シン・ウルトラマンのレビュー・感想・評価
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メタウルトラマンとウルトラセブンのアングル
怪獣も結構出てた。特撮感満載なのもうれしいがCGのなせるわざなんだろうな。
特撮がらみで狭い地域で戦う軛からも解放されたウルトラマン。
斬新で小ぎれいになっていたが空を飛ぶ時は昔のイメージのまま。これはファンサービスとしても良かったかも。
後半、ウルトラセブン的なSF世界観になりつつもうまくまとまってよかった。時々笑える展開もあって飽きなかった。
一流の俳優さん達だったけどセリフ回しの変な感じは監督の演出なんでしょうか。
結構人気なのか今日(公開4日目)まで雑音を排除するのに苦労した。
これに限らず他人の感想やストーリーを知る事無く、まっさらの気持ちで見たいんですよ。
壮大なスラップスティック
映画「シン・ゴジラ」を鑑賞したときのような感動を期待したが、何故かしら、何も感じなかった。樋口真嗣監督と庵野秀明さんのコンビは同じなのに、本作品には「シン・ゴジラ」にあった重厚感がない。ずっしりした革ジャンとペラペラのウインドブレーカーくらいの差がある。
「シン・ゴジラ」で唯一違和感を感じたのは米大統領の特使カヨコを演じた石原さとみである。演技がどうのというよりも、若すぎたのだ。カヨコ以外は、長谷川博己が演じた主役の矢口蘭堂官房副長官をはじめ、それぞれに人間的な深みがある役だった。そしてカヨコも矢口蘭堂との関わりの中で、不安や恐怖を吐露し始め、骨太な人間ドラマとしての作品を支えることになる。
本作品で長澤まさみが演じた浅見弘子がカヨコに似ていた。しかしカヨコが次第に世界情勢が絡む問題の本質を理解し始めるのに対し、浅見弘子はずっと同じノリである。人間的に軽いままなのだ。その軽さが、本作品そのものの軽さとなってしまった。
主演の斎藤工や有岡大貴、早見あかりはそれなりに頑張っていたが、いかんせん浅見弘子の軽さをカバーするまでにはいかなかった。長澤まさみはスタイルのよさが取り柄みたいな変な展開には違和感しかない。
もしかしたらギャグ映画だったのかと、はっと気づいた。ウルトラマンと宇宙人が日本の居酒屋で交渉をしたり、宇宙人と総理大臣が書面の覚書を交わしたりするのは、たしかにギャグだ。であれば、長澤まさみのアホなシーンも頷ける。本作品は壮大なスラップスティックなのだ。
今年最大の期待値
まずはウルトラマンをスクリーンに登場させてくれたことに⭐️4。しかしながら、内容は
微妙。一回観ただけでは分からない、でももう一度劇場で観るかといえばどうだろ。オリジナルのエピソードがいろいろ入っているけど、詰め込み過ぎかも。巨大化笑えたけど、あれいりますか?バルタン星人出して。
1話30分原作の映画化とは。
とにかく愛を感じた。
商業用の匂いの前にちゃんと愛がある。
ちゃんと空想特撮映画が好きな人達が創ってる
(だから期待度大なんだけどね)
まずオープニングで本当に涙が溢れた。
マジで「そこも感動させてくれるのぉ!?」
とポロポロポロ(´;ω;`)
幸せな112分をありがとう。
楽しい時間でした。
とはいえ物足りなさも多々。
多分1話30分に慣れてるので
沢山の怪獣観たい欲が仇となったのか?
とか
物語上仕方ないが
「ハヤタ隊員じゃないと、この感情が消えるのか」
とかあるけど、
でも、満場一致で出来る物語ではないので
本当に感謝しかない。
楽しかったです!
