シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッションのレビュー・感想・評価
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フィリップ・ラショー監督・主演・脚本の原作アニメ愛に脱帽!
巷間での評判が良く、また、クチコミ投稿サイトでも評価が高く、親しくさせて頂いている映画ブロガーさん達も絶賛されておられる様子でしたので、他の作品の鑑賞を差し置いて、毎日auシネマ割が使用できる、滋賀県大津市のユナイテッド・シネマ大津で、フランス産の実写版『シティーハンター』の本作品を鑑賞。
結論から申し上げますと、
やはり日本とフランスの笑いのツボが違う部分も幾分かありましたが、エロさ具合は、原作コミックや原作アニメを忠実に再現し、否、流石にフランス映画だけあってそれも凌ぐほどでしたし、何よりも、顔が似ているのは海坊主(ファルコン)くらいでしたが、槇村香の実兄の槇村秀幸が殺害されるシーンをはじめ、フィリップ・ラショー監督自ら筋トレなどによる肉体改造を施して、主人公・冴羽獠に成り切っているなど、相棒の槇村香役のエロディ・フォンタンにしても雰囲気ですごく似せていて面白かったですね。
中には極端に低評価にしているレビューも散見していますが、これまでの日本の漫画やアニメをハリウッドで実写映画化した過去の『北斗の拳』や『ドラゴンボールZ』など目も当てられない失敗作を観てきていますので、原作を知らない人から観たら単なるB級アクションコメディ映画なのかも知れないですが、ここまでの原作アニメの再現度の高さの出来映えならば充分でしょう。
ジャッキー・チェンと後藤久美子さんによる映画『シティーハンター』(1993年)も無かった事にして欲しい位です!
タイトルの<史上最香のミッション>とは、冴羽獠の相棒の槇村香の名前から採用しているだけかと思っていたら、実は、この映画のためのオリジナル脚本ながらも、<その香を匂った者を虜にしてしまう危険な媚薬「キューピッドの香水」の奪回。>といった危険な仕事の依頼内容が、香水に関する事からのダブルミーニングでした。
ストーリー的には、その危険な媚薬の奪回のタイムリミットは48時間。獠と香は、時間内に香水を取り戻すことができるのか!?元傭兵の海坊主、美人刑事の冴子を巻き込みシティーハンターの香水奪回作戦がはじまる。といったお話しで、『シティーハンター』の本家の原作者である北条司先生が「この手があったか!」と納得の脚本だった様でしたし、非常に良く出来ていました。
下半身もっこりに、もっこり本、愛用の銃に、赤いミニクーパー、それに香が怒ったときに頻繁に使う大型ハンマー、そしてカラスまで、何から何まで小ネタを仕込んであって、懐かしいやら嬉しいやらで、ついついニヤついて口角が上がってしまいました。
R指定のレイティングの関係なのか、男性のイチモツや女性の乳首をアニメのカラスで加工するのは未だしも、ラブドールの乳首にまで加工を施してあるのには、逆にイヤらしく感じました。
私的には、フィリップ・ラショー監督自ら演じた冴羽獠役の熱演もさることながらも、エロディ・フォンタンによる槇村香役がすごく似合っていて雰囲気ありました。冴子はあまり似ていなかったけどフランス人女優の方々かな(?)皆さんお綺麗でしたね。
パンフを詳しく読みますと、モナコでの下着のファッションショーのパーティーで歌っていた亀仙人みたいな歌手が歌う曲が1990年代にフランスで放送されていた際のフランス版シティーハンターの主題歌だそうでした。
有名女優のジェシカ・フォクス役のパメラ・アンダーソンの控え部屋から、スキッピーとパンチョを連れ出す方法が、本当に、まさに漫画チックで、日本映画ではなかなか実写化しない様な撮影手法で、それまで笑い声を出すのを我慢していましたが、このシーンでは思わず声を上げて笑ってしまいました。
今回、有名女優のジェシカ・フォックス役にパメラ・アンダーソンを起用したのは、1990年代を象徴する存在としてオファーしたらしいです。
相変わらずお美しい魅惑的な女優さんでしたね。
エンディングには、日本上映版オリジナルだからなのかどうか分からないのですが、エンドロールの多数の挿入曲のテロップがある中央部に、小さな文字でしたが「GetWild」という曲名があったのと、本作の製作がフランス・ソニーピクチャーズ社なので、ソニーミュージック所属のTMネットワークの楽曲使用は問題ないからか、TMネットワークの「GetWild」が流れて締めと言うのも、ピタッと決まって、感動的でしたね!
