最初の晩餐のレビュー・感想・評価
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死んで初めてわかる、親のこと
なんでか死ぬ間際に長男が頻繁に顔出してるの見て、東京物語を思い出した。最後は結局血の繋がらない人が一番気遣ってくれるみたいな。実の子は危篤になってから顔出すみたいな。紛れもなくどちらも家族なんだよなぁ。
食事で家族の思い出を振り返る家族再生物語かと思いきや、そう単純でもなく。最後に2人で山登りして話するシーンで、てっきり長男が元旦那を殺したのか?!と勘違いしてしまった笑 それは流石に無いよな‥
家族。
家族とは。?
父親の通夜に父が好きだった料理を家族と近しい人達と食する。
その料理を食しながらその時のエピソードを話しながら故人を偲ぶ。
長女に戸田、ニ男に染谷。義母役に斉藤由貴。
染谷の家族って何。家族なんていらないじゃない。と言う。
それぞれに問題を抱えている人達。
それぞれに家族の意味をみつけて答えを出す。いろいろと考えさせられる映画です。
通夜にこういう形でするのもいいかも。と。
皆さんそれぞれの演技が良かったです。
最後に葬儀が終わって帰り道。
染谷の彼女が待っていて家族に紹介する。
澄みきった青空が心の中を表している様でした。
ラーメンから始まりおはぎで終わる
正直中だるみをしてしまったけど家族の温かさが伝わり観賞後にはホッコリする作品。
知ってるようで知らない事が多いのが家族。
そしてキャストが皆さん逸材。
特に斉藤由貴の悲壮感はとても色めいて艶っぽい。
目玉焼きにチーズは今度やってみよう
森七菜が子供時代で、大人が戸田恵梨香で、そこだけに注目して、感性が爆発して、慟哭の涙があふれた
そんなにコメントするほどの話じゃないんだけど。
森と戸田の演技に、もう、平静でいられないほど、感動した。
そんなことあるんだな、何千と映画観てきて、こんなことが。
いやはや涙が涸れて心癒やされました。
やるやるとは聞いていたけど、森のラストレターとか君の名はで片鱗は出でたけど、これほどとはね。
いや、ほんと、凄いから、泣くから、魂が揺さぶられるほど泣くから。
家族とは
この映画はキャストが素晴らしい!!
なので、キャストに魅入ってしまって内容はあまり入ってこなくて
後からジワってます。
家族とは
って常々悩んでいる私にとって
染谷将太くんの感性かな。
血の繋がりのある家族だったら、それぞれ認め合ってみたり、嫌になったり、避けたりしてみても、なかなか縁は切れなくて。
でも、血がつながらない家族だからこそ、家族になるって大切な事で。
いいも悪いも認め合う。
そこには男女の好意より人間としての繋がりが重きを置くんでしょうね。
内容的には静かな派手さはない映画ですが
キャストが派手!!
素晴らしい!!
窪塚くんも色々あってあまり出てないけど
素晴らしい存在感ですよね
あと斉藤由貴はこれがクランクインぐらいに不倫でワイドショー賑わしてましたか?
レンタル返却日ですが、もう一度ゆっくり見たいですね
食で綴る家族のものがたり
甘くなく、でも温かく、
キレイだけど、ウソっぽくなく、
いい映画だなあと思いました。
傷ついたり、許したり、
離れたり、出会ったり、
そうやって人と人は関わっていくんですね。
窪塚くん、やっぱりやっぱりかっこいいですね!
