シン・ウルトラマンのレビュー・感想・評価
全878件中、601~620件目を表示
シンウルトラマン。これは、正しくウルトラマンのリブート作品である。
映画や小説アニメに限らず物語には王道と呼ばれるストーリー展開がある。
視聴者や読者が予測するであろう望むであろう求めるであろうストーリーの展開を意味する。
王道とは最大公約数的な展開である。最良では無く最善。
シンウルトラマンは、正しく王道展開である。
気を衒ったり予想を上回ったりする展開では無い。新しい発見や予想を裏切る様な展開は無い。
一見さんには直ぐには理解できない様な用語を並べた台詞を早口で淡々とまくし立てられる。いつもの庵野作品ではあるが、それでも骨子となるストーリーは非常にわかりやすい。
展開が早いため視聴者が答えを予想する前に回答を披露されるが、王道展開なので予想を裏切らないしすっとストーリーが頭に入ってくる。
ウルトラマンの予備知識がなくとも十分に楽しめる点は良い。
だが誰かがレビューで書いてたが、ウルトラマン好きがこんな演出があったらいいな、こんなネタあるんじゃない?そんなオタク同士の会話がほぼ詰め込まれた様な作品と評していた。
決して肯定的な意見ではなくむしろ否定的な意見ではあったが、本作品はそんな作品なんだろう。
しかし、本作品はウルトラマンのオマージュであり、再構築したリブート作品である。
であるならば、それは正解では無かろうか。
余計な雑味を加えず洗練された印象もある。
他の庵野作品のオマージュも散りばめられているが、程よいスパイスになっている。
一緒に見た小5の息子は本作品は100点と採点した。
ウルトラマンシリーズは全く見ておらず予備知識0の評価。ストーリーも概ね理解していたのでリブート作品としては成功していると思う。
ただ若干の消化不良が残る。当初は最後のシーンが淡々と描かれているからで、その為の消化不良かと思ったが、内容を思い返してふと思い至る。
以下若干ネタバレを含む。
外星人とウルトラマンが川岸を変えて居酒屋で話すシーンがある。
これは比喩的な表現ではなく、外星人にとって地球人をどの様に扱うかはサラリーマンが商品の取り扱いについて、もしくは客先との営業内容について悩む様な、その程度の問題でしか無いのだろう。
ゾフィーも数多ある知的生物のたかだか1種が滅んだところでと、そんな趣旨の発言をしている。
つまりこの作品は、地球人類の存亡がかかった大スペクタクル浪漫では無い。
もっと、ずっと小さいスケールで語られた話なんだ。
映画を観ている間も見終わった後も感じた何とも言えない閉塞感。
消化不良な終盤の展開や、非常に狭い範囲のカメラワークで表現されるために感じる閉塞感が原因かと思ったが、多分このスケール感の違いが理由なんだと思う。
作品としては文句なしに良作。とは言えこのもやもや感が消化しきれないので個人的には4.5点。
余談
イオンシネマのTHXで鑑賞したが、普通のスクリーンでも良いかなぁと思った。
「ウルトラマンの美」をもう一度見つめ直す傑作
「自分がウルトラマンに親しみを覚えていた理由はこういうことだったのか・・・」
この映画を見て気づかされた時にはもう涙が止まらなかった。
ウルトラマンをよく知らなくても本作はエンターテイメントとして楽しめるだろう。
シンゴジラのようなインパクトを求めに行った人は消化不良に感じるだろう。
しかし、なぜかウルトラマンに心惹かれ、好きな理由が自分でもよく分からなかった人ほど絶賛する映画に違いない。
この映画のテーマは「ウルトラマンの美とは何か?」ということだと感じた。成田氏が描いた「真実と正義と美の化身」。あの絵で表現したかった真実、正義、美はなんだったのかという事を庵野、樋口監督は目を逸らさずに解釈し、我々に分かりやすく「君がウルトラマンを好きな理由はね、こういう事なんじゃないの?」とヒントを与えてくれる。
最初に降り立ったウルトラマンは「銀色」。神に限りなく近く完全だった彼が人間と融合することで「赤色」が加わり、彼自身も「神」から人間を理解することで一つの「生命体」であることに気づき、最後は人類を守るためにメチャクチャな行動をして完全とは言い難い存在として描かれる。