私的な感想としましては、
もう満点でも間違いないくらいに、私には面白かったのですが、ただ笑いのツボが違うのか、動物愛護団体からすごい苦情が舞い込みそうな演出シーンには流石に笑えなかったでしたし、また、何よりも、無いものねだりになってしまうのかも知れないですが、これまで冴羽獠と言えば、声の出演は神谷明さんと日本のアニメ界では相場が決まっていたのを、今回の実写版は全くの別物と言うことで、神谷明さん御本人、そして槇村香役の声優の伊倉一恵さんが、このフランス製実写版については、日本語吹替を辞退されて、山寺宏一さん&沢城みゆきさんが代役で、日本語吹替され、コレはこれで良かったのですが、やはり本家本元の神谷明さん&伊倉一恵さんコンビの吹替で観たかったのが正直なところでした。
この動物虐待的な演出の趣味の悪さとこの声の吹替の点で、マイナス0.5点として、五つ星評価的には、ほぼ満点の四つ星半評価の★★★★☆(4.5点)として、続編を希望し、満点までの猶予を残しておきたいと思う次第です。
笑った笑った
はっきり言っておバカですね。
そして、おバカなおっさんの私は、当然ツボに入りました。のっけから笑えて笑えてしょうがない。
ただ、ここで一つ大きな問題が・・・。
レディースデイの平日午前の回、お客さんはほぼ女性。そして、私以外に誰も笑ってない。
この状況で大笑いできる程、私は心臓強くない。
しかし、(私にとっては)面白いシーンがどんどん続く、しかもシリアスなシーンにまで笑いを入れてくるし。
もう限界でした、後半は声出して笑っちゃいましたよ。
それから、セクシーなシーンも有るのですが、そこまでエロくは感じませんでした。
この部分に関しては、日本人でやっていたら私がもっこりしちゃったかも。
皆さんとは違う理由で、フランス映画で良かったと思いました。
あと、主題歌も良いんだけど挿入歌も良いんですよね。
特にスクラップ工場の所が雰囲気良かったかな。
最後に、惚れ薬が効かない理由はベタだけど良かったと思います。
アニメ止まりでよかった…
これぞシティーハンター
日本アニメの海外実写版の悪夢…。
ガンダム、北斗の拳、ドラゴンボールetc
ジャッキーとゴクミのシティーハンター実写版
どれも観る気にもならない監督の自己満足だけの駄作…。
しかし、この作品は前評判がかなりいいので
騙されたつもりで鑑賞
監督のシティーハンター愛がたまらない
神谷明や伊倉一恵のご両人を脇役に使うんなら
遼と香役して欲しかったなぁっと思いながら
観てたけど、そのうち全然気にならなくなり
キャストの人選も抜群!
