糸のレビュー・感想・評価
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細かいところは気になるが、全体としては良い!
「糸」の先行上映を見る。これも市松模様で満員。
取り敢えず、菅田将暉は普通でカッケーし、小松菜奈は普通で魅力的。まあ、普通にしては波乱万丈な人生すぎるが(-_-;)
上映中に役柄としての漣と葵ではなく、まるで菅田と小松たち本人のリアルを追っているような錯覚に捉われたのは、この二人が付き合っている“らしい”からかなww
ストーリーの中では「糸」以外にも中島みゆきの曲が流れるのだが、少し「ファイト!」の使いすぎな気がしたな。
あの曲は一種の麻薬のようなもので、それなりにどんなシーンにハマってしまうから使いどころには注意を要する。
ここぞというところでガツンと行かないとダメ。この作品では2回も、しかも長めに、メインキャラに歌わせるという、プロレスでも流石に反則を取られるわww
あと、倍賞美津子さんが老けたのにビックリ。もちろんメイクもあるだろうけど、ちょっとショック。
中学生の漣と葵を演じた二人は熱演だった。特に葵を演じた植原星空(うえはらせら)さんは素晴らしかった。なぜ公式サイトに名前が無いの?
あっという間
昭和生まれのわたしにとって
平成は激動の時代だった
私自身悔いなく生きられたと思う
糸は
その30年をどれだけ生きたかを表している映画だった
どの年代もとても悔いはないだろうと思う
2時間ではとても表し切れず
まるで人生のダイジェスト版をみているようだった
出来ればその時代時代をもっと詳しく
連続ドラマとして見たいと思う
どこかのテレビ局で
やってくれないかなー
なんかせつない
待ちに待った『糸』先行上映行きました。菅田くんと菜奈ちゃんなんかせつない
もっとドロドロしたカンジなんかなぁって思ってたんやけど、結構あっさりしたカンジだった。斎藤工さまと菅田くんが争うのーって思ったけど全然なくて、斎藤工さまがいきなりいなくなる。どこ行った?ってカンジでした。
菅田くんと菜奈ちゃんのシーンが少なかったのが残念だった。違う人生生きているでも繋がってるっていうのが『糸』だからか
成田凌くんの結婚式で菅田くんが菜奈ちゃんに会った時のソワソワしたカンジがめっちゃ可愛かった。菜奈ちゃんはなんか冷たいカンジで『なんでー』って思った
菜奈ちゃんが帰るって出ていったの追っかけて行く菅田くん。迎えに来た斎藤工さまの車に乗って帰っていく菜奈ちゃんは全然未練ないってカンジで、見送る菅田くんはめっちゃ悲しそうで辛そうで可哀想すぎた。菜奈ちゃんなんでーかなしくないのーって思った。でも本当はつらかったんだって後でわかるけど
菜奈ちゃんが山本美月ちゃんに裏切られてカツ丼食べながら泣くシーンは泣けた
あと榮倉奈々ちゃんが病院に元カレ呼んで喋ってて、そこに菅田くんが来て菅田くんが車椅子押しながら病室に帰る時に奈々ちゃんが『前彼の方が菅田くんより好きかも』って言うのもせつなかった。そんな事ないやろ、菅田くんが前カノの小松菜奈ちゃんに戻れるように言ってるんやん。
成田凌くんと二階堂ふみもめっちゃよかったです。
なんかすれ違いばかりで、どうなるのーってハラハラしたけど最後はハッピーエンドでよかったです。
菅田くんとひゅーいくんの『糸』も最高でした。
平成を生きてきた人の心に刺さる
運良く先行上映で鑑賞できたので感想を書いておきたい。
ストーリーはわかりやすく、平成史を絡めながら男女二人のであい、それぞれの歩み、そして再会を描いている。原作の中島みゆき「糸」の歌詞をよく表現していると言える。
その内容から、主人公と同じ時間軸で平成を生きてきた30歳前後の方は特に心に突き刺さるものを感じるのではないだろうか。確かに、平成の大きな出来事をはじめ、暴力、金、出産、病気、死別など、多くの「泣かせ要素」を詰め込みすぎていることは否めなかった。しかし、各キャストの演技力が軒並み高いため、各シーンに感情移入がしやすく、とても濃厚で見ごたえのあるものとなっていた。
そして、このような要素の詰め込みは平成に一時期流行したケータイ小説を想起させるものである。個人的には、「要素の詰め込み自体が平成を感じさせる要素」という多重構造を形成していると考えている。もしこれが意図的なものなら、折り重なる糸を表現した秀逸なプロットではないだろうか。
先行上映で観てきました。一応ネタバレ注意つけます。
まず「糸」という曲から話を作っているので
あらすじの想像がつかない。
主演2人のラブストーリーなのだと思って見るが
なかなかな展開でエンディングが読めませんでした。
また原作が歌なのが起因してか
不要な会話は感じなく
あえなくカットしたシーンなどもなかったりするのだろうか?
