全裸監督 : 特集

2019年8月5日更新

山田孝之が、“最も演じたい”役どころを体現する――
熱き男の激動の人生紡ぐ、“放送禁止の熱演”を見よ! この役者バカっぷり
やっぱり最高だ…! こんなドラマ、Netflixでしか見られない――!

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その実力と存在感から独自の地位を確立し、日本を代表する俳優へとなりつつある山田孝之が、Netflixオリジナルドラマ「全裸監督」(8月8日から世界190カ国に配信開始/全8話)で世界に殴り込みをかける。本作で彼が挑んだのは、“裏のメイド・イン・ジャパン”。“一時代を築いた男”の激動の人生を体現し、“放送禁止”とも言える熱演を見せている。


すさまじい熱演が画面を覆う! 山田孝之が演じたくて仕方なかった“あの男”
かつてない“やりたいこと全開”で、激動のサクセスストーリーを演じきる!

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「最高の役者バカだ」。本作の山田を見ている間中、そんな思いがふつふつと沸き上がる。ブレーキをかけることなく“やりたいこと”をやっているその姿に、見ているこっちも喜びを感じ、にやけてしまう。第1話を20分ほど見れば、すぐにその魅力の虜となるはずだ。ある男の成功と失敗、そして幸福と絶望の物語を、かつてない熱量で演じてみせた山田に迫る。

■「本作の描写は、地上波はおろか映画でも難しい――」 “限界に挑む”思いが結実

近年、製作総指揮やプロデューサー業など、俳優の枠だけに収まらず“表現者”としての可能性を模索し続けている山田。「全裸監督」制作決定の第一報で、こんなコメントを寄せていた。

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「これまで何度も『山田さん、監督はなさらないんですか?』と聞かれてきた。僕の答えは毎回決まって『撮りたいと思うものがあったら撮りますよ』。そして、ようやくナイスな答えを見つけました。山田孝之、AV監督(役)になります」

山田はついに、最も演じたい役どころを見つけたのだ。そして、こうも明かしている。「本作の描写や表現は、地上波はおろか映画でもなかなか実現が難しい。Netflixでは、必要ならばそれができる」。清廉潔白であることを求められる現在において、“表現の限界”に挑む。そうした山田の信念が、本作には刻み込まれている。

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■きわどすぎる演技、生き急ぐ“生き様”…ここまでやるか、山田孝之の“底力”

信念どおり、ドラマには山田の“ありったけ”がぶち込まれているように感じる。裸をいとわない“きわどすぎる”芝居、スイッチが入ったときの神がかり的トーク。主人公の浮き沈みの激しい破天荒な性格や、目を爛々と輝かせて生き急ぐ“生き様”。しゃべり方や表情などの表面だけでなく、たたずまいや存在感までも変化させる“全開の山田孝之”に、「ここまでやるか」と驚かされるだろう。

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■満島真之介、玉山鉄二、リリー・フランキー…超実力派共演陣が“全員いい”

脇を固める共演陣には、日本映画界には欠かせない実力派の面々が集った。主人公の相棒となるトシに扮した満島真之介は、絶妙な子分感をまといながら“裏の世界の案内人”を表現。玉山鉄二やリリー・フランキー、若手注目株・森田望智らも加わり、彼らのアンサンブルは異様な魔力を帯びていく。多士済々が“演技力”という刀でつばぜり合いする、ハイクオリティな作品世界を食い入るように見つめてほしい。

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■こんな作品…ほかでは見られない! Netflixで実現した“放送禁止のドラマ”

クリエイターファーストを掲げるNetflixだからこそ創出できた、“放送禁止”ともいえる本作。新時代を迎えた今、山田は何を表現し、我々に何を伝えたかったのか。その答えを見つけに、Netflixを開いてみよう。


[予告編] すさまじい勢いで時代を駆け抜け、世界を挑発し続ける男の生き様――

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狂乱のバブル絶頂期… 借金50億円、懲役370年を食らった男がいた――
物語は“村西とおる”の人生を通じ、“人間の裏側”を最も深くえぐり出す

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物語は、狂乱のバブル経済に沸く1980年代を駆け抜けた、“村西とおる”という男の人生を描き出す。山田演じる村西は、もともとはうだつの上がらないサラリーマンだったが、あることをきっかけにAV業界へと流れ、やがて革命的成功を収めていく。しかしその人生は順風満帆などではなく、波瀾万丈そのものであった――。

・なぜ? 英語教材を販売するサラリーマンが… → 業界に革命起こすAV監督に! ・どうして? 大成功をおさめ億万長者になったが… → 借金50億円に! ・そんなことある? 妻と2人の子どもがいたのに… → 米国から懲役370年が求刑! ・そして… 物語は、人間の裏側を垣間見ながら“破壊的”な結末へ進んでいく――
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村西がカメラを通じて暴く“人間の裏側”や“本当の顔”を垣間見ながら、破壊的なクライマックスへとひた走っていく。また、主人公が危険な方法でのし上がっていく姿は、Netflixドラマ「ナルコス」や映画「日本で一番悪い奴ら」などと重なり、困難を乗り越えイノベーションを起こす様子はNHK「プロジェクトX」を彷彿させる。攻めた設定だけでなく、奥深いテーマや丹念に紡がれる映像も、じっくり味わってもらいたい。

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取材記者が告白 撮影現場に入った瞬間「超面白いドラマになる」と確信した
高品質のセット、バイタリティたぎるキャスト陣… 理想の制作環境が実現

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映画.com編集部の記者Oは、2018年12月3日に披露された本作の撮影現場を取材した。神奈川・川崎市の某体育館に建てられたセットに足を踏み入れた瞬間、ある確信が胸に宿った。「これは絶対、面白い作品になる」。そう感じさせるほど、現場やセットのクオリティは通常の映画・ドラマからかけ離れていた。

その日、冷たい風に身を縮こませながら体育館の正面玄関をくぐると、想像だにしない光景が広がっていた。ネオンが妖しくきらめき、あらゆる欲を飲み込もうとうごめく80年代の新宿・歌舞伎町が、そこにあったのだ。目を丸くしながら奥へ進んでいくと、切り分けられたカステラのような建物がところ狭しと軒を連ねていた。それらは大小様々な看板を掲げ、猥褻な文字列によって通行人を引き込もうと必死だ。微に入り細を穿ったセットは、カメラには絶対に映らないであろう、人一人がようやく通れそうな細い路地の向こうにも広がっていた。

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活気あふれる歌舞伎町の最奥には、勢いだけでこしらえたような“村西の事務所”もあった。日焼けして赤茶けた雑誌「ホットドッグ・プレス」や、ベータカム、SHARP製のワープロ「書院 WD-VP1」などが置かれたその空間に身を浸すと、タイムスリップしたかのような感覚に陥った。様々な映画の現場を見てきたが、ここまでディテールを追求した美術・小道具は非常に稀だ。一体どれほどの時間と労力と技術と費用が必要だったのか、想像もつかなかった。

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空間に刺激を受けたのか、キャスト陣にも熱が入る。スタッフと活発に意見を交換し、そのたびにシーンはみずみずしく変化していった。カットがかかるや満島が冗談を飛ばし、山田らが吠えるように笑い声を上げた。ギスギスした空気が流れることは皆無。クリエイターたちが思う存分“感性”を解き放つことができるという、喜びに満ち溢れていた。そんな理想的な制作環境で創出された本作を、いち早く目撃してもらいたい。

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インタビュー

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