「18年越しの人との出会いが織りなす愛の物語」糸 mt ymさんの映画レビュー(感想・評価)
18年越しの人との出会いが織りなす愛の物語
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2月に映画を見たとき、予告編でみたいと思い、やっと公開されて、見ることができました。
やはり中島みゆきの糸はいい曲。また、途中、榮倉奈々さんと成田凌さんがそれぞれ歌う、ファイトもグッときました。
そして、キャストの演技が皆さんそれぞれ輝いていました。漣と葵がそれぞれすれ違いつつも、お互いずっと好きで、様々人との出会いを経て、やっと結ばれたのは本当に感動しました。
ただ、ひとつだけ。途中、榮倉奈々演じる香が蓮と結婚しますが、末期がんで亡くなります。そこで、榮倉奈々さんの病人の演技が素晴らしすぎて、そこが1番の感動のピークになってしまいました。特に、漣に香がどんぐりをぶつけて、「行け」と言う場面が凄かった。最後のシーンで2人が結ばれるところでピークにして欲しかったです。そもそも、漣が香と結婚したのは投げやりだったのかとも思ってしまい、感情移入できませんでした。
しかし、漣と香の間に生まれた、結がいたことで、最後に漣と葵が結ばれることができたので、漣と香が結婚したのは偶然ではなく、2人が結ばれるための必然であったんだと思います。
何はともあれ、見て損はない、素晴らしい映画でした。
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