映画ドラえもん のび太の新恐竜のレビュー・感想・評価
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根性論映画
まずのび太が卵の化石を見つけたきっかけがその辺に落ちていた石というのがなんとも、もう少し自分で調べて探したりしないのでしょうかもしくは研究員の方は自分で全く気がつかないのですかね。
そしてジャイアンとのび太達が分かれて辺りを探し、のび太達のみが仲間のいる島に到着したものの夜になるまでジャイアン達が合流しないことに誰も言及せず、のび太は崖から落ちてたくさん傷ついているキューを何度も何度も飛ばせようとしてさらにボロボロにする、根性論で解決しようとするのび太。こんなのび太は見たくありませんでした。
それにそれを全く止めようとしないドラえもんとしずかちゃん。暴力を振るうコミュニティに入るために傷つきながら努力するという方向への転換に納得がいきません。
そして途中から出てきた大きな翼竜に関しても途中でプテラノドンの群れが怖がるほど非常に大きな影をのび太が見る意味深なシーンがあり、これは深くストーリーに関わってくるものかと思わせて特に翼竜の名前も出ず割とあっさりとスモールライトで小さくしておしまい。なぜあの恐竜だけ単独で非常に大きかったのか謎が残ります。
ラストシーンもとにかく勢いで物語を畳もうとしているようにしか感じられず「え?これで終わり?」と思いました。最後のキューは進化では無いですしあそこは進化したではなく成長したと表現すべきだったのではないかと思います。最後のシーン以外でも滑空しかできないはずの新恐竜達が明らかに飛行していましたし、努力やのび太への思いやりで「進化」というのは納得がいきませんし、「成長」の方がしっくりきます。
悪者だと思っていた人物が実はタイムパトロールだったという展開がありました。ジャイアン達が司令室のような場所を盗み聞きした会話からこの人たちはもしかしたら悪者ではないのではないかと察することは出来ましたが、その前にあった恐竜の剥製は何だったのでしょうか。また、なぜジャイアントスネ夫に身分を明かして協力を仰がなかったのでしょうか。
チェックカードに関しても恐竜を生き延びさせるのにジャイアンとスネ夫も大きく関わったわけですから2人に反応しなかったのは何故なのでしょうか。のび太とキューの思いが歴史を変えたと言うのならやはり「進化」というのには納得がいきません。
ピー助の登場に関しては僕はそこまで悪いこととは感じませんでした。
そこまで深くストーリーに関わってきたようなシーンではありませんでしたし、あくまで子供向け作品の14年前の作品のファンへのファンサービスとしては整合性云々に関してはそこまで気にしなくても良いかなぁと思います。熱風後に生き残っていたのも海中生物は難を逃れることができたということでしょう。
全体としては過程を飛ばして根性論で無理やり片付けているようにしか思えません。
ここ数年の中では最高傑作!見て損なし!
久々の映画館。満員の劇場で「のび太の新恐竜」を見ました。
率直言えば、面白かった!
