最初の晩餐のレビュー・感想・評価
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どこに感動を覚えるか
葬式という舞台で織りなすある家族の物語。
抑揚少なく全編進むので寝落ちに注意😅
どの家族親族縁者に葬式という場所では「今まで知らなかった事」が明かされがち。
そんな一幕の映画である。
この家族も複雑極まりない。
でもありがちでもあるんだろうなと観ていた。
森七菜ちゃん。
小学生やるか〜😅
後ろ姿で見るランドセル、さすがに小さい。
でも顔立ちで小学生をやれてる驚き。
この子スゴいわ。
最後のオチで染谷翔太も彼女も救われた。
スッキリ!
山本浩二はやっぱりいーね
個人評価:3.0
家族像を違う着眼点で描いていると思うが、その部分の掘り下げや演出が足りないと感じる。
キャストも長男を除き一流ばかりだが、設定と演出も地に足がついていない感があり、リアルさが薄い。
ただ家族だから知らない事。家族とは知らない事。そのテーマはいいと感じる。
最後のおはぎはよかったが、ああいった雰囲気をもっと散りばめてほしかった。
おはぎかよ!
ってツッコミ入りそうな終わり方。
子供の事を一番に考えながらも人であり、親であり、家族である。
きれい事ばかり教わる訳じゃないし、
嫌なことも、汚いことも、見苦しいことさえ見せなきゃいけないし、話したくもない、聴きたくないこともあるのが家族なのかもしれない。
地味だけど、佳作
一言「思い出の一皿って、あるよなあ」。
◎よかった点◎
・父のお通夜や葬式を自宅でする。この設定がまず昭和世代には、懐かしさが込み上げる。
通夜振る舞いを母の手作り料理に変更したら、いきなり目玉焼き。
正直「???」で始まったけど、その一皿から子供時代の話に戻り。
確かに子供の頃に食べた「うちごはん」って、いろんな思い出があるな。
過去と今を行ったり来たりするけど、シンプルなのでわかりやすい。
・再婚同士で家族になった父・母・子供3人。
ぎこちない空気から、少しずつ「家族になっていく」様。
子供の成長が徐々に、今に重なっていく進み方が好感度大。
・子供たちも大人になって、「家族って何だ」と悩んでいる姿。
それはもしかしたら、昔の父・母も同じように思ってたのかも。
△いまいちな点△
長兄が家を出て行った理由。ちょっと弱かったような。
⭐️今日のマーカーワード⭐️
「(家族なのに)俺たちは知らない事ばかりだ」
穏やかで優しいお話しでした。 キャストの腕を感じました。 優しい気...
穏やかで優しいお話しでした。
キャストの腕を感じました。
優しい気持ちになりました。
良き家族
の物語。人生生きてりゃ色々ある。
日本の俳優の中で豪華キャストと言えるメンツ。
染谷初め皆んな熱演、その中でもお父さんの永瀬の光る、流石としか言えない。
見て損はしない家族の物語。
家族とは何かを問う
一言で言うとよくできた映画だった。舞台は主役の父親のお通夜、複雑な事情を抱えた家族の思い出を回想シーンで挟むことにより、少しずつ観ている側の疑問を解決してくれた。時間軸は入れ替わりながら丁寧に伏線を拾っていくのはとても気持ちが良かった。
再婚でどちらも連れ子あり同士の家族は親達の見せないけれど細やかな気遣いによって家族として回り始める。でも大人になった長男に隠してきた自分たちの罪を話すことで長男は家を出てあっという間に壊れてしまう。残された小さい2人はその傷を押し込めてみないフリをしたためにきちんとした大人になりきれなかった。
お通夜に戻ってきた長男によってやっと2人の時間もまた流れ始めるだろう。
しみじみと味わいのある映画だった。
最後にみんな思ったと思うけど、窪塚洋介がダントツにカッコ良すぎた。
仕事早退、劇場直行。二本立て一本目。 お互い子連れの再婚が一つの家...