最初はフランス人って事で似てる俳優抜擢してるけど
なんとなく違和感あったけど、途中から遼や香にしか見えなくなるくらい。
冴子、海坊主、槇村もイメージ通り
エンディングの「GET WILD」は感涙ものです。
海外の人がシティーハンターを好きになってくれてありがとうって言いたいです
日本にはシティーハンターがある。
フランス人監督のシティーハンターへのリスペクトを存分に楽しめるこの作品。
シティーハンターを当たり前に観て育った私達は、勝手知ったるあのパターン、このパターンを存分に楽しむ事が出来た。
まるで有名アーティストのライブで、みんなが期待する曲をアレンジしないでそのまま演奏してくれた時の様な高揚感、場内は笑いに溢れていた。
知らない人々と同じタイミングで笑い合う、日本にはシティーハンターがある、そう思わせてくれる瞬間だった。
フランス版の最大のポイントは、セクシーが究極にセクシーに表現されている点。
シティーハンターのエロ表現は鉄板であるから、ガーターベルトのハマる脚を見ながら、フランス版で大正解だなと思った。
旬なタイミングで劇場で観ることが出来て、本当に楽しめた。
原作への愛を感じる。
私は、吹き替え版を鑑賞しました。とても面白かったです。もちろん顔は海坊主以外似てないのですが役者の演じ方がうまく、いつのまにか獠や香に見えて違和感無く楽しめました。この手の映画はストーリーが奇想天外になったり、キャラクターが全く再現されていないことが多いですが、本作はシティーハンターのファンである私が見ても満足でした。テレビアニメのスペシャル版の方が内容があまり良くないこともあったんじゃないかなと思えるくらいです。詳しい事はこれから映画を鑑賞される方もいらっしゃるでしょうから伏せますが、笑いとカッコ良さとちょびっと感動が詰まったこのバランスが、「あ〜、小さい頃に見ていたシティーハンターってこんな感じだったよな〜」という懐かしさを味あわせてくれました。主役を演じたフィリップ・ラショー自身が小さい頃からシティーハンターの大ファンで、自身で脚本を書き、原作者である北条司に直談判し、自らメガホンを取っただけって、原作への愛をとても感じることができました。また声優陣も見事だったと思います。神谷明や伊倉一恵で定着しているアニメ版と同じ雰囲気は残しつつ、俳優の力強さに負けない迫力があったのではないでしょうか。実写版やリメイク作品は原作のイメージをうまく踏襲することができず評価に至らないケースが多いようですが、本作はシティーハンターが実際にいたらこんな感じなんだろうなと思わせてくれるような、ただ似せるだけで無く実写のリアリティーも程よく混ぜた絶妙な仕上がりになっています。シティーハンターファンであれば、おさえておかないといけない作品であるのは間違いないと思います。
久しぶりにつまらない映画を見た。
ジャッキーやゴクミにも観せてあげたい
原作全既読
アニメも全部見た
予告編を観たときから間違いなく面白いと思った
しかし皆さんの評価がかなり高いので逆に不安になった
それは原作厨とは考え方とか好みとかが全く違うからだ
特にジャンプ愛読者の多数派とは相容れないようだ
自分は原則的に映画館で洋画を観るときは吹き替えではなく字幕を観ることにしている
メリーポピンズリターンズは事情があって吹き替えを観たがオリジナルの声の方がいいに決まっているのに苦痛だった
特に歌はダメだ
後日別の映画館で字幕版を観たが最高だった
だがこのシティーハンターは例外でむしろ字幕より吹き替えの方が良かった
フランス語でオリジナルじゃがっかりだ
でもどうせなら山寺沢城ではなく本来の神谷伊倉コンビにやらせてほしかった
山寺も沢城も悪くないんだけど
実際にこの作品観てみたらとても面白かった
おフランスなのに原作やアニメよりかなりお下品
欧米では伝統的なドタバタコメディー
原作に対するリスペクトはあるがほぼオリジナルストーリー?少なくとも記憶にない
ジルベールに鴨の親子がついてきたりジルベールがベッドに飛び乗ったらベッドにいた女の人が転落したりするわりと古風なものに思わず吹き出した
ジルベールの嫁は変な顔だが声は伊倉
冴羽やファルコンや槇村は原作にかなり寄せているのに香が酷すぎる
あと厳密にいえば冴子もダメだ
そっくりさんでなくてもいいが雰囲気が2人とも全然違う
芝居はみんなうまかったよ
ただ香役の輪郭が残念だ
なんとなくだがシガニー・ウィーバーにちょっと近い
きっと2人ともビジネスパートナーとして主演俳優のお気に入りなんだろう
最後の冴羽はジム・キャリーみたいな顔になっていてまた吹き出した
原作でなくアニメに寄せて良かった
アニメ化の際にあれをもっこりと表現したのは大当たりだ
お下品なおフランスでもさすがに防弾ガラスをぶち破るような勃起状態を映像化できるわけがない
原作厨はこういうのならいいのか
ならば日本のあれだってこれだっていいはずだ
僕には原作厨の頭の中身がどうなっているのか知りたいが知らない方が良さそうだ
やはり永遠に分かり合えることはない
オタクが白人コンプレックスっていうのもまんざら嘘じゃないかもしれない
ニヤニヤします
シティハンターへのリスペクトは感じるけど
シティハンターをフランスで?
