最初の晩餐

劇場公開日:

最初の晩餐

解説・あらすじ

父を亡くした家族が通夜に出てきたある料理をきっかけに父と家族の時間を取り戻す姿を、染谷将太主演で描いたドラマ。父の日登志が亡くなり、カメラマンの東麟太郎は葬儀のために故郷に帰ってきた。通夜の準備を進める中、母のアキコが通夜ぶるまいの弁当を勝手にキャンセルし、自分で料理を作ると言い出す。母が運んできた料理は目玉焼きだった。母が作る数々の手料理を食べていく中で、家族のさまざまな思い出が去来していく。染谷が主人公の麟太郎役を演じるほか、姉の美也子役を戸田恵梨香、兄のシュン役を窪塚洋介、両親役を斉藤由貴、永瀬正敏が務めるなど、実力派キャストが集った。監督、脚本は「サザンオールスターズ」のドキュメンタリー映画をはじめ、CMやミュージックビデオなどを手がけ、本作が長編初監督作品となる常盤司郎。

2018年製作/127分/G/日本
配給:KADOKAWA
劇場公開日:2019年11月1日

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映画レビュー

5.0「陰膳」は一緒に生きて一緒に食べたことの証

2025年2月23日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

この映画の邦題は、もちろんあの「最後の晩餐」に掛けてあるものだ。

レビューを書こうとして
下書きがとんでもなく長大になってしまったので、何年も放置してあった本作。

そういえば
僕と妻の最初の朝食は、僕が作った。
味噌汁と、ご飯と、大根葉の炒め物だった。

家族が解散する日の昼食も、僕が作った。
玉ねぎをたくさん入れたお好み焼。

駄目な夫で、駄目な父親の自分だったが、スタートも、解散の償いも、曲がりなりにもこの手でやらなくてはと思った。

家族の「まかない」。
胸に突き刺さる、痛くて温かい映画だった。

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きりん

4.5エモーショナルな森七菜さん

2025年1月26日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

泣ける

怖い

萌える

 美也子の少女時代を演じた森七菜さんの魅力が特に引き出されていたと思います。
 圧倒的な存在感の俳優陣と上手い演出で、完全にストーリーに引き込まれました。中盤、現代パートでシュン兄がいないというのが精神的に怖かったです。理由が分かるまでハラハラドキドキさせられました。東家の男たち三人(父の日登志、シュン兄、麟太郎)の関係も素敵ですが、美也子(森七菜)と継母の東アキコ役(斉藤由貴)の二人の関係に心を揺さぶられました。
 食事をする場面が多い映画で、トイレに言及したので個人的にスッキリできました。

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どん・Giovanni

3.0再スタートの話なのかなと思った キャスティングが皮肉というか悪意と...

2024年10月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:TV地上波

再スタートの話なのかなと思った
キャスティングが皮肉というか悪意というかちょっと狙ってる不倫役に斉藤由貴なんて役じゃないやんってうけた
良い話でもないが悪い話でもなく綺麗事だけじゃないのがリアル
所々家族が通じ合う部分でほろっとくる
が、不倫だけならまだしも相手がああなると流石にシュン一生許せないだろう
親父だけが悪いわけでもないけど
良くも悪くも酷だけど映画自体はよかったこのキャスティングで失敗するわけはない

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コルチゾるくん

4.0家族も作品も優しさとさりげない愛情で築く

2024年4月14日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD
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つとみ