糸のレビュー・感想・評価
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自分の人生がフラッシュバックしました
昭和平成令和と生きてきた自分の人生が思い起こされてぐっとくるものがありました。菅田将暉、小松菜奈、榮倉奈々の演技に引き込まれました。エンドロールで菅田将暉と石崎ひゅーいの2人の糸の熱唱聴きながら目に熱いものを感じました。
期待していただけに。。
全体的に重めの話。
そして二時間だからかあまりに唐突なところと、伏線になっていない謎の行動がかなり。
倍賞さんが走って菜奈ちゃんや、別日に菅田さんに一言言うところなんかはちんぷんかんぷんの極み。
よく泣く私が『?』が多すぎて殆ど泣かなかった。
時代も冒頭行ったり来たりして見づらい印象。
二回みないと色々理解できない作品でした。ただ、またみたいとは思わないです。
脚本がいけなかったのか、監督の演出なのか。キャストが豪華でかなり楽しみにしていたのでとても残念でした。
まるで絡まぬ糸
メンズデーなのであんまり観る気は
なかったけどランキングで上位に来てるし
とりあえず観てみました
感想としては
ひと言で言えば映画にするほどの作品じゃない
それこそ平成のテレビならドラマスペシャルで
やってた内容だと思います
今時テレビでやっても大してスポンサー付かないから
映画興行に格上げしたのかなと
むしろそんなところに平成の終わりを
改めて感じました
完全に設定負けです
中島みゆきの糸をテーマに平成の世から
令和への移り変わりを男女の30年で振り返る
と言いつつ全然時代を辿ってません
911とかオバマ就任とかリーマンショックってむしろ
アメリカでの出来事でしょうに
ボンクラ大学生がWikipediaでテキトーに調べてきた
出来事を並べただけみたいな感じ
しかもメインストーリーはむしろ昭和の話じゃないかと
思うほどベッタベタ
あと詰め込みすぎという感想をよく見ますが
これ詰め込みすぎじゃなくて構成がデタラメなだけです
メインストーリーが成人してからなのに
冒頭の中坊時代の出会いのシーンとかダラダラ
やるもんだから間延びしちゃってますし
そんな行ったり来たりさせる理由もよくわからない
回想シーンと現在進行シーンがごちゃごちゃになって
詰め込んでいるように見えてしまうんでしょうね
タイトルバックが出るタイミングも意味不明
だったらまず結婚式のために平成っぽい景観の東京
出てくるシーンから始まってバスの中で切れたミサンガ
見ながら思い出すとかって感じにした方が
わかりやすかったと思う
とにかく判りにくいくせに単調
登場人物の行動や発言も
なんか感覚がズレてるような人ばかり
病死する香も言ってることがいちいち痛くて共感しづらく
フィクションのキャラクターだから敢えて言いますが
ハイ私もう死ぬから何言っても大事に捉えなさい
的ムードがほんとに不快
たぶん憎まれ口叩く寂しがり屋キャラを
やってるつもりなんでしょうが完全に失敗してます
どんぐりを投げるのも義父が投げながら主人公に
提言するシーンとかだと普通に
頭がおかしい人にしか見えません
また主人公の友人も震災で生き残った妻が
それ以降おかしくなったと漏らしますが
バツイチでまたそんなことを平気で言う奴に
なんだまた離婚したいってか?と以外どう思えと
全体的に人間の心理描写が軽薄すぎます
これだけ人間バカにしといて
どうヒューマンドラマがやりたいのか
あと倍賞美津子の食堂ですが
「子ども食堂」という実在のNPO事業名
出してるのが宣伝意図丸見えでドン引きでした
ああいうのって普通名称はぼやかすものですが
これは正しい事業だからいいんだみたいな
作り手の思い込みを感じて辟易しました
なんかもっといいとこなかったか?
と思い出せば思い出すほどダメなとこばかり
出てきて評価が下がっていく恐ろしい作品でした
演技はとても良かったけど...
