エンド・オブ・ステイツのレビュー・感想・評価
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粗を探しては・・・3rd
テロにより瀕死の重傷を負った大統領。そのテロの容疑者となった主人公が、真犯人を求めて闘う物語。
前作、前々作と同様に、「粗を探してはいけない」作品です。ただ、前作と違い「不愉快」になる設定が少ない分、素直に楽しめるアクション映画となりました。
アクションは流石の一言。ドローンの大群のアイデアや、クライマックスのビル内等の銃撃戦は迫力十分です。
設定、ストーリーは有り勝ちで、良く言えばシンプルイズベスト。やや驚きに欠ける印象ですが、難しく考えることなくアクションを楽しめました。
冒頭で「粗を探してはいけない」と書きましたが、それでも粗がこれだけあると、最高評価は難しいところ。
あと、細かいところですが、PTSDを患った人に、「逃げた」となじるのはどうかとも思いました。
評点としては、少し甘めですが4を付点します。
後半面白くなってくる
「エンド・オブ・ホワイトハウス」「エンド・オブ・キングダム」に続き、ジェラルド・バトラーがアメリカ大統領専属シークレットサービスのマイク・バニングを演じる人気アクションシリーズ第3弾。世界を未曾有のテロ事件から救ったシークレットサービスのマイク・バニングは英雄として名を馳せ、副大統領から大統領となったトランブルからの信頼も絶大だった。しかし、歴戦の負傷によって肉体がむしばまれ、近頃は引退も考えるようになっていた。そんなある日、休暇中のトランブル大統領が大量のドローンによって襲撃される事件が発生。マイクが容疑者としてFBIに拘束されてしまう。隙をついて逃げ出したマイクは、何者かが仕組んだ陰謀を暴くため奔走するが……。主人公マイク役のバトラーのほか、トランブル大統領役もシリーズおなじみのモーガン・フリーマンが演じる。
バニング無双は楽しめるが…
守護天使と渾名されるシークレットサービスのバニングはある日大統領暗殺未遂の容疑をかけられてしまい…。
シリーズ3作目。黒幕も裏切り者も意外性は皆無だが、相変わらずのバニング無双と病院の崩壊シーンなどシリーズの魅力は引き続き感じる作品でした。
もちろん戦闘シーンの迫力もすごいですけど。
冒頭で、大統領が数百の小型ドローンに襲われます。
人工知能を搭載し、顔認識をしてターゲットを爆殺することだけが目的の、安価な、システム全体でも戦闘機1機より安価な武器の危険性を、観る者すべての脳裏に焼き付けます。
ほかにも民間軍事会社の内包する危険性がメインテーマであり、楽しみながらも考えさせられる一級のアクション映画だと思いました。
意外に
僕がこのシリーズを初めて見た印象は
「また世界の危機とか。アメリカ人ってそういうの好きよね。。。」
だけど何度かシリーズの作品を見るにつけ、実はその印象は間違っているのではないのかと思うようになった。
このシリーズはシークレットサービスである主人公が大統領を巡る陰謀に巻き込まれるというもの。アクションが割と派手で、お金を使っているように見せて(ほとんどはCG)実はキャスト陣は総じて地味である。というのが僕の印象である。
ここまではいい。
しかし今回の作品では敵は民間軍事会社であり、その目的はロシアとの戦争あるいは軍事的な緊張関係を作り出すことである。
ロシアという国は、冷戦時代からハリウッドにとって都合がいい存在である。
それが今回はロシアは名前だけで具体的な描写は何もない。
もはやハリウッドの製作者の頭のなかには「ロシアもしくはアラブ人は悪人ということにしよう」というようなステレオタイプな思考は存在しないのではないだろうか。
むしろ本当の悪とは民間軍事会社であったり、それと関係する政治家であったり、テロリスト個人であるということが今回の作品では示されてる。そしてそれはイラク戦争以後のハリウッドの製作者にとって当たり前のことなのだろう。
それを考えると、この映画も実は意外と深い作品ではないのかとも思える。