いろいろが作用してストーリーがいいテンポで進む。
けれども舞台である北海道などの景色を存分に生かしている。
あと平成元年生まれの主人公等4人の幼少期から始まり
大人になっての話なのだが
その間にちょいちょい挟む時事ネタが良い。
主演2人だけではない人と人の関わり合い、
自分という糸のたどり着く先、絡み合う糸、
ほつれる糸、すれ違う糸。
動く時代を懸命に生きた話です。
とにかく泣かせてくる良い作品でした。
感動必須です!
それとこれは余談として
意識されているのかはわからないが
主要助演キャストの過去作へのオマージュを感じ、
面白いなと思った。
また、キャストがとても豪華でそれも魅力的でした。
最後が惜しい。。。結果、普通の映画。
全体的にいって普通の映画でした。
オープニングはいい。ただ途中から”そうだよね。。”という点が多くなってきて、
最後に”そうしたかあ。。。”となりました。
非常に一般的過ぎる。予告や最初はいいのに、なぜこんな終わり方にするのか?
結果、2時間ドラマ級の映画になってしまっています。
だからといって、面白くない訳ではない。
だから、とても惜しい映画です。
俳優陣などもいい。菅田将暉、小松菜奈などもいい。脇の俳優もいい。
だから本当に惜しいのです。
最後に彼らの好きの思いが回想するシーンなども、そこまでは結構友人的に描かれているのに、
旧に思っていたなんて、突飛すぎる。もっと散らばってもいいと思います。
その方が最後が感動的になる。
最後も綺麗すぎる。こんな背景ならぐちゃぐちゃでもいいのに。。
観点としては現在社会の世相を入れたりしてとてもいいのですが、
やはり終わり方が気になります。
面白い映画ではあります。
恋愛映画が好きな方は観てみてはと思います。
本気でこの2人を応援した
長い長い年月の、2人の男女のお話。
いや〜長かった…でもなんか充実した時間だったなぁ。映画という2時間前後の時間をふんだんに使って、魅力的な人達をふんだんに使って、2人のそれぞれの歩んでる人生で起きた出来事を所狭しと描いている作品でした…◎
ちょっとスケールもストーリーも壮大過ぎるしドラマティック過ぎるしセンセーショナル過ぎるんだけど、そこを楽しめたし、何より私の大好きな菅田将暉と小松菜奈が演じるそれぞれの人生の話なので、どちらの事もずーっと応援しながら、幸せになれ幸せになれって祈りながら観れて、ある種の応援上映的な感じだったなぁ笑。
2人とも普段はナチュラルな演技が発揮される個性の強い作品が多い気がするから、逆に今回は新鮮な菅田と小松菜奈ちゃんが見れたのが良かった気がする。とは言え小松菜奈の方は不遇な青少年時代を過ごし、大人になってからも色んな事が起きててんやわんやなんだけど、とにかく強く生きていく、凄い女性の役だった。だけど菅田将暉はこれまでやってきた面白い役とは打って変わって、とにかくかなり普通の人へと寄った役だった…のがとても新鮮で良かったなぁ。見た目も動きも行動も、そこまでかっこ良くもなく、オシャレでもなく、変人でも、特殊でもなく、限りなく普通の人。をさせたら本当に普通の人にしか見えなくなってくるから俳優って、俳優菅田将暉って凄いよ…笑。
そして脇役陣…全員友情出演なの?ってぐらい、菅田将暉の仲の良い人たちばっかりわんさか出てて面白かったなぁ。それもスタッフ陣が意図したキャスティングらしい。良いね。
2人も勿論良かったけど、周囲の人達も良かったなぁ。榮倉奈々とか、瀬々監督作品の常連になってるけど、相性ぴったりなのかな?ってぐらいめっちゃ良かった。演技が光ってた、上手かった〜。山本美月も良かったなぁ、年々良くなってくね…。ほんの少ししか出なかったけど、竹原ピストルも相変わらず演技ばかうまだったし。やたらとちょいちょいここでこの人出すんかいな人も出て来て少し面白かった笑。そして大好きなひゅーいも、少しだけ出てた、嬉しかった。
私のような心を少しこじらせてる人間からしてみたら、こじらせた感想や思いも割と頻繁に抱いた内容でしたが…それでもやっぱ感動したしいっぱい泣いた。2人がぎゅってするシーンは異常にドキドキした。これまでのスダナナ共演作では無かったし、え?ってぐらいスクリーン越しに人肌の質感みたいなもんが伝わって来たから、よりね…。良いもの沢山見せてもらえたよ…!!