でもだからこそ!人間の悪いところ、未熟なところを承知な上で人類の可能性を信じて身を犠牲にするからこそ!「真実、正義、美」を感じることができるのだ。ウルトラマンの魅力は神のような力や完全性ではなく、人間の不完全さを理解した上で人類に寄り添い、決して見捨てないところにある。
完全な力を持っているのに寄り添ってくれるところにこそ、優しさ、愛を感じることができる。(この巨大な何かが優しく寄り添ってくれるという感覚はトトロ然り、日本の自然観に由来しているような気がする)
「千万人といえども、吾往かん」
初代ウルトラマンが生み出された時代ではこの考えを当然のごとく持っていたクリエーターが多かった。資本主義が強くなりすぎたこの時代にはただの綺麗事に聞こえる。でもね、もう一度思い出してみていいんじゃないか。現実にこんな事したらただの問題児として処理されてしまうが、こういった行動が認められる世界があったっていいよね。だからそういった意味でも「空想・浪漫」なのかなと。
「初代ウルトラマン」は原点であるものの、技術/予算的制約や子供向け番組という位置付けがあり、ウルトラマンのメッセージ、本質は大人になればなるほど忘れてしまう。
この映画ではそれをありありと分かりやすく描き直した傑作だと思う。
ウルトラ映画としては満点。
リブートですね♪
ニヤニヤが止まらない、数十億円かけたファンムービー
シン・ウルトラマン、メチャクチャ面白かったです
公開から間もないのでネタバレはまだ避けます。
元々ウルトラシリーズは大好きです。
特に昭和に作られたシリーズは、再放送で観ましたから。
でも、アニメや特撮の映画をわざわざ劇場まで観に行くことがあまりないんです。
劇場が遠いから。
今回は制作スタッフが魅力的な人たちばかりでしたから観に行きました。
映画を観に来てもグッズなんて買うくらいならその予算をチケット代に回して数回その作品を観られるということから、劇場では絶対にグッズを買わないという主義を貫いていた私ですが、映画を観終わったあと、数点のグッズを手に取り気がつけばカウンターのお姉さんに「パンフレットもください」と声を掛けていました。
感想はメチャクチャ面白かったです。
TVシリーズを観てきた人がより楽しめるのは当然ですが、今回がウルトラマンをちゃんと観るのは初めてという人でも十分に楽しめる、特撮初心者でもきっと楽しめる作品であると思います。
ただ、序盤からかなり情報量が多いため、面白いのになかなか時間が経過しないという珍しい現象が発生します。
役者さんの演技が素晴らしく、一気に物語に惹き込まれます。
もしかすると幼い子にはちょっと難しいかもしれないくらいに情報量が多いというのは否めませんが、それを差し引いても私はとても感動しました。
誰かとネタバレありで語りたいとウズウズするほどに、年甲斐もなく興奮しました。
また観に行きます。
間違いなく今年の最高傑作だと思います。
私の好きな言葉です。
ピッチャー返し。
凄いねもうレビューが400以上ある。
庵野氏のウルトラマンへのオマージュである。
庵野氏のアングルはマンや7を有名にした実相寺監督の影響大なので、ある意味ピッチャー返し的なしっくり具合。
エンドタイトルを見るとやはりかなり細かく庵野氏が決めていて、樋口氏は撮影監督的な役回りだったのかも知れない。今回は現場での混乱はなかったのだろうか、、仲良くお願いします。
オープニングにシン・ゴジラのタイトルが出るのは何故だろう?、、シン・ユニバース構築のためだろうか?なんかよくわからなかった。
それ以外は楽しめました。長澤まさみファンは絶対見るべきでしょう、しかし彼女の演技的に弱い部分もクローズアップされた気もする。
うぬぼれにも程がある
日本のオタクを想う一方で、世界に媚びぬ特撮映画。単なるリメイクではないが……イイハナシカナー?
「シンゴジラ」を初めて観終えた時の感想を覚えていらっしゃいますでしょうか?
