超擬態人間のレビュー・感想・評価
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パーツパーツでは印象に残る
これはキービジュでワクワクしてたのですが、何だかんだと日にちが合わず終わってしましました。
ちょうどコロナが大変なことになっててて、公開日がすごいずれてた記憶があります。
エログロホラー作品で擬態に至る設定などは面白いです。
しかし色々な要素を詰め込みすぎているのと、プラス音や台詞がすごく聞き取り辛い、暗くて誰かよく分からない、などが組み合わさって何というか見づらいです。
不穏な空気をより煽っている狙いかもしれないのですが、逆に作品と距離ができてしまったかんじでした。
強制子作りマシンや腸ロープなど、パーツパーツでは印象に残るものもあるんです。
しかし、逆に言ってしまうと話に繋がらずそこだけで終わってしまうんですね。
鑑賞後最初に感じたのが「うーん…」でした。
ちょっと期待が高すぎたのかもしれませんね。
映画としての出来は良くないけど…
誉め所が…
一箇所だけあります。強制子作りマシーンみたいな所がほんのりとエロい事。それだけ。
兎に角全編通してセリフが聞き辛いのは、録音の手法のせいでしょうか…。
ナマハゲみたいなバケモンのお面とったらレザーフェイスのパチモンみたいなのが出て来るし…。何となく全体的に不穏な空気はフィルター通して出てるけど、最後まで何じゃこりゃ?って感じです。コレを令和の時代にやってはダメでしょう…。クソ映画でも再評価された80〜90年代くらいの作品だったら、マニアの皆さんにVHSが高値取引されそうだけど…。
結局は幼児虐待とか、原発問題とかに少しでも触れたかったのかな?とか、そう思ってみるとトタン興醒め。
ホラーに社会性持たせるとトタンに白けますよね。ジョーダン・ピール作品でもこちとら白けるのに。。
あ、ロメロはOKよ。アチラはそこまで露骨じゃないからね。
〜劇終〜
なんで?
状況や全体像がつかめず趣向がいかされていない!
ナナフシは枝にしかなれない
目覚めると森の中のベッドの上で、ナナフシを見せる息子を恫喝する男と、飯事感のある婚約カップルとその女の父親が、不穏な事態に陥っていく話。
序盤からとにかく幻視、幻視、幻視で、誰が主人公で何が現実とみれば良いのかが判然とせず。
そんな状態で進行していくから、ホラーとしてもドラマとしても不気味さや不穏さは感じるものの全然怖さを感じられない。
明らかに現実の3+1人組もいたけれど、こっちは脇役感バリバリだしね。
中盤にさしかかるとある程度は明かされて、少しはみえてくるけれど、結局最後まで何がしたかったのか判らない描写や、回収されない設定もあるし、擬態じゃなくてケイオスマジックじゃない?
折角のスプラッターも画面が暗い上にブレちゃってよく見えないし、勿体ないまでもう一歩の雰囲気映画という感じかな。
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