もっと良い作品になったのでは?という微妙な気分。
感動するストーリーではあるんだけど、なんだかブツギリ感が否めない…。
あと、見せたいシーンのために現実味がなくなっていたり。
ex1
沖縄での畳の上にお金バラまかれたシーン。
悲しさと虚しさと、少しのムカつきの中で、わざわざバラまくかなー。
斎藤工さんのキャラクターも良く解らなかったし…
ex2
子どもたちとご飯食べながら、葵が号泣するシーン。
周りの子どもたちが無反応過ぎるっ!(苦笑)
普通に興味津々でしょー。
菅田将暉さんと小松菜奈さん、榮倉奈々さん、高杉真宙さんの演技はとても良かったです。
だから、脚本なのかな…微妙さを感じたのは…。
みゆきについて語りたい
お久しぶりでございます。ある理由で遠ざかっていました。次回でその訳を説明いたします。
さて私の知人の女性の話から始めます。ある日カラオケに行った。みゆきファンなのでみゆきの歌を中心に歌った。「糸」「地上の星」「慕情」「麦の歌」
まあ有名な曲だよね。そして帰りはタクシーで帰った。タクシードライバーと世間話になった。なんとその人もみゆきファンだった!
私が一番好きな歌は「ホームにて」です。
名曲中の名曲!
♩ ふるさとに向かう最終に乗れる人は
急ぎなさいと やさしいやさしい声の
駅長が 街なかに 叫ぶ ♩
古い曲をだけど高畑充希もカバーしてるし、ジョージアのCMにも使われている。しかしながら・・・
その女性は知らなかった!ばっかもーん!「ホームにて」を知らんかったら「糸」を歌う資格はないんじゃ!
はっ!?暴言失礼しました。私だったらこう返す。
望郷の気持ちが溢れた名曲ですよね。帰りたくても帰れない。切ないです。あの曲も良いですよね。
「タクシードライバー」
♩タクシードライバー 苦労人と見えて
私の泣き顔 見て見ぬふり 天気予報が今夜も
はずれた話と 野球の話ばかり なんども なんども 繰り返す♩
うーん すんばらしい!踏み込まない。それが大事。鑑だよ。でもそんな奴いるよ。それは誰か?
私だよ❗️あのね天気と野球。それほど親しくない人と話す時の私の二大テーマ。タクシードライバーじゃないけどね。例えば今日大谷がホームラン打ちましたよ。
あー良かった。良かった。そうなるでしょ?
まあね、私がタクシードライバーだったら泣いちゃうね。そのドライバーの規矩準縄(きくじゅんじょう 手本の意味)の歌だよ。多分。
さて「糸」である。今は大好きです。今は・・・
この歌は1992年発売のアルバム「EAST ASIA」の最終曲である。そのころ良く聴いていたのだか私の心は別の所にあった。
シングルカットはなんと6年後❗️まあ地味な歌だと思った。時を戻そう。「EAST ASIA」表題曲だ。
♩くにの名はEAST ASIA 黒い瞳のくに
むずかしくは 知らないが ただ EAST ASIA♩
くにの名は言ってねえ❗️どこだよ❓
まて?まさか?日本じゃないの?何回も聴いてわかった!そのくには彼の国だよ!あれ。新型コロナウイルス発祥の国。香港を弾圧してる国。ウイグル自治区はもっと弾圧してる国。この歌は1989年6月4日の天安門事件の歌である。
悼む事も話す事も出来ない。彼の国の検索エンジンでは調べる事も出来ない。今だにね。
しかしみゆきは寄り添う。
5曲目の「誕生」で命の尊さを歌った。そして最後に「糸」である。
いやピュアなラブソングでいいんですよ。解釈は自由ですからね。しかし・・・
曲中の登場人物は出会っていませんね。感情もはっきりしていませんね。どこに住んでいるのでしょう?