ここ数年の中ではおそらく最高傑作だと思います(いくつか未見もあるので…)。
中でも、まさかピー助の登場シーンがあるとは…(T ^ T)
水中に墜落してしまったのび太とキューを救うシーン以外にも、最後でノビタランドに入って助かった中に、背中の模様がそれっぽい恐竜がいたので、アレがピー助ならのび太はピー助も救えたのだと思っています。
最後までハッキリさせないのも、いい演出だよなぁ(^_^)
ただ、クライマックスに於けるのび太の行動に対して、ジャイアンのように手放しで賛同したり、ドラえもんたちのようにタイムパトロールに反抗したりするのに、必ずしも出来ないほど大人になってしまった自分が、少し哀しかったのも事実でした。
もうそろそろオレも卒業しなくちゃダメなのかなww
感動まではいけないシナリオ
コロナ感染拡大につき平日を狙って観賞
ドラえもんはコミックス中心に大長編もひととおり
子供の頃読んだクチです
パラレル西遊記とかまで映画版もよく行きました
リニューアルドラの劇場版は初めて
のび太が親代わりになって育てた双子の恐竜を
過去へ戻しに行く流れで恐竜絶滅の運命を目の当たりにし
どうするかを迫られるストーリー
なんだろう
のび太が双子の恐竜に情愛がわいていく流れのとこは
いいんですが全体的に話の展開に合わせてキャラクターが
都合良く動いていって個性がわかんない印象を受けました
タイムパトロールの人たちの登場とかなんで黒幕風に
してたのかよくわかんないし
そもそものび太が育てた恐竜って双子である必要
あったかなと…
長編のドラってアニメ映画の中でだけ出てくる
オリジナルキャラが大事でそれが映画の中で
どう生まれどう消えゆくかで映画が成り立っていく
というのを示した偉大なシリーズだと思います
その点で言うと今作はリメイクである点をふまえても
そこが弱かった気がします
キューが何故飛べないのかもサイエンス的な描写を
出しておきながら結局ファンタジックなのか中途半端で
見辛かった
どうせそれなりに泣けたりするんだろうと思って
ましたがここまで雑だとちょっとって感じでした
STAND BY MEの続編もやるようですが
感動押しつけ系の軽い作品になってってないかと
思ってしまいます
こんなんでいいのかなぁ…って感じでした
映画ドラえもんの続きを観られて嬉しい。でも悲しい。
コロナ禍の影響により、予定より半年待たされたが、家族全員でやっと観ることができた。まずそれが何より幸せだった。自分自身が子どもの頃から観ていた映画ドラえもん。4歳と2歳の子ども達と、映画の感想を言い合う帰り道が、何よりの制作陣からのプレゼントだと感じた。
でも、映画が終わった瞬間感じたことは、自分が本当に観たい「映画ドラえもん」の新作を、これから観ることは出来ないのかもしれないという、ある種の確信だった。
自分自身が観たい「映画ドラえもん」とは、一言で言うと、藤子Fイズム(進化、政治、宗教、科学をテーマとして、現代社会への問題意識を問いかけながら、子供向けアニメとしてエンターテインメント性も備え、楽しませようとする姿勢)を感じられる作品だ。今回の新恐竜で触れられているテーマとしては、「進化」のみ。エンターテインメント性だけに重きがどんどん置かれているような印象。映画館だからこその、恐竜世界の、隕石激突後の終末世界の、とてつもないスケールを十分楽しませてもらったし、こういう形で楽しめる人(こども)が多いんだろうな、と圧倒される完成度が故に、今後もはや藤子Fイズムを求める顧客は、取り残されるはずだ、という確信めいたものを感じてしまった。
自分は、シンプルかつ強いメッセージを伝えるストーリーを核としながら、そこに複雑で様々な思惑が入り乱れ豊かなバックボーンを感じさせるドラマが好き(藤子F先生原作映画、ジョージルーカス原作スターウォーズなど)ただ、巧妙に伏線を回収するだけのお話は嫌い。というか、いやらしくていけすかない。(伏線回収自体は否定してはない)
まとめると、映画ドラえもんは、原作者が亡きいま「闘い、魂を削った」ような作品は無くなり、観る人をそれなりに最新技術と上手なストーリーで、観客を喜ばせるものが良しとされるのだろうと思う。そもそも何故今回ピー助が主役とならなかったのか(最新研究からフタバスズキリュウは卵から産まれず、胎生だった)という背景、そのピー助が出てくるシーン、ひみつ道具のジオラマが実世界で活躍することが分かるクライマックスシーン(箱庭やジオラマ作りは藤子F先生の趣味)、落ちこぼれだと思われていたキューが、意外にも進化の扉を開いたことなど、本当に色々な所への目配せが凄い。凄いんだけど、目配せとはあくまで主菜ではなく副菜のはず。主菜、核となるメッセージが、自分にとっては凄みを感じるものではなかったなぁ…。
