クロール 凶暴領域のレビュー・感想・評価
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終始ハラハラドキドキ
ワニに噛まれてもヘッツラなヒロインすこ
フロリダ怖!
ガッカリ
面白かった
やっと観れた
田舎だから劇場公開はないし、レンタルをひたすら待っての観賞となった。
期待し過ぎたのはいけなかったかもしれないが、水中でのワニとはあの程度なのだろうか?
ワニのあるあるで咬む力は強いが、口を開ける力は弱く口を括るのが良いらしいから作中でも括るのだろうか?と素直に待っていた(笑)
後、ワニって人間1人喰ったら腹一杯にならんのか?とか…。
色々考えながら観たが、古い家屋の床下での死闘から脱出までスマートさに欠けるものの水泳選手のバックボーンで爬虫類と渡り合う気の強い美女がお好きな方には需要がありそうと思いました。
予告で無惨な姿になる兄弟が物語半ばまで出てこなかったので、心配した。
洪水のシーンでは温暖化の影響とか考えてしまうが、アメリカではどうなんだろう?
ワニ園とか、普通にワニが一杯いる地域なのに飼育してどうすんだろう?
家の床下でネコとかなら解るがワニが産卵ってワイルド過ぎる。あの二匹夫婦だったのか?
気にはなるが、脳天ワイルドなのは、親父も娘も変わらない。
ご都合的に終わるのでこれで良いのか?感は残るが楽しめる。
単純なワニ映画と思うことなかれ
ワニ映画とは珍しい。
予告が面白くて公開当時から気になってた。
しかもたしか丁度関東が大雨で被害にあってた時期だよね。
私の実家も避難警報がでたのよ。
タイムリーだなーて思ってた。
さて、サメ映画は数あれどワニ映画とは珍しい。
陸に上がれないサメとは違って、ワニだと逃げ場ないね。
陸上では動きもゆっくりだから多少人間側にも希望持てるところが都合よし。
フォルムも怖い。
ただまぁ正直B級パニック映画感がプンプン。
軽い気持ちで見ましたが、意外にもストーリーが感情移入しやすく面白い!
主人公親子の回想と重なるシーンとか普通に盛り上がって感動するよ。
あと、この映画はテンポがいい。
時間も87分と短めだからか、冒頭、すぐハリケーンが街を襲う。
どっかの天気予報士が、「こいつはヤバイ」とかいうシーンもなく、あっという間に冠水し始める。
ラストも余計なエピローグなしで、いきなりエンドロール始める。
これはいいよ。気軽に見れる。
気になった点は2つ。
まず、ワニが突然現れる。
予告にも映ってるからネタバレにならないからいうけど、ワニが最初に出てくるシーンはかなり突然。
こういう映画は、ジョーズみたいに、存在を匂わせまくる演出だと思ってた。
敢えてそれをしてないんじゃないかってぐらいの演出。
主人公が何か様子が変だなーとか、主人公がよそ見してるときに後ろでワニの尻尾が見え隠れするとか、焦らすようなシーンが皆無。
もう1つは、ワニがいるということに誰も疑問を持ってないということ。
民家に普通にワニが出てくるのは、やはりお国柄なのだろうか。
これが日本だったら、近くの水族館からワニが逃げ出したとか、密かにワニの品種改良してた研究所が破壊されたとか、なにかしら理由付けがあるはず。
でも、きっと海外は近くの沼にワニがいるとかが珍しくないんだろうね。
野良犬みたいな野良ワニみたいな?
まぁ、とにもかくにも面白かった。
おとなしいアジャ監督
「ハイテンション」の残虐イメージがすっかり定着したアレクサンドル・アジャ監督の最新作。巨大なハリケーンが上陸後、連絡の取れない父の元へやって来た主人公だったが、地下で父が怪我を負い、意識を失っているのを発見し、更にそこにはワニが潜んでいた…というパニック作。
久しぶりのきちんと全国公開されたワニ映画だ。「U.M.A レイク・プラシッド」とは比べ物にならないクオリティの差である。
緊迫感のあるストーリーだが、家族の失われた絆を取り戻していくドラマパートも注目の作品だ。ヘタに規模を大きくする事はなく、閉鎖的な環境に舞台を絞ったのも一役買っており、終盤まで一定の不安感を感じながら観賞できる。
きちんとワニの特性等も描いており、的確な映画作りというものを全うしている。
水位が急に上がる部分や、昔話をする余裕の父娘、生存率高めの父娘など、突っ込みどころはかなりあるのだが、そこは雰囲気でやり過ごそうと思う。
かなりおとなしい印象だが、「怪我」のシーンは激痛ものだ。流石アレクサンドル・アジャ監督である。細かな所にもぬかりなく手を加え、妥協無く描ききった一作である。観て損する映画では無い。
ワニ、サメ映画は死ぬほど好きなんだけど
グロ&驚かせ描写多し。引きずり込まれるパニック映画!!
【賛否両論チェック】
賛:極限状態に陥りながらも、生き抜くためにワニと死闘を繰り広げるヒロイン達の姿に、思わずハラハラさせられること請け合い。物語を通して、家族の絆が取り戻されていくのも印象的。
否:急に驚かせるシーンやグロシーンが多いので、苦手な人には向かない。展開もかなりのご都合主義。
パニック映画によくあるような、急に驚かせる描写がかなり多く、身体損壊のグロシーンも結構あるので、苦手な人には向きません。
そんな良くも悪くもハラハラドキドキ感満載のストーリーを通して描かれるのは、失われてしまった父と娘の絆の修復です。ギクシャクしてはいても、巨大ワニの群れとの死闘を共にするうちに、次第に再びその絆や愛情を取り戻していく様は、ありがちではありますが心に響くものがあります。
展開もご都合主義で予定調和感は否めませんが、主人公達が引きずり込まれる極限の緊迫感を、是非体感してみて下さい。
父と娘の絆が眩しい、タイトに引き締まったパニック映画の傑作
競泳選手のヘイリーは日夜厳しい練習に励みながらも思うように成績が伸びず苛立ちを募らせていた。そんな折実家のあるフロリダが巨大ハリケーンが接近、仲違いして疎遠となった父と連絡が取れなくなったことを姉から知らされ、渋々実家へ向かったヘイリーは地下室で意識を失っている父を発見するがそこには巨大な影がうごめいていた。
『ハイテンション』、『ヒルズ・ハブ・アイズ』、『ピラニア3D』等情け容赦ない凄惨な作品を手掛けてきたアレクサンドル・アジャの今回の相方は巨大ワニ。なんとなく雰囲気的にはハリケーンに襲われた小さな町で強盗グループと戦うロブ・コーエン監督の『ワイルド・ストーム』と似ているいかにもB級な佇まいの作品ですが、実家周辺というミニマルな環境で人間を食い散らかす様は圧巻。たった一人でズタボロになりながらワニと戦うヘイリーを演じるカヤ・スコデラーリオがとにかくカッコよく、新世代のスクリーミング・クイーン誕生に胸が躍りました。彼女の父を演じるのは様々な映画で堅実な演技で脇を固めるベテランのバリー・ペッパー。物語のド真ん中に据えた父娘の絆をしっかりと支えていて本作をパニック映画を越えた人間ドラマに昇華させているのでこんなタイトルの映画なのにめちゃくちゃ泣けます。ほとんどサビしかない『ドント・ブリーズ』にも似た閉鎖空間でのハイテンションなサスペンス演出に手に汗が滲んで、ただでさえ短い上映時間があっという間に過ぎます。とにかく傑作です。
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