と、完全にスルーするつもりでしたが、評判がいいので鑑賞!
結果!失敗!
キャラの名前も人格もそのままやってくれると、、、まだ、セリフに日本のアニメの成長も感じる。あと、らんまとか日本マンガを取り入れてくれていて嬉しい。
キャラやストーリーはも良かった。
コメディは、日本人とツボが違う。
フランスってこんな下品なコメディ作るんですね。
シティハンターは下ネタが多いですが下品ではない、遼さんもスケベだけどカッコイイ。そんな所がちょっとイメージと違った。
ただ、同時にお笑いのセンスが違う。
笑うところの1/3ぐらいしか笑えず。
あと、らんまとか、細かいところで日本へのリスペクトを感じる。
映画で、ネズミをレンチンして笑ったりできない。アジトが原子力施設なのもなんか価値観が違う。
シティハンターでないとしたら星1つ。
日本文化へのリスペクトが嬉しかったので星2つ。
フランスアクション映画のクセが‥
懐かしくて笑えるアクション映画
シティハンターに特別な思い入れがあるわけではないが鑑賞してみた。吹替版(字幕版やってない?)を鑑賞。
冒頭から下品な笑いと本格的なアクション、キザなセリフ回しがスクリーンに映し出される。あぁ、シティハンターってこんなだよなーと懐かしくなった。
シリアスな展開の中に急にぶちこんでくるエロシーン。このバランスが絶妙だった。エロシーンの内容もほんの少し大人向けに調整してるところもにくい演出だ。
製作者はシティハンターだけでなく、当時の日本のマンガ・アニメが好きなんだろう。公園でサッカーする少年たちの名前が超有名キャラの名前だったり、もろ亀仙人!って見た目の老人が登場したりとサービスカットも豊富だった。
最初は心配していた吹替もまったく問題ない。むしろ吹替でよかったと思えるほど。フランスでシティハンターを実写化と聞いて、なんてバカげているんだ!と思った自分を叱りたい。こんなに面白いぞ!と。
なるほどこれはCITY HUNTER
漫画原作の実写化
この言葉だけで身構えてしまうけれど
原作者のコメント、監督のインタビュー
などから期待して観に行ったのだけれど、なるほどこれはよい出来だ。
俳優も僚に香とよい雰囲気だ。槇村の眼鏡など拘りを感じる。
何より海坊主は完璧だ。
アニメと較べると、コメディとシリアスの割合が逆転してしまっている感はあるが、実写だとこれくらいがよいバランスなのかもしれない。
シリアスよりで、唐突にギャグだと白けたときにいたたまれない。
原作に登場する危険なとこ隠蔽カラスがああも大活躍するとは。
まぁ何れにしても続編がでるなら普通に観たいと思わせる出来だったのは間違いない。
EDにGET WILDが流れるのも判ってるなの思う。
アレはフランス版のオリジナルはどうだったのだろうか?
スタッフロールの曲一覧の中に、GET WILD はあったが、日本語ローカライズの方にもあったし。
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