前田建設ファンタジー営業部のレビュー・感想・評価
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夢があるねぇ😊
私の高校時代からの親友が「うちの会社が映画になった。恥ずかしいわぁ」と言うからチェックしていた。
それが無ければ間違いなく手に取っていない😅
見事にいい意味での裏切りにあい、非常に楽しく鑑賞出来る作品でした。
大手ゼネコン
一部上場企業
取り巻く状況は絶対保守派だろうに、こんな取り組みが実際に実行されたと言う事に驚かされた。
友人に聞くと、この後に銀河鉄道999やガンダムもあるらしい。
大の大人が大真面目に会社の資産と技術、人脈も含めなんてもありでド真剣に取り組む姿にまだまだ捨てたもんじゃないなと嬉しく思った。
ストーリーは非常にテンポ良く進み、斜に構えてつつもそれぞれが自分の知らない世界に入り込み、好きになり熱く語るようになる若手の成長が見ていて気持ちいい。
とは言え、このチームのしている事は会社に取ってコストだけで何も生み出さない。
それを飲み込んで取り組ませた前田建設工業のチャレンジ精神というか遊び心には脱帽。
私もサラリーマンを25年余りしているが、色々な気持ちが交錯しながら楽しく観れた一品でした。
続編あるといいのにな〜
最後にエンドロールが斬新で最後まで楽しめました😊
マジンガーGO!
自社の強みを生かしてSFアニメを掘り下げるという前田建設さんの取り組みは実にすばらしいのであるが変顔芝居と滑舌の悪い罵声の応酬という演出には生理的に苦痛を感じたのが残念。
頻出する立ちション・ショットや昨今ではパワハラもどきのブラック上司のキャラ設定はセンスが古くて困ったものです。無駄口は大声なのに肝心の「マジンガーGO!」が小声なのは笑えました。
随分昔に「空想科学読本」に嵌り、SFを現代科学で分析という視点は面白いのだが「ゴジラは自重を支えられず即死する」では身も蓋もない、SFの面白味はもっともらしい嘘で良いのでしょう。
気になったのはDVDを何度も見直し原作通りを頑なに実現しようとするところ、社是にも掲げられた誠実さなのでしょうが目的を他の手段で合理的に実現できるなら固執する必要はないかもしれませんね、プールからの発進はサンダーバードのパクリにも思えますしジャッキアップに38億円、大掛かり過ぎて維持費も大変でしょうから自身の推進力でリフトする方が理に適っているでしょう。土台SF作家の方は実現性など二の次でしょうから、後から折り合いを考える方はたまったものではないでしょう、担当者のご苦労が察しられます。
優れた技術開発秘話を紹介したNHKの「プロジェクトX」のような正攻法では硬すぎて若い子には観てもらえない時代なのでしょう、視点の転換、話題作りという点では斬新な企画でした。
なんだか楽しいお仕事ムービー
ファンタジーなのにマジだった。実際にあった企画の映画化とのこと。
最初は冗談でしょ、というような案件なのに、上田監督のマジックにかかるとアラ不思議、どんどんリアルに、どんどんシリアスに、どんどん大勢の人間が巻き込まれていくグルーブ感が味わえる。その過程がめっちゃ不思議でとても可笑しい。
なので最初は軽いノリで観るべき。そして自分も画面の中のメンバーを応援していることに気づいたらオールライト=ハッピーな気分になっていることが確認できる楽しい作品。
所々ついていけない…。
面白そうな題材だったので映画館で観たかったのですがタイミングが合わず、DVDレンタルにて鑑賞。
結果的にはレンタルで良かったぁという感じ。
実際の話という事だったので面白い事を真面目にやってる人達が描かれるかと思いきや変な人達がひたすら変な事をやっている印象にしかならなかった。
設定も曖昧だと感じる所が多くて空想世界への通信機のはずが見積り書が送れたり、100%夢の世界の話が続いたりする所で飽きてしまって早送りしてしまった。
そして最後のアノ人はどういう位置づけなんでしょう?
空想世界から通信機を通って来たと見るべきか、コスプレの人が仕事を依頼しに来たと見るべきか…。
話じたいは面白かっただけに残念でしようがなかった。
自分には、はまらず
実在の企業がこれを企画して、真面目にやってるって事が、なんか、いい。
そのWEB企画をリアルタイムで追いかけていたら、きっと、ワクワクしたかもな〜。
映画は、自分には、ハマらなかった。
みんな、うまかったけどな。
建設業はまだまだ人々をワクワクさせることができる!