短所から過剰に目をそむけていた
しずかちゃん・ジャイアン・スネ夫と博物館に行ったのび太は、
恐竜に強く惹かれ、
生きている恐竜を見つけると宣言する。
博物館での化石採集体験で石を持ち帰ったのび太は、
それを恐竜の卵と信じる。
タイム風呂敷にかけると、それはまさしく恐竜の卵で、
双子の恐竜、ミューとキューがうまれる。
のび太は2頭を育てるが、大きくなると、
ドラえもんのすすめで、2頭を生まれた時代に戻すことにする。
タイムマシンにのり、ミューとキューの仲間を探しにいく冒険に
ドラえもん・のび太・しずかちゃん・ジャイアン・スネ夫で出かける。
ミューは器用ですぐに飛べるようになった一方で、
キューは不器用で中々飛べない。
苦難の末、ドラえもんたちはミューとキューの仲間を見つけることができたが、
キューはうまく飛べないことから、仲間に入れてもらえない。
2頭の育ての親であるのび太は、キューに飛ぶ練習をさせる一方で、
自分も苦手な逆上がりの練習から避けていたことに気付き、
逆上がりの練習にはげむ。
のび太が巨大な飛ぶ恐竜に襲われた時に、キューは飛べるようになり、
のび太は助かり、キューは仲間として認めてもらえる。
のび太とミュー・キューの涙のお別れで、幕は閉じる。
短所を長所にという世間の風潮の中、
キューは飛べるように、のび太は逆上がりができるように
愚直に懸命に努力する姿は、意外に感じた。
キューはミューよりも体が小さく、羽も小さく、尾も短い。
これを逆手にとり、キューは飛ぶのは苦手だが、
別の分野で良い所がある(泳ぎが得意なのではないか、と私は読んでいた)
という風に話は展開されるだろう、と思っていた。
短所を長所にというスローガンのもと、
嫌なこと、面倒なこと、苦手なことから
過剰に目をそらしていたな、と本作品をみて、強く感じた。
ただし、努力の礼賛や押しつけは根性論につながり、
過剰になるとこちらも甚だ不適切だ、ということは付け加えておきたい。
小3の息子と鑑賞
小3の息子と鑑賞。
入場時に小冊子を貰えました。何種類か有るようです。
夕方の回で観たのですが、昼間よりも空いてる感じです。混雑が気になる人は夕方以降の回が良いかもしれません。
それでストーリーなんですが、安定感抜群の良いお話。
途中、悪そうな大人も出てくるのですが、ちゃんと良い人たちでした。
キューが上手に翔べないのは、伏線になるであろう事は想像はついたのですが、なるほどと思わせる展開は良かったです。
ちなみに息子は、最後まで集中して観れたようです。
PVが1番面白かった
感想を一言でまとめると、レビュータイトルです。
私はドラえもん映画が公開されたら、まあ観るか〜で観てるって程度の人間です。
ドラえもんガチ勢では決してなく、「面白かったなあ」ぐらいに毎年楽しんでいます。
でも、今回はじめて「うーん…どうなんだこれは…」となりました。
まず、よかったなと思う点。
惰性鑑賞勢でも、やっぱりピー助で「おお…」となります。
勝手に過去作は無いものと思いながら毎年観るので、まさかあんなにガッツリくるとは思わず驚きました。
あと、キューとミューが可愛い。キャストを調べずに行く人間なので、エンドロールでミュー役にエッとなりました。全然わかんなかったー。
相変わらず作画はいいし、細かい部分でクスッとできて、ドラえもん映画は好きです。
ラストの作画は特に迫力がありました。
主題歌、血が湧き上がる曲調ですごく好きです。
次にうーん…な点。
まとめると、展開に雑な部分が多すぎて、ストーリーにあまり納得できませんでした。
まず観に行く前の印象。映画PVを観たとき、「避けられない、悲しい運命と知った上での別れ…これはロボとーちゃん並みに重いテーマになりそう。一体どうなるんだ。めっちゃ面白そう」と思いました。ミスチルの主題歌めっちゃ良かったし。
私の中で期待が高まりすぎたのかもしれません。
実際見てみると、初っ端の化石触ってぶくぶくの伏線は見終わった今もよくわからんわ、博士?教授?はあんなにのび太くんが不審な質問しまくるのに深くは介入してこないわ、しずかちゃんはまだわかるけど、のび太くん、キューとチョコ分けるのはさすがに考えなしすぎでは…?、チョコの制限1時間要素要らなくね?てか1時間とっくに超えてね??…等々疑問点の方がぶくぶく止まらない。