帰ってきたぞウルトラマン
世代ではなかったけど、家にあったVHSを何度も子供の頃見た。
情報量が多いし、ちょっと駆け足だったかもしれないけど、作品へのリスペクトと特撮愛がめちゃくちゃ詰まっている。
テレビのウルトラマンの重要な話を詰め込みつつ、現代に置き換えて、初見でも置いて行かれることなく、一つの映画に纏めているのは凄い。
見終わったあと兄に聞いた話。庵野さんはウルトラマンも作りたくてエヴァを作ったらしい。
なるほど、ウルトラマンにエヴァみを感じていたけど、それは反対でエヴァにウルトラマンを感じたんだなと。
個人的に滝くんの普通の人なところがとても好き。
あんなすごいヒーローや外星人や人間の化学の範疇を超えた存在が現れたら自分はちっぽけになる。
待てば海路の日和あり
私の好きな言葉です。
ウルトラマンが斎藤工なのか、斎藤工がウルトラマンに寄せたのか。出現時も常に漂う斎藤工テイストに関心すると共に笑っちゃいました。メフィラス山本もね(笑)。
終盤とエンディングテーマで感情全部持っていかれました。中盤位までは「コメディ?パロディ?」なんて思っちゃってましたけども。何よりも上映前に流れてた「シン仮面ライダー」の予告編が見事過ぎて…。
あ、知ってても知らなくても面白いと思います。知ってると鳥肌とヨダレと笑いが釣瓶撃ちで襲ってきますけども。
萌えない
萌え要素少なくてガッカリ。
斎藤工の演技は素晴らしいし長澤まさみはチャーミングなんだけど、科特隊には官僚の背広ルックではなくちゃんとお揃いのユニフォーム着てジェットビートルとかカッコいいクルマ乗ってレーザーガンで戦って欲しかったよ!机の上でノートパソコンいじってるだけじゃなくてさー!せっかく長澤まさみが出てるのに科特隊ユニ着せないとか信じられない‼️
あと禍威獣(怪獣)を主役にしてもっと大暴れさせて山の中だけじゃなくて東京のど真ん中でスカイツリーとか首相官邸とか虎ノ門ヒルズとか破壊しまくって欲しかったしデザインがイマイチ特にゼットン可哀想!こんなん最早怪獣じゃないじゃん。
あとシンゴジラにも思ったけどつまんない霞ヶ関&永田町の茶番の小芝居やめてほしい全然リアリティ無いし観てて恥ずかしくなる。ただし新聞記者でも思ったが田中哲司だけはホンモノの官僚みたいで実際にこんな感じの人たくさんいる笑
ワンパターンな展開で残念
禍威獣をちぎっては投げ、ちぎっては投げの展開で新鮮さがないと思いました。空を飛ぶポーズからのサマーソルトや、メフィラスとウルトラマンの脚と脚が蹴りあうシーンは面白かった。しかし私は正直脚本がイマイチだった。『シン・ゴジラ』のようなシリアス要素が薄かったので個人的には肩透かしを食らった感想です。
キャスティングは最高だった。禍特対は追い込まれれば追い込むほどキャラクターが爆発する人たちだったので、観ていて飽きなかった。
演出に関して、子供向けの特撮には出ないシーンがあって、禍特隊の船縁の自主規制音(ピー音)があったり、田村の喫煙シーンはちょっと意外でした。
もう一回観ようと思いますが、Youtubeの解説動画を見ると新しい視点で観賞できると思うので一回だけじゃ否定できない映画でした。
ウルトラマンを初めて見た感想
誰もが知るウルトラマン。カネゴンとかバルタン星人とかそんなやつと戦うのかな?なんて考えながら、初めてその戦う姿を鑑賞するため映画館へ行きました...が
ウルトラマンて胸に3分タイマーなかったっけ?とか宇宙から来る謎のヒーローじゃないの?とか...本場(?)からウルトラマンの何たるか教えてもらいました。
本作品は汚い人間性が散見され、イラッと来るシーンがありました。特に手のひら返しや政府の責任の擦り付けのような会話の駆け引き...
