでいるか、大声で怒鳴り返してる。幸せの楽園で行儀よく育ったはずなのに?他の子と言葉遣いが違い過ぎ。それとも、大人の役者が演じる子供役と釣り合わせるために、顔からして他の大人二人とはギャップの有るあの子役には、背伸びして対等に見られるようタメ口でしかも怒鳴るように、わざわざ演技指導したのだろうか。加えて、あの幼い顔で発明家で策略家って無理過ぎる。なんと言ってママを説得して灯油を入手したかはおいとくとしても、それを自ら頭からかぶったのには苦笑。本当の子供が演じるには荷が重すぎたか、あの子役には向かない行動だったかのどちらかでしょう。あの子役に怒鳴らせるのは無理だよね。あの幼い顔の子役に灯油をかぶらせる自己犠牲の演技させるの無理だよね。どちらにしろ、よくあんなのでゴーを出したもんだわ。結論:なんで主要脱出三人のうちレイだけ本当の子供を持ってきたのだろうか。あの子役の演技とかの問題ではなく、私はキャスティングミスだと思う。
また、朝日を丘からみんなで見てエンディングって、ああ。昔の青春物「あの夕日に向かって走るんだ」と大して変わらない安直な幕の引き方にガッカリ。例えるなら週刊マンガの突然の打ち切り最後のコマ割りで、主人公の「それでも僕らの冒険は続くんだ」というセリフと一緒。終わらせ方を考えるのがめんどくさかったのね、たぶん。それともあれが原作のストーリーだったのか?あの重要そうだったペンもエンディング近くのあれだけ?なんだ、あの場面必要か?続編で重要なアイテムになるのか?続編が有ってももう見に行かないけど。
最後に、売れに売れている北川景子を引っ張り出すには、最終的には良い人だったのね、っていう役にしないとダメだったの?誰にも心を動かされない強い女じゃ引き受けてくれなかったの?これまた原作どおりなのか?あの冷静で冷酷な表情が非常に似合ってたのに。あと、渡辺直美は迫力あったのに中途半端な出番でもったいないわ。
実写化の成功例だと思います。
原作に忠実と言えると思う
いい映画だった。
実写化はほぼ失敗するが、アニメの第1シーズンをなぞるような展開で、知っている人にも知らない人にも納得出来る脚本だった。
それは、諸刃の剣でもある。
長い話を2時間程度にまとめるのだから、ダイジェスト版になる危険がある。話を短く端折るために、全然違う話になってしまうこともあるがそれがない。
若い俳優さんたちの真摯な熱演は心を打つ。北川景子と渡辺直美は余すところなく魅力を発揮し、この物語をつくりあげた。悪役が悪役として魅力的なら、ほとんどの映画は成功するだけに、2人の演技はさすがの一言。舞台化も面白いと思う。
主役3人の中では特にノーマン役の板垣李光人(リヒト)くんが良かった。彼のための役だった。特に声が良かった。
浜辺美波は、商業的には理解できるが、せっかくの子役を使える機会だから、フレッシュな子にやらせたかったなあ。いい子がいますよ(〇〇の呼び込みみたいだな)
ノーマンが出荷された後、諦めたフリしてドンたちにトレーニングをさせておくんだけど、戦略的な逃げ方や、弓矢やロケット等の訓練も、もう少し丁寧に描写してくれると気持ちが入って良かったと思う。
ママとレイの関係にママは気づいていたのなら、自分の子を喪う苦悩のようなものがあってもいい。最後の言葉にも重さが出ると思う。また、最後は鬼に殺されたことを匂わせて終わるけど、不必要な表現だと思う。
原作でも謎だったのだけど、シスターからノーマンを経てエマに渡るペンだ。シーズン2で重要なアイテムとなるこのペンは、なぜもたらされたのか。
とは言え、話の展開を知ってから見ても十分に楽しめる良作だと思います。
エンドロールの「ずっと真夜中でいいのに」の歌はとてもよく合っていた。
面白かった。。。。
浜辺美波良かった。
可愛らしい。
でも一人だけ大人やん。あとが子供ばっかりで、撮影の時とか子守状態やったやろなと推察する。
松坂桃李出てて驚いた。ラートリーさん役。
サントラも良かった。購入します。
エンドロールの時の曲は最近流行ってる感じだったな。そんなに目立つ感じでなくなってきた。一時は尖ってる感じで流行るんだろなと思っていたけど、なんかみんな同じ感じに思える。それは私が歳をとったせいもあるし、流行りというのは似てくるからということもあるでしょう。
ストーリーはコミックを崩さないように頑張ってるところも良かった。
続きが見たいけれどないでしょう。これは。
いい作品です。