私は本職以外の方のゲスト声優起用には全然抵抗ありません。その方がむしろ素敵な場合も
あるので、どんなに不安な人でも絶対観てから判断します。でも今回は「あんなに脚本上で必要性と魅力と力のないキャラに、演技力そこそこの人使っちゃって…これはもう悲惨だな」が結論でした。キャラデザはとても素敵です。特に女性キャラの方は本職の中堅やベテランが演じれば、脚本で魅力がなくとも、もう少しマシだったと思います。演技力そこそこの人なのは知ってる。でも声あてたのが、脚本上で「えっ??????めっちゃデカい顔してるのに、使えなさすぎじゃない????????」程度の印象で、まだデカい鳥のがちゃんと役割してたわレベルのキャラクターだったのが本当に災難。使うべくところが見えてればすごく面白い人なのに…直美さんの使い損にしか感じれなくてため息。木村さんは好きな方には申し訳ないのですが、もともとあまり演技が好みじゃない方なのでノーコメント。その木村さんの男性キャラとあの博士みたいな人に繋がりありそうだけど、特に描写はなし。小野大輔ですごい重要人物感出しておきながら、そこは別に何もないんかい…。
キューの最後の努力も、観ながら「うーんと思う人いそうだな」とは思いましたが、一応キューがなんとしても飛ばなきゃいけない理由は飲み込めます。努力も大事ですよね。でも、生死と逆上がりは理由に迫る重たさが釣り合ってない気がしてなりません。あの世界観の小学5年生が、生死が掛かる局面に遭遇するのもリアリティが欠けますが、逆上がりできなくても人生大体困らないのは確かすぎる。今の「『できない』も認めていこうぜ」という時代に、生死と逆上がりでは納得できない人がいると思います。それに、キューがのび太くんが逆上がりできないのを知らない以前に、逆上がりすら知らなそうな生き物相手に、説明なしでのび太くんが何やってるのか、頑張ってるかどうかがわかるのかも気になって仕方ない。
事件の収束のさせ方も強引に感じました。あのジオラマのあたり、地質とかすごいことなっちゃうんじゃないの???ならないのかな???うーーーーん、描写不足と知識不足でよくわからん。
ドラえもんは世界観上、かなりご都合展開が許されやすい作品だと思っていたのですが、疑問が重なりすぎた結果、私は納得も感動もできませんでした。
涙脆いので、泣くスタンスで観に行けば大抵泣けるのですが、涙一滴も出て来ず終わりました。同じ脚本家でも、去年大泉洋で死ぬほど泣いたのに…。
今回は脚本の細かい雑さが多すぎたのと、その雑さが気にならなくなるような良い面が少なかったし、あっても目立たなかったのだと思います。
良かった面がゼロではないし、結局は惰性鑑賞勢の感想に過ぎないので、ドラえもんガチ勢の友達の感想も是非聞いてみたいです。
多分私の見えてない部分が見えてるはず。
来年も楽しみにしてます。
ドラ泣きさせてもらいました
ドラえもん50周年
声優さんが交代して15年
令和初のドラえもん映画
アニバーサリー尽くしのドラえもんですが、コロナの影響で真っ先に公開延期されたので、5ヶ月延びましたが無事公開されて良かったです。
のび太の恐竜と2006と前半は似ている部分が多いですが、後半になるに連れてリメイク作品ではなく、新たなドラえもん映画の一つのように感じました。
キューとミューが愛らしすぎる!大きくなっても親のようなのび太に抱きついていく姿は見ていて本当に癒されました。ドラえもんもかわいいです。
ドラえもんの冒険する物語はワクワク感が溢れ出ているため、心拍数もドンドン上がっていきます。CG技術の向上により、よりリアルになった恐竜たちが見ものでした。
途中のび太がキューを厳しく叱りつけたり、押しつけのようなことをしますが、これは未熟な親だからこそ周りに合わせようと焦っているのではないかなと思います。賛否両論でしたが、私は親というものは大変なんだなとしみじみ感じました。ミューをもっと深く描いてほしかったなぁというのが悔いです。
エンドロールのイラストやのび太たちが走り抜けていく感じが爽やかで非常によかったです。Birthdayが映画に合いすぎて、涙が出てしまいました。こんなコロナ禍の中ですが楽しい時間を過ごせました。明日も頑張れます。ありがとう。
面白かったんですが笑
昨年11月以来映画館に行きました。