たまたま全国の映画館で先行上映あるって聞いて、観に行けて良かった〜。
映画て面白いなホント…。
「糸」とは人との絆
何度も予告を見て、感動の恋愛物語が描かれるのかなと期待して、先行上映にて鑑賞してきました。期待以上とは言いませんが、何度も目頭が熱くなり、心温まるいい作品だったと思います。
物語は、菅田将暉くん演じる漣と小松菜奈さん演じる葵の二人の恋愛を、平成史に絡めて描いています。こういうとチープな印象を受けますが、二人の恋の始まりからすれ違いを経ての再会、そして成就までを、十数年間の時間の重さを感じさせながら描いているところがとてもよかったです。
まずは序盤で、蓮と葵の中学時代の甘酸っぱい初恋が描かれます。雄大な北海道の自然をバックに、二人の子役の初々しさが映え、これだけで幸せな気持ちになります。その二人が引き裂かれる、予告で何度も見たシーンが描かれたところでやっとタイトルなのですが、すでにここで泣かされました。
その後も、菅田将暉くんが妻役の榮倉奈々さんと娘と抱き合うシーン、小松菜奈さんがカツ丼を食べるシーン、永島敏行さんが菅田将暉くんを追い返すシーンなど、何度うるうるしたかわかりません。他にも、どんぐりを投げつける、手を握る、離す、泣いている人を抱きしめるというシーンが象徴的に描かれますが、そのどれもがぐっときます。
メインストーリーはもちろん二人の恋物語で、運命の糸に導かれるように劇的な再会を果たして結ばれるわけですが、実際に描かれることの大半は、離れている間のそれぞれの人生です。漣にも葵にも、それこそ大勢の人が関わり、大きな影響を与えていきます。中でも、榮倉奈々さん、成田凌くん、山本美月さん、斎藤工さんあたりの存在は大きかったと思います。そんな人との出会いがあったからこそ、二人は青春の甘酸っぱい恋を、大人の愛として成就させることができたのではないかと思います。
ただ、ちょっと詰め込みすぎて掘り下げが甘く、もったいなく感じました。多くの人との出会いやさまざまな経験がかなり濃密であったにもかかわらず、とっ散らかることなくコンパクトに収めていたとは思います。それでも、やはりテレビドラマで1クールぐらいかけてじっくり描ければ、もっといい作品になったのではないかと思います。
この物語で描かれる糸とは、恋愛の赤い糸だけではなく、自分にまつわる多くの人との絆そのもののような気がします。誰かと結ばれた糸のおかげで、見方や考え方が変わったり、背中を押されたり、そしてそれが新たな誰かとの糸を結んでくれたり…。そうして結ばれた無数の糸が、自分の人生を織り上げてくれるのでしょう。そう考えると、これまでに出会った全ての人が本当に大切に思えてきます。
この映画を一言で表すなら
平成の葬式をした後に、「前へ進む」と言ってまた平成と結婚する映画。
「愛というものは愛だからいいんだ」と、無思考に享受してる人にはおすすめです。
真実の愛を「運命的な愛」と規定して、そこに収束する構図だが、その肝心の「愛」というものの描写がまるでない。この映画で示している「真実の愛」(=前に進むこと(笑))って一体なんなんでしょうか。お前が前に進めよ。もう令和だぞ。映画なめすぎ。
唯一、成田凌がカラオケで「ファイト」を歌う場面だけよかった。
特別先行上映
姪っ子と観てきました。
もーねぇ 『糸』 だけで泣けるのよね💦
なんか…漫画やん! けど泣けるのよね💦
(倍賞美津子と斎藤工の悟ってます感はワロタ)
姪っ子に点数聞いたら
「95点」やて
「シンガポールでカツ丼食べながら泣いてるシーンはグッときた」やて
「最後のシーン…キャリーバッグどないしたんやろ、、気になってしゃーない」やて
笑笑
泣きました。
本来は8/21(金)公開の映画なんですが、今日先行上映があったので見に行ってきました。
菅田将暉と小松菜奈主演による中島みゆきの楽曲「糸」をテーマにした映画です。
中学生の時に出会った2人がそれぞれの人生を送る物語なのですが、色々なことが有ってもう涙なしでは見られない映画となっています。
助演の人たちも良い人がそろってるし、おすすめの1本です。