でも結局やってる事は関係ない宇宙生命体の殴り合いですからね。横で小難しい事を話してる役に立たないホモサピエンスと力を持つが故に利用される正義のヒーロー『ウルトラマン』
そんな彼の勇姿は魅力的でしたが、救うに値するような登場人物がいなかった為、地球にいっそ滅んでしまっては?とふと思うような...そんな風刺ありありな映画でした。
シン・マルチバースへの序章の一歩となってくれ。
本作は、初代テレビ版ウルトラマンへのオマージュが多い作品だとは聞いていたが、
ここまでやるのかと思ってしまう。
着ぐるみ怪獣の使いまわしネタ。
銀色から赤色の体色変化(カラーテレビ普及率を表しているのかなぁ)や、独特なカメラワーク。
空の飛び方や飛行効果からのオマージュ。
当時の効果音・劇中曲。
ゾフィーのゾーフィ呼びなど、あげるとキリがない。
ストーリーは主に4つの話を繋げたダイジェスト的な作品で、一本の映画として見ると、やや小間切れ感があるため、骨太の物語を見たかった方には物足りなさを感じたかも知れない。
また、過去の映像を現代風にリメイクする事に重きを置いているようにも感じるので、ウルトラマンの大きさを表す為の装置が戦場セットのみで、人間側からウルトラマンや怪獣を見上げるような映像が極端に少ない。シン・ゴジラはゴジラの大きさを感じるカットが多かったので、巨大怪獣の恐怖を感じられるが、本作はそこの恐怖感がオモチャのような愛らしさすら感じるのが、作品の方向性とズレているようにも感じる。
しかし、やはりウルトラマンの格好良さに関しては素晴らしい。ウルトラマンと言えば、基本的には宇宙プロレスを見る作品だ。そこに関して言えば、本作の面白さは非常に高い。
ネロンガ・ガボラ戦も素晴らしいが、特に素晴らしいのはザラブ星人(偽ウルトラマン)との戦闘時の、市街戦。ビルの間を飛ぶウルトラマンの映像は美しいとしか言いようがなかった。
本作でのMVPはメフィラス星人役の山本氏。いやぁ、絶妙な変態感と胡散臭さ(良い意味で)である。ビジュアルも、より現代風になっている為、スタイリッシュ悪魔な感じが良い。
各所で言われているが、渦特隊 が全然活躍しない。
現場の指揮権の行使のみで、情報収集程度の仕事。基本的には現場に行くけど有効打を出さないし、最終戦での結論もウルトラマン頼み。もっと人類の叡智の結晶を見せて欲しかったよ……。
特殊兵器の開発や、ビーグルでウルトラマンとの共闘とかあっても良かったのでは?
そこが肝だと思っていたので、渦特隊にイマイチ感情移入が出来ないのが残念。
ただ、見終わった後の感想としては、……昔、正月くらいには特撮のダイジェスト特番とかあったなぁと。意外と面白くて、それを見て作品を知ったものも多かったなぁと。
それに近い感覚があったので、まさに初代のテレビシリーズを模しているとも言える。
難しい言葉は多いが、内容はシンプルなので万人向けとも言える本作。
劇場で初代ウルトラマンの「音」を楽しむ事に特化した映画とも言えるので、劇場での音に特化した宇宙プロレスを楽しんで欲しい。
個人的にはラストの余韻がもう少し欲しい派なので、そこについては今後のシン・サーガとも言えるマルチバース展開での「帰ってきた」あたりを待ち望みたいと思う。
※シン・仮面ライダーも公開するし、1993年に発売された「スーパーバトル ウルトラマンVS仮面ライダー」をもう一度やろうとしているのかなぁ。いっそ、2大ヒーローに復活したゴジラと戦ってもらっても良いので、そんなお祭り映画を作って欲しいなぁ(版権的には頑張ってクリアして頂いて……)
最初から最後までクライマックス
元のテレビシリーズを知らない人でも楽しめるエンタメ作品に仕上がっていたと思います。
知っている人には、リスペクトするような小ネタも満載なので、より楽しめるかと。
作品タイトルロゴが出てきた瞬間からずっとクライマックス。
三幕五戦八場のスピーディな展開は、サブスク配信にYouTubeやTikTokなどで倍速再生に慣れた子供たちすら飽きさせることはないはず。