もちろんコロナの関係で満席というわけではないですが、恐竜の迫力ある映像を観ながら、映画館ってやっぱいいよなぁ〜と感傷に浸っていました。
ドラえもんも50年ですか。自分が生まれる前からのアニメを自分の娘と観るのは、それだけでとても幸せなことだと思います。
クレヨンしんちゃんなんかもそうですよね。僕の小学校時代全盛期でしたが、作者亡き今も、声優が変わってもご健在ですね。
サザエさんなんてまだ加藤みどりさんですからね。もう80歳近いですよ。ちなみにタラちゃんの声優さんも70代でした笑
話が逸れました。
話はというと、恐竜の卵を見つけたのび太が恐竜を育てて、大きくなって現代じゃ育てられないので、白亜紀の生まれ故郷に連れて行く‥とまぁ割愛しましたが、典型的な大長編ドラえもん的展開です。
ドラえもんの映画自体超久しぶりに観たのですが、なんというか‥のび太がとてつもなくバカで、イライラしてしまいました笑
まず、恐竜を育てようとして食事を与えたらその晩恐竜が食べたものを吐き出して苦しむシーン。夜遅くにも拘らずのび太はタケコプターで恐竜博士に泣きつきます。それも窓から‥アホかこいつ。
しかもこの博士この後話に絡むのかと思いきや全く絡まないんですね。後に出てくるタイムパトロール隊員となんとなくイメージが被ったのもあってキャラクター設定が少し雑だなと思ってしまいました。
クライマックスのセリフも感動的なシーンなんだろうけど、大人目線からすればタイムパトロール隊やドラえもんの言うことが正しい。のび太は一人で暴走して迷惑極まりない存在です。
と散々クサした感がありますが、子供の感覚で物事を考えられなくなった自分が、忙しい毎日の中で忘れてしまったこと、冷めた目で斜めから観るのではなく、童心に返って純粋に子どもと一緒に楽しもうとすると、この映画は素晴らしいと思います。映像もリアルで話もよく出来ています。動物の進化‥今この時代だからこそ次の世代への光と、未来への希望を抱いて我が子にも歩いていってほしい‥
隣で娘は気持ち良さそうに眠っていた‥
やっぱりピー助
最新の恐竜研究が反映されていて、なかなか面白かった。
今回は、いわゆる悪役は出てこず、自然の厳しさと無情さにどうやって折り合いを付けるか?といったことが焦点だった気もする。
そういう意味では、子供映画だから仕方ないのかなぁ…とも思った。
この映画の一番良かったことは、ピー助かなぁ…。のび太君の口から、ピー助を語って欲しかったけどね…。
皆と同じことができないと仲間に入れないの?
小学生の子どもと一緒に見ました。
全体的にはとても面白かったです。
でもいくつか気になる点が…
スレた大人としての意見ですが、何ごとも努力で解決できるという短絡的な視点がちょっと気になりました。
様々な時代を経て今やっと、色々な存在がいてもよいという寛容な時代に私達は生きていると思うのですが、努力して皆と同じことができるようになるべきだ、というところに少々古い時代感を感じました。
皆はそんな風に羽をバタバタさせたりしないよ!とのび太はキューに言いますが、
優雅に飛べないからバタバタもがくのであって…
多数に合わせてこそ価値がある、という視点がやはり時代遅れのように強く感じました。
この点にフォーカスしてしまうのは努力が実らなかった経験を多く持つ大人ならではの感覚だと思うので、子どもにはあてはまらないのかも、とも思いますが。
ただ、キューは幸運にも努力が実を結びましたが、がんばってもがんばっても結果が出ない子どももいます。捉えようによってはそういう子どもを追い詰める思想にもなりえるかなと。
皆と同じにできなくても、自分ならではの光を見つける方法もある…という進化の仕方が良かったなーと個人的には思いましたが、それではこの物語において鳥になる進化過程を表現できないですね。
昭和からの43年間ドラファンとしては、のび太の恐竜へのリスペクトが足りないのが残念だった
娘と一緒に見ました。前半の部分はのび太の恐竜の流れのまま『のび太がジャイアン達に生きた恐竜を連れてくると言う』→『卵の化石を発見』→『タイムふろしきで孵化』→『なんとか現代で育てようとする』→『ドラえもんに諭されて白亜紀へ帰す』だったのでドラえもん映画に多い、藤子F不二雄先生の原作を土台に作った、のび太の恐竜とは関係ないパラドックス世界パターンなんやなぁと思いながら見てました。
なのに、のび太のピンチにピー助が出てきてのび太を助け、さらにラストシーンにもピー助が!!!