平成から令和にかけて絡み合う人間模様
この平成13年から令和にかけて、いろんな人にいろんなことがありました。詰め込み過ぎた感が若干ありますが、年月が長いのでしょうがないのかなと… 前編、後編にしたらよかったって、仰ってる方がおりましたが、それもありだったかなとも思いました。
俳優陣もとても豪華でした。
中でも榮倉さんの闘病してる姿が目に焼き付いています。涙を目にいっぱい溜めながら、必死に話す姿を見て胸が苦しくなりました。そして、お母さんの言っていたことを忠実に守っているゆいちゃん。子役の子には泣かされちゃいます。
菅田・菜奈コンビは安定でして、同じ空気を纏ってるので、何の違和感もなく、観ていられました。
ただ、糸の曲を使い過ぎなとこ、ここはもっとこの感情に浸りたいって時に、急に場面が変わったりするとこは、感情移入がしづらいなと思いました。
仕合わせとよびます。
糸という名曲からうまれたというこの作品。
正直いうと糸である意図をあまり感じなかったが。
全体の中身の内容の濃密さが半端ないです
2時間ちょいでこれだけの内容よくまとめましたね
っていうくらい内容濃かった
はずなのに
観終わり落ち着いて思い深めると
思いの外あっさりだったと感じる
それはこの濃厚さを時間内に収めたりこなすために
駆け足なスピードで展開し
掘り下げがほぼない代償なんだと思う。
=ドラマ向きなのではないかな?
ともおもうんだがTBSだし企んでそう。
演者さん、みんなトップクラスばかりですごい。
脇役が主役級多くて使い方贅沢。
主人公の娘ちゃんすごくよかったな。
あの子は逸材。存在感があった。
個人的には311の件から榮倉奈々ちゃんの件が
涙無しでは見れなかった。
どんぐり投げと抱きしめる
このふたつの行動の伏線の使い方が絶妙で
すごく好き。
好きな人と一緒にいれる
平凡かもしれないが大切な家族がいる
なにか夢中になれることがある
自分でやりたいことをやれている
人それぞれ幸せに感じるものや事柄は様々だろうが
当たり前のことを当たり前と思わず
その当たり前こそが愛おしく幸せなことなんだと
これを
ひとは仕合わせとよびます
〝糸〟というよりも〝ファイト‼️〟の方がふさわしいかもしれません
冒頭のレビュワーの方が、「いい映画を観た、と言える作品」と書いておられたので、普段は感覚的にしか物事を捉えることができない私が、柄にもなく、『はて、いい映画の条件とは?』なんて考えてしまいました。
この映画はサスペンスやホラーやSF要素はないという前提でいくつか思いついたのが下記です。
・登場人物を応援したくなる
・自分の日常では、たぶん死ぬまで経験できないようなビジネスの世界や憧れの場所や未知の国へ連れて行ってくれる
・泣いたりヤキモキしたり、色々な感情が次々と味わえる
・見終わった後、満たされた気分に包まれる
あれ?この映画、すべて当てはまってる❗️
そのうえ、さらにです。
・ヒロインは少女時代も成人してからも文句無しの美形‼️
・ガサツに見えてもおかしくないのに、食事しながら泣いてる表情が狂おしいほど愛おしい❗️
もっと決定的なのは、コロナ禍の渦中にこの映画を見ることで、どれほどの温もりが日常の中から失われているか、を突きつけられることです。
・泣いたり悲しんでいる人を抱きしめてあげる
・子供食堂のような集まり
・守りたい人や愛する人の手を握りしめる
・大声で思いの丈を吐き出す
・結婚式などのパーティー
この映画は、ついこの前までの平穏な状況で、出来映えはどうかな、と観てしまうと、まぁそこそこ、と感じる方もいらっしゃるような気もしますが、先行きの見通せない不安を抱えているリアルタイムの感覚の今観ると、とても暖かくて前向きな気持ちになれる作品だと思います。
私はとても心に染みました。
(以下、ふと思いついたことを追記。2020.8.20)
『思い、思われ、ふり、ふられ』を観たあと、ああ、繋がっているんだな、と思うことがありました。
それは〝安全基地〟という言葉。
「朱里は私にとっての安全基地だった。今度は私が朱里にとっての安全基地になる」