良かった
漫画もアニメも観ないで映画を観たので、ハラハラドキドキしながら
観ることができました。
最後、ノーマンが死んでエマもレイも諦めたかと思わせつつ、
実は諦めてなかったシーン、武者振るいしました。
できればアニメも漫画も見ないで映画を観た方が新鮮で楽しめると思います。
優しいママがいる幸せあふれる孤児院
実はそこは孤児院ではなく、人間以外の生物「鬼」に子どもたちを食肉として「出荷」させるために子どもを育てている農園だったのだ。
そこでは上級の肉を作るために頭脳を鍛えさせられていたのだが成績TOP3のエマ、ノーマンがある日鬼への出荷の瞬間を見てしまう。そこで自分たちがいる場所は孤児院ではなく、食肉飼育場、シスターは肉を育てる監視員だったのだと気づいてしまう。
そこから、もう1人の優秀者レイと協力し脱獄計画を企てるのだった。
漫画だとエマやノーランが12歳の設定だったけど映画では16歳。12歳のまだ小さい少年少女が大人に立ち向かうという設定がよかったりしたのだけど、16歳だともう体格もほぼ大人に近いしなー。という残念な改変。
12歳で実写化するのは難しかったかな。
ただ、再現率はすごい。
エマもノーマンもレイも見た目かなり寄せてる。
特にノーマンがよかった◎
ママのイザベラもクローネもお見事です✨
ストーリーも割と忠実に再現されてました。
イザベラとクローネの過去ももう少し掘り下げてほしかったけど。2人も実は悲しい過去があるんよ。
2時間で脱走までをまとめたので、若干あっさり感があったけど、しょうがない。
鬼の秘密や壁の向こう側の秘密、残された子どもたちがどうなるか、はまだ明かされてないので2に期待。
早く撮影しないと子どもたちが成長してしまう〜
違和感はあるが悪くはない
アニメは、脱出ものですかーはいはいどうせ成功するんでしょーという、好きなタイプの話ではなかったので、1話で挫折したのに、相方が行きたがって鑑賞。
予告は他の映画を見れば出てくるので見ていた。
主役3人の年齢差には違和感がありすぎて、不安しかなかったし、それが解消されたとは言えないが、演技自体は悪くはなかった。
しかし、せめて主役3人は年齢をある程度揃えてほしかった。
浜辺美波さんが悪いわけではないし、彼女が主役だから客がくる面があるとしても、無名でも優秀な子役が活躍できるチャンスとしての作品を作ることはできなかったのだろうか。
他の子役たちも良くて、特にギルダ役の安藤美優さんは印象に残っただけに、そう思った。
もちろん、北川景子さんも渡辺直美さんも良かった。
ただ松坂桃李さんは出てきたとき、「おいおい、また小栗旬さんかよ最近仕事しすぎだろ」と思ったら松坂さんだったという……。でもあのキャラ、ただの説明キャラなのに見せてしまうのはやっぱり松坂さんの力だと思う。
よくまとまっていたし、構成やカットもよく、全体的には悪くない映画だった。
若い役者さんが可愛い。
割引がある日に行きました。
正直つまらなかった。
演技力の差がありすぎちゃったのも良くない。
ただ若い子が一生懸命演技を頑張ってる姿は見ていて楽しかった。
続編があるなら見たい。
もちろん割引がある日に。
面白いのに…少し残念
予告編を見たときからずっと楽しみでいざ見に行くととても面白い。
役の人が合いすぎる。
特にママなんかホントに似てて、冷酷なママの冷たい感じと、みんなの前のママの温かい感じが良かった。
でもストーリーや設定も少し残念。
まず出荷年齢が16歳って脳の大きさが関係なくなっちゃうし、耳の発信機に気づくとき、原作ではエマがキャロル達の耳を見て気づくのに、映画だと触って「ああ…このしこり?」って気づく。
ここが残念だった。
それに、ノーマンが出荷されるとき、ピーター・ラートリーが出てきて、マジで「お前……出てくんな!!」って思った。
だけど、グランマ顔出てたけど「この人誰?」って聞かれたら「グランマ」って答えられるほどグランマ感がすごかった。
あと、エマとママが塀の上で会話するシーンがあったけれど、そこがすごく感動して原作にはなかったけど良かった。
正直原作通りにやってほしかったっていうのが6割。役者の人似すぎっていうのが2割。感動が2割。
まあでも面白かったです。
まずまずの作品
思ったほど悪くなかったが子供達の設定年齢変更は頂けない。16才なら北川景子ぐらいワンパンで倒せるからママを半殺しにして縛ってから逃げれば良い。なのに自分の命を犠牲にしてと考えるのは無理がある。16才って貴乃花が幕下優勝した年齢なんだぜ、もっと考えて作って欲しかった。