つまり、この映画の世界ののび太は一度ピー助を育てて白亜紀に帰したのび太になる。
しかもドラえもんもジャイアンもスネ夫もしずちゃんもピー助の件を知っていることになる。
だったら前半のシーンはなんなんやぁーーーー。のび太がジャイアン達に生きた恐竜を連れてくると言った時にジャイアン達は、「ピー助がいたもんな。ごめん」とかいうべきじゃない。
百歩譲って忘れていたとしても、のび太は「ピー助を見せたのを忘れたのか!」というべきやろ。
この新恐竜の脚本家は、映画40周年なので第一作の「のび太の恐竜」をリスペクトしてピー助を出したつもりなんかもしれんけど、出てくるのび太達がピー助を忘れているって設定だけは納得いかん。
せめて、海岸にピー助がのび太を運んだ後、ドラえもんが駆け付けた時に「ピー助が助けてくれる夢を見たよ」とかのセリフを言わせて欲しかったし
ラストシーンでも海にいたピー助をタイムパトロールの船からのび太が見つけて
「あの時助けてくれたのは、ピー助だったんだよドラえもん!ありがとうピー助~」とか言って欲しかった。
ストーリーは、悪党が出てこないパターンでのび太の成長物語としてとても面白かったのに。
ピー助へのリスペクトが足りないのが残念過ぎましたので☆2.5に
劇中ののび太達がピー助を覚えていたら☆5でした。
スレた大人になってしまったものだ。
子供向け映画であることは分かっている。
分かっている上で、あえて擦れた大人として一石を投じたい。
子供だった私はドラえもんのアニメやビデオ映画と大きくなり、今でも大好きな作品である。
進化することに視点を充てているように見えるが、果たしてのび太のしていることは正解だったのか。
飛べない事や見た目が違う、たったそれだけで拒絶されてしまうキュー。
待て待て、そこまでして馴染まなければならないのか?傷つけられ、苦汁を舐めボロボロになってまでソコにしがみつかなければならないのか?
努力に関しては、生きていく上で重要なことではある。
しかし、環境や時代がそうだからといって人と違うからといって…結局人と同じに安心感を得られるのか……。見た目やできることが同じでこそ仲間なのか……
もっと違う選択肢を持って進化して欲しかった。
時間を巻き戻そうとした時、しずかが言った
のび太さんはキューとミューを助けたいだけ
いやー、そんなことしたら人間がいなくなる可能性があるわけで……タイムパトロールだって人間と未来を守りたいだけ。
そもそもピー助がいた世界線なのだったら、学習しなよ、のび太……
あと、なぜピー助を出したのか
あくまでもキューとミューという新恐竜だけで勝負して欲しかった。
助け舟を出す役割といえど、んーいる?これ?
雲の王国でキー坊がのび太たちを助けたのとは訳が違う。
あと、最後外の世界にいた気がするけど…
ピー助出てから、そっちのことばかり考えてしまってしまった。
臨場感やハラハラドキドキの映像は良かった。
ジュラ紀のシーンは本当ドキドキした。
あの時落としたひみつ道具は絶対のちに何かあるだろうって案の定お決まりのパターンだったので驚きはなかった。
個人的に好きなのが仲良くなると恐竜の見た目が完全に変わってしまうこと。
期待していたほど面白い映画ではなかった。
残念
正直、残念でした。
※下記からは多少ネタバレがあります
① ミュウはいなくてもいいんではないか?