「ハリウッド版ゴジラに負けないようなKAIJU映画を期待していたら、庵野監督のこだわり満載の日本災害特撮映画だった」あのシンゴジラを。
あの方向ベクトルが更に振り切って「日本の超上級者SF特撮オタク向け」という超ピンポイント偏重された映画がこの「シンウルトラマン」です。
今作は庵野氏は監修という立場だったので作品としては樋口監督の趣味とも言えるかもしれませんが、それでも一般大衆にウケるかどうかも怪しく、ましてや初見の海外ファンなぞ大気圏外に置き去りして、「超上級者のオタク向け」とも言える(良い意味で)酷い出来となっております。
中身は過去特撮作品のリスペクトやオマージュ満載の特盛コース。
ウルトラマン初登場から「お前のその飛び方はおかしい」とツッコミどころばかりで、80年代90年代の旧特撮によくあった戦闘シーンを思い起こさせます。
ところどころ荒い画質になったり、雑コラのような合成画面も、製作陣のこだわりでしょう。
(シンゴジラでも、わざわざ電車爆弾を特撮のような安っぽい感じにしたらしいですし……)
皮肉なのかギャグなのか、Qべぇマグカップが出てきたシーンは流石に吹き出しましたw
故に「超上級者のSF特撮オタク向け」映画。どこぞのオタキング氏なら大笑いしながら観ることでしょう。
ガラパゴス化する日本特撮映画と比喩できるかもしれませんが、こういった尖った変化は個人的には好ましい思います。
(少なくとも、視聴した映画館の幕間予告流れていた某錬金術師実写化映画よりは、はるかにマシ)
問題は一般の方々に受け入れられるかどうか、でしょうか。
「シンゴジラ」は災害映画としても見ることが出来た為、特撮ファン以外の一般ファンにも受け入れられましたが……
「シンウルトラマン」はシリアスな笑いも多く、元ネタを知っていて訓練されている特撮ファンなら笑って流せるシーンも、一般のファンの方だと白けてしまう可能性も大いにあるのではないでしょうか。
長々と書きましたが、それだけ「人を選ぶ」映画かと思います。
新・初代ウルトラマン
始まりのタイトルロールから遊び心いっぱいでワクワク!
ただ、制作会社のテロップが多過ぎかな。東宝マークとTSUBURAYAだけで後はエンドロールでよい。
世界観と構成・進行は『シン・ゴジラ』と同じ。
だが、自分が観ている印象としては、情報量や台詞はさほど詰めている感じはしなかった。
今回、怪獣を禍威獣、科特隊を禍特対としているが、禍威獣は台詞の呼び方は一緒なので気にならないし、科学と銘打っていなくとも現実科学 (化学?) 的な対策で問題を解決していくので、ちゃんと科学を使った対策部隊である。
そして流石は庵野秀明さん!と思ったのは、舞台は現代日本だけれど、『ウルトラマン』の存在や大まかな設定は初代と同じにして、これを2時間の映画の屋台骨にして分かりやすい筋にしてあることで、オリジナルを知っているファンにも、初めてウルトラマンを観る人にも楽しめるようになっている。
そしてそして、主演のウルトラマン。
余分なものを一切削ぎ落とした美麗な佇まい、特殊な技はスペシウム光線と八つ切り光輪のみでワチャワチャうるさく、汚い (←失礼w) 禍威獣たちをスカッと倒す。
シンプル・イズ・ベストとはよく言ったもので、ウルトラマンの強さを表現するにはこれで充分。
フルCGにより、スーツアクトでは見られないアクションもありカッコ良かった。
ラストの敵の倒し方はもっと派手だと盛り上がったかな。
今回の「シン」は『シン・ゴジラ』ほどあらゆる意味は含まれていないと思う。
素直に現代解釈された、2022年版初代ウルトラマンだと思って鑑賞すれば良い。
『空想特撮映画』ですから。
庵野節、炸裂。
「シン・ゴジラ」も一癖ありましたが、期待通り、本作も庵野監督ならではのウルトラマン。
コント風の笑いが散りばめられているので、深刻さが隠されていますが、振り返って考えれば相当重い話。半世紀前の子供向け番組の設定を、よくぞこれだけリアルに(もっともらしく)肉付けして再構築したものです。登場する怪獣や宇宙人、さらには映像表現やストーリーまでも、旧作の換骨奪胎になっていて、庵野監督にしか出来ないであろうオタク的な作りこみがなされています。
BGMも懐かしい昭和のメロディをそのまま持ってくるとは……。
ただし、「シン・ゴジラ」もそうでしたが、ひねった政治風刺が効いている点には、庵野監督らしさが強く感じられますので、旧作(原作)とは似て非なる作品とみなさないと、違和感を持つ円谷特撮ファンもおられるかもしれません。
私は、気に入りましたよ。仮面ライダーもどうなるのか、楽しみにしています。
庵野監督、GOOD JOB !