仕事早退、劇場直行。二本立て一本目。
お互い子連れの再婚が一つの家族になっていく話かと思った。
事件勃発。なぜ、どうしてそんなことに…途中からはもはや謎解きミステリーです。
そして謎の要、窪塚洋介登場。カッコいい、が演技が…シリアスは合わない(笑)
どうして、何十年も秘密にする?もはやこれ、家族じゃないやん。そこまで秘密なら死んでからわざわざ明かす必要もないやん。最後家族になりかけたぼた餅姫にやめとけと言いたかった(笑)
家族って何?というテーマらしくて、我が家に置き換えて考えてみた。待てよ、俺、死ぬ役やん、悲しくなってきた。さらなる減点だ(笑)
家族は知っているようで知らない面がある
父が亡くなり通夜の席で親戚、家族が集う。父が生前好きだった料理を母が手料理でふるまう。その料理にまつわり、過去の思い出が回想されていく。
父と母は互いに家族がありながら出会い、再婚したもの同士。お互いの連れ子との家族関係。家族は血がつながっていなくとも家族として存在していて、父の本当の好物は実は家族が知らなくて、父の会社の同僚の方が知っている。
家族は身近な存在でいるようで実は知らないことが多い。亡くしてときに初めて知ることも多い。そんなリアリティも感じられる映画。
家族って、なんだろな
染谷将太出演映画、制覇の旅。
聖☆お兄さん,君の鳥はうたえるに続き、最初の晩餐です。評判が良かったので、見に行こうかと思った矢先に公開が終わっちゃった。ということでレンタルしてきました。私、全然レンタルとかしないんですけど新作でもこんなに安いんですね。ビックリです
想像してた内容と全然違った...。
最近観た"万引き家族"にどことなく似てる。
料理成長日記かと思ったら、家族日記だった。
父の葬式に出てきた目玉焼きから、父との過去を振り返るヒューマンドラマ。
時系列を上手いことバラしているのが良いね。
急に亡くなったお父さんが出てきて、そのまま過去の話へと繋がる。好きな編集の仕方ですわ
音が全然聞こえない?テレビのせいか...。いや、違うな仕様だな、そういうもんか。でもハッキリ喋れよ。こういうもんだって、仕方ない。でもやっぱりもどかしい。あれ?意外といいじゃないの。
戸田恵梨香の演技力爆発。
力強いし、涙の量もエグい。
1番感情移入できたな...よき。
欠点はいくつかありまして。
まず、森七菜。
さすがに19歳の子に小学生は無理ありますよ。クラスでも1人だけ浮いてるし。けど、中学生って言われたら完全にそう見えますね。
森七菜が戸田恵梨香に成長するともとても思えないですし。
そして、間延び。
最後に持って行き過ぎて、展開がイマイチ。
ヒューマンドラマだからしょうがないっちゃしょうがないけど、せっかくの映画ですから。
私福岡県民ですけどね、なんなんでしょうか。
全くもって福岡だと伝わらない。
季節の風物詩的なのは良かったのに、地元については触れないんだ。なーんだ
血の繋がりって関係ないし。
愛があれば大丈夫。
家族って、血だけじゃないんだから。
戦略勝ちでしょうか。
映画館だったら、伝わるものが違ったかも。
集中しないと全く話が分からないので、静かな環境=映画館を使った良い作品ですね。レンタルするもんじゃない。
初恋、また見たいな。
家族とは
家族の認識ってそれぞれ違うから、自分の中の家族の理想を押し付けることはできない。いろいろな家族の形があって、それを誰かにとやかく言われることなんてもっぱらおかしな話なわけだ。
日本人は、”普通” が好きで、みんなと同じじゃないと区別したがる。
この映画はその概念を少し崩してくれるような作品だったのかなと感じた。
詳しくは語られない部分が多数存在し、最後に疑問が残るが、それがまたいい味を出している気がした。謎を残すからこそ、こうなのではないかああなのではないかと推測し、見終わった後のフィードバックを存分に楽しむことができる。
森七菜ちゃん、出演されているとは知ってたけど、最初小学生で出てきて驚いた!そこから、高校生まで演じてしまうなんて!凄すぎます。
・遺言🤔中身は? 本当に遺言に目玉焼きって書いてあったのか?→斉藤...
・遺言🤔中身は?
本当に遺言に目玉焼きって書いてあったのか?→斉藤由貴「さあね」
・長男が帰ってきた理由は?
・目玉焼き、もつ鍋、餃子、ピザなどの料理に込められた意味は?おはぎが好きな理由も。
余命宣告を告げられた時に登山をし、創案した際に記した日記に書いてあったレシピ。そこには家族ともう一回一緒に食べたいと書いてあった。それが叶わなかったのか、遺言で書いてあったのか葬儀で出されたのでは
・なぜ好きな食べ物を隠していたか。
家族であるからって言えないこともある。これは自分にとって新しい価値観。自分の考え方の狭さを実感。いろんな形の「家族像」がある。これはおかしい、こうあるべきだと家族像を一つに断定するのは浅はかだということに気付かされた。
斉藤由貴は不幸な女性が本当に似合う。圧巻の演技。それに、登場人物みな演技がうまかった。次男役の子役の子も子役にしてはすごく良かった!
森七菜が小学生を演じていたのには驚いた笑
本当に十代にして演じれる役柄が広過ぎる!若手女優では広瀬すずに次ぐ逸材だと思う。たださえルックスが良いのにこれだけの演技力があれば、日本を代表する大女優になるのも夢じゃない、、、同い年の女優として応援します(ラストレターを見るまでは典型的な顔だけで売ってる女優だと勘違いしてました、、、お恥ずかしい、、、)。
最後のネタバレのシーンで共感できない部分が多く、自分の知らない世界だったからかモヤモヤした。
窪塚洋介も雰囲気があってカッコ良かった。
山中で父が長男に話した内容は、ネタバレのシーンで母親がさよことりんたろうに話したことを話した。その内容について受け入れられず、しゅん兄は家を出て行ったと予想。例え自分の誕生日であっても弟との約束を破ることになってもとてもじゃないけど受け入れられなかったのではないか。そうなると前の家族との関係性も気になる。やはり前の家族と別れることに納得してなかったのではないか。露骨に新しい家族と最初は馴染もうとしなかったことや、焼き芋を焼いてるシーンでりんたろうにお母さんはどうしてるの?と聞かれどうしてるんだろうねと名残惜しげに答えていた。
さよこの涙の意味は?
