「怪作」ジョジョ・ラビット さかもとさんの映画レビュー(感想・評価)
怪作
噂に違わぬ良き映画
おとぎ話のようなコメディ映画の皮を被っておきながら、エッジの効いた怪作だと思う
あまりに陰惨な時代背景をベースにしながらも、おとぎ話のようにデフォルメされた世界観の中を、カラッとした抜けの良いジョークで明るく描いていくが
その“アンバランスさ“がとても怪奇(良い意味)
純粋に笑えたり、
笑ってしまうのをためらってしまったり、
胸がいっぱいになって、痛くなったり、
希望を感じたり、、
“笑ってるのに悲しくて泣いてしまう“みたいな、不思議な感情の矛盾が生まれる映画
靴紐のシーン
元カレの手紙のシーン
号泣しましたわ
忘れられない思い出がまた一つ増えた
良い映画でした
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