悪人伝のレビュー・感想・評価
全165件中、101~120件目を表示
サムネとタイトルが悪い!
これ、ラストのオチのつけ方どうするんだろう?と思ってたら、マフィア、警察双方納得の見事な折衷案(笑)下手したら観客も納得。
しかし、なんとも男臭い映画である。主役のおっさんマフィアも悪い顔してて最高。不敵な笑みがいい!怪演ですね。ハリウッドリメイクでスタローンはこの役無理でない?
ストーリーは色々端折ってて雑な部分もあるけど、勢いとアクションで見せられる。主演も三者三様でグッド。しかし、下っ端が全員マフィアに見えて分かりにくい。
マ・ドンソクの立ち振る舞いと陰気にならない雰囲気で普通に楽しめる
ヤクザのボスとはみ出し刑事が協力して連続殺人鬼を追う定番のアクション物だか、色々な要素を含んでおり見せ場も多くて楽しめるが、若干とっ散らかった印象。
ただ、全編ある互いに立場や矜持もあり単純な友情方向に陥らないところは良い。
マ・ドンソク演じるヤクザは、違法賭博機器を扱って利益を上げ、大きな組織を持つボスで、自分に歯向かう者には、容赦ない暴力も辞さない男だか、堅気には優しい側面もあり、観客には好感を持てる様に描かれている。
そして彼の振るう数々怪物的暴力場面の凄味が、この映画の見せ場でもある。
ほとんど武器を使わずに拳と腕っ節で相手を倒すところもいい。
刑事役のキム・ムヨルも、マ・ドンソクと比べると体格で存在感的に不利なところを、ちょっとした愛嬌と素早い体技もあり好演。役柄的にも結構なはみ出し者だが、有能で警官としての矜持もある点が印象的。
中年男性専門の珍しい殺人鬼のキム・ソンギュのサイコパス振りも悪くない。
繁華街の中で起こるカーチェイスは、狭い路地を猛スピードで走るなどの工夫もあり、短いながらも迫力場面になっている。
ヤクザの組員と警官達が協力しながら犯人を捜すヤクザの組員と警官達が協力しながら犯人を捜す場面などは、フリッツ・ラングの名作スリラー映画「M」を連想したり、お互いを認め始めるところや居酒屋での交流もユーモアがあり、それぞれの人物の振る舞いも巧みで印象に残る。
ともかく、マ・ドンソクの立ち振る舞いと質の高い演出とアクションが、変に陰気ならない雰囲気も含め普通に楽しめる良作
本作のハリウッドでのリメイクも期待して待機します。
なによりキャラクターが素晴らしい。あの、超個性のマ・ドンソクに負け...
なによりキャラクターが素晴らしい。あの、超個性のマ・ドンソクに負けないキャラクターが警察官のキム・ムヨル、殺人鬼のキム・ソンギュによって完成されていて驚く。街中の逃走シーンは非常に見づらいもので少々気になるが、そんなものを吹っ飛ばす3人のキャラクターがある。
この内容でグロくないのがすごい
自粛解禁後の初映画にふさわしい内容だった…マブリーいっぱい吸えてめちゃくちゃ満足ですわ…あの丸太のような腕をキュウキュウにスーツに収めてる絵面が好きすぎる…犯罪都市でも最高だったドンソク兄貴が出てきたら絶対何とかしてくれる感は今回も健在だった…あんな強面だけど今までそんなにやから言うような役あんまなくてそういうところも良い…はぁ…ほんとに満たされた…
内容からして血みどろのヤベーシーン多いんだろうな〜って思ってたけどとてもマイルドで見やすかった。程よく韓国バイオレンス映画の陰湿な雰囲気もあって楽しめた。テキサスと言えばチェーンソー、韓国ヤクザと言えば鉄パイプ。テンション上がる…
刑事さんと組長が事務所から一緒にゾロゾロ出て行くシーンとても痺れました。
終わり方もきれいにまとめて観客もスッキリ!これだから韓国映画やめられないんだ〜😇
マ・ドンソクと武井壮(似)がハチャメチャするやーつ!
