エクストリーム・ジョブ

劇場公開日:

エクストリーム・ジョブ

解説・あらすじ

ひょんなことから大人気フライドチキン店を経営することとなった麻薬捜査班の姿を、「王になった男」のリュ・スンリョン主演で描いたコメディ。忙しく走り回りながらも、思うような実績を積めずに解散の危機を迎えている麻薬班。国際犯罪組織の国内麻薬密搬入情報を入手したコ班長は、チャン刑事、マ刑事、ヨンホ、ジェフンの4人のチーム員たちとともに潜伏捜査を開始する。24時間監視のため、犯罪組織のアジト前にあるチキン屋を買い取り、麻薬班メンバーによるチキン屋稼業をスタートさせるが、絶対味覚を持つマ刑事の隠れた才能により評判が広まり、チキン屋は捜査にも手が回らないほどの大人気店となってしまう。そんなある日、麻薬班に捜査の絶好の機会が訪れるが……。監督は「二十歳」のイ・ビョンホン。

2019年製作/111分/PG12/韓国
原題または英題:Extreme Job
配給:クロックワークス
劇場公開日:2020年1月3日

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映画レビュー

3.5チキン揚げが食べたい

2020年4月28日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

この映画を見ると確実にチキン揚げを食べたくなる。実績最悪の麻薬捜査班のメンバーが、密輸組織のアジト前にニセのチキン屋を構えて見張りをするも、チキン屋が繁盛しまくって大忙しに。捜査よりもお店を回すことが重要になってしまう。
ウディ・アレンが2000年代に『おいしい生活』という作品で似たようなアイデアを使っていたのを思い出した。銀行強盗グループが銀行の隣にクッキー屋をオープンし、地下を掘り進めて強盗計画を進めるのだが、クッキー屋が大繁盛してしまい、銀行を襲うことなく大金持ちになってしまうという作品だ。刑事と強盗、立場は違えど同じアイデアに行き着くのが面白い。アレンの作品では本業の強盗を完全に辞めてしまうが、本作の刑事たちは、腐っても刑事で、犯罪検挙の使命を忘れない。捜査はダメでも肉弾戦はめっぽう強いメンバーたちの立ち回りが痛快なアクションコメディだ。

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杉本穂高

4.5ただのコメディではない!

2025年3月5日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

興奮

ジャンルで言うとコメディに分類されますが、ストーリー展開、キャラクター全てが秀逸です。
推理要素もあって先の読めない展開です。
チームの結束力とお互いの短所をカバーし合ってるが魅力です。
外国コメディ映画でよくある、自国民にしか分からない身内ネタや笑いのタイミングなどはなく、世界中の人が見ても面白いと思います。

オススメの映画です。

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ゆーき

5.0友人にオススメする際、安心して紹介できるコメディ映画

2025年2月25日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

幸せ

普段、映画を観ないであろう知人や友人たちに、
彼らの知らない知名度の映画で、
面白いコメディ映画を1本教えてちょうだい、と尋ねられたら、
この映画を紹介プレゼンしておけば、まず間違いない。

彼らにとって、生涯最高の1本にはならずとも、
映画を好きになるきっかけの1本には、なっているはず。

そういう安心感が、この作品にはある。

まず冒頭から、主役グループの、
「コ班長グループの5人」が登場する場面から、
ポンコツで、ドジで、おっちょこちょいで、
出世街道から外れたお荷物集団、
という印象のフリを、入念に振り続け、
早々と掴みを獲得。

加えて、無能集団はなぜ署長に招集されたのか、
最大の伏線も張っておく。

序盤のうちに、効いたフリから、予想外の料理店への疑似転職へと大展開。

物語の中盤、ドタバタコメディで二転三転し、散々笑い転がした挙句、

終盤はしっかりと、刑事モノの本筋に話を戻し、伏線も回収。

ラストは、かっこ悪い奴等だったはずの主人公らが、
かっこ良い奴等に代わっており、
痛快さの極致に、観客を誘う。

テンポよくキャラを立たせながら話が進み、
最後の山場の頃には、
主役集団には、愛着しか感じなくなっている。

彼らは、サッカー選手でいえば、
戦術理解度に乏しく、
知能を駆使したテクニックは皆無だが、
最後の、全員スタミナ切れを起こした時間帯の、
フィジカルを活かした運動量や、
球際の競り合いには滅法強い、
体力お化けのエリート選手、といった所だろう。

個人的にこの作品の、一番好きだった箇所は、
普段は憎まれ口を叩くのに、
ライバルの強行犯係たちも、そういう「コ班長達」の、
体力お化けな面だけは、
ちゃんと認め、信頼しているのがわかる、あのシーン。

あの関係性は、「相棒」の特命係と、
捜査一課伊丹達との関係性に似ている。
とても気持ちが温かくなった。

韓国映画は、日本映画に比べて、なんとなーく下世話で、下品で、
汚い感じのする作品が、確かに多いのだが、
コメディだけでなく、全体を通して、こういう、
心が温かくなるような、ハートフルな終わり方をする作品が、
比較的に多い気がする。
そしてそれは、個人的にも相性がとても良い。
この作品も、大いに笑えて満足した。

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ソビエト蓮舫

3.5痛快ドタバタコメディ!笑える!

2024年4月21日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

笑える

楽しい

麻薬捜査官がチキン店を偽装営業するという、痛快ドタバタコメディ。

捜査のはずが、チキン店が本業のようになっていく様がウケるわ!そして、なぜか狙っていた麻薬犯罪組織の方からチキン店に利用されるようになり、棚ぼたで逮捕に至るという。運が悪いんだか、良いんだか…。最後の闘争のシーンでは、実はみんな武道家揃いで激強!このギャップにやられたよ!

リーダーのコ班長役に、リュ・スンリョン。コメディも演じられるとは!演技の引き出しの深さが計り知れん!私のお気に入りは、チン・ソンギュ。髪型といい、顔といい、見ているだけで笑えるよね。

そして、なんと監督は、イ・ビョンホンという!コメディ映画も撮れるとは知らなんだ。

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うさぎ

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