劇場公開日 2019年10月25日

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「これはSFではないんじゃないかな?」ロボット2.0 ガーコさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0これはSFではないんじゃないかな?

2019年10月16日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

楽しい

興奮

ショック…((((;゚Д゚)))))))
しばらく何も頭に浮かばないくらい…
ショック(´༎ຶོρ༎ຶོ`)

良い悪いを飛び越えて、なんか次元を超えた作品を見せつけられた感じ!
頭をいろんな思いが駆け巡っている…。

私が感想云々言うよりも、気になった人はとりあえず観た方が早い気がする。
自分の感性のままに映画を堪能してほしいです。

90億円ものお金をかけた。
カット割が史上最多。
インド市場最高の興行収入。
ヒロインの女優が国民的美女。
などなど見どころ満載の映画でしたが、
個人的に私が気に入ったのは、『パッドマン』の映画で主人公を演じた、アクシャイクマールさんの演技力!

『パッドマン』では、紳士的で誰からも愛される素晴らしい男を演じていたのに、今回は真逆…Σ(゚д゚lll)

正直、私のショックの一番の理由は、彼がとんでもない悪役を演じていたから…。(´°̥̥̥̥̥̥̥̥ω°̥̥̥̥̥̥̥̥`)
しかも白髪のお爺ちゃんになっちゃって…。
私の中のダンディなイメージが、ガラガラと音を立てて崩れ去りました。

しかし、そんなショックな気持ちも、彼の演技を見ていたら薄れてきたことも事実。
ロボットになったり、空を飛んだり、特殊メイクになったりと、これまでにないいろんな彼が見れました(//∇//)

悪役の彼も案外捨てたもんじゃないかも…と、最終的には思えるくらいの素晴らしい演技!
もちろん主役のおじさんロボも良かったけれど、私的にはスマホロボのアクシャイクマールさんにハマりました!

実は、ヒーロー物ってあんまり得意ではないのですが、今回インド映画だから観ようと思ったことが一つ。
そして、前作の『ロボット』を観ていたことも大きな理由。
いざ今回試写会に参加したら、予想以上の盛り上がりにとても満足でした。

正義と悪の戦いは、CG満載のクオリティの高い技術力!
途中、『チャーリーとチョコレート工場』に登場するウンパルンパみたいな、小ちゃいおじさんがたくさんでてきたところには、ニヤニヤが止まりませんでしたが、スマホロボVSおじさんロボとの戦いは、大いに笑わせてもらいました!

また、音の重厚感に、最初から最後まで心臓がじんじんと痺れまくりでした。エンドロールでは、インド映画特有の歌とダンスがありましたが、まさかのディスコのようなノリの良い音楽にビックリ!
今風のカッコ良い曲調に痺れました!

最後の最後に、視聴者に向けてメッセージを残すような、心に響く言葉のラストにも感動(๑˃̵ᴗ˂̵)
環境問題もうまく取り入れた、重みのある言葉に心揺さぶられました。

最後に、勧善懲悪の世界をものの見事に描いてくれた、インド映画に拍手!
*・゜゚・*:.。..。.:*・'(*゚▽゚*)'・*:.。. .。.:*・゜゚・*

今回は試写会のゲストに、芸人のハリウッドザコシショウさんが登場!
映画の上映前に芸を披露してくれたのですが、ないようをしらないがために、いまいち芸が盛り上がらず…⁈
映画を観終わってから、彼の芸を見たらもっと大爆笑だった気がしますが…。

有村昆さんとのトークの掛け合いがとても面白かったので、それはそれで満足(≧∀≦)

とても豪華な試写会をありがとうございました(๑>◡<๑)

ガーコ