② ピー助を出す必要がない。ピー助がかわいそう
③ タイムパトロールがなんでいたかよくわからない
→ストーリーを考えるなら、映画 竜の騎士をベー スにすべきかと
④ キューの空を飛ぶという挑戦に対し、のび太の逆 上がりは……
⑤ 化石を見つけるシーンが適当すぎる
この作品には昔の映画を色々と入れているところがあり、それを考えるのは楽しかった。
たぶん
のび太の恐竜
のび太と竜の騎士
のび太と翼の勇者たちなど
のび太の宝島を超える作品が出て欲しいものだ。
旧恐竜
予告のミスチルの歌とのび太の叫び声が良かったので視聴。
正直「何が新恐竜だよ、戦隊モノじゃあるまいし同じテーマ繰り返して恥ずかしくないのかよ?」と思ったし
冒頭ののび太の恐竜に対する無知さや「生きた恐竜を見つけてみせる」発言、卵の化石をタイム風呂敷で孵化させる等々「お前、ピー助の事無かった事にしてんのか?」とツッコミ満載だが、特別出演でもピー助が出てきてのび太を助けてくれた事、エンディングで生き延びていた事、それだけで幸せな気持ちになれた。
「のび太の恐竜」を観ていない人はこんな事を思わずに素直に観れるので普通に面白いと思う。
ただ、のび太が時間犯罪を明確に意識していながらそれを犯すシーンには違和感が強かった。
それにしても危機的状況下の青タヌキはマジで使えねぇな。
新・映画ドラえもん
1980と2006とは別の、全く新しい恐竜の話だったが面白かった‼️
のび太とキューの話だったが心情などが丁寧に描かれていたし展開も良かった。
恐竜映画というだけあって迫力もあった。
伏線もしっかり回収されていたし主題歌のミスチルも最高‼️
映像も超綺麗(特に終盤)だったので言うことなし………
(だが所々に2018年作品の宝島と同じようなシーンがあったな。水中の中でののび太のシーンとか。そして話全体の展開も宝島に似ていたような……ま、いいや!)
来年は宇宙?関係の話だが絶対観に行く‼️
やっぱり面白い
ドラえもん、面白いですね。
諦めずにがんばるというところに、我が家の息子君も感じとってくれると良いなと思います。
見てる最中から、この映画、録画してDVDにしてとねだるくらい気に入ったようなので(笑)
映画館でしか見られないから、録画もDVDもできないよ。発売されたら買おう、と説得しましたが。
ちょっと間違うとカメラ男案件ですね(汗)
ドラえもんシリーズの中では、のび太の恐竜と今回の新恐竜が一番面白いと言ってました。僕もそう思います。
のび太が恐竜を探すというくだりのところは、前の映画はなかったことにするのかと思いきや、ゲスト出演がありました(笑)
歴史上のミッシングリンク!!
最初の方は、また恐竜のやつか…と思いながら見ていました。途中でピー助が出た時は、うるっと来てしまいましたが、そこからは長いなーと思っていました。すると、悪役(?)が登場。そうか、こいつが今回の悪役なのか…とみていると、まさかのタイムパトロールでした。ビックリしていると、どうやら今回は歴史上のミッシングリンクを解くことが、タイムパトロールの目的だったようです。ドラえもん一行は、キューとミューの仲間を探しに来た。お互い別々の目的があったのですが、実はミッシングリンクの最重要人物は、のび太とキューでした。歴史上まだ明かされていなかった恐竜→鳥の進化ですが、キューとミューやその仲間が、歴史史上最初の鳥だったのです。少し難しいですが、そのおかげで大人も楽しめる作品となっていました。今回の、映画ドラえもんは当たりだったなと思いました。(長文失礼いたしました)
新恐竜はそういうことか!
去年50周年記念作品のタイトルが「新恐竜」と出たとき正直また恐竜ネタかと思ってしまった我がいた。
そして、延期を経て本日実際劇場に足を運んで見に行ったらなるほど!と思った。
恐竜などの爬虫類が鳥類に進化することを理由付けした、恐竜には実は羽毛を持っているんだという近年の研究結果がしっかりと織り込まれたり、恐竜たちが草原で疾走するという画面もちゃんと恐竜映画として楽しめたところが50周年記念作品としての誠意を伝わったと思った。
そして、ピー助がぁ!!😭😭😭😭友情出演だけなんだけど、ピー助の鳴き声が聞こえたとき本当にグッときた!
コロナで興行収入にきっと悪影響が出るはずなのでみんな映画館にみに行ってくださいね😭😭
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