おっさんたちがすぐキレて
すぐケンカして
みたいな
韓国ノリノリ♪ な痛快映画
しっかりバイオレンスさもありながら
所々ユーモアもあり
ワクワクさせてくれる。
ダレる事なく最後まで飽きさせない展開で面白かった!
ラストのラストは……
どうなったかな?
面白いなぁ!キレ味最高!
韓国で実際に2005年に起こった実話を元にした作品で、連続殺人犯を若手キレ気味刑事とヤクザの組長が協力し合いながら(といっても互いに隙あらば出し抜こうとする面白さも)追い詰めていくストーリー。
マブリーファンとしては萌え萌え、たまらん、の作品。笑
マ・ドンソクの振り切った極道ぶりと不敵な笑み、そこにいるだけで周囲に醸し出す圧。あれは簡単に真似できるものではない。
韓国映画、あなどれませぬ。
今の軟弱な邦画には、もうこのキレ味は出せませぬ。
悪人ばかりが勢揃い。息をもつかせぬバイオレンスアクション!!
【賛否両論チェック】
賛:三者三様の悪人達が、自らの生き残りを賭けて死闘を繰り広げる様に、観ていてハラハラさせられる。相手を信じ切らないのも、悪人らしくて魅力的。
否:かなりグロい暴力シーンが多いので、苦手な人は観られない。
まずレーティングこそありませんが、かなりバイオレンスなグロシーンが多いので、苦手な人には向かないと思います。
襲われたヤクザの組長と、出世欲に憑りつかれる刑事、そしておぞましい猟奇殺人鬼。彼らの周りの人間達をも巻き込んだ、悪人ばかりの死闘の果てに、どんな結末が待ち構えているのか、息をもつかせぬアクションの連続に、思わず釘づけになってしまいます。
組長のドンスと刑事のテソクが、犯人を追うために共闘し、ある種の絆のようなものを育みつつも、肝心なところでは相手を信じていなかったり裏切ったりするところも、まさに“悪人”らしくてイイですね。
基本的にはサスペンス好きな方向けの作品といえそうですが、気になった方は是非。
ドンソク親分、ついていきます!
タイトル通りの看板に偽り無しで、出てくる連中はどいつもこいつも悪党ばかりで、いやはやなんとも豪快な極道ものでした。連続殺人犯に刺されたヤクザの親分とはみ出し刑事が手を組むのも痛快だけど、やたら血の気が多い刑事軍団と子分軍団もいがみ合いながら共同戦線を張るのが笑えます。主演のマ・ドンソクの強烈なキャラに負うところが大だけど、ストーリーも結末が二転三転、一捻り工夫があるのも楽しいです。
見応えのあるバイオレンスムービー
韓国映画はあまり積極的に見る方ではないが予告で引き込まれ、設定に魅力を感じ、ここのレビューさんのレビュー内容で背中を押されて鑑賞。
とにかく面白い。最初から最後までバイオレンスなシーンは続くがこれがたまらなくエキサイトし最後まで魅了されるわけだ。
内容も今まで見たことありそうな感じはするが特に似た作品を思い出すことはない。つまり特別新鮮味があり頭を使う訳ではないため戦闘シーンを一つ一つ丁寧に見る事ができるのがまた良い。決して良いことではないんだろうけど途中から犯人をマドンソクの手で残忍に捌いて欲しいと願ってしまいなが見てしまってる自分もいる…
最後の方は少し早足な展開になったが、最後の刑務所で再開するところは興奮する。プリズンブレイクの世界を思い出しこの後犯人は苦しむ事を想像し、その想像にエキサイトしながら劇場を後にする事ができた。
危うい名コンビ
あぶれ者破天荒刑事×鉄拳肉まんヤクザ、異色のコラボ捜査。
ダークでポップなわかりやすいサスペンス。
警察とヤクザ、追うターゲットは同じでも、その先の目的が真逆なのが面白かった。
協力しつつお互いを利用し合い出し抜き合う、アンバランスで危ういコンビ感の新鮮さ。
言葉の応酬の小気味良さに笑えるけれど、一歩踏み込めばたちまちバイオレンスな展開に突入する。
地雷地帯で漫才してるみたいな、そんな感覚になる映画だった。
捕まえてからがまた新たな勝負の始まり。
各々の思惑が絡み合う様は、調査と追走の段階よりもスリリングに思えるほどだった。
駆け引きに駆け引きを重ねた結果、一捻りされた形の結末が面白い。ヒリヒリするじゃない!