しゅん兄が数十年ぶりに帰ってきてもつ鍋を振る舞うシーンで泣いていたのはなぜ?
脆くもあり硬くもある家族のカタチ
この作品観て家族に関してもう一度考え直してしまった。常盤司郎って誰と思ってけど(ごめんなさい、短編では有名な監督でした)凄い作品作ったなぁと素直に感動です。キャストも素晴らしい。斉藤由貴は歳とってヤンチャして今一番女優として円熟味が出ている。戸田恵梨香や染谷将太は今おしもおされぬ銀幕スターだし、永瀬正敏はこういう役ははずさない俳優になりました。窪塚洋介にはやられました。画面に登場しただけで空気が一変するのは流石の一言しかあり得ません。それと子役で今や大ブレイクしている森七菜を使う贅沢ぶり。
この映画を通して家族と食した料理やその時々の記憶を回想してほしい。常葉司郎監督は次作も注目してます。
死んで初めてわかる、親のこと
なんでか死ぬ間際に長男が頻繁に顔出してるの見て、東京物語を思い出した。最後は結局血の繋がらない人が一番気遣ってくれるみたいな。実の子は危篤になってから顔出すみたいな。紛れもなくどちらも家族なんだよなぁ。
食事で家族の思い出を振り返る家族再生物語かと思いきや、そう単純でもなく。最後に2人で山登りして話するシーンで、てっきり長男が元旦那を殺したのか?!と勘違いしてしまった笑 それは流石に無いよな‥
そう被写体に愛情がないの、そう感じちゃうね
映画「最初の晩餐」(常盤司郎監督)から。
父親の通夜で、母の作った料理を食べながら、
主人公の小さい頃の体験を思い出していく。
最初の献立が、ちょっと変わった「目玉焼き」で、
通夜に駆けつけた親戚の人たちは驚くが、
「これ、親父が初めて俺たちに作ってくれた料理です」
この台詞で、タイトルの意味が理解できた。
お互い家庭のある身だった二人(両親)が、
結婚したということで、その子供である主人公は、
どうしても愛情不足を感じて育ってしまったのだろう。
彼は都会でカメラマンとして生活をしようとしているが、
「写真コンペは不採用」。
その担当者と、ボソっとこんな会話を交わす。
「本音言うとね、冷たいんだよね、隣太郎くんの写真」
「冷たい?」
「そう被写体に愛情がないの、そう感じちゃうね。
まぁ、でもそれって持ち味でもあるしね、
一概には何とも言えないけどさ」と突き放す担当者。
小さい頃の寂しい記憶が、大人になっても影響してる、
そんな設定に、思わず頷いてしまった。
家族の愛情って、いつまでも心に残るんだなぁ。
家族。
家族とは。?
父親の通夜に父が好きだった料理を家族と近しい人達と食する。
その料理を食しながらその時のエピソードを話しながら故人を偲ぶ。
長女に戸田、ニ男に染谷。義母役に斉藤由貴。
染谷の家族って何。家族なんていらないじゃない。と言う。
それぞれに問題を抱えている人達。
それぞれに家族の意味をみつけて答えを出す。いろいろと考えさせられる映画です。
通夜にこういう形でするのもいいかも。と。
皆さんそれぞれの演技が良かったです。
最後に葬儀が終わって帰り道。
染谷の彼女が待っていて家族に紹介する。
澄みきった青空が心の中を表している様でした。
ラーメンから始まりおはぎで終わる
正直中だるみをしてしまったけど家族の温かさが伝わり観賞後にはホッコリする作品。
知ってるようで知らない事が多いのが家族。
そしてキャストが皆さん逸材。
特に斉藤由貴の悲壮感はとても色めいて艶っぽい。
目玉焼きにチーズは今度やってみよう
森七菜が子供時代で、大人が戸田恵梨香で、そこだけに注目して、感性が爆発して、慟哭の涙があふれた
そんなにコメントするほどの話じゃないんだけど。
森と戸田の演技に、もう、平静でいられないほど、感動した。
そんなことあるんだな、何千と映画観てきて、こんなことが。
いやはや涙が涸れて心癒やされました。
やるやるとは聞いていたけど、森のラストレターとか君の名はで片鱗は出でたけど、これほどとはね。
いや、ほんと、凄いから、泣くから、魂が揺さぶられるほど泣くから。
全80件中、1~20件目を表示