王の預言書
劇場公開日:2019年7月22日
解説
韓国文学の原点を成す一冊と称される古典的名作「フンブ伝」をもとに、動乱の時代を駆け抜けた人々の闘いを壮大なスケールで映画化した歴史群像劇。王朝の実権をめぐる派閥争いで国政が乱れ、重税にあえぐ民衆が国への不満を募らせていた時代。官能小説家のフンブは、幼い頃に生き別れた兄の消息を知っているという男ヒョクに会いに行く。ヒョクは高貴な家の出身でありながら貧しい民のために尽力する立派な人物だが、彼の兄である王朝高官ハンニは権力を振りかざす野心家だった。兄弟でありながら対照的な2人に着想を得たフンブは、彼らを主人公にして、悪政の世を風刺する小説「フンブ伝」を書き上げる。この小説で瞬く間に民衆の心をつかんだフンブは、国の未来を左右する陰謀の渦に巻き込まれていく。主演は「ヒマラヤ 地上8,000メートルの絆」のチョンウ。共演に、本作が遺作となったキム・ジュヒョク、「王の男」のチョン・ジニョン、「哭声 コクソン」のチョン・ウヒ。監督は「アトリエの春、昼下がりの裸婦」のチョ・グニョン。新宿シネマカリテの特集企画「カリコレ2019/カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2019」(19年7月13日~8月9日)上映作品。
2018年製作/105分/G/韓国
原題または英題:Heung-boo: The Revolutionist
配給:ハーク
劇場公開日:2019年7月22日