「法」という正義の曖昧さとまどろっこしさを改めて実感する。
殺人鬼の狡猾さと腹立たしい態度に、「こんな奴殺してしまえばいいんだ!」と思わずにはいられない。
それでも逮捕や裁判にこだわり、真っ当で社会的な正義に委ねんとするのは、悪に悪を重ね塗りしても何にもならないからかな。
闇の中で始末したところで、それは「殺人犯の死」にはならない。
司法の中で死刑が定められ、罪を公にすることに意味があるのかも。
犯罪は加害者と被害者がいて成り立つものだから。やりきれないね。
でもまあ、テソク刑事、ゴリゴリの違法捜査だけどね…。
面白かったけれど、わかりやすいストーリーとキャラ付けでなんだか薄く感じてしまうことが度々あった。
殺人犯の描写なんかは特に。
「生と死を手の内で弄ぶ快感」ね。ホラー的にはめちゃくちゃわかるけど本当悪魔だよね。彼にはもう少し人間味が欲しかったな。
ただし、躊躇いなくドンスを殺しに向かう姿勢はかなり好き。
あんなゴリゴリの極道肉まんが車から出てきたら、いくらなんでも刺すのやめようと思うけどな…。どんだけ恐れが無いの。
極道のえげつない上下関係が好き。
ピンク髪の若者ヤクザがお気に入り。田中樹かと思った。
ヤクザと刑事とサイコパスとの三つ巴の闘いになると思ったのにチョット...
ヤクザと刑事とサイコパスとの三つ巴の闘いになると思ったのにチョット違った…もう少しサイコパスが頭のキレるタイプなら面白かったのに…でもドンソクらしさがあって良かった☆
面白かった〜‼️
完全にミーハーで、マ・ドンソク 見たさに行ってきました。ストーリーも面白いし、良かった。刑事とヤクザがタッグを組むってのは、ありそうで、なさそうで、でも、腑に落ちるストーリーになってた。しばらく観てると、マ・ドンソク が、強面の刑事に見えてきたくらい。ちょっと口数の少ない、とても強くて、カッコいい役でした。
個人的には、殺人鬼役の人が気になりました。若い頃の イ・ビョンホン に似てる〜。殺人鬼役なので、台詞が少なめだったので、演技力があるのかは分からなかったけど、ひょっとして、イケメンになるかも…なんて思いながら観てました。
いかにも韓国映画らしいアクションにカーチェイスにストーリー、楽しめると思います。
韓国映画、恐るべし
刑事とやくざが連続殺人魔の協同捜査というハチャメチャな設定ですが、テンポ良いストーリー展開と迫力ある映像でめちゃ面白い。オチも最高です。
韓国映画、恐るべしですね。
当然とは思いますが劇場は9割男性でしたが、よくできた脚本なので女性の方が観られてもきっと楽しめると思いますよ。
マ・ドンソクをもっと好きになりました
マ・ドンソクのかっこよさ、渋さ、セクシーさ、かわいさ、おちゃめさ、すべてを浴びることができる作品。
それだけで大満足。
正直、ストーリーは普通、いや、、微妙でしたが、
(犯人の動機がよくわからなかった)、
そんなことは気にならないくらい、マ・ドンソクの魅力が詰まってました。
次の作品、エターナルズなど、これから楽しみです。
凶暴なマ・ドンソク最高
マ・ドンソクのヤクザ姿にテンションがあがる。今回はわりと悪役よりなので今までマ・ドンソク映画では観たことがない暴力的なシーンがあります。例えば、相手の歯を指でつまんで抜くシーンはめちゃくちゃ痛そう。他にも、食事会でグダグダ文句言ってくる奴にビンタ喰らわして失神させるシーンも最高。