アニメに出てくるタケコプターやらを科学的に検証する「ジュニア空想科学読本」ってのがあるが、それは子供の世界。
・・・と思いきや、大の大人が真面目に知恵を絞るこの、マジンガーZに出てくる光子力研究所の「格納庫」を現実に造ったら?って企画。だんだん、本気が伝染していく過程が面白い。空想世界の地球の危機に真面目に取り組む馬鹿たち。どいつもこいつも人より熱くなっていき、終いにはそんなもの用意したのかよ!ってツッコみたくなる私物を持ち込む始末。アニメと現実の境がなくなっていくような本気度は、みんなの真っすぐな眼が物語る。
で、プロジェクトリーダーが小木だけに、コント同様、馬鹿馬鹿しいことを笑いの消えた真顔で叫ぶ。これがまたこの映画によく似合う。
で何よ、まるで弓教授から発注受けてるような振る舞いじゃん、と笑っていると、あれあれ??
これじゃ何だよ、次はサンダーバードか?ガッチャマンか?と呆れていると、あれあれ??
どこまでも本気でオフザケしています。いや、オフザケなんてしてねえぞ、って小木に怒鳴られそうです。
沢山笑って感動出来る。まさかのお仕事エンターテイメント!!
【賛否両論チェック】
賛:やる気がなかった社員達が、ブッ飛んだ企画に渋々関わっていくうち、次第に仕事の魅力に目が輝いていく姿に、沢山笑って感動もさせられるよう。彼らを取り巻く人々の熱意も、どこかユーモアがあって楽しい。
否:どうしても似たようなシーンが続いていくので、興味を惹かれないと退屈してしまうかも。
マジンガーZの知識は、特段なくても大丈夫そうです。
突拍子もない企画を前にして、最初はやる気ゼロだったはずなのに、渋々関わっていくうち次第に建設の魅力に惹かれていき、1人1人がイキイキと輝き出す姿に、働くことの楽しさを改めて感じさせてくれるようです。個人的には、高杉真宙さん演じる1番冷めていたはずのドイが、
「あんなスゴいダム作ったウチが!横移動1つ出来ないなんて笑われますよ!!」
なんて熱いセリフを言うまでに変わっていったのが印象的でした。
そして何といっても、そんなファンタジー営業部を取り巻く人々の変化も、この作品の魅力だと思います。ともすれば荒唐無稽な企画なのに、ライバル会社も含めて協力してくれる人々が、みんな超真面目に
「地球の危機ですから。」
「地球の危機だろうが!!」
と本気を出してくれるのが、コミカルでおかしくも何故か感動してしまうのが不思議です(笑)。
どうしても似たようなシーンが続いてしまうので、人によっては少し退屈してしまうかも知れませんが、冷めていた主人公達のまさかの大活躍に沢山笑って感動させられる、そんなお仕事エンターテイメントです。是非ご覧になってみて下さい。
空想シーンがリアル!
最後の方の空想シーンが、この映画のハチャメチャさからしたら有り得そうで信じて見ていた。
この部署、今時分はテレワーク出来ているのだろうか。出来そうである。
でも1人で家でやっていても甲斐無いだろうな、こんな夢のある仕事は、仲間とやってこそ!!
無限の可能性大❗️
実在する企業の営業部が、空想科学の建築物に
活路を見いだし⁉︎色々な葛藤がありながらも、
建築に関わる資料作成を完成させるストーリー💦
オークションサイトで文庫本を購入したので、
どのように映像化されるか、楽しみながら観賞しました。
意外に、おぎやはぎ小木さん演じる部長の、意味不明の行動力が凄いと感じてしまったのは私だけなんだろうか😅
#26 ものづくりのノウハウの蓄積
せっかく培ってきた技術やノウハウなのに、現実世界ではニーズが萎んできたために生かせないジレンマ。
それをファンタジーの世界と繋げるために立ち上がったゼネコン社員のお話。
全体的には面白いんだけど、コロナウィルスが蔓延する中で見ると「あー、密室で唾飛ばすほど大声で会話しちゃダメ〜」とか、「会社の帰りに飲みに行っちゃダメ」とか、色んな場面で考えちゃう自分が悲しい😭
つまり映画を純粋に楽しめるのは健康な精神があってこそで、今のコロナが蔓延した世界で不安に怯えながら観てもエンターテインメントは楽しめないということがわかった。
よって映画の公開が延期されるのも、週末に映画館が休業するのも納得した次第です。
絵空事ではない!“建設的”な話をしているのだ!
いつだって、マンガやアニメが
わたしたちの知り得なかった知識を授けてくれたり
空想の翼を与えられ、やがて発想の泉に着水させてくれたりします。
成功を納めた科学者や技術者の中にも、
「子供のころ見たアニメやマンガから着想を得た」
ことを公言する方もいらっしゃいますよね?
自分だけが納得して無理に筋を通そうとすることを
屁理屈と言いますが、
元来、科学者や技術者は良い意味で理屈家だと思います。
自分にも相手にも納得させる論拠を示さないければ
気のすまない人種なのだと思います…
そういう意味では、着眼点は変化球でいてド真ん中!
実に的を得た内容でした!