触らぬ神に祟りなし、それが私の一番好きな言葉だ。
はい。よく私のやんちゃレビューを覗きに来て頂きました。ありがとうございます。
最初に言っちゃうとこの映画もネタバレ厳禁なやつ。
触らぬ神に祟りなしですよ。今すぐ劇場にGO‼️
で・・・これで終わりにしようかなと・・・いやそれじゃつまんなすぎじゃん。少しおまけで語らせて頂きます。ネタバレはなしで。
さてと・・・ちょっと前の事です。最寄りの駅近くに本屋があるんですよ。本当に小さな本屋。結構通ってるうちに本屋のラインナップが見えてくるんですね。それは・・・
映画に関する書籍が多めなんです。それでいっつも並んでる本があるんです。それは・・・
怪奇大作戦大全
お値段はやや高め。2000円以上。誰が買うんだこの本?相当物好きなやつだな。しかし気になるんで時々立ち読みをしていました。そして、ある日の事、清水の舞台から飛び降りる気持ちで購入しました。ところがビックリした事が有ったんですね。レジで会計待ち。おばちゃんが言いました。
ありがとね。私やってたのよ。
えっ?なに?
これのスクリプト。
えーー関係者かよ‼️
おばちゃんはどうやら怪奇大作戦のスクリプトをやってたらしい。凄いな。それこそ・・・
怪奇大作戦だわ‼️
現在も現存する本屋なんでぼかしたけどね、今考えると欠番の「狂気人間」の話しを聞けばよかったな。もう未来永劫見られないんだよ。中身は・・・
キチガ◯は罪に問われない。そこで復讐をしたい人を一時的にキチガ◯にする話しです。なるほど無理だわ。時系列で言うとセブンと新マンの間。
さてと・・・枕はおわりますが、あれっ?まだ読んでるんですか。知りませんよ。
やたらな事を言うと特撮オタの方々は怒るからなあ。
この映画は初期の「ウルトラQ」「ウルトラマン」「ウルトラセブン」が大好きな人に捧げた映画。記憶にはほぼないんですが、再放送や最近のBSで見てるぐらいの半可通の私が語るのは申し訳ないです。
ストーリーを、あえて雑に言うと前半は怪獣(禍威獣と劇中では言ってます。めんどくせー。夜露死苦かよ!)
後半は地球人滅亡を企む宇宙人との権謀術数。いやわざと雑にしてるんですよ。
それでね楽しいんですよ。これがまた。盛りだくさんの内容で。ラーメン二郎全部乗せ状態。
笑い、興奮、怒り、セクシー、感動。ポーカーだったらエースのファイブカード。
無理じゃ‼️
それで最初はウルトラマンは銀色の巨人扱いなんですがだんだんと・・・あれ?こいつ地球人の味方じゃね?神じゃね?
またね、ウルトラマンが勝ったあとにチラリと振り返るのがね・・・
セクシー
小泉進次郎か!
いやねウルトラマンだから表情はないんですが・・・
お前は弥勒菩薩か‼️
ジャパネスクですよ。決めのポーズも素敵。まるで歌舞伎だよ。私は画面に向かって声をあげたもん。
よっ‼️つぶらや‼️
失礼しました。上映中は静かにしましょう。
エンドロールです。監督は樋口真嗣ですが、一番名前が上がっていたのが庵野秀明。脚本だけじゃなく全方位にね。音楽や効果音まで。
私の奥底に眠るウルトラオタを呼び寄せた。最初のロゴから呼び寄せた。いや私はオタじゃない・・・でもね今、藤沢のダンの店(カフェテリア ジョリー シャポー)に猛烈に行きたいんですよ。
実はね割と最近「ウルトラマンが泣いている」って本を読んだんですよ。作者は円谷英二の孫、円谷一の息子。円谷英明。骨肉相食むの中身。でも私は・・・
ウルトラマン【で】泣いている
なんとも薄いレビューでごめんなさい。お付き合い頂きありがとうございました。
昭和の荒唐無稽さ
この映画を全編バリバリのCGでやってもただただ白けるだけだ。
所々に垣間見るショボい特撮的な表現はワザとに決まってるじゃないですか
これがヨーロッパ映画だったら皆さま手を合わせて有り難がってるんじゃないんですか?