それに、ウルトラマンも怪獣も、庵野さん監修のもとに作られた、直感的に「かっこいい」「美しい」と思わせる造形なので、老若男女問わず視覚的に引き付けられると思います。
なにより、役者さんの持ってるポテンシャルを引き出す演出・撮影がすばらしく。
主演の斎藤工さんもよかったですが、終わってみれば長澤まさみさんと山本耕史さんのことばかり思い出します。
このあたり、役者の演じるキャラを丁寧に撮る、樋口監督の手腕がいかんなく発揮されたと思います。
私自身、ものすごく面白かったと感じたし、何度も観返したいと思いました。
ただし、若干の懸念が2点。
まず、本作ではテレビシリーズ最終話「さらばウルトラマン」に描かれた「宇宙人と人間のコミュニケーション」「ウルトラマンが人間を好きになって守りたい気持ち」を大事に膨らませています。
かつてのテレビシリーズでは、最終回と宇宙人の絡む数話以外は「怪獣と科特隊(人間)」が主人公で「人間目線」で物語が構築されていました。
今回は「ウルトラマンが主人公」になり、人間と外星人の狭間にある「ウルトラマンから見た目線」が多く入れられたため、(禍威獣の脅威にさらされる当事者・地球人類側視点=自分事としてではなく)俯瞰した「第三者」「観察者」から見た人間の姿が描かれることになります。
これによりSF的要素が強まり、かつ『ウルトラセブン』に近いテイストが足されていたように思います。
そのことが、物語に没入しにくくする可能性があるかもと。
もう一つが、お色気やフェティシズム要素が強いこと。
コメディ要素として機能するように描いてはいるのですが、一部には過剰反応して叩く人が出そうなことも心配です。
本来ならその辺をマイナスと思わず、物語を面白くする工夫と捉えたほうが、作品を素直に楽しめるとは個人的には思うのですが、娯楽は嗜好品なので……捉え方は人に寄りけりかなと。
そんな不安は杞憂・取り越し苦労で済むように、大ヒットしてくれたら嬉しいかな、と。
劇場から出るときに、興奮していたよその子どもたちや、女性たち、外国人たちの姿が見えたので、心配しなくてよいのかもしれません。
シンウルトラマン。これは、正しくウルトラマンのリブート作品である。
映画や小説アニメに限らず物語には王道と呼ばれるストーリー展開がある。
視聴者や読者が予測するであろう望むであろう求めるであろうストーリーの展開を意味する。
王道とは最大公約数的な展開である。最良では無く最善。
シンウルトラマンは、正しく王道展開である。
気を衒ったり予想を上回ったりする展開では無い。新しい発見や予想を裏切る様な展開は無い。
一見さんには直ぐには理解できない様な用語を並べた台詞を早口で淡々とまくし立てられる。いつもの庵野作品ではあるが、それでも骨子となるストーリーは非常にわかりやすい。
展開が早いため視聴者が答えを予想する前に回答を披露されるが、王道展開なので予想を裏切らないしすっとストーリーが頭に入ってくる。
ウルトラマンの予備知識がなくとも十分に楽しめる点は良い。
だが誰かがレビューで書いてたが、ウルトラマン好きがこんな演出があったらいいな、こんなネタあるんじゃない?そんなオタク同士の会話がほぼ詰め込まれた様な作品と評していた。
決して肯定的な意見ではなくむしろ否定的な意見ではあったが、本作品はそんな作品なんだろう。
しかし、本作品はウルトラマンのオマージュであり、再構築したリブート作品である。
であるならば、それは正解では無かろうか。
余計な雑味を加えず洗練された印象もある。
他の庵野作品のオマージュも散りばめられているが、程よいスパイスになっている。
一緒に見た小5の息子は本作品は100点と採点した。
ウルトラマンシリーズは全く見ておらず予備知識0の評価。ストーリーも概ね理解していたのでリブート作品としては成功していると思う。
ただ若干の消化不良が残る。当初は最後のシーンが淡々と描かれているからで、その為の消化不良かと思ったが、内容を思い返してふと思い至る。
以下若干ネタバレを含む。
外星人とウルトラマンが川岸を変えて居酒屋で話すシーンがある。
これは比喩的な表現ではなく、外星人にとって地球人をどの様に扱うかはサラリーマンが商品の取り扱いについて、もしくは客先との営業内容について悩む様な、その程度の問題でしか無いのだろう。
