糸のレビュー・感想・評価
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人気俳優多用。「糸」を使いたかったんだね。
期待して行ったけど、普通に恋愛映画じゃない?という感じ。
平成から令和になるタイミングを利用してるっていうのと、
俳優陣も今人気の人ばかり。二階堂ふみなんかもこの役の必然性なし。
興行収入稼ぎたいからのスターを起用した映画って感じがしました。
主役の二人はいつもは好きだけど、客寄せ感しかなかった。
別に二人とも、この二人でなきゃダメな映画ではなくて
むしろこの二人はそれぞれもっと個性的な役、
菅田くんに限っては、社会派や、正義感溢れるメッセージなんかの方がこの人のパワーが生きると思った。
あともちろん、福田組のテンポの良いギャグも真骨頂だし。
むしろ小松さんの方が、泣いてる演技とかは引き込まれたかな。
悪くはないけどあんまり残らなかった。
ほっこりしました
改めて人との繋がりを教えてもらった映画
昭和な感じ。
映画を見て最初に思ったことは。
最後にやっと漣と葵が出会えて抱き合った時、
感動はなくて。逆に後味の悪い思いがした。
storyに最後まで共感できなかった。
菅田将暉が常に悲しい顔で暗い感じを受けた。
笑顔の時も本心から笑っている様には見えなかった。香との生活に満足していなかったのか。
満足していたら。葵を忘れて楽しい生活が送れたのでないかと思う。(常に心の片隅に葵の思いがあったのか)
震災もあり香の死もあって沢山の事が起きて直樹の普通の日常を送りたいみたいなことを言っていたが本当にそう思う。
普通の日常を送れることがしあわせな事だと思う。
あらゆる所で涙する場面が多い。
涙する場面が多いと逆に気持ちが引いてしまって感動できない。
葵も沢山の経験をしているが何か納得できないところがあって。楽しめなかった。
菅田将暉も小松菜奈さんも好きな俳優さんで楽しみにしていただけに凄く残念。
でも。小松菜奈が大人な感じで素敵な女性になりましたね。演技も。(素肌がキレイ)
平成のstoryなのに昭和な感じに思えたのは糸の曲が昭和の曲だったから。もしくは。私が昭和生まれだから。
函館山からの函館の夜景が輝やいてきれい。
LOVEストーリーであり家族ドラマでもある感動の映画
本日見ました。幼なじみだった少年少女の甘い純粋な恋から始まりますが、そこから小松菜奈演じる葵が養父による虐待を受けているのを知り、漣は助けようと必死に守るがその甘い初恋は終わり、二人は引き離されてしまう。8年後友人の結婚式再会するが、お互い変わってしまった現実を知り過ぎた時間は取り戻せなかった。それから10年後、平成最後となる年に再び運命の糸が二人を再会させる。児童虐待の社会も背景に描写され、甘く切なく、後半30分くらいは涙無しには見られなく、ラストはやっぱりかという内容でしたが、それがまたシンプルに良かった。北海道の広大な自然も楽しめて、二人の演技にも注目したい。個人的には小松菜奈が可愛かったなと。榮倉奈々や成田凌、山本美月、二階堂ふみ等のキャストもこの映画の魅力をあげてくれている。
ベタだけど良い映画
赤い糸
今だから見たい映画かも
もう一度家で
もう一度家で、涙をこらえなくてもいい場所で観て、人目をはばからず思い切り泣きたい映画でした。
菅田将暉と小松菜奈の競演映画は、過去にもストーリーや脚本は漫画の実写化だったり、今回も糸という名曲を元にしたものだったり
その良し悪しは置いておいて、いずれも観たとき、観たあと、彼らの心情やたたずまいに強く心惹かれる作品でした。
それは個人的に俳優・菅田将暉が好きなこともあるけれど、役者としての2人の相性のようなものもあると思う。
…個人的な思い入れも手伝ってるのかもしれないけど。
それにしても結婚式で久しぶりに再会したときの、蓮の、何かを期待してしまうけれどあからさまにはその期待を出せずに普通にふるまう様子や、胸の奥に消せない想いを抱えながらも、いま目の前にいる愛する妻のことを考え思わずこみ上げ泣いてしまう様子、シンガポールで葵がカツ丼を泣きながら食べるシーン、など。
数え上げればきりがないけど、2人ともさすがでした。
見終わったあと、急に連絡したくなる運命の人が過去にいなくて良かったです笑
榮倉奈々さんに助演女優賞を!!
