新解釈・三國志のレビュー・感想・評価
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ヨシヒコ続編のつもりで観に行ったので
予想通りの内容で大変楽しめました。
福田組の内輪ウケとグダグダのアドリブを観に行ったんだもの。
董卓は佐藤さんじゃなくて「仏」が演じてるの。
孔明はムロさんじゃなくて「メレブさん」が演じてるの。
どれだけ低予算で作っているかを感じ取るのも一つの醍醐味なの。
でも、ハナからそのつもりで観に来てるわけじゃない観客だと、つまらない人も多いだろうな、と思い、こちらのレビュー現502件拝見したところ案の定の酷評多数(苦笑)
少しだけでも擁護したく、初登録しての初レビューと相成りました。
学生時代に吉川英治も横山光輝も読みましたし、天地を喰らうと蒼天航路は連載初回から読んでます。
でも孔明との最初の出会いは、幼少のみぎりに青池保子先生のイブの息子たちでしたから、三国志への冒涜だなんて野暮の極み。ギャグの題材に選ばれる事は優れた作品の証明でしょう。
問題は、映画予告やTVのCMの出来が良すぎたんでしょうかね?
私は幸い事前CFを一切観ていなかったので、余計に楽しめたかもしれませんね。
CFで期待値が上がっていたらガッカリする部分もあったかもしれません。
ヨシヒコ、或いは福田組を知らず、宣伝を観て純粋に「三国志の娯楽映画」だと思って劇場に足を運んでしまった人は、詐欺紛いだと怒るかもしれません。興行収入上げる為には仕方ないのでしょうか?
(全然、擁護になってない)
楽しむコツはヨシヒコ好きの友人や家族と一緒に鑑賞し、後々もネタで笑い合うことかと。
確かに「予想通り」の域は出ておらず、もう一押し笑わせて欲しかったな、とは思います。
レビューを読んで知りましたが、ムロさんはアドリブではなく台本通りだったとか?
大泉さん、ムロさんが、もっと自由に掛け合いをやれたら違ったのでしょうか?
また、山田さんは是非メインの配役としてもっともっと笑わせて欲しかった。
(お忙しいのか、大泉・ムロが喰われるのか、ギャラが高くつくのか?)
二郎さんの笑いは噛めば噛むほど味が出てくるスルメのようなところがあるので、この映画で初めて触れたら寒いとしか感じないかもしれません。
(擁護になってない)
観客を選ぶ映画ですが「これが観たかった!」という客には満足な作品です。
まったく三国志である必要はなく、別にヨシヒコでも関ヶ原でもハムレットでも何でもいいと思いますが、個人的には好きな三国志をこのメンバーが演るのを見られたのは非常に楽しかったですね。
こんな映画も、映画史上にはあって宜しいんじゃないでしょうか。
こんなわたしでも
もっと予算があれば…
学芸会…
三國志である必要ないかなぁ…
新解釈が通じるのならどの歴史小説でもいいと思う…
まったくストーリーは頭に入らず、学芸会の劇を見ている感覚。
好きな俳優さんがたくさん出ているので見に行きましたが、それだけですね。
映画を見終わった時の高揚感や余韻が全くありませんでした。残念。
裏主役は渡辺直美だと思います。
少し想像と違ったけどよかった、
この監督さんの作品ってかんじ!!
コント20連発2時間ショー
興行収入ランキングでは、もはや社会現象化している『鬼滅の刃 無限列車編』が、一瞬『銀魂』に抜かれながらも、公開100日を経ても衰える兆しなく断トツトップを快走し、前人未到の400億円を射程に入れていますが、昨年末から着実にほぼ2位を維持し続けていたのが本作です。
但し全ての映画サイトで、評価点は悉くどうしようもなく低いにも関わらず、『鬼滅の刃』に隠れて目立ちませんが、依然大ヒットを続けています。
古今東西、演芸において鉄板のウケネタは、「素人のプロ並み芸」と「プロの内輪話・裏話・普段の素顔」です。久しくテレビ番組がバラエティー番組主流になってしまったのも、この法則に従い刹那的なウケが最優先された結果でしょう。
特に「プロ=業界人/有名人の内輪話」は、『銀魂』『聖☆おにいさん』『勇者ヨシヒコ』『HK/変態仮面』等々、TV、映画で新作が引きも切らない、本作の福田雄一監督が最も得意とする、独壇場といえるジャンルです。
そして本作は、福田雄一監督にとっては将に自家薬籠中の物であり、中国歴史ドラマの中で最も人口に膾炙した「三國志」に登場する、劉備、関羽、張飛、諸葛亮、曹操、孫権、董卓、貂蝉、呂布、趙雲、周瑜等々、錚々たる偉大な英雄豪傑たちを卑近な人物として捉え、下賤に、好色に、偏屈に、狡猾に、優柔不断に、無知蒙昧に、各々を誇張して描き、観客にとって彼らを同次元の日常の中に落とし込んで見せることで、徹底してウケの法則を踏襲しています。
つまり歴史上伝説上の人物=有名人の内輪話、創造された各人の日常的で愚鈍な素顔を曝け出すことで、観客に刹那的な可笑しさを提供している訳です。
『三國志』のストーリーをなぞりながら、個々のエピソード毎に、その時々の登場人物に内輪話や誇張した本音を語らせるという、いわば中国歴史コントを幾つも重ねていくという全体構成であり、抑々作品を通じての一貫したスジはありません。
中国歴史ドラマにも関わらず、従って広大な空間シーンや勇壮なアクションシーンもなく、人物間の掛け合い会話シーンが多いために極端な寄せカットも引きカットもなく、カメラは俯瞰や仰角でなくほぼ観客の目線に合わされ、カットは細かく割られて何よりテンポに重きを置かれています。唯一の長回しは、賀来賢人扮する周瑜の一人芝居シーンのみでした。
観客にとっては、小栗旬、岩田剛典、岡田健史、城田優、広瀬すず、橋本環奈、山本美月等のイケメンや美人、大泉洋、ムロツヨシ、渡辺直美、山田孝之、佐藤二朗といった芸達者たちによる豪華な、いわば三國志コント20連発 2時間ショーを見せられたといえます。
その時々のコントシーンでは意外性もあって笑って楽しめますが、果たして映画館で観る映画といえるかどうか、私は疑問です。寧ろ茶の間で観るTVのバラエティー番組に適しているように思います。
という意味では、将に福田雄一監督の真骨頂が発揮された典型的作品です。
ひどい内容
俳優陣がもったいない
飽きてきた
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