斎藤由貴さんもとてもきれいでした。
絶妙な距離感。 家族とは。
「酒目的で葬式来る奴居るよな」
「酒呑むと暴れる親戚いるよな」
そんな事序盤考えて観ておりましたが、この映画はそんな映画じゃ無かったw
すまぬ💦
父の死をきっかけに、通夜にて家族が揃い、懐かしき思い出を振り返りながら、今現在を再度見つめ直す御話。
シリアスに家族が思い出ふけっている時に、周りで親戚達がそんな事もいざ知らず行動している姿は対象的で滑稽だ。
どちらも再婚どうしの父と母、それぞれの子供達。
最初はギクシャクしていたが、中間良いとこ取りの家族で上手く行っていた。
アクセントとなるのが創作料理。
目玉焼きにハムじゃなくスライスチーズ。
赤味噌&白味噌による合わせ味噌。
外で育む焼き芋。
焼き魚に骨が無い理由。
血は繋がっていなくても、寄り添う形が家族の絆を見せてくれる。
しかし、
ある時を境に家族の心は離れていく。
義理兄弟は別れを告げ、今に至る。
今までの絆を突き放す様に。
久しぶりに兄弟2人に会うシュン。彼が全ての映画の流れを変えた。
家族でさえも分かりきれない部分はある。
だけど、しっかり伝える。コレ大事。
絶妙な距離感。そう思わせてくれる映画だった。
俳優的には、
美也子少女期役:森七々。童顔は分かるがランドセルまで似合うとはwwラストレターの役よりすげぇや💦
1番愛情が分かる存在で有りながらも、最後に突き放され少し捻くれ、愛情に乏しかった青年期末っ子役:麟太郎役を染谷将太は見事に演じた。
カッコ良い所を持って行った青年期シュン役の窪塚洋介には魅力を感じた。
立派な父親だと思うけどね。なんだかんだあっても、小さい頃与えたモノがキチンと子供の職業になってんだから。(与えて貰った事ないからわかんねぇやw)
子供家庭設定がベタながら、キチンと脚本で唸らせてくれる映画。
家族を想う映画。
最後の写真1枚に過去・現在・未来が詰まっていると思った。
食べるラー油
良くも悪くも淡々としていて、邦画らしい作品でした。そんなに驚くこともなく、今時は割とありそうなお話で。あと、日本食はやはり素晴らしいということ。すき焼きを食べる時には、『食べるラー油』をかけてみようと思います。
家族は他人よりも分かり合えない存在なのかもしれない
親父の葬式の晩餐で最初に出てくる「チーズ目玉焼き」。
親父がハムと間違えて偶然出来上がった、創作料理。
それを見て息子は、忘れかけていた「家族」の残像を思い出す。
更に一品、一品、それぞれの思い出と結びついた.世間から見ればあまり立派とは言えない、オリジナル料理が姿をみせるごとに、かつての家族の姿が我々の目の前にまざまざと姿を表す。
思えば家族の繋がりとは食卓でのイザコザであり、思い出とは拙い創作料理のようなものかもしれない。
そしてそれ以上を家族に求めてはいけないし、その程度で十分なのだ。
本作は、一家庭の創作料理のような、丁寧に愛を持って作られた作品である。
作らなければならない理由があって作られた、芯のある作品である。
近年は冷凍食品やコンビニ食品、食べ応えのあるチェーン店の外食、のような映画が映画業界にも溢れているように思う。資本主義がどの業界にも蔓延、跋扈しすぎた。
本作を地味だとか暗いだとこでしか評価できないとしたら、それは本質をどこかに忘れてきてしまった味覚障害の人間の所業のように思う。
僕にとっては、忘れかけていた何かを思い出させてくれる、田舎の実家のような温かくて日本らしくて居心地のいいような悪いような、そんな作品であった。
シュン兄の出番、少なっ!
この家族、全員、一言二言、言葉が足りない。色んな思いを飲み込んじゃっている。まぁ、自分も家族に何でも打ち明けている訳じゃないが。葬式で打ち明けあっても、遅いよ。後悔ばかり。生きている間にわだかまりを無くしておこうっと。
カリカリチーズの目玉焼き
父の通夜。バラバラだった家族が集まってくる。
ちょっと訳ありの家族。
そこに母の作ったカリカリチーズの目玉焼きが登場する。
次々運ばれる料理はどれも大切な時間を思い出させてくれる思い出の一品。
そして母の口から語られる父との秘密。
豪華俳優陣が集結。
窪塚洋介久々に見たけどやっぱり上手い!
扉を開けた瞬間空気が変わる。
料理もどれも美味しそう。
偽物の家族が父の死をきっかけにちょっとだけ本物の家族に近づいてゆく。
長生きのわんちゃんとおはぎが印象的。
父親が亡くなったお通夜から葬儀後の約1日半くらいの間の内容。 全体...
父親が亡くなったお通夜から葬儀後の約1日半くらいの間の内容。
全体的に、柔らかい優しい空気感の作品。後半辺りに、少し複雑な事情も出てきますが、それも、最後の締め方で、微笑ましく心が和むように出来上がっている。
私は、このテイストの映画、非常に好きです。
食べ物から、過去の思い出が回想されたり。逆に、過去の思い出から、食べ物が回想されたり。
そして、食べ物により、家族の繋がり合いが出来上がっている。
映画自体は、再婚家庭の家族の繋がり合いを描いていますが、普通に一般的に家族とは?と問いかける内容でもあるし、家族っていいなあって思う内容でもある。
父親が最後に書き残した日記(手帳)は、重要な役割を果たしている。残された家族を繋ぐという、家族の絆を深めるという、父親の強い思いが託されている気がする。
『最初の晩餐』って題名は、この作品に含まれているものに関する面白味でもあるなあと思った。
人の死を取り上げてはいるけれど、この作品は、全く陰気な暗さを感じないという点でも、良き良きかな!!