縦の糸はあなた 横の糸は私
織りなす布は
いつか 誰かを
暖めうるかもしれない
いつか 誰かの
傷をかばうかもしれない
自分にとっての安全基地が、今度は子どもや他の誰かにとっての安全基地にもなっていく。
葵にとっての人生は、幼い頃から恵まれることのなかった安全基地がどこかにあるはずだと求め続けていく旅ですから、途中で、こんがらかったり、切れたり、見失ったり。
誰にとっても、その思いは切実で、決して人ごとではないと思いました。
りゅ〜
大丈夫。大丈夫じゃない。
(若干のネタバレありかもかも)
「大丈夫?」そんな一言で始まった2人の物語。
うまく行ったかと思えば、また失敗して。失敗したかと思えば、うまく行って。当たり前のことなのかもしれないけど、皆そうやって生きていくんだと改めて実感した。
「大丈夫、大丈夫。」そう言い聞かせながらカツ丼を頬張る葵(小松菜奈さん)にはとても心を打つものがあった。
手を握り続けれる人になりたい。そう言っていたからこそ、玲子(山本美月さん)の手は離さないで欲しかったし、ずっと寄り添っていて欲しかった。
今思い返せば、映画前半と後半で全く話が違う。30年の月日はこうも人生を変え得るんだと感じた。
この映画の元となった、中島みゆきさんの歌、「糸」にこんな歌詞がある。
「縦の糸はあなた。横の糸は私。」
この歌詞のように、漣(菅田将暉さん)と葵、漣と香(榮倉奈々さん)、葵と大介(斎藤工さん)など、沢山の人同士のつながり、物語が映画の中で繰り広げられていた。こういうつながりで一枚の布が出来上がり、人生が出来上がっていくんだなと感じた。香が死の間際に言った言葉。「この人生に後悔はない。」しっかりとした布が出来上がったということだ。そして、香が織りなした布は娘の人生を温めていることは観た皆さんにはわかりきっている事だと思う。
「過去より今だ」
香はそう言っていた。
でも、たまには過去によりすがってもいいじゃないか。後悔したっていい。大事なのは、諦めないこと。乗り越えられない、乗り越えるのが難しい過去を背負って生きている人だって世の中には沢山いるはずだ。でもそんな時は周りの人を頼って、諦めないで、糸を紡いで、時には綻びて、そうやって回り道しながらでもそれぞれの布をゆっくりと織りなせばいいんじゃないかなと思う。漣がチーズを成功させたみたいに。葵が玲子の手を取り、仕事を成功させたみたいにね。
みんな、大丈夫だよ。
p.s.
ちょっとだけ、内容じゃないとこに触れますね
中学時代の、漣と葵の絡みが甘酸っぱすぎる!!
いいなぁ、あの純粋な恋。映画のつかみとしては素晴らしい気がした!葵役の植原星空さんも声がまた好き!ほくろの位置も菜奈ちゃんと一緒だし、すごかった!
成田凌くんも弥生三月といい、震災に関する役やってて大変だろうに。すごいです。
糸が流れるシーンがたぶん3回くらいあるんだけど、全部鳥肌。上にも書いてるけどカツ丼食べてるシーンはなんかわかんないけど泣けてきちゃう。
ぜひいろんな人に観て欲しい映画です!
自分もいろんな人のレビュー観てあーだこーだ思っちゃお!
映画館に行こう!
悪くないが…
皆さんレビューでも書いてある通り、2時間ちょっとの尺で詰め込みすぎた印象があります、
嫌がる人もいますが前編、後編で2部作での公開も賭けになりますが…アリだったかと思いました!😅
こんな運命あったらいーなーと思いました。
さすが菅田将暉
北海道に来てたので先行上映を鑑賞しました。
出演者は豪華。
ストーリーとしてはハッピーエンドなのかな?
小松菜奈も良かったが、榮倉奈々が娘に言った「泣いてる人がいたら抱きしめてあげれる人になりなさい」ってのが一番印象に残った。
娘役の稲垣来泉が良かった。
1つ気になったのが、美瑛から函館まで車でチョイと行ってるように見えるシーンが有るが、400キロくらい離れてるからあんなに簡単には行けないはずなのに、って思った。
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