大げさ感もケレン味も、プラスに働き
転換された熱に当てられ、
次第に伝播していくグルーヴ感に胸熱!
原作ファン、永井 豪ちゃん先生ファンなら
「ニヤリッ!」な描写と展開!
…たぶん、知らないけど、ゴメンなさい。
だけど、これだけは分かる。
真剣な大人はカッコいい! そういう大人になりたいぜ!
「号泣。今年NO.1」
今年28本目。
マジンガーZ世代ではないですが、もちろん知ってますしアニメ部分は身震いします。「バカな事に命を懸けろ」と箕輪厚介(幻冬舎編集者)は本で書いていますが、「バカな事にどれだけ熱中出来るか」がテーマだと思います。自分の映画生活にも通ずる物があります。
高杉真宙が熱く語るシーンでは号泣。今年NO.1でした。
win-winの映画。三方良しで新しい仕組みに。
前田建設は社員のモチベーションアップと社名PRに、映画制作会社は前田建設という大型スポンサー獲得。そして映画は単純に面白く、観客も嬉しい。
映画ドラマのネット配信やオリジナル作品による囲い込み、素人YouTuber、プロYouTuberによる映像制作のハードルの低下など、厳しい映画業界を助ける手法になるかも。
期待通りの筋書きに感動やスリルはないものの、気楽に楽しめました。
熱いコメディ
正直なところ、予告編も観たことがなく、全くノーマークの映画でした。映画館に来たものの、時間的に観られるものがコレしかなく、ちょっと悩みました。ただ、評価が高かったので、観てみようと思ったんです。
観ている途中で、うん?コレ実話?と思いましたが、本当に実話なんですね。
個人的に、あまり熱いのは好きではありません。熱い人とは、友達にもなれないし、距離を置きます。芸能人とかが、夢は願えば叶う…なんて言おうものなら、うぇーって思います。映画でも、あまりリアルに熱いとウザいと感じてしまいます。途中、ちょっと小木の熱さに嫌気さしました。こんな上司、嫌だ…イライラする…と。
でも、高杉真宙くんや岸井ゆきちゃんのシーンは、本当に、面白く、終始、笑っていました。終わってみると、高杉真宙くんも熱い男になってましたが、そんなに嫌気はなく、ただ小木が嫌いだったんだな…なんて。
コメディ感のないコメディ、なかなか面白かったです。
”マジンガーZの格納庫を現実に作ったらどんな設計/見積もりになるか...
”マジンガーZの格納庫を現実に作ったらどんな設計/見積もりになるか?”という実在の建設会社WEBコンテンツをもとにした半自伝映画。
おぎやはぎ風にじんわり来るコメディ。
けどそれ以上に会社員の熱さに震えました~。
とにかくナイスキャスティング!
こんなキャラにはこの役者!ってのがドンピシャでハマってる感じ。
特に小木さんが意外にもいいなー。
真剣にテキトーなこと言っちゃう感じがめっちゃ合ってる。
岸井ゆきのもテキトーに生意気な感じがよい。
『愛がなんだ』に続いて適役です。
上地雄輔だけはちょい邦画の苦手なコメディ部分が出すぎちゃってる演技でむず痒くなるとこはあったかも。
コメディとしては、小手先の笑いや目先の笑いよりしょーもないことを全力でやってる大前提が面白い。
フフッとたまにニヤけちゃう感じ。
それが同時に熱さにも繋がってるのがいいです。
笑うために観に行ったつもりが、こんなハートに響くなんて。
自分もメーカー勤務なんで”こういう語っちゃう人いるいる”とか”それに引いてる人いるいる”だとかニヤニヤしながら見てました。
それが笑えると同時に素敵なことだなと思える。
働いてる人にぜひ見てほしい。
考えが変わるかも。
いま自分が勤めてるメーカー会社は、夢が無くなってる。
自社の力を信じて、協力するような場面が無くなってる。
それに比べて前田建設の人々のなんとカッコいいことよ。
最初はまったくノリ気じゃなかった広報部が、自社の技術や情熱に触れることでやる気が出てくる。
外から見たらどうでもよさげなことを、自分のこだわりのために全力でやる。
この映画の存在自体がコメディなんだけど……めっちゃハートにくる!
バカらしく描いてるけど歴史、技術、情熱が生きてる会社は熱いなと、
冒頭はノリについていけるか見計らって、
中盤からグイグイ引き込まれて、
終盤には胸が熱くなってる。
尻上がりに面白くなってくる作品。
だから余計に終盤のあのシーンはいらんかったよなぁ、と;
せめて短く;
上映後にまわりからも同じ意見が聞こえた。
あと”マジンガーZ”っていうキーワードで特定の人たちが本気を出すってのがいいなぁと。
みんなをつなぐ”国民的作品”ってのに弱いです。
全186件中、21~40件目を表示