ー追伸ー
兄弟役の子役の子達の容姿が、成人した兄弟達(3名)の容姿と本当によく似ていて、そこも非常に感心する。
家族って何だろう
あまり期待せず鑑賞し始め、どんどん物語に引き込まれました。
父親+長女、次男。母親+長男。ステップファミリーの、最初の晩餐、が、あらすじに紹介のある目玉焼きなんですね。何で葬式で最初の晩餐のタイトル?の疑問解消。
それからも次々、食事と思い出と現代が交錯します。特にとっても美味しそうだったのは、サンマ。皮パリッパリで。
少しずつ家族らしくなっていく東家、ある事実を、長男が知るまでは。
斉藤由貴さん、今でもあまりいい印象ありませんが、今回の役、よく引き受けられ、見事でした。
登山家だった父親の、結果として後を継いだ形になったのが、父親とは血縁のない長男で、2人の場面では涙なくして観られませんでした。
故人を偲ぶ良い通夜(^ー^)
鑑賞前日叔父の法事でしたが、坊さんも話していたが、会食時は故人を偲んでそれが供養となる説法を改めて言われていたが、それを料理から想い起こすと言う素敵な通夜なんだと、じんわりきました。
子供心に本当の事を教えてくれないわだかまりをずっと抱えて大人になってしまうと言う大人のズルさは今回結果として解消されたので良かったと思います(^ー^)良い映画
極めて日本的な映画
家族ってなんだろう?と劇中で問いかけがある。
訳ありのステップファミリーのも子どもたちが、父の死をきっかけに、皆で過ごした日々の食卓に関する個々の思い出を再現していく手法である。
思い出なんて自分勝手なもので、それぞれの感じ方の違い、その時の場面を食べ物と言う媒体を通して、当時のおさなき自分に思いを馳せつつ、大人になった自分が、その当時の大人達の心境を推し量り、それぞれの固有の思い出にたどり着いていく。
葬儀と言う極めて家族的な行事の中で、これが私達の家族なんだと示していたと思う。
戸田恵梨香は、上手いなぁ。母役としての斎藤由貴は、ちょっと若すぎかも。
家族の愛憎には時間が薬だと近頃家族の映画を立て続けに2本見て思った。
一週間前に見たのは「ひとよ」。
父と母の問題に子供が巻き込まれる。映画の主題ではないが、巻き込まれる子供等にはたまりませんね。
話を「最初の晩餐」に戻す。
家族が出来てゆく過程が丁寧に描かれていてホッとする気持ちがいくつも重なってゆく。見ていて嬉しくなっていった。
しかし突然シュン兄が家を出て、知ってはいけない家族の秘密を抱えたまま、(その後は描かれていないが)、少しずつ家族がバラバラになっていっただろうことは予想がつく。
そして父の死。同じ釜の飯を食べ、様々な食にまつわる家族の歴史を作りながら共に暮らして作り上げた家族がなぜ続けられなかったかが葬儀の場で母から明かされる。
同時に美也子も麟太郎も現在の自分の「家族」について改めて振り替える。
音信不通だったシュン兄も現れ、そして、皆の視線は前を向き、家族が再生されてゆく。
男と女の結び付きは「結婚」と言う制度ではどう束縛しようもないものだが、巻き込まれる子供等には堪らない、でも巻き込まれてしまったら仕方ない。道を踏み外すかもしれないし、人生いろいろと歌にあるぐらいだ。
それでも人間は生きてゆく。だからドラマが生まれ「映画」が生まれる。
素晴らしい役者ばかりで、映画を見た~❗と言う充実感があった、けどね。
☆☆☆★★★(取り敢えず暫定的に) 「家族って何?」 これはレビュ...
