前田建設ファンタジー営業部のレビュー・感想・評価
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冗談なことを真剣にやる真面目さは必要です!
この映画は仕事をしてる人、特に何かのプロジェクトに携わる人、エンジニアには必見と言っていいでしょう。
空想世界を現実的にしていくのですが、土木、機械屋がこの空想世界を真面目にやっていく姿は、コメディではありますが、冗談がわかる人達なんだなあって、とてもわかる気がします。
そう、冗談だと思うことを真面目にやる粋さがとても共感でき、それは素敵なことだと思います。
ビジネス映画としても、またコメディとしても楽しい、社会人であれば誰しも楽しめる映画でした。
とてもおススメします。ぜひどうぞ!
みているうちにどんどん引き込まれていく!
凄く面白かった
実話なんです。
主役が不安でしたが
☆☆☆★★(大甘💦) 原作未読、簡単に。 この監督はどんな作品の時...
☆☆☆★★(大甘💦)
原作未読、簡単に。
この監督はどんな作品の時でも、始まりの掴みのテンションの高さで魅せる。
この作品でも、その突拍子の凄さ。こちらの笑いのツボをチクっと突いて来るタイミングに、前半はニヤニヤさせられてしまった。
ただ(個人的にですが)そのテンションがずーっと続いて行くと、ドンドンと疲れて来てしまい…。まあ、こちらが悪いっちゃあ〜悪いんですけど、PART III辺りでほんのちょっとだけ寝落ちしてしまったのは内緒で^^;
でもこれって、好きな人なら堪らなくなっちゃう話でしょうね。実際に同じ立場に居たら、他の仕事もしながらのボランティアでは、残業代も出ないだろうし。退職しちゃう案件ですが(´-`)
…って事で、映画の中身に関して 〝ああだこうだ〟と言うのは野暮かも?と言える作品だったかもしれないですね〜。
思わず宇◯へ行ってしまう岸井ゆきのが楽しかったっス( ´Д`)
2020年2月1日 イオンシネマ板橋/スクリーン2
出てくる技術に差がありすぎて。。。
泥船から宝船
実在の前田建設(株)のWEBコンテンツで2003年に実際に行われた、マジンガーZの格納庫を実際に造ったらどうなるかという企画を手掛けたスタッフ達の話。
そういえば当時そんなの騒いだなあという程度の記憶はあった状態で鑑賞。
工期、工法、費用に至るまで当時の技術で造ったらどうなるかを検討し、設計していくストーリー。
いくら広報とはいえ仕事が直接金になる訳じゃなし、しかも啓発扱いのボランティア。
乗り気じゃないメンバーがのめり込み楽しみ真剣になっていく様子に一瞬感動してしまいそうになった程w
コミカルに描かれていて面白かったけど、そもそものネタがユーモラスなもので、映画のつくりの面白さとしてはそれ程は…まあ概ね予想のそのまんまというかストレートな社会科見学映画だったかな。
期待し過ぎた。
胸アツストーリー✨
実在するファンタジー営業部
技術屋の熱き想い
長尺企業CMコント
評価が高いので鑑賞。
良くも悪くも、空想のために全力なのは凄いも思うし、笑いの要素も面白い。
ただ、、、結果何なのだろうと思ってしまう。池井戸潤ドラマ風の部分もあるけど、中身が無いかな。
唯一凄いのは実話が元、、、だと思ったら、実在の企業なんですね。だとしたら、これは企業CMなのかなと。企業CMをお金払って観てしまった感がある。
役者陣はよかった。特に岸井ゆきのは相変わらず可愛いし、コメディ向き。
あとはうるさい。芸人がうるさい。音楽もうるさい。久々に耳栓した。
大の大人がバカバカしいことを真面目にやるという面白さはありますが、結果、、、世界を変える訳でもなく、何か作ったわけではなく、誰かを救った訳でもない。
強いていえば、主人公の仕事への取り組み方が少し変わったことぐらい。
建設会社が、うちの会社や建設業は面白い!というメーセージは感じたけど、映画よ言うよりも企業PRコントみたい。
前田建設が企業としては面白そうで夢があるように思えたけど、映画やドラマとしてはどうなんでしょう。そんなこと期待しないで、コントだと思えば楽しめそうですが、評価が高いので何か期待してしまった。
#前田建設ファンタジー営業部
池井戸作品とはちょい違う
工学部の学生さんたちに是非お勧めしたい
いわゆるゼネコン業界は、談合などの不正のイメージが強く、若い人の就職希望者が減るのではないかと危機感を覚えた実在する前田建設が、企業のイメージ向上を図るべく、マンガやアニメに出て来る設備を実際作ったらどれほどの経費と期間が掛かるのかを、真面目に計算して 2003 年に Web で公開したのがきっかけで、舞台化や書籍化を経て、遂に映画化されたもので、この Web サイトは現存しており、ほとんどが実話とのことである。
映画ではこの作業に専従する社員が出て来るが、実際には有志がそれぞれの業務を終えた後ボランティアでこのプロジェクトに関する作業を行ったらしい。既に9つのプロジェクトが行われているが、本作はその最初のプロジェクトである「マジンガーZの格納庫」を実際に作ったら、というテーマについて描かれている。アニメの DVD を参考にして、扉の開く速度や油圧リフトが上昇するスピードなど、いずれも原作に忠実に行うことができるかどうかをまず検討するのだが、アニメの原作者の思いつきに引きずられる社員たちの騒ぎっぷりが非常に面白く、終始爆笑させられた。
作業としては、まず地中に巨大な格納庫を作るために掘削作業が必要となり、その現実化のネックなどが非常に興味深く語られる。次には格納庫の扉の開閉に必要な機械構造や性能が吟味され、ほぼ全体像が見えてきたところで、ある回の中でとんでもない追加機能があることが指摘され、全員が絶望の淵に追いやられたりして、見ている方はハラハラさせられる。実に面白い展開である。いずれもコストはかけられないので、無償での作業に頼らざるを得ないという縛りが良く効いている。
自社の技術部だけでは対応できないと思われた部分については、取引先の会社にまで協力を打診したりするというのも驚嘆すべき話で、そんな酔狂なお遊びに付き合ってくれる会社があるものかと思うと、より熱意を持って熱く語ってくれる企業が実名で登場するなど、実に見応えがあった。物づくりにやり甲斐を見出せる人間は、幼少時にマジンガーZなどを見た経験を持つ者が多く、それを頭から不可能と断じる者ばかりでないというのが前提でなければ成り立たない話であるが、話の展開には非常に引き込まれた。全ての準備が整い、仮想的な試運転を行うシーンが特に圧巻であった。
この映画は建設業界が中心となった話であるが、同様の挑戦は機械や電子、情報、医療などあらゆる業界でも想定は可能なはずである。工学部に籍を置くものとしては非常に興味深く拝見することができた。建設業が専門の人には更に面白く感じられたことであろう。工学部の学生さんたちにも是非勧めたい映画であった。
役者は特に脇を固める人たちに実力者が多く、いかにも頼り甲斐のある頼もしいスキルの高い人物に見えた。マジンガーZの生みの親の永井豪がカメオ出演しているのも楽しめた。音楽は、特に仮想的な試運転でマジンガーZのテーマ曲がスローテンポでアレンジされているところに痺れた。演出も正統派であったが、最初の方で怒鳴ってばかりいるところがあり、台詞が聞き取りにくかったのは何とかして欲しかった。
(映像5+脚本5+役者4+音楽4+演出4)×4= 88 点。
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