「旭日昇天!雲外蒼天!食は人の天なり!」みをつくし料理帖 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
旭日昇天!雲外蒼天!食は人の天なり!
2020年映画館鑑賞100作品目
原作未読
漫画もテレ朝ドラマ版もNHKドラマ版も全く観たことがない
可でもなく不可でもなく
映画観る前にしっかり昼飯を食べたせいか料理がそれほど美味しそうに感じなかった
茶碗蒸しパクった商売敵と料理対決でもあるのかと思ったらそういう話ではなかった
生き別れの幼馴染と再会する話である
江戸一の料理人になって親友を身請けしたのだろうか
ハッピーエンドか
2時間くらいの映画に詰め込むには無理だったのではないか
『この世界の片隅で』もアニメ映画より実写のドラマの方が良かったもんなあ
連ドラでじっくり観たい
とりあえず北川景子版か黒木華版を観たくなった
江戸時代に詳しい先生ではないので元号だといつ頃かわからない
四千両が大金なのはわかるが今の金額でどのくらいかわからない
具体的な情報でも時代が変わるとうまく伝わらない
松本穂香は面白い顔をしている
もちろんいい意味で
退屈しない顔だ
着物と日本髪の鬘がよく似合う
洋服より和服がぴったりだ
地獄だというが豪華絢爛煌びやかな地獄である
何が地獄かって幼稚園児じゃないからわかるが地獄と言われると腑に落ちない
本当の地獄は違うぞと
キャスト陣が豪華で松山ケンイチがチョイ役で登場するくらいだ
そんななかで藤井隆だけが浮いていた
芝居が大味で1人だけ吉本新喜劇だった
たしか「あわびが入っているのなぜ知っているの」「顔が悪いから」「話がつながらない」だったかな
そこだけは面白かった
浅野温子のテンションも衰え知らず
ママハハブギやあぶない刑事からちっとも変わっていない
それなりに楽しめた
少なくとも『みをつくし料理帖』の宣伝にはなった
ドラマとかあまり観ないし好んで読む小説も限られているし
あと沢口靖子主演のドラマ『澪つくし』とは関係ないのね