個人的には、もう少し刑事とのバディ感がある方が好きでした。あまりバディ感はなかったけど、待ち合わせして一緒に食事会をするシーンがツボです。
ストーリにやや唐突感があったり、途中刑事の会議のシーンなど間延びする感もあるけど、マ・ドンソクの暴れっぷりに満足です。
悪いマブリー
例によってマブリーの魅力溢れるキャラクター映画だが、今回は悪いマブリー。だがやはり溢れ出る愛嬌がスゴい。憎めない。
ストーリーもよく出来ていて息をもつかせないし、なんといってもラストが良い。
その他キャストも良いね。殺人鬼役の、ドラマ「キングダム」で印象的な役をやっていたキム・サングキュもよかった。「梨泰院クラス」でチャンガの会長だったユ・ジェミョンが木っ端ヤクザなのは笑ったが…ww
強い男のバイオレンスはもはや美
観る前はもっと怖い映画かなと思って、少々恐れていたが、マ・ドンソク観たさで鑑賞。
ストーリーも込んでいて最強のアクションムービーだった。
ヤクザの組長と悪徳刑事が同じ相手をターゲットに手を組むのだが、
これが巧く行ってるのかなんだかわからないというのがこの映画の最大の見どころ。
お互いに疑ってはいるんだろうけど、互いの部下や手下を、自らの手下のように扱ったり、
一緒に酒を酌み交わしたり、そしてラストはあの刑事の分捕り方。思わず失笑した。
暴力シーンの多い映画は、やはり観る前はグロテスクなのではないか、とか
恐れを抱いてしまうのだが、何というか強い男たちの殴り合いはもはや美でした。
これは往年のシルベスタ・スタローンやアーノルド・シュワルツェネガーなどが、
圧倒的なマッチョを見せつけて圧倒的に強いアクション映画に似てるような気がする。
こういった感じのマッチョむき出しのアクションは、昨今にはあまりないような気がする。
そんな筋肉お化けのマ・ドンソクだから、アクションシーンはやはりかっこ良い。
やはり迫力がある。
強面だし、アクションシーンも迫力あるが、一瞬見せるコミカルな動きは健在。
さすがマブリー。
刑事役のキム・ムヨルも狡猾ながらもたまに抜けた感じのところがまた面白い。
また個人的にはサウンドも迫力があり、至近距離でのアクションシーンの撮影や、
マ・ドンソクを筆頭に組織がずらっとピラミッド型に闊歩するシーンなどを、観る側が"欲しい"絵をわかっているなあ、と感じた。この辺が本当優れている。映画館で観てこその迫力。
あと、一つ疑問に思ったのはラストシーンで
組長と死刑を言い渡されたサイコキラーが同じ刑務所に入るというオチだが、
韓国って死刑囚は他の服役囚と同じように過ごすのですかね。
そこだけがよくわからなかった。
兄貴カッケー‼️
「犯罪都市」以来のドンソク兄貴との再会。相変わらずの面倒くさそうな顔した後のボコンボコンのパンチ炸裂になぜか異様な快感が走る。もしかしてオレは殴られたいのか?いやそんな性癖は無いはずだが…とにかく全編にわたり画面に「痛い痛い痛い痛い、痛いって!」と叫び続けてしまう映画。それで気持ちが高ぶるせいか、カーチェイスやヤクザと警察が兄貴号令のもと一斉に時の声を上げるシーンなどは全身総毛立ちとなる。かと言ってそのまま安っぽい友情モノにしてしまわないとこがまた良い。そして最後の不気味かつ可愛らしい笑顔。ドンソク兄貴をもっと堪能するために録りだめてた「ファイティン!」も観てみるとするか。
全165件中、101~120件目を表示