今年の賞レース独占するんでしょう〜!
いい映画を作ろうという制作陣の思いに、俳優さん達が見事に応えた作品
勿体ないくらいに主演クラスの俳優さんが惜しげもなく出てきますが・・・
旦那さんに負けてはいられない榮倉奈々さんに助演女優賞を是非!!!!
後、主演女優の糸をBGMにカツ丼シーンは最高でした。
気になったのは、菅田くん・・・・
演技は素晴らしいんですが、作品掛け持ちなのか!?
10数年の歳月が流れてるのに、髪型体型ずっと一緒^^;;;
あれ系の職種で、お父さんならもう少しオヤジ化した方が自然ですね。
菅田 小松らの出演者のファンが観て楽しむ作品?
心を浄化してくれるよう
中島みゆきの曲が3曲流れる。もちろん映画のタイトルでもある「糸」は何度も流れ、エンディングでは菅田将暉が熱唱する。残りの2曲は「時代」と「ファイト!」である。特に「ファイト!」の使われ方がよくて、辛い体験をしたあとにカラオケで歌われるのが印象的だ。本作品はこの3つの曲の世界観を融合させているように思う。中島みゆきには突き放した厳しい歌もあるが、優しい世界観の歌もある。本作品は少しだけ優しいほうの作品になっている。北海道出身の中島みゆきにちなんで北海道が舞台なのもいい。
中学生のときに知り合った男女の18年間に及ぶ物語である。出逢ったときから問題を抱えていた少女と彼女を助けようとする少年。麗しくも辛くて儚い恋は、その後の二人の人生に心の灯となって燃えつづける。それは幸せだがやるせない記憶であり、そして生きていく拠り所でもある。二人の中で灯が燃えている限り、二人はずっとつながっている。タイトルの「糸」を上手に昇華させた見事な作品だ。
瀬々敬久監督は前作の「楽園」ではムラ社会に追い詰められる他所者の悲劇を冷徹に描いてみせたが、本作品では打って変わって人の優しさを描く。キーワードは「泣いている人がいたら抱きしめてあげなさい」である。この台詞を言う桐野香を演じた榮倉奈々は、このシーンだけでも十分に演じた意味があった。
小松菜奈は上手い。大泉洋と共演した「恋は雨上がりのように」の女子高校生役は出色の演技だった。この人は目が大きなライオンみたいな顔で、何を考えているのか微妙に判らない印象がある。そのせいなのか、得体の知れないような、吸い込まれそうな魅力に溢れていると思う。少女時代を演じた植原星空にも似た雰囲気がある。本作品の不幸な少女時代を背負った悲しいヒロイン園田葵には二人ともぴったりだった。
そしていまさら言うまでもないが、菅田将暉の演技は天才的で、どのシーンを見ても主人公の心の奥に園田葵がいるのが分かる。もはやどう見ても菅田将暉ではなく高橋漣にしか見えない。他人の不幸を真正面から受け止め、ひたすら誠実な生き方をする主人公に感情移入する人は多いだろうし、人から受けた親切を忘れない健気なヒロインに感情移入する人も多いだろう。鑑賞時は女性客がとても多かったが、物語が進むにつれてたくさんの人が泣いていた。
生と病気と死、出逢いと別れ、信頼と裏切りなど、多くのテーマが共存した作品で、高橋漣と園田葵のそれぞれの物語にいくつものテーマが鏤められている。そして力強いストーリーが観客をグイグイと引っ張っていく。濃密で奥行きのある作品であり、悲しくも美しい恋の物語は心を浄化してくれるようであった。
泣いている人がいたら抱きしめる
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