守護天使が陥(おち)る時
ジェラルド・バトラー演じるタフなシークレット・サービスがテロと戦う! 『エンド・オブ・ホワイトハウス』『エンド・オブ・キングダム』に続く、第3弾。
さて今回、アッシャー大統領から前作で副大統領だったトランブル新大統領に交代。
『~ホワイトハウス』から6年。アッシャー前大統領が支持率高かったとは言え、確かに任期満了して大統領交代あって当然。荒唐無稽なアクションだけど、ここだけはリアル。
余談だが、モーガン・フリーマンは以前『ディープ・インパクト』でも大統領を演じており、いずれ大統領役を最も多く演じた黒人アクターになりそう。
二度大統領の危機を救い、英雄となったマイク。
トランブルからの信頼も厚く、時期シークレット・サービス長官にも任命しようとしていた。
が、当のマイクは…。
度重なる任務と戦いで、心身共に限界。悲鳴を上げていた。
そんな時、三度起きた…。
釣りに出掛けた大統領を狙ったドローンによる暗殺襲撃。
警護チームは全滅。
辛うじて大統領とマイクは命助かるも、大統領は重傷で昏睡状態。マイクも意識を失う。
目を覚ますと…
手錠を掛けられ、FBIから執拗な尋問。
現場近くにあった襲撃に使われたと思われる車やドローン発射装置からマイクの頭髪や指紋が。
マイクの口座に多額の入金。
…そう、マイクは“容疑者”。
かつて大統領を救った英雄が一転して、暗殺未遂の容疑者に。
無論濡れ衣で、何者かにハメられ、仕立て上げられたのだ。
護送中、何者かの襲撃に遭い、その隙を付いて逃亡。
FBIらの追っ手を振り切り、無実を晴らす為、たった一人で真相と真犯人を追う…。
今回の新機軸は、マイクの逃亡劇になっている事。
これまでの大統領を護っての対テロの単純な展開とは少々変わり、スリリングさや面白味が増した。
また、孤立無援のマイクが助けを求めたのは、初登場の父クレイ。
ベトナム戦争で心身を病み、母と幼い自分を捨て、長らく疎遠。林の中で独りで生活。
この息子にこの父親あり。ゲリラ戦で強さを発揮。パパ、助かったけどやり過ぎです…。
マイクと父の和解のドラマも。でも、本当に疎遠だったの?…と思うくらいあっさり。
もうちょっと深く描いてくれたらなぁ…。
何故だか二人のやり取りはユーモラスな時もあり、エンディングのオマケ映像はお見逃しなく!
パパ役、ニック・ノルティのさすがの存在感。
徐々に明らかになっていく真相と真犯人…と言うか、実行犯は何となく予想付く。
軍人時代の友人のウェイド。
今は民間軍人会社を経営し、戦争で甘い汁を吸う民間軍人会社の縮小する大統領の存在が邪魔だったのだ。
政府内に内通者が。これも何となく予想付く。
某北の国が侵攻してきた『~ホワイトハウス』、ロンドン全土が戦いの場の『~キングダム』。
前2作に比べるとインパクトやスケールはダウン。
また、相変わらずのツッコミ所多々。
あんだけの警護の中、あっさりとドローン襲撃。誰もあの車両、気付かなかったの…??
FBIも実行犯も何だか詰めが甘いと言うか、お間抜け。マイクはその隙を悠々と掻い潜る。
終盤大統領が意識を取り戻しマイクの濡れ衣が晴れ一安心だが、その後の展開はいつも通り。
…などなどなど。
とは言え、やはりアクションは見応えあり。
大統領を狙ったドローン襲撃。
逃亡のカーチェイス。
パパの爆弾反撃。
大頭領が搬入された病院の爆破。
そして大統領暗殺を諦めないウェイドらとマイクらの激しい銃撃戦。
クライマックス、遂に対するマイクとウェイド。結果は分かり切っているが、元友人同士だった男二人の最後が哀しい。
シリーズ全て見たが、面白かった順は『~ホワイトハウス』『~ステイツ』『~キングダム』かな。どれもどんぐりの背比べだけど。
ラスト、再びシークレット・サービス長官を打診されるマイク。
マイクの返答は…。
一応の最終作。
でも、彼はまた還ってくるだろう。
ハラハラドキドキ痛快単純に楽しめるアクション・エンタメだし、それに、
彼は凄腕シークレット・サービス、マイク・バニング!