マーベルや恋愛映画しか観ない人にはちょっと無理な映画かもしれない
かといって一部のオタクにしか受け入れられないような間口の狭い映画でもないと 劇場の熱気から感じました
高度経済成長期の産んだ完全無欠のヒーローウルトラマン
日本特有の価値観を日本人にしか表現出来ない表現の仕方で表現したと思います
ただただウルトラマンの姿が美しい
音と画が理屈抜きにカッコいい
作り手側の愛情が溢れている
ちょっと長澤まさみさんの扱いが難しかったかも
もう一度観に行かなくては
シン仮面ライダーにも期待だ。
個人的にはエヴァンゲリオンの最後の映画よりも表現が自由で面白かった
ウルトラマンは切ない
元々オリジナルに内包されていた「正義とは?」「人間とは?」といったシリアスな問題提起と、庵野秀明氏が描き続けている世界観(俺は多分に宗教的なものを感じています)が、見事に融合していたと思います。
もちろん現在の映像技術によるスペシウム光線や飛行シーンなど、思わず唸るほどカッコいいし、なによりウルトラマンの造形が実に「美しい」です。
ですがエンドロールの間、自分が感じていたのは、エンタメを堪能したという高揚感よりも、むしろ切なさや寂寥感のようなものでした。
それは決して期待を裏切られた失望からではなく、まさに自分が庵野ワールドに魅入られる本質を再確認した、というようなもので、期待に違わず良い作品を観せてもらった、ということです。
ウルトラQ、ウルトラマン世代の感想
スコンと真っ二つ
庵野さんが、ウルトラマンの素材をバラして繋ぎ合わせて、好き放題遊び倒した二次創作的かつ総集編的な作品といった印象。
序盤から、実にテンポよくストーリーが展開し、プロレスから光線ピロピロ~、スラッシュでスコンと真っ二つ...「そうそう!それそれ!」と懐かしいシーンに興奮するも、中盤以降は政治的なやり取りや、広げた風呂敷を畳む作業がメインになり、少々トーンダウンする印象。
ストーリーは綺麗にまとめられており、脚本が丁寧に整理されていることにも好感を持ったが、個人的にはもう少しプロレスを見たかった。
もう、序盤の勢いのまま怪獣(←こっちが正解)をバンバン出してプロレスに終始してくれても良かったのでは...とも思ったが、それだと「外星人たちとの戦いや、自身も外星人であるが故の苦悩を描く」というウルトラマンならではの魅力が減退してしまうのか。
やはり、ウルトラマンは映画としてではなく、本来のTVシリーズとしてリメイクすべき作品ということか。
あと、当時の作品にありがちな、唾液を飛ばしながら喘ぐような発声をする役者たちや、怪獣たちの「うす汚れた着ぐるみ感」も、当時の作品に独特の不気味さや緊張感や生々しさを与えていたのだなぁ...と、綺麗に生まれ変わった今作を見て改めて実感した次第。(その分、鑑賞しやすくなってるけどね)
正直、オリジナル作品として観た際の、新たな発見や驚きはほとんど無かったし、ゼットンの「扱い」など納得できない所も無くはないが、新たな解釈を加えて再構築(リブート?)された作品としては、全体を通してよくできてるなと感心した。
ちょっと物足りない
個人的にウルトラマンは怪獣との戦闘シーンが見所だと思ってるんですが、ちょっと物足りなかったかな。
戦闘シーンがダメだったという意味ではなく、短い。怪獣も迫力があってウルトラマンもカッコイイ、だからこそ「もっと見たい」と感じました。大人向けに作られたものだからかドラマパートに時間が割かれてしまってます。子供の頃にワクワクしながら手に汗握って見ていた、ウルトラマンと怪獣の戦いを再び楽しめると期待していただけに、少し残念。
シン・ゴジラは終始ワクワクしっぱなしであっという間に観終わったけど、ウルトラマンの方はドラマパートの途中で少し寝てしまいました。内容的に1回の映画でまとめるよりは、テレビシリーズでじっくり描いて掘り下げて欲しいと感じました。出てない怪獣たちもまだまだいっぱいいるし。テレビとかNetflixでドラマ化してくれないかな。
個人的なトータル評価は星3ですが、随所に小ネタが散りばめられていて、確認する意味でも1回目より2回目以降の鑑賞の方がより楽しめると思います。
全878件中、601~620件目を表示