ゾフィーも数多ある知的生物のたかだか1種が滅んだところでと、そんな趣旨の発言をしている。
つまりこの作品は、地球人類の存亡がかかった大スペクタクル浪漫では無い。
もっと、ずっと小さいスケールで語られた話なんだ。
映画を観ている間も見終わった後も感じた何とも言えない閉塞感。
消化不良な終盤の展開や、非常に狭い範囲のカメラワークで表現されるために感じる閉塞感が原因かと思ったが、多分このスケール感の違いが理由なんだと思う。
作品としては文句なしに良作。とは言えこのもやもや感が消化しきれないので個人的には4.5点。
余談
イオンシネマのTHXで鑑賞したが、普通のスクリーンでも良いかなぁと思った。
「ウルトラマンの美」をもう一度見つめ直す傑作
「自分がウルトラマンに親しみを覚えていた理由はこういうことだったのか・・・」
この映画を見て気づかされた時にはもう涙が止まらなかった。
ウルトラマンをよく知らなくても本作はエンターテイメントとして楽しめるだろう。
シンゴジラのようなインパクトを求めに行った人は消化不良に感じるだろう。
しかし、なぜかウルトラマンに心惹かれ、好きな理由が自分でもよく分からなかった人ほど絶賛する映画に違いない。
この映画のテーマは「ウルトラマンの美とは何か?」ということだと感じた。成田氏が描いた「真実と正義と美の化身」。あの絵で表現したかった真実、正義、美はなんだったのかという事を庵野、樋口監督は目を逸らさずに解釈し、我々に分かりやすく「君がウルトラマンを好きな理由はね、こういう事なんじゃないの?」とヒントを与えてくれる。
最初に降り立ったウルトラマンは「銀色」。神に限りなく近く完全だった彼が人間と融合することで「赤色」が加わり、彼自身も「神」から人間を理解することで一つの「生命体」であることに気づき、最後は人類を守るためにメチャクチャな行動をして完全とは言い難い存在として描かれる。
でもだからこそ!人間の悪いところ、未熟なところを承知な上で人類の可能性を信じて身を犠牲にするからこそ!「真実、正義、美」を感じることができるのだ。ウルトラマンの魅力は神のような力や完全性ではなく、人間の不完全さを理解した上で人類に寄り添い、決して見捨てないところにある。
完全な力を持っているのに寄り添ってくれるところにこそ、優しさ、愛を感じることができる。(この巨大な何かが優しく寄り添ってくれるという感覚はトトロ然り、日本の自然観に由来しているような気がする)
「千万人といえども、吾往かん」
初代ウルトラマンが生み出された時代ではこの考えを当然のごとく持っていたクリエーターが多かった。資本主義が強くなりすぎたこの時代にはただの綺麗事に聞こえる。でもね、もう一度思い出してみていいんじゃないか。現実にこんな事したらただの問題児として処理されてしまうが、こういった行動が認められる世界があったっていいよね。だからそういった意味でも「空想・浪漫」なのかなと。
「初代ウルトラマン」は原点であるものの、技術/予算的制約や子供向け番組という位置付けがあり、ウルトラマンのメッセージ、本質は大人になればなるほど忘れてしまう。
この映画ではそれをありありと分かりやすく描き直した傑作だと思う。
ウルトラ映画としては満点。
リブートですね♪
忙しい描写とケチつける人も居るだろうけど、一年かけて、描くドラマを映画サイズにするのだから、多少の無理は、諦める。
樋口氏の持ち味もきちんと活かして、特撮であることに拘りを持っているのが、オラには、響きました。
ニヤニヤが止まらない、数十億円かけたファンムービー
ニヤニヤが止まらない、数十億円かけたファンムービー。
大画面でウルトラマンを観れて良かった。
大画面で長澤まさみを観れて良かった😁
メカが丸で出て来ず、米軍頼みなのが残念。
日本の属国状態を憂いたかったのだろうが、
そんなことを忘れさせる超絶カッコいいメカを観たかった。
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