次の敵テロは…?
次の舞台は…? ホワイトハウス、ロンドン、合衆国と来て、『エンド・オブ・ワールド』級か…!?
疾走感が薄まった
さすがに3作目となるとネタ切れなのだろう、前置きも少なくテンポの良いハード・アクション、疾走感が持ち味だったが今回は家庭人の側面や体の衰えなど弱気なところも見せるのでちょっとがっかり。戦友の裏切りや黒幕も早くからバレバレなのでサスペンス感は薄い。見せ場は雲蚊のようなドローン爆弾とREDのマルコビッチのような爆弾親父だろう、ただ暗殺手段としては手が込み過ぎだし、爺さんに至っては唐突過ぎて漫画チックに思えた。随分手柄を立てたヒーローなのに大統領以外に仲間内でかばう人も無く戦友にまで疎まれる人物像は歪めすぎだろう。
ラストのモーガン・フリーマンの「随分古臭い手を使ったな」のセリフは単純過ぎるプロットへの作り手の自虐ネタ、エクスキューズにも思えて可笑しかった、まあ娯楽作品としてみればそこそこ楽しめました。
ド迫力だけどありがち?息もつかせぬ怒涛のアクション映画!!
【賛否両論チェック】
賛:無実の罪を着せられた主人公が、汚名を晴らし大統領を守るために決死の戦いへと身を投じていく姿に、観ていて手に汗握る。迫力のアクションも圧巻。
否:話が大きくなりすぎてしまい、ありがちなアクションモノになってしまった印象がある。身体損壊等グロいシーンもかなり多いので、苦手な人には向かない。
特に前作までの説明もしてくれませんが、最悪本作だけでも楽しめるかと思います。
ド迫力のアクションは今回も健在。特にクライマックスの戦闘シーンは必見です。ただやはり、良くも悪くも話がどんどん大きくなってしまっているので、第1作の「エンド・オブ・ホワイトハウス」のように、難攻不落の要塞から人質を奪還するハラハラ感なんかはなく、結構ありがちなアクション映画になってしまった感は否めない気もします。
そんな中、暗殺未遂の容疑者として追いつめられた主人公が、大統領を守るため陰謀にどう立ち向かっていくのか、その辺りの戦いには要注目です。
展開もかなりのご都合主義なほか、グロシーンもかなりあるので、苦手な人には向きませんが、アクション好きな方は必見の作品です。
王道アクションムービー 筋書きや細かいことは気にしない! 爆発も射...
王道アクションムービー
筋書きや細かいことは気にしない!
爆発も射撃も相変わらずド派手
今回は逃亡犯だったから
シークレットサービス感が薄くて
そこは残念だったなぁ〜
お父さんはクレイジー爆弾魔
逞しい勇者、ジェラルド。
私の中で、ジェラルド・バトラーは”300 〈スリーハンドレッド〉”から
まったく変わらない最強の男でして、
このエンドオブシリーズに、300の影を引きづる彼を見てしまいます。
逞しい勇者の彼をいつまでも見続けたいものです。
アクション楽しい‼️
ジェラルド・バトラー主演の作品。面白そうと思ってみてみたら、シリーズ第3弾。しかも、あまりストーリー覚えてないけど、前2作とも観ているではないか…。気になって検索してみたら、モーガン・フリーマンは大統領だったけど、前2作は違うのね。きちんと出世してる。そこも良いな…と。ジェラルド・バトラー作品、割と面白いアクションものが多い気がする。好き。
今回のジェラルド・バトラー、体力的な限界を感じている役。「ジョン・ウィック」の時にも思ったけど、シリーズが続くと、弱ってるところを見せたがりますね。しかも、裏切り者の烙印とか、ストーリーとしては、ありきたりかな…と。でも、モーガン・フリーマン演じる大統領からは、絶大な信頼を得ていて…そういうところは、ちょっと珍しいかも。
アクション良かった〜。いきなり冒頭から、目が離せなかった。しかも、演習って設定。実演も、ドローンの数とかも凄くて、気持ち的には、ずーっと前のめり。
いやぁ〜満足しました。
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