【遠い空の下】です。そしてどうなるのでしょうか?【暖めうるかもしれない】です。なんとも中途半端。えー はっきり言いましょう。
この歌は彼の国の人々に当てたラブソング。寄り添う。想う。悼む。そんな歌。
いや、みゆきはそんな事は言ってません。勝手な想像です。でもなんか見ていた景色が変わりますね。話しは変わりますが大瀧詠一の「君は天然色」名曲です。しかしこの歌は作詞の松本隆の若くして亡くなった妹への鎮魂歌です。ネガがポジに変わる感じですね。
一応言っておきますが全部私見ですからね。
みゆきは常に虐げられた人に寄り添う。みゆきは権力には屈さない。みゆきは泣いてる人を指差して笑わない。みゆきは人の不幸を祈らない。それがみゆき。「ファイト!!」と優しく背中を押してくれる。それがみゆき。
映画の話しが無いんじゃ!
ごめんなさい。映画は良かったです。とっても。生粋のみゆきファン私も楽しめました。泣きました。目から白糸の滝、那智の滝、ごめん本当はナイアガラ大瀑布でした。
泣いてる人にはただ抱きしめる。寄り添う。
それこそがみゆきイズム。製作者もファンなんだなー。そう感じました。
最後に役者さんです。帰りに若い女性が言っている声が聞こえました。
小松菜奈が画面に映ると映えが凄い。
いや、鋭い!映える!映える!賛同の嵐!
魅力。鬼が含まれています。わからない。言語化できない。数式にできない。
つまりは単純にファンなんです❗️
今年は 大した数は観ていません。でも良かった❗️是非是非❗️
悪くはないけど・・☆
中島みゆきの曲が、うるさいかなぁ・・と心配して見にいきましたが、それはなかった。
・・でも、正直 ベタな内容でした。
平成って、結構いろいろなことあったなと感慨深くも見ること出来ますし、
登場人物の「それぞれの人生」が、淡々と描かれていきます。
菅田将暉が、オーバーアクションなく普通の青年を演じていて とても好感を
持てます。
松重豊、田中美佐子、二階堂ふみ等他の出演者もとても豪華ですし、
多少の中弛みはあるとはいえ、それなりに面白く見れるのですが・・
ハッピーエンドで終わるにしても、もう少し現実味のある終わり方はないのかと
思ってしまう。
なんだか、昔の安っぽいドラマをみているような。
映画とはいえ、ないなぁ・と思われるシーンも結構あって、しらける感じがしてしまった。
成田凌のノリも気になった。
「糸」という曲は、もちろん名曲に違いないが、むしろ カラオケのシーンで
歌われる「ファイト」の方が心に響いてきた感じ。
赤い糸という設定は、王道
中島みゆきの名曲がモチーフとのことだが、なるほど納得。約20年間を描くには140分では短すぎ。ある程度先が読めるので「来るぞ、来るぞ」、「やっぱ、キター」が心地よい。
ところで初恋の人って結構引きずるよねー。嫁さんには言えないけど思い出すと、体のどこかがザワザワする。この映画見てまさに体感。
あと、子役の女のコ、榮倉奈々さんにそっくり。よくこんな子見つけてきたなあ。
泣くポイントが幾つもある
有線で最新JPOPと中島みゆき流せなくなっちゃった〜!糸流れたら泣いてしまう…!
学生時代の恋愛とかを思い出し喝を入れられたり懐かしくなったり自分の今までの人間関係を振り返ってしまう作品です!30代前後の同世代にぜひ観てほしい
素直に感動☆
4ヶ月遅れの公開、楽しみにしていました
漣と葵の子供時代から、令和にかけての
二人のたどってきた人生が織り成す、糸
それぞれ妻との別れ、母親との別れ
仲間の裏切り、出会いは別れの始まり
いろいろ経験をしてきた中での、ラストが
二人のゴールインは初めから分かっていても、エンドロールは良かったなと、感動でした、とても素敵な二人、豪華メンバーが
この二人を支え、ストーリーも重厚で
所々に流れる糸の音楽がまた、涙を誘いました
同世代にみてほしい!
