「最初から最後まで号泣…」糸 haginoさんの映画レビュー(感想・評価)
最初から最後まで号泣…
13歳で出会った二人。
葵は人に話せない悩みを抱え、ある日突然姿を消してしまう。
漣は彼女を探し出し、その事情を知って、彼女を守るために家出を決める。
二人で忍び込んだ家で、一夜を明かす二人。
しかし、警察に保護されてしまう。
離れ離れになる二人にもう涙、涙、涙。
それから8年後、友人の結婚式で再会を果たすが、うまく気持ちを伝えられないまま、葵には大人の男がいて、また別れてしまう。
この時の葵のドレス姿が綺麗でした‼️
そして斎藤工の社長ぶりがすごいかっこよかった。
でもなあ…逃げたらあかん。
あれはちょっと酷い。なんでもお金で解決しようとするのもねー。でもそういう風にしか愛せなかったんだろうなあ。
葵のそのあとの生き方がすごい。
ちゃんと自立して、海外で企業とか、メンタル強い‼️
友達に裏切られ傷つきながらも、強くまっすぐ頑張る姿はいいなあと思いました。
冴島もお金もらったら終わりなんかーと思ったけど、ちゃんとあとがありましたね。
一方、漣はチーズ工房の先輩香と結婚して子供をもうけるが、香の癌が発覚。ここもいつも元気で明るく強く生きようとする香の姿が素敵です。
その姿を見て漣はそっと涙して、子供がギュッとするところとか…(;_;)
子役の子が可愛すぎ。
そして、10年の月日が流れ、2019年から2020年になろうとする時にまた二人は再会を果たす。
ずっと心のどこかで、お互いを忘れられずにいる二人。
葵が節子さん(賠償さん)のご飯を食べて、大泣きするところとか…本当に辛かったよねー、頑張ったよねーと声をかけたくなる。そしてそれを抱きしめる子供。
泣いている人を抱きしめてあげられる優しい人になりなさい、という母の言葉を守る娘。
その娘と香がかぶって見えるところとか…涙なしでは見れなかったです。