「夢をつかむ」カセットテープ・ダイアリーズ りかさんの映画レビュー(感想・評価)
夢をつかむ
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どうして、父親にはわからないのだろう。
母親にはわかり過ぎるほどわかっていると
いうのに。
普段おとなしく父に従う母が、
ここぞとばかりに普段偉そうな父を叱る。
叱られた父は、幼い子のように半ペソ状態。
父がいて母がいて家族がいて良かった。
父を家族を心配してくれる彼女もいる。
同胞やイギリス人の友人がいる。
息子よりジャベドの趣味を褒めてくれる友人の父。
先見の明ある先生がいる。
味方になってくれ励ましてくれる隣人の
おじさんがいる。
バイトの新聞社でも認めてくれる人がいる。
ブルース•スプリングスティーンの聖地巡礼が
一番の目的だと知ると喜んだ税関職員たち。
周りにいるたくさんの人たちが
応援してくれる。
パキスタンからの移民という立場で、
解雇された気難しい父親のもと、
自己主張できないと悩むジャベド。
外でもパキ野郎と罵られること度々。
家の外壁に差別用語迄落書きされた。
自分なら心パキッパキッ。
辛い境遇ながら、
大好きで得意な文才生かし
着々と夢の一歩を歩き始める
そんな夢と希望が詰まったお話でした。
観た後の爽快感、ハンパない。
だけどいろいろ辛かっただろうな、と思う。
ブルース•スプリングスティーンさん、初めて
知りました。
いいお声で、ぶっ壊せ、と歌ってられた。
エンドロールに実際の画像が出て来ましたが、誰が誰だか分からなかったです。
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