賛否両論のレイですが
アニメは見ていませんが原作は最後まで読んでいました。基本的に実写化は成功と言えるものが少ないものなので期待はしていませんでしたがレビューを見ると良かったという声もあり見に行きました。
結論から言うと、かなり良かったかなと思います。内容は一部違うところはあるものの概ね原作に沿っていて脱出劇までうまく展開しています。
役者の方々は、天真爛漫なエマは浜辺美波さんは可愛らしく演じていましたし、北川景子さん演じるイザベラもぴったり、渡辺直美さんのクローネも良い意味で原作の「嫌な感じ」をだしつつも渡辺直美さん感も出していました。
何よりノーマン役の板垣李光人さんがずば抜けて演技力があり原作より良いかもと思ったくらいでした。
そしてレイなのですが、レビューを見るとあまり良い評価がなく、評価を落としている要因となっている感じでした。私も観終わってすぐは、レイがもう2、3歳年齢が上なら、凄みや頭のキレる雰囲気が出たのになあと思ったのですが、浜辺美波さん20歳、板垣李光人さん19歳でレイもそのくらいの年にしてしまうと農園であの3人だけが突出して年長になるのは違和感があるし、かといって農園全体の年齢層をあげたり原作と変えて16、17歳が食べ頃とかにしてしまうと、農園が醸し出す「無垢さ」「あどけなさ」が消えてしまい、作品の雰囲気が一気に変わってしまう危険性もあるなと感じました。
その中でレイ役を演じた14歳の城桧吏さんが小さい子たちとエマ、ノーマンとの間にある年齢差を絶妙に感じさせない演技力で架け橋になったのかなと思いました。
幼さはありますが主役2人になんとかついていって原作の雰囲気を保ったと思います。
そのあたりを総括して原作実写化としては申し分ない4点をつけさせていただきました。
原作やアニメを見ている方は一度は観てみることをお勧めします。
古臭い
原作読んで無いんで細かい内容を知らないんですが、作品のアイディア自体は何十年も前から何度も作られた内容ですよね。
しかも何のヒネリもない、まんま焼直しストーリーで。
映画では、全部を綺麗事だけで描かれてるために、見た後に何も残りませんでした。
太古から人と鬼が戦ってきて、お互いの利益のために、このシステムを作ったと説明してたが、そもそも鬼を何のために登場させたのか?
鬼の必要性が分かりませんでした。
まあまあ良かったです(※ややネタバレあり)
映画観賞後に原作アニメを観賞しました。
キャスティングについては結構良かったと思います。特にイザベラ役の北川景子さん、クローネ役の渡辺直美さんは本当にハマり役だと思います。主演3人に関しても役に合ったキャスティングだとは思うのですが、他の方がコメントしている様にやや演技が不自然というか濃いというか…もう少し自然な感じで演技できていたら良かったと思います。
ストーリー編成に関してはほぼ原作通りですが、やはりやや端折られています。個人的にイザベラ、クローネの孤児院時代、シスター研修時代のシーンが好きなので、もう少し上映時間を長くしてもいいのでそのシーンを入れて欲しかったなという印象です。
全体的な感想としては原作鑑賞済みの方も未鑑賞の方も主演3人の演技だけ目をつぶって見ていただければ楽しめる作品だと思います。
台詞での説明多過ぎ⤵︎
台詞での説明多過ぎ。何だかんだでラストで全て回収されているのか?それなりに感動したが。モヤモヤする。盗聴はコスト削減でしていないよって件あった?作戦をほとんど室内でヒソヒソでなくソーシャルディスタンスかな?離れて聞こえるボリュームで話しますwそれと実の息子レイに託せよ北川景子💢エマに感謝されて嬉しいのか?しかもママに成れる道まで創っておくお人好しならプラント3から何人も食肉送るか?
それと鬼💢バレる所で食うなw脳の発達の件があったから良いがバレるだろうwまだ発達してないんだなw
そうなると思いこうしましたみたいな御都合展開に唖然。本ラスで。エマそこから何が見える?で。あーぁ言っちまったなぁ⤵︎希望って⤵︎してやったりと思うのか脚本家w正月だから芸人よろしく餅をつきたいわ。やっちまったなwエンドロールで良い子は真似しないでは本当おめでたいわw
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