☆☆☆★★★(取り敢えず暫定的に)
「家族って何?」
これはレビューをするのが難しい。
いや!決して難しい芸術作品とは全く違う。寧ろ、分かりやすい程に分かりやすく。観た人の全てが1度観ただけで、映画の内容は完全に理解出来る筈。
だけども…。
当たり前の事なのだけれども。映画に登場する人物全てには、異なる人格が備わっている。
勿論、観客である我々全ての人達にも異なる人格が備わっている。
それだけに、その異なる人格と人格が集まり。家族となるべく機能し、お互いの人格を理解し合う為には何が必要な事なのか?
分かりやすく考えたら何だろう?同じ屋根の下に暮らすに辺り。お互いの居場所を理解し合う事なのだろうか?
同じ血を持つ家族でも。お互いを理解し、気持ちを共有出来ない家族も多い。ましてや、この作品で描かれる家族には。血の繋がらない親と子供達が、悩みを(映画が進むに連れて明らかになって行く)抱え込んでいた。
映画は、1人1人のそんな悩みを氷解させ。家族で共有する為のレシピを紹介していた。
チーズを下に挽いた目玉焼きは。父親が新しい母親を迎え入れて欲しい!との想いを込めて。
味噌汁の合わせ味噌は。新しい母親が《妥協案》だったのだが、妹の本音では。都会人に対する九州女のDNAがざわついたからだったし。魚の骨で母親とは打ち解けた。
弟は血の繋がらない兄と焼き芋で打ち解け。父親と兄は、キノコのピザでお互いを理解し合う。
作品中には他にも数多くの料理が登場し。観客には、少しずつこの家族の謎が明らかになって行く。
ただ少し気になったのだが。家族以外の登場人物達にも、それぞれ小さなエピソードがあり。それらを満遍なく描こうとする余りに、映画全体が長くなってしまっている。
その様な場面は多いのだけど。そんな中の1つとして、例えば戸田恵梨香の同級生の男性。そして何故だか嫉妬している様に見える夫。
(おそらく)血は繋がってはいないものの。この母親とこの娘には、似た様な(女としての)匂いを漂わせる意図…とも思われた。
あるいは、映画の中ではっきりとは描かれてはいないが。永瀬正敏が、斉藤由貴の流す涙に(前夫)対する嫉妬心を露わにし。それによってシュンが家を出て行く要因となった事の対象として描いているのか?等。裏設定みたいなモノもあるのかも知れない。
もしもその通りだったのならば、狙いとしては面白いのだが。それら多くのエピソードだったり場面が、映画全体のバランス面等を考えてみると、(個人的には)無駄に長くなってしまっている…と強く感じる。
1回観ただけで内容自体は理解出来るのだが。どうやら1回観ただけでは、この作品の奥底に潜んでいる全てはなかなか理解し難いのかも知れない。まるで氷山は海の上に出ている部分よりも、海の下に隠れている部分はその数百倍もある様に。
それらの要素を此方が拾いきれているのかどうか…。だからこそ採点は暫定的にしました。(但し、上がる事はあっても下がる事は無いでしょうね。)
とは言いつつも、ここ数年で才能を感じさせてくれる新しい監督さんが多くて嬉しい限りですが。新たに将来性を感じさせてくれる監督さんがもう1人登場した気がしています。
2019年11月20日 MO V I X 亀有/スクリーン7
8時35分モーニングショーつらい
今回の映画館は高速を利用して1時間半くらいかかるわけだけど-1度で朝はまだ薄暗いためか寝坊して冒頭の15分くらい観れなかった
たぶん諏訪太朗は観ていない時間帯に出ていたんだろう
父が亡くなりすっかり大人になった子どもたちが実家に戻って葬儀に参加し父親の思い出話を語る話
1番上の兄は母の連れ子なんだなと途中でわかったがダブル不倫だったとは
それで大女優斉藤由貴抜擢
主演は染谷将太だが実質的には斉藤由貴のような気がする
小学生役の森七菜に騙された
本当に小学生だと思った
AVなら絶対に騙されないのに
子役にしてはずいぶんうまいなと思ったがランドセルにも違和感なし
特別背が高いわけでもない斉藤由貴に比べてもかなり小柄
小学生のときと中学生のときとで顔立ちが変わった気がするが気のせいか
いっそのこと二児の母の役も森七菜が演じれば良かったのではないか
なぜあれから年月がたち美少女が憎たらしい歯茎女優に成長するのか受け入れることができない
母親になったらふてぶてしくなるけどいくら役者が違うとはいえキャラ変わりすぎ
朝飯を抜いてはいけない
目玉焼きはともかくピザにラーメンにすき焼きうまそう
お腹がかなり鳴り地獄だった
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