予告を見て、お涙頂戴の邦画かな〜と軽い気持ちでみました。歌の通り、綺麗にまとまった感はありましたが、同じく平成を生きてる者としては共感できる箇所が多かったです。
葵が仕事で裏切られて大丈夫、大丈夫とつぶやきながら食事をするシーンはなにかぐっとくるものがありました。
私も頑張ろうって思える映画です。
涙ピュッ
キャストがとっても豪華、往年の名曲の映画化、コロナにより延期していた感動大作が公開。様々な要素を持ち合わせた今作ですが、その分かなり不安でした。雪の華も鑑賞した自分として、感動ソングを安易に映画化するとヘンテコなことになるんじゃないかと思っていましたが、予想は的中しました…
中学生の時に離れ離れになってしまった2人が様々な糸を手繰って最終的に出会ってハッピーエンドなのかなと思いきや、まぁ出会う出会う。そんなに会っていいの?くらい出会ってしまうので紡ぐ物語として破綻していました。
今作はいろんなシチュエーションの使い回しが目立っていました。
"泣いてる人がいたらギューって抱きしめてあげる"という行動は物語に暖かさを加えてくれていいなと思ったのですが、"どんぐりを投げる"これは奥さんが主人公に向けて投げて話を聞き出すみたいなシチュエーションであったり、娘が勇気づけるために投げるみたいな感じは無難だけどいいかなと思っていました。ただお義父さんが投げるのはどこか畑違いのような気がしました。1発投げるだけならまだいいのですが、2発3発、挙げ句の果てには10個ぐらいバッと投げるシーンにはお口ポカーンでした。何がしたいのという感じです。
テーマ的に"裏切り"を描きたかったんだとは思うのですが、会社が成長してきた→そうだ株に投資しよう→やべぇ失敗した逃げよう→やめてっ!1人で幸せになりたい→ごめんね…
は?でした。どうしてこのシーンを描きたかったのかが分かりません。主人公2人を窮地に追い詰めたいんでしょうけど粗雑すぎてもう…
この作品のタチが悪いところが重大な災害や死を主人公たちの感情を表現するためだけに使っているところです。東日本大震災の津波の映像を流す時に、現地の方々の事を考えたのかと思いました。「9年経ったらいいんじゃない?小さいテレビの中だし」みたいな安易な考えが透けてイラッとしました。
奥さんの死も、病気に立ち向かっていくシーンや、病床での苦しみが無いので、あまりにも適当すぎてこちらも腹が立ちました。死に立ち向かう物語がメインではないのはわかっていますが、そんな簡単に扱っていいものではないような気もします。
最終的には結婚してハッピーエンド。という感じで終わりましたが、この結婚を描写するために奥さんを死という形で途中退場させたのかと思うと呆れてものも言えません。
こんなにも褒めることのない作品は久々に観ました。あくまで個人の感想なのであしからず。
褒めれるのは主人公がカツ丼を食べている時に「糸」が流れるシーンです。あれは笑いました。それだけです。
最後に「糸」流しすぎ。しつこい。
若者向き作品だと思います
是非観てくださいとは言いません。今がハッピーな方は観ない方が良いかと思います。シニアからすると過ぎ去った話でガックリしてしまうかも?心に響くシーンは何度かあります。しかしよくできた作品ですよ!この書き方だと観たくなるかな…
しみるようなしみないような。
糸をモチーフにした作品だとわかっているのでおおよそのストーリーは想像できましたが、ある意味ドラマがないことを縦に、誰にでもおこるようなことを横に、しっかりと描いていたのは凄いと思いました。
何も起きないことを切なくたんたんと描いていた新海監督の秒速5センチメートルを思い出しました。
ある程度年を重ねていればひとつやふたつある、かさぶたの部分がカサカサしたり、しみたり、しみないけどこんなかさぶたあったなぁと思ったりするのではないでしょうか。
平成最後のシーンでは、あおいちゃんの荷物のこと心配しちゃいました。
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